大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

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 次第に暑さが和らぎ始めた9月下旬。稲刈り作業から約20日経過した9月30日(火)、米作り体験最後の「脱穀作業」が行われました。
 稲刈り作業以降、曇りや雨の日が続いたため、例年よりも5日ほど長くハゼ掛けをした状態でしたが、その間、児童たちが作ったかかし達が鳥たちから籾を守ってくれていました。


 脱穀作業では、まず児童たちにはハゼ掛けした稲を脱穀機まで持ってきてもらう作業をしてもらいました。
 稲をたくさん抱え、運ぶ児童たち。
 籾袋がいっぱいになったら、協力して畔まで運びます。
 藁に取りきれなかった籾が無いかも、しっかり確認。

 作業も順調に進み、ハゼ掛け棒を片付けたら、最後は平林さんに事前にご準備いただいた切った藁を、満遍なく撒き散らします。
 この作業は、田起こしの際に田んぼの肥料となり、来年の米作りへと繋がる大切な作業です。投げたり蹴ったりしながらも、土の見える箇所が無いように作業をしていました。

 約1時間半ほどで、脱穀作業も無事終了。最後に、いっぱいになった籾袋とともに記念撮影!この日収穫したお米は、収穫祭で振舞われるとのことです。児童たちからは、「美味しくできたかな?」「早く食べたい!」という声が聞こえていました。

 半年間にわたる「米作り体験」、今年度も無事全作業が終了となりました。初めて体験する作業ばかりの中、全員で協力し合いながら取り組む児童たちの姿を見ることができ、私たちも嬉しく思いました。
 来年度の学校再編により、「大町西小学校」としての「米作り体験」も最後となります。長年にわたり協力させていただいた中で、毎年、田植えや稲刈りの作業終了後、来年の児童たちが使いやすいよう、後片付けなどを丁寧に行っている姿がありました。そうした次へ繋ぐことの大切さや、平林さんをはじめとする周囲の方たちへの感謝とともに、皆で協力して作ったお米の味を忘れずにいてくれることを願っています。

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