大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 5月11日(木)~荒くれ・代かき作業~

 大町西小学校5年生による米作り体験第2弾!今回は「荒しろ・代かき」作業が行われました。前回の「種まき」の時とは打って変わり、晴天に恵まれ絶好の作業日和となりました。
 今回行う「荒しろ・代かき」作業では、土と水を細かくかき混ぜ、土の表面を平にしていきます。この作業を行うことで、水漏れや水温管理、また隅々まで水が行き渡ることで苗が生育しやすい田んぼが出来上がります。
 まずは「荒しろ作業」です。今年は、田の所有者である平林さんのご協力のもと、トラクターで土と水が混ざっていく所を児童たちに見学してもらいました。

作業は30分ほどで終わり、いよいよ児童たちの出番です!
 児童たちには「植え代作業」を行ってもらいました。本来は荒代と仕上げの代かきは分けて行うのですが、今回は続けて作業を行いました。
 裸足になった児童たちは合図とともに田んぼの中へ!最初は泥の感触に声を上げながら転ばないように慎重に歩く児童たちでしたが…
 次第に慣れてくると、思い思いに動きまわっていました。
      足が抜けなくなった友達をみんなで救出!

 最後は田んぼを均すため、4人一組になり角材を引っ張ります。

 児童たちの頑張りより、平に均された田んぼが出来上がりました!

 次回は、いよいよ米作り体験前半戦最後の田植え作業となります。果たして児童たちは上手く植えることが出来るのでしょうか!

 東京の桜の開花宣言から早2ヶ月。北海道でも開花し今年の桜前線もまもなくゴールを迎え、春から夏へと季節が移ろいでいくのを感じる中、越荒沢親水公園の芝桜が見頃を迎えています!
 一昨年7月に行われたイベント「土・人・水」で防草シートを敷設した所に、芝桜の植え付けを行いました。昨年は三分の一ほどが根付き所々咲いていた芝桜ですが、今年はより多くの芝桜が咲いています。

 <2022年5月26日 撮影>



 <2023年5月2日 撮影>


 昨年は、5月に防草シートを追加で敷設する際、参加者の皆さんで再植え付けを行ったり、8月のふれあいイベントでは景観整備として草刈りや草取りを行っていただきました。
 次第に暖かくなり、雪残る春の雪山と新緑の木々、そこに田園風景も加わった春の自然を感じられる季節となりました。多くの皆さんのご協力のもと、綺麗に咲いた芝桜をご覧に越荒沢親水公園まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

 今年度も大町西小学校5年生による「米作り体験」に協力させていただくこととなりました。児童たちにとって実りある体験となるよう、秋の収穫まで約半年間サポートし、作業の様子をお伝えしていきたいと思います!
 
 4月18日(火)~種まき~

 米作り体験1回目は、「種まき」です。事前の下準備は田んぼの所有者である平林さんに、また種もみ(もち米)をライスファーム野口さんに提供していただきました。毎年ご協力いただきまして、ありがとうございます。
 当日は雨が降っていたため、軒下での作業となりました。作業スペースの関係でクラス毎の作業となりましたが、当職員による説明を聞いた後、児童たちは4人1組の班に分かれて作業開始です。


 児童たちは初めて行う作業にも先ほどの説明を思い出しながら、土をならす作業や種をまく作業などを全員が体験できるよう班ごと協力して作業を進めていました。

 雨降りで寒い外での作業でしたが、児童たちは楽しみながらテキパキと進め、最後出来上がった苗箱に班の札を付けたら作業終了です。
 今後はハウスでの育苗管理となります。芽が約1週間程度し出始めた後、児童たちは当番制で水やりなどを行いながら、成長を観察するとのことです。児童たちのように、苗が元気に育つよう、我々も協力していきたいと思います。

 次回は5月中旬に荒代作業を行います。児童たちが田んぼの中で懸命に作業する姿をお伝えしたいと思います。

 令和5年3月22日に「第16回水土里ネットおおまち地域用水対策協議会定例総会」にて第20回「ふるさとの子ども絵画展」入選作品の発表が行われました。
 この絵画展は、未来を担う子どもたちが、ふるさとのすばらしさを発見し、生活に欠かせない地域用水に関心を高めてもらうことを目的とし、水土里ネットおおまち地域用水対策協議会主催により開催しているものです。

 今年は大町西小学校5年生より41作品の応募があり、厳選なる審査の結果5名の児童が受賞いたしました。
 受賞作品をご紹介いたします。

◎会長賞◎
     「がんばって稲を刈る自分」
        岡村 幸成 さん



◎理事長賞◎
      「早く食べたいなぁー」
        長澤 蒼 さん


◎努力賞◎
      「『ザッザッ』いねかり」
        勝野 柚琉 さん


◎努力賞◎
      「力強くお米をかる私」
        丸山 莉子 さん


◎努力賞◎
       「笑顔で稲をかる」
        大西 舜威 さん


 表彰状等は事務局より後日小学校へお届けさせていただき、受賞者の方々へお渡しいただく対応とさせていただきました。
 
 応募作品につきましては、全作品を4月3日~28日の期間、大町市役所本庁舎2階東庁舎連絡通路にて展示いたします。児童たち一人一人が描いた唯一無二の作品を観に、是非お立ち寄りください。

 令和5年3月2日に大町西小学校で行われた5年生による「収穫祭」にご招待いただき、大町市土地改良区から協議会副会長でもある金原理事長と職員の2名で参加させていただきました。
 今年度の収穫祭は、児童たちの司会進行によって、昨年11月に行われた大町西小学校開校150周年記念式典での米作り体験の学習発表のスライドショーや、種まきから脱穀までの1つ1つの米作り作業の思い出を発表していただきました。児童たちは自分たちで作り、収穫したお米に『桜舞』という名前を付け、食べる時を楽しみにしている様子が伺えました。


 発表の後は、いよいよ「試食会」です。

 「桜舞」をお餅にし、醤油と海苔でいただきました。当日の朝から児童たちが準備して作ってくれたそうです。作り立てのお餅は、もちもちとしていてとても美味しく、身も心も温かくなりました。さらに、児童たちは後日持ち帰り用のお餅も作り、ご家族にも振る舞うとのお話でした。
 その後、金原理事長よりお礼の挨拶の述べさせていただき、今回の収穫祭は終了となりました。今年の収穫祭はコロナ禍などで危ぶまれたそうですが、児童たちはとても楽しみしていたようで、準備から片付けまで協力しながら笑顔で行っている姿を見て、私たちも嬉しく楽しい時間を過ごすことができました。
 昨年4月から約半年間に及んだ米作り体験。児童たちが一つ一つの作業に一生懸命取り組む姿は、毎回とても刺激になります。お礼の挨拶の中で、「家でお米を作っている人?」と尋ねると、数人の児童が挙手してくれました。児童によっては、農作業自体が初めてだったかもしれません。実際に自分たちで何かを育てる楽しさや大変さ、それを収穫し食べる時の感動を忘れずにいてほしいと思います。以上、今年の大町西小学校5年生による「米作り体験」の報告となります。

   大町西小学校5年生の皆さん、先生方!
    本当にありがとうございました!

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