大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 9月25日(水)~脱穀作業~

 雲一つない秋晴れとなったこの日、米作り体験最後となる「脱穀作業」が行われました。今年度の「米作り体験」、最後の作業に取り組む児童たちの様子をお届けします。
 児童たちが行う作業は、主に3つ。
①ハゼ掛けした稲を脱穀機にかける作業

 機械操作は当職員が行い、児童たちは脱穀された藁を畔に運ぶ際、藁に取りきれなかった籾がついていないかも確認していきます。

②ハゼ掛け棒を片づける作業
 平林さんに準備していただいたハゼ掛け棒を、皆で協力して片付けます。

③切った藁を田んぼへ満遍なく撒き散らす作業
 事前に平林さんがご準備いただいた藁を、投げたり蹴ったりしながら撒き散らしていきます。この藁は、田起こしの際に田んぼの肥料となり、来年の米作りへと繋がる作業です。

 約1時間程度で、脱穀作業も終了。最後に、いっぱいになった米袋とともに記念撮影!

 大町西小学校5年生による「米作り体験」、今年度も無事全作業が終了となりました。初めてのことばかりで、不安なことや大変なこともあった中でも、協力し合いながら楽しそうに取り組む児童たちの姿に感心しながら、半年間お手伝いをさせていただきました。
 あとは、この日収穫したお米を児童たちが美味しく食べるだけです。自然豊かな大町市の水を使用し、皆で協力して作ったお米の味を堪能してくれることを願っています。

 5月の田植えから早4カ月、児童が植えた苗も無事に育ち、米作り体験も後半戦スタートです!



 9月9日(月)~稲刈り作業~

 日中の気温が30℃近くなる、残暑厳しい中、大町西小学校5年生による米作り体験「稲刈り作業」が行われました。
 事前に児童たちは2人1組になってもらい、”稲を刈る作業””稲を束ねる作業”を協力しながら、交互に体験してもらいました。また、今年は数名の保護者の皆さんにご協力いただき、作業のお手伝いをしていただきました。
 児童たちは、お互いに刈った数を確認し合いながら作業を進め、稲束を作っていきます。稲を刈る人は、どんどん刈り進め、束ねやすいように揃えて置き、稲を束ねる人は、1束の大きさを確認しながら麻紐で結んでいきます。
 最初は稲束が小さかったり、紐の結び方に悪戦苦闘していた児童たちでしたが、我々や保護者の皆さんに確認しながら、全員で協力して作業を進めて行きます。
 稲を刈り終えると、次はハゼ掛け棒に稲束を掛ける作業です。ハゼ掛け棒は、事前に平林さんにご準備いただきました。

 最後に、田に落ちた稲や刈り残した稲を拾い集めたら「稲刈り作業」も終了です。児童や先生・保護者の方々の頑張った結果、想定よりも早い2時間弱ほどで作業を終えることができました!

 今回、ハゼ掛けをした稲を2~3週間ほど乾燥させたら、次回は「脱穀作業」です。半年間の米作り体験も、いよいよ大詰め!今年は、どれくらい取れたのか、後日ご報告いたします!!

 -8月24日(土曜日)ー

 今年で25回目となりました、ふれあいイベント「土・人・水」を越荒沢親水公園にて開催しました!午前7:30~のスタートでしたが、今年も多くの方にご参加いただきました!当日の模様をお伝えいたします。

〇親水公園周辺の「景観整備」
 気温も徐々に上昇する中での作業。参加者の皆さんには、各関係機関からご提供いただいた水や塩飴などで熱中症対策を取りながら、草刈りなどを行っていただきました。

 お父さん・お母さんと一緒に草むしり!子ども達も頑張って作業をしてくれました!

 景観整備のあとは、綺麗になった広場でお楽しみイベントが開始!

〇お楽しみイベント① 「スイカ割り」
 子ども達の中から挑戦者を募り、皆で応援します。「少し右!」「そこだ!思いっきり!」と沢山の声援と指示を聞きながら、子ども達は棒を振り下ろします!
 割れたスイカは、皆さんでいただきます!「美味しいね」と言いながら、皆さん笑顔で食べていました。

〇お楽しみイベント② 「水と郷土の歴史」についてのお話
 お腹を満たしたら、少しお勉強。史料を基に郷土史研究家の荒井今朝一さんにご講義いただきました。先人たちの努力が我々の生活の礎となり受け継がれていることを知っていただく機会となりました。

〇お楽しみイベント③ 「魚つかみ」
 せせらぎ水路に放たれた250匹のイワナを捕まえようと、皆さん水の中へ!子どものみならず、皆さん魚を捕まえようと水の中を動き回り・・・
 「捕まえた!」という子ども達の元気な声が響き渡っていました。

〇お楽しみイベント④ 「稚魚の放流」
 子ども達の手によって、100匹の稚魚が放たれました。この小さな命たちが、自然の中で大きく成長することを願いつつ、放たれた稚魚たちを見守っていました。


 今年も多くの方々のご参加いただき、また各関係機関の皆様のご協力もあり、盛況のうちにイベントの全工程が終了となりました。
 当イベントは、様々な企画を通して、参加者の皆さんに自然と触れ合い・人と触れ合い・水と触れ合っていただくことを目的としています。

 このイベントを通じて、大町の緑豊かな自然環境の素晴らしさを体感していただき、この美しい景色が未来へと引き継がれていくことを願っております。

  第25回ふれあいイベント「土・人・水」
令和6年8月24日(土)午前7時30分 開会!


 ふれあいイベント「土・人・水」を今年も開催いたします!
 親水広場の景観整備に加え、お楽しみイベントを今年も実施!!
 昨年、ご好評いただきました「イワナのつかみ取り」「スイカ割り」、その他イベントを絶賛企画中です! 
 越荒沢親水広場の整備に必ず参加して、綺麗になった広場で皆さん一緒に盛り上がりましょう!!
 8月24日(土)午前7時30分に越荒沢親水広場にお集り下さい。事前のお申し込みは不要!
  多くの皆さんのご参加、お待ちしております!
    みんなで夏の思い出を作りましょう!

 7月4日(木) ~ 北小 水路学習 ~

 県内各地で30℃を超える真夏日を記録したこの日、大町市教育委員会で開催している大町北小学校4年生の水路学習に協力をしました。
 学習内容は、大町北小学校にある「ひょうたん池」を流れる用水はどこから来ているのか、取水口(籠川寄沢)まで辿りながら水路学習を行うというものです。


 我々は、大町新堰西口沈砂池(大町温泉郷北)にて、排砂門の開閉操作を行い、沈砂池の構造により生じる水の量や流れの変化などを見学してもらいました。
 児童たちは同行していた保護者の皆さんと一緒に、排砂門の開閉操作により次第に変化していく沈砂池の様子や水の流れを興味深く観察していました。

 児童たちは、この学習を通して近くを流れる水路の名前や歴史などを学んでいきます。児童たちが、農業用水や水路・水利施設の重要性について考え、そして家族や地域の方々と共に、大切に利用してもらえるよう、我々も学習協力をしていきたいと思います。

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