2015年6月1、2日イタリアにて手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた歯周再生外科手術のハンズオン研修を受けてきました。

歯を喪失してしまう原因の主なものに、歯周病に罹患してしまうことがあげられます。
歯周病はその状態によって治療法が異なってきますが、
進行が進み歯の周りの組織が減少してしまうと治療がより複雑になり外科手術が必要になってしまいます。
この分野の治療は諸外国の方が進んでおり今までに様々な術式が紹介され良好な結果が得られています。
その中でも今回研修を受けた再生療法は失ってしまった組織を再生させるという難易度が非常に高い処置であります。
しかし、患者さんにとっては従来行われてきた切除療法よりメリットは大きなものになります。
手術の術式には歴史的に大きな変遷がみられ特に術野を肉眼で見ながら治療を行ってきたものをマイクロスコープを覗きながら処置を行うことは大きな変化になっています。
「見えないものは治せない」から「見える」さらに「明るく拡大して見える」は術野を最小限の範囲に抑えることができ感染源の確実な除去が行えるため術後の患者さんの腫れ、痛みなどを最小限に抑え早く治癒に向かわせられます。
 しかし、この治療法は難易度が非常に高いため多くのトレーニングが必要になります。
私も7年前からトレーニングを積み重ねてきましたが、この治療法を開発した本人からの直接的なレクチャーを受けたのは今回が初めてでした。
両先生とも見識がとても深く、落ち着いていて実習中も私が今まで気が付かなかった点まで細かく指導していただきとても内容の濃い充実した研修でした。

歯周病でお困りの方はお気軽にご相談ください。
現在は治療法の選択肢はとても多くあり以前より保存できるようになってきています。
今後も皆さんに最適な治療法が提供できるよう学んでいきたいと思います。

左から石川先生、私、コルテリーニ先生、トネッティ先生
トネッティ先生からレクチャーを受けているところ
実習の様子
ドゥオーモ(フィレンシェ)
ドゥオーモ(ミラノ)
ドゥオーモ(ミラノ)の中
ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世