北アルプス表銀座の山小屋/燕山荘グループのWEBサイトです

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燕山荘

燕山荘スタッフブログ

燕山荘 スタッフブログ

秋は深まりつつ。
2018/09/30


またもや台風が近づいてきています。今朝起きると雨が降っていましたが皆様が出発される頃雨は上がり、午前中は曇り空で推移しました。



そんな中、視界も広がり紅葉のピークが過ぎつつある山肌を見ることが出来ました。気が付けば9月も今日で終わり、季節は進んでいきます。いつまでも紅葉が楽しめるはずはありませんね。しかし、今は今なりの美しさがあります。



稜線近くでは落葉もだいぶ進んできました。その分ナナカマドの赤い実がより一層美しく見えるようになってきました。またダケカンバの木の白い幹も目立つようになってきました。今回の台風で落葉はさらに進み、晩秋の風景へと変わっていくようです。


今回の台風も前回と似たようなコースをたどりそうです。それに備えて雨戸を入れたり、飛びそうなものを片付けたりと出来る限りの対策を行いました。この辺りでは今夜に台風が最接近しそうです。大きな被害がないことを願います。
河地

またもや雨の週末。
2018/09/29


今朝は雲を通してかろうじて太陽の姿が見られたものの、その後は終日雨となりました。9月はもうまもなく終わりですが、こんなに天気が悪かった9月というのはあまり記憶がありません。天気は人の力ではどうすることも出来ません。自然は人の思い通りにはならないものです。だからこそ自然は偉大であり、厳しい時もありますが、想像を超えるような美しい光景を見せてくれることもあるのですね。



雨でしたが視界はきいて紅葉した合戦尾根や燕岳を見ることが出来ました。この辺りでは紅葉は終盤へとなりつつあるようです。

明日は台風がこのあたりにかなり接近しそうです。前回の台風で燕山荘には何か所か被害が出たのでそうならないことを願いたいものです。
河地

初氷。
2018/09/28



玄関先の温度計はマイナス1.6度を示し、非常に寒い朝を迎えました。そして、天水を溜めるドラム缶には氷が張っていました。燕山荘の今シーズンの初氷です。昨年よりは遅いような気がします。日の出は雲海が広がり、とてもきれいでしたが皆さんさすがに寒そうで小屋に戻って来られるとストーブへまっしぐらでした。


そして、山肌を紅く照らす朝日は紅葉した山肌の色をさらに美しくしてくれ、より秋の色が濃くなっていました。




今日は快晴となり本当に気持ちいい一日でした。秋の空に紅葉した山肌の色が映え、外に出るたびなぜだかうきうきした気分になりました。いつもの時期ならこんな日がたくさんあるのですが今年はどうしたことかこういった日が少ないです。


日中は日差し下では暖かく、外ベンチでゆっくりされる方も多くいらっしゃいました。しかし、日陰では肌寒く感じ、日向と日陰での温度差が随分と大きい一日でした。



日中は東側にはガスが湧いて合戦尾根はそのガスに包まれてしまいました。合戦尾根の紅葉も進んだことでしょう。紅葉した木々とガスの組み合わせもなかなかいいものでした。
明日は週末ですが、またもや・・・
河地

氷点下。
2018/09/27


      ヒュッテ大槍より燕岳

      赤岩岳付近から見た槍ヶ岳
昨日、燕山荘企画の表銀座縦走ツアーの皆様とご一緒に槍ヶ岳の山頂に立つことが出来ました。なかなかすっきりとしない天気が続いていたのですが、山頂に立つころには奇跡的に雲やガスが取れ、素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。そして、今朝は燕山荘グループのヒュッテ大槍で朝を迎えました。朝のうちは雨でしたが、次第にやんでいき、ヒュッテ大槍から燕岳と燕山荘を見ることが出来ました。上の方の紅葉が終わり、だんだんと下へ移動していく様子が分かりました。


      燕岳と蛙岩

日中はガスの一日で展望は広がることはありませんでしたが、ガスの切れ間から見える燕岳と紅葉した山肌がなんともいえない美しさを感じました。稜線を歩いていても多くの方々とすれ違いました。紅葉を楽しむには今はいい季節ですね。


今日辺りから昼間より夜の時間の方が長くなっていきます。夕方、いつも以上に寒いなと思い玄関先の温度計を見ると氷点下0.3度を示していました。燕山荘ではこの秋の初めてのことです。日に日に秋は深まり、寒い季節へと入っていきます。念のため今夜は一部の水道で水抜きを行いました。


本日より、喫茶サンルームでケーキフェアを開催しています。フェア期間中はケーキセットご注文のお客様はケーキのおかわりが200円です。通常時よりもケーキの種類を少し増やしています。10月3日までとなります。ぜひお待ちしています。
河地

雲海の上は晴れ。
2018/09/26


月明かりがある時は星はあまり見えませんが、明け方、外に出てみると思った以上に星が見えてきれいでした。


月や雲も面白く、早起きをして得した気分になりました。
ただ外気温は3℃に届かず、かなり寒い朝となりました。


日の出は雲に阻まれ、ほんの一瞬赤くはなりましたがすっきりとは出てくれませんでした。
終日、厚い雲海が東側も西側も広がっていたので下では雨でも降っていたのでしょうか。


槍ケ岳
9月に入り、海外からのお客様が増えたように思います。昨年も秋に入ってから同じような傾向だったような気がします。日本人もそうですが海外の方もやはり目指すは槍ケ岳。ここから見てもかっこいいので思いは同じなんですね。


燕岳も日毎に色が変わっています。ちょっとアンティークな感じに見えます。

今日は予報よりも天気は長持ちした感じでした。こんないい天気だと思って登ってきた方は少なかったかもしれません。
しかし、夜になり雨が降ってきました。明日の朝はまた一段と気温が下がりそうです。手袋や帽子等の防寒具を準備しましょう。
稲垣

カラフル。
2018/09/25



なかなか晴れは続かないですね。朝の早い時間はなんとか持ちこたえていたお天気も8時を過ぎた頃から雨が降り出してきました。
やはりこの時期の雨は冷たいです。特に稜線は風に吹かれ、さらに冷たく感じます。みなさん、しっかりとレインウェアを着て出発されました。グループだとカラフルできれいですね。
雨が降っていなくともレインウェアは防寒着代わりになるので必需品です。



昼間はガスでほとんど景色は見えませんでした。朝のほんのひととき見えた景色は昨日とはまた違い、紅葉がさらに進んだようです。

夜になり雨は上がり、今はガスの中からぼんやりと月が顔を覗かせています。
明日は天気予報通りになれば朝は少し天気が回復しそうです。天気予報が当たってくれるといいな。
稲垣

中秋の名月。
2018/09/24


秋分の日を一日過ぎた今朝は太陽は浅間山のてっぺんの少し南寄りの所からのぼりました。で日の出の位置が一日でずれる大きさが少し分かったような気がしました。まだ昼間の方が若干長く、夜の方が長くなるのは27日になります。



今朝はうろこ雲が広がり、秋らしい美しい空が広がりました。この連休は好天にも恵まれ皆様嬉しそうに下山されていかれました。山の寒さには少し驚かれていたようで、寒いという声を多く聞きました。



このうろこ雲は時折太陽にかかり、光線の具合が変わり山の表情がいつもと違って見え、ちょっと面白い朝となりました。特に立山など北部の山々
の山肌がいつもより白く見えていました。




今日現在のこの周辺の紅葉の色づき具合の様子です。まだまだきれいなのですが茶色い部分が多くなったような気がします。稜線にあるダケカンバは風が強いためかすでに落葉し始めています。


午後になって黒い雲が広がり、今にも雨が降り出しそうだったのですが、なんとか雨は降りませんでした。


今日は中秋の名月です。雲が多かったので日の入も見えなかったのですが、サンルームから外を見てみると雲の間から美しい月が顔を出していました。外で月をゆっくり見るには少々寒い気温で、玄関の温度計は5℃台を示していました。今日は中秋の名月ですが、実際の満月は明日の夜となります。明日の天気予報を見ていると気温が低く、冷たい雨となりそうです。防寒具はもちろんのことレイングローブなどあるといいかと思います。
河地

晴れの秋分の日。
2018/09/23




今朝は雲海の広がる美しい朝を迎えました。寒いさには変わりありませんでしたが、昨日の朝と比べると寒さは幾分緩みました。今日は秋分の日。ここ燕山荘から見る日の出はちょうど浅間山の真上からになります。今日からは昼間より夜の方が少しづつ長くなっていきます。日の出時刻は5時半より遅くなってきました。日の入時刻も5時半頃となってきています。


連休中日の今日も美しい秋晴れとなりました。ナナカマドの赤い実が青空に映えます。そしてひんやりとした空気が秋をより感じさせてくれます。



午後になって雲は少し多くなってきましたが大きな天気の崩れはなく、連休の楽しいひと時を皆様過ごされていらっしいました。天気の悪い日が多い9月でしたが、この二日間の晴れがあったのでこれで良しとしますか。そんな気持ちになれる連休二日目でした。


今年の紅葉はこの連休に合わせてくれたかのように今、とてもきれいです。


この紅葉の中を歩くのはきっと気持ちのいいことでしょう。
気温が低くなってきているので休憩時には一枚服を着るなどして体を冷やさないようにすることが大切になってきます。


午後になって雲は少し多くなってきましたが大きな天気の崩れはなく、連休の楽しいひと時を皆様過ごされていらっしいました。天気の悪い日が多い9月でしたが、この二日間の晴れがあったのでこれで良しとしますか。そんな気持ちになれる連休二日目でした。


紅葉はどんどん下へと降りて行っています。
河地

待望の秋晴れ。
2018/09/22


雨でのスタートなりましたが、その雨も午前には上がり、きれいな青空が広がってきました。雨の週末が続きましたがここへきてようやく素晴らしい天気の週末となりました。しかも連休とあって大変多くの方々で賑わいました。


そして、今回の雨があがり紅葉はさらに進んでいました。ちょっと進み過ぎた感もありますが、紅葉のピークがこの連休に合わせてくれたかのようでした。


そして秋らしいきれいな青空も広がり、最高の登山日和となりました。空気はひんやりとして秋のものでしたが登山道を歩くにはちょうど良かったのかもしれません。


我々スタッフにとってはなかなか忙しい一日であっという間に過ぎてしまいましたがやはり多くの方々が登って来られ、活気づいた一日というのはいいものですね。皆様の楽しそうな顔から元気がもらえます。
明日も晴天が続きそうです。道路や登山道は渋滞によりいつも以上に時間がかかりますので、早めの行動がいいかと思います。秋分の日の明日は日の入時刻は17時半に近くなります。
河地

連休を前にして。
2018/09/21


またもや雨の一日となってしまいました。展望もなく、目の前の紅葉しか見ることしか出来ませんでした。それでも一雨ごとに紅葉は進んでいくので、この雨上がりが非常に楽しみです。紅葉の見ごろが近づいていることでしょう。


今日も終日雨だったのですが、気温は昨日に比べだいぶ上がり、10℃くらいまでになりました。決して暖かい気温ではありませんでしたが、昨日は寒い気温だったので暖かく感じました。しかし、この気温は街で暮らしている方からすればきっと寒く感じることでしょう。


燕山荘の周りではまた別のイワヒバリのヒナがかえったようで、ピーピーとかわいらしい声が良く聞かれます。ライチョウはほとんど見かけませんがこのかわいいヒナ達が穏やかな気分にさせてくれます。
明日から連休が始まります。天気予報によると出だしは雨となってしまいそうですがその後は天気の回復が見込まれます。ぜひとも多くの皆様に紅葉した美しい燕岳を見て頂きたいものです。明日からに備え、今日は準備を進めました。雨の多かった9月、今回の連休こそは多くの方々に山を楽しんで頂きたいものです。
河地

紅葉いいですよ。
2018/09/20


昨日の晴れは束の間だったようで今朝になってみればどんよりとした空が広がっていました。日差しがない分、気温以上に寒く感じる朝を迎えました。


この数日、朝は3度位まで下がる日が続いたせいで色づきは一気に進んだようです。今日のこのどんよりした空の中、ダケカンバやナナカマドなど落葉樹の多い合戦尾根はとても色鮮やかで、合戦尾根だけが美しく浮かび上がっていました。合戦尾根はすでに紅葉のピーク一歩手前といった感じです。


今朝はヘリコプターの物資輸送の日だったので朝、外にいる時間が長かったのですがヘリを待っている間は寒くて仕方ありませんでした。そして、槍や穂高辺りが白くぼんやりしていて雨でも降っているのかなと思っていたところ、このあたりでもポツポツと顔に冷たいものがあたり始めました。そして、短い時間でしたが氷の粒のようなものが落ちてくるときもありました。まだ初雪とはいえないものでしたが標高の高い所では初雪となったのでしょうか。そろそろ標高の高い山では雨が雪に変わってもおかしくない季節へとなってきています。


燕山荘直下


合戦尾根のダケカンバはまだ黄色くなり切っていない葉っぱも多く、この紅葉の美しさはさらに美しくなるものだと思われます。ただ茶色くなっている葉も多く、ちょっと気になる所です。



合戦の頭
今この辺りがもっとも色鮮やかです。ここにはベンチもあるのでゆっくりするのもいいですね。


合戦小屋を過ぎて最初に槍ヶ岳が見え始めるあたり


合戦小屋
このように合戦尾根の紅葉は今とてもきれいです。
今日はとにかく寒い一日で日中でも3度台の気温でした。それに加え午後からは雨も降ってきて、皆さん寒い寒いとおっしゃっていました。これからの季節、雨で濡れて風に吹かれると体温が奪われ低体温症のリスクが出てきます。雨具もしっかりとしたものをお持ちください。我々スタッフも秋の雨は非常に怖いものと思っています。
河地

秋晴れ。
2018/09/19


今朝も寒い朝となりました。気温は2度台。朝起きてまずすることはストーブを付けることになってきました。山の上ではストーブを必要としないのは2ケ月ないくらいです。そんな朝でしたが雲がとてもきれいでした。秋は雲が美しい空を創り出してくれます。



この冷え込みにより紅葉はどんどんと進んできています。少々気になるのは小屋周辺では枯れてしまっている葉っぱが多いですね。前回の台風の影響なのでしょうか、それでも遠目に見る分には十分きれいです。




今日の日中は澄んだきれいな青空が広がり、紅葉が進んでいる山肌の色がさらにきれいに感じました。今日の晴れはこの秋一番の天気となりました。ただ気温は低く、14時頃日陰で吐く息は早くも白くなっていました。気温自体が低いのですが、ひなた部分ではまだまだ日差しは強く暑く感じます。秋は朝と晩、ひなたと日陰で温度差が大きいので衣類調整難しくなります。こんな時は薄手の服を重ね着することによって、温度調整がしやすくなります。これから寒くなっていきますので体を冷やさないことがとても重要なこととなっていきます。


今日の日中は風も弱くとても穏やかで秋のいいとこどりな一日でした。


タカの渡りが始まり出したようです。今日もたくさんのタカがこの周辺で見られました。タカは冬を越すために南へと移動していきます。ここはそのタカの通り道となっていて、毎年この時期になると多くのタカの渡りを見ることが出来ます。


夕方になって雲が多くなってきました。どうやらこの晴天も今日までのようです。今年の秋はなかなか晴れが長続きしませんね。
河地

待望の晴れ。
2018/09/18


寒い朝を迎えました。西側にある気温計は2.4度を示していました。また、ベンチに付く水滴は凍っていました。そんな寒い朝でしたが、その分空気も凛として、美しい日の出が見られました。やはり美しい日の出で始まる一日といううのはいいものですね。久しぶりに元気が湧いてくる朝でした。

日の出後、雲がやや多くなって太陽が陰ってしまいましたが、現れる雲も美しくこれもまたいい眺めでした。秋の雲はきれいです。


この周辺の紅葉は日毎に美しさを増してきています。まだピークではありませんが、今でも十分にその美しさを楽しめるようになってきました。この長雨の前まではまだ緑濃かった山肌が、いつの間にか秋の色へと変わっていて季節の移ろいの速さに少し驚きを感じます。


この晴天に誘われて平日にも関わらず多くの方が登ってこられました。深まっていく秋の景色を見ながらゆったりと過ごし時間はなんとも贅沢ですね。



今日は燕岳も終日美しい姿を見せてくれました。雲や太陽の様子によって燕岳の見え方も変わり、その時々の美しさがありました。



そして、本当に久しぶりの日の入りを見ることが出来ました。17時45分頃には太陽は鷲羽岳あたりに沈んでいきました。日が沈む地点が燕岳の山頂からだいぶ離れてきてカメラの中にこのふたつを一緒に収めることが出来なくなってきました。
今夜も寒い夜です。ストーブが欠かせない季節へとなってきました。いつもより遅い初氷もまもなくでしょうか。明日も晴天が続きそうです。
河地

長雨終わる。
2018/09/17


今年の秋の雨は本当に長く続くものとなりました。連休最終日の今朝も濃いガスに包まれ、展望もなく、みなさん燕岳の姿を見ることなく下山されることとなってしまいました。それでもあちこちからは楽しそうな声が聞こえてきてそれがせめてもの救いでした。



10時頃になるとこのガスも取れ出し、燕岳が姿を現して来ました。この雨で展望のない数日の間に紅葉はかなり進んだようで、燕岳の中腹部の山肌の色が美しい秋の色へと変わっていました。また野口五郎岳や鷲羽岳などの裏銀座の山肌の色も秋の色へと変わってきました。この久しぶりに広がる展望にようやく明るい気分になれました。


日中、稜線の東側半分は濃いガスに包まれましたが、そのガスと紅葉した山肌の対比がとてもきれいでした。


今日登て来られた方たちはほとんどこのガスの中を歩いてこられたので稜線に出て突然広がるこの展望に大変喜んでいらっしゃいました。ただ、稜線に吹く風は冷たく、すっかり秋のものでした。



その後はガスに包まれてしまいましたが日の入り後、ガスが急に取れ始めました。明日こそは日の入りがみられるのでしょうか、楽しみです。


久しぶりに星空も見られました。半月の月明かりが明るく、見える星が少ないですが月明かりもまたいいものですね。ただとても寒く玄関先の温度計は4℃台を示していました。都会の冬と変わらない気温ですね。山の秋はどんどん深まっています。明日以降はようやく晴天が続きそうです。
河地

晴れそうで晴れない。
2018/09/16



今朝もガスで真っ白で何も見えない朝を迎えたのですが、日の出頃、ガスが薄くなりガスを通してでしたが月のような太陽が現れました。今朝は日の出など見えないような天気だったのでこの突然の出来事にはみなさん驚かれ、そして喜んでていらっしゃいました。


今日も日中は雨は降らず、外でゆっくりされる方もいらっしゃいましたが天気が良ければもっと多くの方で賑わったことでしょう。天気は人の思い通りにはならないものですね。


今日の日中は燕岳が見えそうになることは何度かありましたが、結局山頂は全容が見えることはなく午後にはさらにガスが濃くなりました。


これだけ天気が悪いと紅葉のほうが心配になってきます。きっと人だけでなく、みんなが太陽の光を恋しがっているのではないでしょうか。
河地

秋の連休始まりました。
2018/09/15


この秋の連休といえば夏以上の混雑となることが多いのですが、今年はこの秋の長雨にたたられ、登山をあきらめられた方も多く、少し寂しい連休初日となりました。それでも紅葉が順調に進んでいて、ガスに包まれる中見えるナナカマドはきれいでした。


こんな雨の中でしたが多くのお客様が登ってきてくださりとてもありがたいことです。乾燥室もご覧のように濡れた衣類でびっしりとなりました。普段より多く2台のストーブを出して少しでも服が乾くようにとしましたが、完全に乾くというのはなかなか難しいかもしれません。雨の日は下着だけでもいいので着替えがあると快適に過ごせるかと思います。


小屋の近くの稜線上のウラシマツツジがだいぶいい色になってきています。


こんな雨でしたが今日もイワヒバリの子供たちが元気に小屋の周りを歩き回っていました。このかわいい姿が雨で沈んだ気分を少し明るくしてくれます。


こんな雨の天気でしたが発電機を入れ替えるため重さ一トン以上ある古い発電機を外へ出す作業を行いました。我々スタッフでは手に負えないので電気屋さんにお願いしてこの作業を行っていただきました。この雨の中、本当にありがとうございました。燕山荘はこういった方々に支えられて成り立っています。
河地

日中は雨降らず。
2018/09/14



今朝もまた雨音で目が覚めました。ここ最近は腫れないのが普通となってきています。こんな秋もあるものですね。しかし、6時頃より雨は上がり青空はないものの展望が広がってきました。下山されるお客様もたいへんうれしそうでした。そして、紅葉の始まったナナカマドに水滴が付き、キラキラと輝き、たいへんきれいでした。


燕岳も色づきがだいぶ進んできました。時折、ガスに隠れることもありましたが姿が見える時間が多くありました。


ここ最近では珍しく、今日は槍ヶ岳も姿が見えました。縦走路の山肌もすっかり秋の色です。ここ最近の天気のため、縦走を断念された方がとても多くいらっしゃいます。晴れていれば、紅葉の始まりだした稜線を歩くのはとても気持ちのいいものですが残念です。紅葉はこれからが見頃なので晴れてくれることを願いたいものです。


今日、ここでは展望が広がっていましたが雲海が広がり街を望むことは出来ませんでした。きっと待ちからもしばらく燕岳の姿が見えていないことでしょう。


午後になるとガスも沸いてきて展望はなくなってしまいましたが、小屋の少し南側ですごく久しぶりに3羽の雷鳥の親子に出会いました。一月以上、小屋の近くで雷鳥の姿を見かけなかったので心配していたのですが、子供も親と変わらないほど大きくなり、元気に育っているのだとほっとしました。

明日から秋の連休が始まりますが日の入りも18時前となってきて、また気温も下がってきていますので、夏山感覚での登山は危険を伴います。登りだし時間が遅くならないような計画でお越しください。
河地

進む紅葉。
2018/09/13


今日もすっきりとしない天気でした。こんなに晴れない秋もあるものなんですね。天気ばかりはどうしようもありません。しかし、今日は曇っていながらも視界はあり、ここ最近としてはいい天気な一日でした。

         合戦の頭

       合戦の頭より燕山荘
合戦の頭辺りは森林限界となっていて、この辺りよりハイマツが出てきて、また、背丈の高い木も少なくなってきます。冬の吹雪いた日なんかはここの上と下では別世界になります。ここより上はとても厳しい世界になります。その合戦の頭辺りでは紅葉がだいぶきれいになってきています。昨日より美しさが増したような気がします。


日中はなんとか曇り空で推移しましたが夕方になると雨が降り出してきてしまいました。前線の動き次第で天気も変わってきてしまうので、予報は難しいようです。明日明後日の予報を見ていると日中でも気温は10℃を超えないようです。これに雨降りとなればさらに寒く感じることでしょう。速乾性素材や濡れても保温性の高い下着を選ぶことが大切な季節と変わってきています。


このところ毎日小屋の周りで見かけるこのイワヒバリの親子、ヒナの日に日に成長していく様子がよく分かります。今日は水溜まりで親が水浴びをしている姿を真似してヒナも水浴びをしている姿を見かけました。なかなかスッキリとしない天気が続きますがこのイワヒバリの親子のかわいらしい姿には癒されます。
河地

色づき始めました。
2018/09/12


今朝は久しぶりに日の出を見ることが出来ました。雲の合間からだったので5時30分を過ぎていましたが、雲が無くても5時20分位が日の出時刻だと思われます。随分と遅くなってきたものです。あと十日あまりもすれば昼間より夜の方が長くなります。季節の進みは早いものですね。







今日は曇り空でしたが視界は広がっていました。ここから見える山肌の色は秋の色へと変わり出してきています。ここ数日でそのスピードも加速してきたように感じます。今でもきれいだなと思うのですが紅葉のピークはさらにきれいになります。今年は少し早いのかな?例年この辺りは20日過ぎが紅葉のも見頃となります。


終日濃い雲海が広がりました雲の中を登ってこられた方はここにきて展望が広がっていてとてもうれしそうでした。山の上だけ晴れているということもたまにあります。山は登ってみないとわからないこともあります。



9月になって天気の良くない日が多く静かな日が続いています。夏とは違い静かな時を楽しむことが出来ます。
今は、日毎に山肌の色が変わっていき季節の変化を実感できるときでもあります。もう少し天気がいいとさらにいいのですが。
河地

久々の日の光。
2018/09/11


        ゴゼンタチバナ

        タケシマラン

今朝、山の上はいい天気だったようですが、下は雨。どうやら雲海の下は雨となっていたようです。雨の中歩いているのも楽しいことはあります。今はたくさんの木の実が出来はじめてきています。それを探しながら歩くのもいいですよ。


こんな雨の日は人の流れも少ないので登山道整備には向いています。半日かけてこの階段を作り上げました。直したいところはもっともっとたくさんあるのですがなかなか進みません。こつこつとやっていくしかありません。


合戦尾根の少し上


合戦の頭付近
この長雨の中、紅葉が始まりだしてきました。合戦尾根上部ではおもしろいことに紅葉は下から上へと進んでいきます。これは雪解けのスピードが下の方が早いためだと思われます。


今日は標高の高い方が天気は良く、登山口から小屋の直下あたりまでは雲やガスに包まれ、下の方ほど雨量が多くなってきました。こっちはずぶ濡れになりながらカッパを着て登っているのに上から降りて来られる方がカッパをみていないのを不思議に思ったのですが小屋についてこの久々の青空を見れば納得できることでした。


そして、日の入りが近づく頃、槍ヶ岳も姿を現し、それを見ようと多くの方が集まっていらっしゃいました。久しぶりに太陽の光が差し、人の影を見ることが出来ました。影を見て感動することはありませんが久々に見る影に不思議なことに感動を覚えました。



日の入りはしばらく見ないうちに17時台へと入っていたようで見逃してしまいましたが日没後、ちょっと珍しい光景を見ることが出来ました。東沢乗越に滝雲が現れました。
この先の天気予報を見ていてもなかなか晴れマークが現れません。今年の秋は雨の多い秋となっているようです。
河地

一瞬だけ。
2018/09/10


ブログのタイトルに毎日のように「雨」という言葉が入ってしまいます。その通り、雨続きです。

夕方近くに一時雨が止み、ほんの一瞬、外が明るくなり、外に出てみました。久しぶりに見る太陽でした。


雲の隙間からは一瞬だけ青空が見えました。今日はほんの一瞬、燕岳が見えたり、合戦尾根が見えたり、空が少し見えたりするものの長い時間見えることはありませんでした。


こんな日はやはり下を向いて歩けば何かいいことがあるはずと・・・
一瞬目を疑いましたがまだ頑張っているコマクサを見つけました。


ヘリポート下のナナカマドは日毎に色づいています。

夕方、一時期上がった雨は夜にはまた降り出しました。
明日は少し気温が下がり、寒くなりそうです。手袋等防寒具は持って来られた方がいいでしょう。

最近気になるのはレインウェアを持って来ていない、又は上はあるけど下は持ってきていないという方を見かけます。雨が降っていなくてもレインウェアは必須です。防寒着の代わりにもなります。
稲垣

雨上がる。
2018/09/09


9月になって雨の日が続いています。しかし今朝は7時過ぎ、雨が上がり燕岳の左わきにきれいな虹が現れました。これだけ雨が続いていて気分も沈みがちでしたが、きれいな虹を見ることが出来、とてもうれしい気持ちになりました。止まない雨はないのですね。雨の日が続いていてもいつかは晴れの日がやってきます。


午前中は雨が降ったり止んだりでしたが午後になってくると雨もやみ、安曇野の街も雲の切れ間から見えるようになってきました。
街の稲穂も黄金色になってきていて、街にも秋が訪れてきているようでした。


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そして、雨が上がって視界が広がってくるとこの雨の間に随分と草紅葉が進んでいたようでした。山肌の色がだいぶ黄色に変わっていました。例年、この辺りの紅葉のピークは9月の下旬ですが、この調子でいけば今年は早いのかもしれません。


午後は燕岳が見える時間も多くなりました。燕岳の山肌の色もこの数日で随分と秋の色へと変わっていたようでした。ただこの雨が上がった後は前線の上に入ったのかひんやりとしてきました。玄関先の温度計も7℃台までになり、寒いと感じる気温でした。


夕陽を期待したのですがさすがにそこまで天気は回復しませんでした。しかし、雲を通してぼんやりと太陽の光を見ることが出来ました。太陽の光を随分懐かしく感じるようになってきました。そろそろ晴れてくれてもいいのにな。


今夜は月は見えませんが久しぶりに街の明かりがきれいに見えています。天気予報によると明日は再び雨となってしまいそうです。
河地

またもや雨の週末。
2018/09/08


またもや雨の週末となってしまいました。登山を楽しみにされている方には残念な天候となってしまいました。雨だけならまだしも今日も風はやや強く、縦走には不向きな天候となってしまいました。こんな天気でも登ってきてくださる方がたくさんいらっしゃり、ありがたいことでした。




こんな雨でしたがガスが切れると視界が広がるときもありました。きっとこの雨で山の紅葉も進むことでしょう。雨上がりが楽しみです。それにしてもここ最近は雨の日が多く続くものですね。確か降水量が一番多いのは9月と聞いたことがありますが、今年はちょっと多すぎませんか。



こんな雨の日が続きますがここ最近の楽しみは、最近巣立ったイワヒバリのヒナの成長を見ることです。小屋の周りをちょっと探すとすぐに見つけることが出来ます。今日は雨の中、2羽並んでいる姿がとてもかわいらしかったです。毛繕いも出来るようになり、日々成長している様子がわかります。飛び方も日毎に上手になってきています。一方少し気になるのはライチョウの姿を全く見かけないことです。一体、どうしているのかな。
河地

再び雨。
2018/09/07


晴れは昨日だけだったようで朝は屋根を叩く雨音で目が覚めました。前線がこの辺りにかかり、風も強く、雨が激しく降る時間帯もある一日でした。それでも時折、燕岳が姿を見せてくれました。


今日は稜線上では風が非常に強く、気温も10℃位とあって体感気温は氷点下に近いものだったと思われます。この天気で縦走を取りやめる方も多くいらっしゃいました。適切な判断だったと思われます。これからの季節、雨と風の強い日に怖いのは低体温症です。登山口から燕山荘までと燕山荘から大天井岳方面への稜線歩きとでは今日のような雨風の強い日は全く別のものになります。稜線歩きでは無理は禁物です



夏の間、ピンクの可憐な花を咲かせ楽しませてくれたコマクサも今はもう草紅葉が始まり出しています。なんとなく寂しげな色ですが見方によってはこれもまた美しく感じます。


小屋の近くにあるウラシマツツジも気が付けば真っ赤な色になり、すっかり秋の色へと変わっていました。
この先の天気予報をみていると前線の影響を受ける日が多くなりそうです。7月に晴れの日が多く雨が少なった分を取り返そうとしているのでしょうか、自然とはうまくできているものですね。
河地

秋めいてきました。
2018/09/06


今朝は4℃まで下がりストーブを必要とする冷え込みとなりました。その分、日の出前の空はきれいで東の空はオレンジ色になりました。そして、反薄明光線も見られました。


日の出もきれいなものでしたが風が強く、気温も低かったので外で長く見ているのは少々辛いものでした。


台風の名残か今日も風は強く槍の穂先を包み込むように雲がかかっていました。そのほか浅間山や八ヶ岳など独立峰の頂上部には同じように雲がかかっていました。


一方、燕岳周辺はきれいに晴れ渡り、山頂のバックには秋らしい雲が出来ていて、今朝のこの気温といいすっかり秋めいてきたようでした。



今日の日中はきれいな青空が広がり、気温も夏のような暑さはなくなり、快適な登山となったのではないでしょうか。草紅葉も始まり出し、秋の始まりを楽しむことが出来たのではないでしょうか。登山道上の倒木もなんとか処理が出来たので登山道には今回の台風により支障はもうありません。


日中はやや雲が多くなってきましたが、槍ヶ岳もきれいに見え、外でのんびりされる方もいらっしゃいました。台風により山から賑わいが少なくなっていましたが今日は久しぶりに賑わいが戻ってきました。


この晴れもどうやら束の間のものとなりそうです。明日以降は前線の影響を受け、雨が多くなりそうです。山の上は気温が低くなってきているので稜線歩きは雨や風に対する注意が必要となってきます。
河地

台風が過ぎて。
2018/09/05


今回の非常に風の強い台風は昨夜の18時頃がピークだったようで段々と風も弱まってきて、なんとか落ち着いて眠ることが出来ました。そして、朝になると雨は上がっていて風も随分と弱まっていました。早速、昨日入れた雨戸を外していると雲の切れ間から朝日が差し込んできました。なんとうれしい太陽の光だったことでしょうか。嵐の後の日の光がこんなにもうれしいものとは思いませんでした。


そして、小屋周りを点検しているとなんと屋根の一部がはがれている箇所を見つけました。今回の台風は燕山荘では何か所かの爪痕を残してくれました。登山道の方は何か所か倒木があるものの通行は可能な状況です。台風が過ぎ去って晴れとなった今日は少ないですが早速登って来られる方もいらっしゃいました。


そんな雨上がりの今朝はきれいな虹が見られました。虹が出るといつもなんかいいことがありそうでうれしくなりました。



台風が過ぎ去った今日、早速ヘリコプターによる物資輸送が行われました。今回の台風でヘリポートが壊れてしまったので、玄関前に物資を下ろしてもらいました。風が強いのかヘリコプターはいつもと違う経路で進入してきていました。今日は台風の後片付けや物資輸送があり、あっという間に一日が過ぎてしまったような気がしました。



台風一過の澄んだ青空とまではいきませんでしたが晴れの一日でした。ただ気温は夕方になるとぐっと下がってきて、5度台になってきました。強い風もまだ残っていて、夜空を見るには少々寒い夜となっています。


台風により壊れてしまった箇所の修繕作業を男スタッフ総出で行いました。ヘリポートの方はなんとかなりましたが飛ばされてしまった屋根は職人さんでないと手に負えません。かろうじて雨漏りを防ぐための修繕作業しか出来ませんでした。明日は登山道の倒木を切りに行きたいと思います。


夕方、西日が燕岳にあたり、とてもきれいでした。昨夜は自然の厳しさを見せつけられましたが夕方にはこんなきれい景色を見せてくれました。自然とは時に厳しく、美しい景色を見せてくれ人を感動させてくれる両極端な二つの面を持つことを改めて感じました。


台風で何かと落ち着かない二日間となりましたがやはり気になっていたのは先日巣立ったイワヒバリのヒナ達のことです。昨夜のあの風は大丈夫だったのかと気にしていたところ、小屋のそばでピーピーとなく、ヒナの姿を見つけることが出来ました。近づくと元気よく飛んでいき、飛び方も随分とうまくなったようでした。無事でいてくれて本当に良かったです。
河地

台風接近。
2018/09/04


今回の台風は風が非常に強いため、小屋の東側の窓には念のため雨戸をいれました。ここ最近の台風でここまでしたことはなかったのですが、今回のようなコースを台風が通る時は、ここでは風に対する警戒が必要となります。ましてや非常に強い台風とあっては油断は出来ません。





午前中はまだ風もあまり強まってこず、時折、燕岳や安曇野の街も見えていました。登って来られた方もちらほらといらっしゃいました。



午後になり段々と風が強くなり、18時頃が風のピークとなったようでした。突風が吹くたびに小屋はガタガタと大きな音を立て、まるで地震が起きているようでした。



そして、玄関前の小石が飛ぶようになってきたのでガラスが割れる心配が出てきたので応急処置としてガラスに段ボールを貼りました。


風速30m近い風が吹き、外へ出るのは危険となってきたので小屋の中から外の点検をしているとヘリポートの板が何枚かはがれている所を見つけました。こんなことはいままでなかったので、やはり今回の台風の風は強烈なようです。これ以上の大きな被害がないことを祈ります。

このような厳しい風や雪に耐え抜いている小屋を改めてすごいなと思いました。外は非常に強い風が吹いているのですが小屋の中にいれば安心です。20時を過ぎ、まだ強い風が吹いていますがピークは越えたようです。
河地

きれいな景色広がる。
2018/09/03


今朝は雲が多い空で日の出は雲に隠されてしまいましたが、太陽が出るあたりの雲だけが紅く染まり、ちょっとおもしろい朝でした。


朝のうちはどんよりとした空でしたがそのおかげで光線の具合が良く、ヘリポート下のナナカマドの赤色がより一層鮮やかに見えました。


台風が近づいているのですが今日は意外にもいい天気となり、青空も見られました。台風を警戒してか登って来られるお客様は非常に少なかったのですが、今日の予想外の好天に皆さん大変喜ばれていました。


また、ここ数日姿を見せることのなかった槍ヶ岳も午後になってその姿を見せてくれました。


安曇野の街も久しぶりにくっきりと見え、水田の多い安曇野は町全体が稲の色に染まり、街にも秋が訪れつつあることを感じました。でも実際はまだまだ30℃を超えるような日があったりして、山に比べれば随分季節の進みは遅いようです。


台風の間接的な影響でしょうか、雲の湧きやすい一日で様々な種類の雲が現れ、雲を見ているだけでも楽しい一日でした。


そして、久しぶりに日の入りも見ることが出来ました。18時を少し過ぎたくらいで太陽はもう沈んでしまいました。随分と早くなったものです。あと1週間もすれば日の入りは17時になってきます。


台風が近づき、落ち着かない一日でしたがそれとは裏腹に非常に穏やかな一日となりました。昨日巣立ったイワヒバリのヒナも小屋の近くで見つけることが出来ました。巣立ったばっかりでまだうまくは飛べませんが僕が近づきすぎると慌てて飛んでいく姿を見てちょっとだけ安心しました。なんとかこの台風をやり過ごし、元気に育ってくれるといいですね。
河地

天気少し回復。
2018/09/02


秋雨をもたらしていた前線が過ぎ、天気は少しだけ良くなりましたが雲の多い一日でした。空気もすっかり秋のものになり朝の出発時に半袖の方はほとんど見かけなくなり、皆様の服装からも山の上では季節は秋へと変わったことがわかります。





今日は久しぶりに展望が広がりました。残念ながら槍ヶ岳には雲がかかり続けましたが、そのほかの山々は姿を見ることが出来ました。この展望のなかった数日のうちに山肌の色は随分秋色へと変わったようでした。


小屋周りにあるナナカマドにもたくさんの赤い実が付き出してきています。9月に入ったばかりですが山の上は夏の面影はもう少なくなっていて、すっかり秋の入り口へと入ってきているようです。それにしても山の夏は短いものでした。



曇り空でしたが今日は外のベンチでのんびりとされる方の姿を久しぶりに見ることが出来ました。山の上からの景色を見ながらケーキやコーヒー、生ビールを楽しむ時間はなんとも贅沢ですね。


連日お届けしているイワヒバリのヒナの3羽のうち2羽が今日巣立ちました。朝から狭い巣の中で元気よく動き回っていたので、そろそろかなと時間があれば巣を覗いていたところ、気づかぬうちに2羽は巣立って近くをうろうろと歩いていました。このあと近づく台風がちょっと気になるところですが元気に育ってほしいものです。こうして仲良く兄弟3羽の写真が撮れるのも今日で最後だと思うとちょっと寂しい気分になりました。


非常に強い今回の台風はこの辺りでは4日の午後から影響が出てきそうです。
河地

秋の空気へと。
2018/09/01


せっかくの週末なのにあいにくの雨の一日となってしまいました。特に朝のうちは強い雨が降り、出発を遅らせた方が多かったのでしょうか、午前中は週末とは思えない静けさでした。


そして、いつもなら午前中でいっぱいになってしまうテント場もご覧のように閑散としていました。


お昼頃より雨は上がり出し、時折、燕岳が姿を見せてくれる時間帯もありましたがそれ以上天気の回復はなく、展望のない一日でした。今日は前線が南下していたようで雨が上がった後、少しひんやりしてきました。日中の気温は10℃を下回りました。松本でも30℃を超えなくなってきて、秋の空気へと入れ替わったようです。防寒具が欠かせなくなってきました。また今日のような雨の日はレイングローブがあるといいです。手がかじかんで受付用紙が書けない方も結構いらっしゃいました。


季節は秋へと向かっていますがイワヒバリのヒナ達は元気に育ってきています。近いうちに巣立ちそうです。イワヒバリは一年に2回子育てを行います。これから寒くなっていくので元気に育ってくれるか少し心配になります。元気よくピーピーと鳴くヒナたちの声はかわいいものです。


展望がなく周りの様子はあまりよくわかりませんが、草紅葉が日毎に進んでいるようです。
河地

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北アルプス燕岳(2,763m)の山小屋燕山荘のスタッフがリアルタイムでその日の出来事をお伝えしています。

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