先週初めの15日の種まきから1週間経った今日の午後、苗の様子を見に行ってきました。
外は相変わらず日替わりの天候が続いており、陽射しは暖かくてもそれをかき消すように風は冷たく、先週末には更に冷え込み5~6センチ程の積雪があった大町です。
しかし苗箱はビニールハウスの中で管理され、子どもたちの小さな手で蒔かれた種たちは生長の時を今か今かと待っていることでしょう。
19日に見に行った時には、どの箱もまだ白っぽい根のような芽が出たばかりでした。
さて、期待してハウスの扉を開けてのぞいて見ると、どの箱にも鮮やかな緑の苗が見えていました。多少のばらつきは有るもののそこにはしっかり苗の生長が確認されほっとしました。
芽だしに成功すると、今度はビニールハウスの管理が更に重要になってきます。たとえば気温の変化に応じての調節が大切です。夜は冷え込み温度計はまだ零下を示す時もあり、逆に日中は高くなりすぎるのを防がなくてはなりません。それに適当な水の補給です。毎日一度はたっぷりの水まきが必要です。
一人前の苗として田んぼに植えられるまで、こうして苗も人間もがんばっていきます。
苗の生長していく過程で、携わる大人も体験で得てきた様々な知恵を力として子どもたちに伝え、子どもたちはそれを実践し生きた体験授業になって行くことでしょう。
まだ地表に出てきたばかりで見栄えはしませんが、次回のお知らせの時には更に鮮やかに、そしてしっかり苗として生長した姿を報告できることと思います。
種まき後4日目 ちょっと顔出し!
7日目 少し苗っぽくなりました!
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