9月22日に行いました大町西小学校3年生の水路学習の感謝状をいただきました。 先生からは「この学習を通して児童たちは御所「川」から御所「堰」に言い換えるようになった」とのご報告がありました。まだまだ学習は続くとのことですが、児童たちにとって地域や水路について学ぶ今回の体験学習に協力することができてよかった、そう感じる想いのこもった感謝状の数々でした。 |
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-10月26日(木)- 今年は「大澤寺ため池」にて開催し、早朝より30名の方にご参加いただきました。 まず始めに開会式が行われ、牛越徹大町市長よりご挨拶をいただきました。その後、事務局より作業内容や日程説明が行われ、作業開始となります。 作業として、参加者の皆さんにはため池周辺の草刈りを行っていただきました。法面や堆積土によって凸凹した部分など、足場が不安定な個所も多くあり、作業の間隔や草刈り機の取扱いなど、安全に留意していただきながら、皆さん作業を進めて行きます。 今回の「大澤寺ため池」は、大町市の中では最大級の貯水能力を持つため池となります。そのため作業範囲も広く、皆さん燃料補給と共に、各自休憩を挟みながら作業を行っていました。 約2時間かけて作業を行っていただいた結果、 ため池周辺に生い茂っていた草も・・・ 綺麗に刈り終え、整備することができました! 今回のイベントでは、初の試みとして「焼き芋」を作り、作業終了後、皆さんに振舞いました。 出来立ての焼き芋は、ホクホクです! その後、昨年好評だった「お楽しみ抽選会」を今年も行いました!事前に配布した抽選番号を呼ばれた方から、景品を選んでいきます。 今回はハズレくじ無しの抽選会。皆さんに景品を選んでいただき、全日程を終えました。 昨今の異常気象により、ため池の重要性はより高まっています。今年では雨不足により、大町ダムの貯水率が19%まで低下するなど29年ぶりの渇水となりました。 今年もイベントの開催に際し、各関係機関、その他多くの方々にご協力いただき、農業などへの影響を最小限に食い止め、私たちの生活を支える施設の保全のためにご尽力いただきました。多くの方に、ため池の重要性を知っていただける機会を引き続き行い、後世へと引き継いでいきたいと思います。 |
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R5.10.26(木)8:00集合
第4回ため池の整備イベント 大澤寺ため池を再生しよう 平二ッ屋に立地する古刹大澤寺は、鹿島川の氾濫を鎮めて耕地を開発し、庶民を水難より救済する願いを込め、開創されたと言われてます。この寺の北側に小熊沢の湧水を利用して水を溜めたと思われる「勝負池」がありましたが、昭和28年に長野県が県営災害防止施設(温水溜池)事業に着手し、昭和31年に現在の大澤寺ため池の原型が完成しました。 このため池は、事業名のとおり水不足を防止する一般的なため池とは違い、鹿島川の極めて水温が低い用水を温め、高冷地からなる冷害常襲地帯を冷害からくい止め減収を防ぐ目的で造られました。 こうした歴史のあるため池ですが、時代の流れとともにその存在意義が薄れてきています。この景観整備を通して、ため池の存在価値や災害時の危険性を肌で感じるとともに、後世に引き継げるようなため池をみんなで再生しましょう。 事前申し込み不要、当日参加でかまいません。作業後は大抽選会!奮ってご参加ください。 イベント内容 景観整備の部 ・ため池周辺・堤体の草刈り ・ゴミ拾い 記念撮影 ドローンを使って空から記念撮影をします。 抽選会 地元産の新米などがあたる抽選会。奮ってご参加ください。農作物や、農業用品多数ご用意してお待ちしています。 持物・服装 ・作業のできる服装(雨天時は雨具) ・草刈り機、剪定はさみ、手鋸、鎌、鋤簾、スコップ、一輪車など ※イベント当日は、会場までの案内板を設置いたします。 |
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令和5年10月13日に開催されました、令和5年度大町市土地改良区第1回臨時総代会にて提出した議案は下記のとおり承認、議決されましたのでご報告いたします。 |
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10月10日(火曜日)~脱穀作業~ ④ハゼ掛け棒を片づける作業 ⑤いっぱいになった米袋を運ぶ作業 最後に⑥切った藁を田んぼへ満遍なく撒き散らす作業 切った藁は事前に田んぼの管理者である平林さんが用意してくださいました。撒き散らした藁は、田起こしの際に田んぼの肥料となり、来年の米作りへと繋がる作業となります。 作業も順調に進み、約1時間程度で終了。最後、児童たちは今日の感想として、「取れたお米を食べるのが楽しみになった」と話してくれました。 今年度の「米作り体験」、我々のお手伝いはここまでとなります。あとは今日収穫したお米を精米し、児童たちが美味しく堪能するのみとなります。 近年は全て機械で行うことも多い中、一から手作業で行ってきた約半年間の体験が、児童たちにとっても実りのあるものとなっていることを願っております。 |
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