大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。
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 去る8月24日(土)今年で回を重ねること14回を数えるふれあいイベント「土・人・水」が、越荒沢堰親水広場で開催されました。天候など心配されましたが、最終的には約60名を超える人々の参加がありました。


 例年心配されるのが天候ですが、今年は日本列島どこも大雨続きの状態で、前日23日は朝から夕方のような暗さで雷、そして大雨洪水注意報が夜まで解除されないと言うような状況のなか、事務局では雨雲が吹き去ることにいちるの望みを掛け雨の中前日も着々と準備を進めてきました。
 当日は朝方まで降り続いた大雨は止み、受付開始時間の7時30分頃には親水広場の空は雲が切れ、青空が広がってきました。
 会場には「案山子コンテスト」参加作品も既にスタンバイ、投票の時を待っています。
 また当改良区で推進している大町西小学校5年生の「米作り体験授業」の様子を展示したパネルも準備できました。
 開催予定の10分前、作業着姿に鎌を手に当協議会会長でもある牛越徹大町市長が到着。
定刻の8時には予定通り開会式が始まり当土地改良区福嶋理事長の開会の挨拶に続き、牛越協議会会長の挨拶が有りました。

             開会の挨拶をする牛越協議会会長


 「皆さんの熱意で雨がすっかり上がりました。」と感謝の言葉で始まり 「我が国でお米が作られるようになって約2,500年、日本の食生活を支えてきました。その食文化の根幹を成す米作りに欠かすことのできない豊かな土そして水。大町市はその点大変恵まれています。
  特にこの北アルプスから流れ出す水量豊かで清らかな水が有り、農地ばかりでなく、生活を支える基盤として網羅され非常に重要な意味を成しています。どうかこの清らかな流れをいつまでも大切に守り未来へと繋いでいってください。」と水の大切さを訴えました。
 最後に事務局から本日の日程、注意事項等の伝達が有り、その中で特に異常な程の降り方をした雨の後でもあり、怪我などには充分気を付けてくださいとの話がありました。
 続いて作業に入る前に恒例となりました「案山子コンテスト」の作品の前で参加者がそろい記念撮影、その後それぞれの作業に入りました。
     
           記念写真に収まる参加者と案山子達 


           東や周辺の草取りに精を出す    

 今年は暑さを考慮して開催時間を1時間早めましたが、草刈り等の作業は順調に進み広場及び周辺はすがすがしい景色となりました。
 そして次はイベントの目玉の一つ魚つかみです。越荒沢堰本流から広場内に引かれたせせらぎに鱒、岩魚が放され魚つかみが行われました。
    
              いよいよ魚の放流です!


             冷たい水でも平気 魚を追って… 

 魚の背中が隠れる位の流れの中で水と遊び、初めて魚に触れる子もいて、最後にはしっかり捕まえられるようになりました。
 その後いつまでも魚の住めるきれいな川を目指して岩魚と鱒の放流を行いました。
 次々と流れの中を泳いでいく姿を見届けて日程は閉会式へと移りました。
 まず「案山子コンテスト」の投票結果が発表され、力作揃いの中から優秀賞2点が選ばれ、そして最優秀賞にはこの頃大町市の観光大使にも任命された「鉄拳」が選ばれました。
 参加作品は今週から市役所入り口に展示され、市役所を訪れる市民の皆さんに見ていただくことになっています。
 最後に温かいおにぎりのお弁当をもらって解散です。
 広場は元の静かな憩いの場所に戻りました。
 地元二ツ屋から参加の男性は「毎年参加しています。みんな楽しみにしていてこの後、参加者全員で集まって懇親会を開いています。」との話が聞かれ、イベントが地域の人たちのコミュニケーションにも役だっていることを知り大変嬉しく感じたところです

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