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平成26年4月14日(月)今年度の大町西小学校5年生の米作り体験授業が始まりました。各地で桜開花のニュースが聴かれるこの頃ですが、大町はまだ朝夕冷える日が続いています。しかし昨日は快晴、雲ひとつ無い空のもと種まきが行われました。 ![]() 先生方からは初めのあいさつ、当水土里ネットおおまち宮坂事務局長からは西小学校体験授業に関わる水土里ネットの意義についての話が有りました。 続いて中村技術指導員から作業の進め方、注意事項等について説明が有り、聞き終わると子どもたちは予め決められていた班毎に集まり作業開始です。 ちゃんと芽が出ますように! ![]() 今年は2クラス、それぞれ7班編成の子どもたちが並べられた育苗箱の周りに集まりました。 1.まず床土を入れていきます。この土をあまり押さえないように板で 平らに均していきます。籾が順調に育って行く為の大切な土です。 2.次に水。土にしっかり浸み込むまで充分水をかけます。この後芽が 出るまでは水をかけることができないので一つのポイントです。 3.続いて苗が病気で枯れてしまわないように殺菌液をじょうろを使い まんべんなくかけます。 4.次はいよいよ種籾を落としていきます。予め測っておいた籾を箱全 体に平均になるよう蒔きます。 蒔く種籾は例年「ライスファーム野口」より提供していただいている「おらがもち」です。 5.次に土をかけますが箱の縁とほぼ平らになるように土をかけていき ます。この時も手で押さえないように板を使い均します。 6.仕上がった箱からハウスの中に運び並べていきますが、この時ダン ボール等の上に並べ上にアルミシートをかぶせ保温しまた乾燥を防ぎます。 今日の作業はここまででしたが、土いじりは得意らしくみんな上手にできました。作業後の清掃も含め工程で無駄な作業は一つも無くみんな大切なことばかりです。 ほぼ7日程度で芽が出るので5~10センチ位に成長したらシートを外し、1日おきにたっぷり水をかけその日の天候に合わせて管理していきます。 片付けや清掃も大切 ![]() 春とはいえ大町の春は空は晴れていても午後になって吹く風はまだ冷たい。季節の変化を経て収穫の秋を迎えるまでこれからみんなで育てていくことを体験し、日本の食生活の基礎を支えてきた「米」と関わっていきます。 その中で太陽や水、大地と関わり、特に古来より先人たちから受け継がれてきた郷土の宝と言える貴重な水や土についても学んで行きます。子どもたちそれぞれに実り多きことを願い時間内に無事終了しました。 |
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