大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 令和5年3月2日に大町西小学校で行われた5年生による「収穫祭」にご招待いただき、大町市土地改良区から協議会副会長でもある金原理事長と職員の2名で参加させていただきました。
 今年度の収穫祭は、児童たちの司会進行によって、昨年11月に行われた大町西小学校開校150周年記念式典での米作り体験の学習発表のスライドショーや、種まきから脱穀までの1つ1つの米作り作業の思い出を発表していただきました。児童たちは自分たちで作り、収穫したお米に『桜舞』という名前を付け、食べる時を楽しみにしている様子が伺えました。


 発表の後は、いよいよ「試食会」です。

 「桜舞」をお餅にし、醤油と海苔でいただきました。当日の朝から児童たちが準備して作ってくれたそうです。作り立てのお餅は、もちもちとしていてとても美味しく、身も心も温かくなりました。さらに、児童たちは後日持ち帰り用のお餅も作り、ご家族にも振る舞うとのお話でした。
 その後、金原理事長よりお礼の挨拶の述べさせていただき、今回の収穫祭は終了となりました。今年の収穫祭はコロナ禍などで危ぶまれたそうですが、児童たちはとても楽しみしていたようで、準備から片付けまで協力しながら笑顔で行っている姿を見て、私たちも嬉しく楽しい時間を過ごすことができました。
 昨年4月から約半年間に及んだ米作り体験。児童たちが一つ一つの作業に一生懸命取り組む姿は、毎回とても刺激になります。お礼の挨拶の中で、「家でお米を作っている人?」と尋ねると、数人の児童が挙手してくれました。児童によっては、農作業自体が初めてだったかもしれません。実際に自分たちで何かを育てる楽しさや大変さ、それを収穫し食べる時の感動を忘れずにいてほしいと思います。以上、今年の大町西小学校5年生による「米作り体験」の報告となります。

   大町西小学校5年生の皆さん、先生方!
    本当にありがとうございました!

令和5年3月17日開催の大町市土地改良区第66回通常総代会におきまして、提出した議案は下記のとおり議決されましたのでご報告いたします。

               記

-第1号議案-
 大町市土地改良区定款の一部改正(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第2号議案-
 大町市土地改良区役員選任規程の一部改正(案)
  議決について
    ・原案通り議決されました。

-第3号議案-
 大町市土地改良区規約の一部改正(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第4号議案-
 大町市土地改良区土地改良事業(維持管理)計画の
  変更議決について
    ・原案通り議決されました。

-第5号議案-
 大町市土地改良区畑地化協力金徴収規程(案)制定の
  議決について
    ・原案通り議決されました。

-第6号議案-
 令和4年度大町市土地改良区一般会計収入支出補正予算(案)
  議決について
    ・原案通り議決されました。

-第7号議案-
 令和5年度大町市土地改良区事業計画(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第8号議案-
 令和5年度経常賦課金及び特別賦課金の徴収(案)
  議決について
    ・原案通り議決されました。

-第9号議案-
 令和5年度大町市土地改良区地区除外決済金(案)
  議決について
    ・原案通り議決されました。  

-第10号議案-
 令和5年度役員報酬(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第11号議案-
 令和5年度一時借入金(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第12号議案-
 令和5年度預入れ金融機関(案)議決について
    ・原案通り議決されました。

-第13号議案-
 令和5年度大町市土地改良区一般会計収入支出予算(案)
  議決について
    ・原案通り議決されました。

 「『未来へつなごう!ふるさとの水土里』子ども絵画展2022」とは、農林水産省・文部科学省・環境省をはじめとした省庁等の後援、企業・団体の協賛を得て、全国水土里ネット及び都道府県水土里ネットが昨年10月に開催した絵画展です。
 当絵画展には、全国から全2,993作品の応募があり、水土里ネットおおまち管内からは、大町西小学校5年生が描いた作品、計61作品を応募しました。厳選なる審査の結果、入賞6点、企業賞25点、地域団体賞44点、入選126点が選ばれ、当管内からも見事3名の方が受賞されましたので、ご紹介いたします。

~地域用水優秀賞(地域団体賞)~
     「花が大好きなおばあちゃん」
        大西 舜威 さん


~ 入 選 ~
       「自然とトンボ」
        伊藤 謙志 さん

       「かがやくナス」
        江津 胡音 さん


 受賞作品は、東京都美術館にて12月4日~12月11日まで展示されました。展示の模様は、全国水土里ネットのホームページにてご覧いただけます。
 
 例年、受賞者に対して賞状を当協議会会長でもある牛越徹大町市長からお渡しいただく授賞伝達式を開催していましたが、昨今のコロナの感染状況等を考慮した結果、本年は開催を見送らせていただくこととなりました。賞状や作品等につきましては、事務局より学校へお届けに伺わせていただきました。

 今年は、受賞作含め全61作品が集まりました。そのすべてが、児童一人一人の個性を感じられる魅力的な作品ばかりでした。
 応募してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして受賞された皆様、おめでとうございます。

 今年も残すところ2か月を切り、北アルプスも白く雪化粧をし始めた11月7日(月)、大町西小4年生の水路学習に協力しました。


 学習内容は、大町西小学校の校庭を流れる水はどこから来るのか、小学校から取水口の猫鼻までを辿るというものでした。
 子ども達は青空の下、地元の歴史・水について楽しみながら学習していました。
 
 今回の学習を通して、子ども達が地域の歴史や水路について興味を持ち、そして農業用水という形で自分たちの生活とも繋がっていると感じ考えるきっかけになるよう、今後も学習協力をしていきたいと思います。

10月28日(金曜日)に「第3回ため池の景観整備」が開催されました。一昨年から始まった当イベント、今年は「大原ため池」の景観整備が行われました。

 この日、大町市の最低気温は2℃、秋から冬へと徐々に季節の移ろいを感じる中、朝8:00開催でしたが、39名の方にご参加いただきました。

 最初に開会式として、主催者挨拶、事務局による作業内容や日程説明が行われました。今回の景観整備は、主にため池周辺の草刈りです。

 参加者の皆さんは、分担個所に移動し作業を開始します。それぞれため池の堤体部分や周辺の草刈りなどを行っていただきました。
 法面や堆積土などによって凸凹した部分など足場が不安定な個所が多くありましたが、参加者の皆さんは安全に配慮しながら作業を進めて行きます。
 その結果、作業前はどこからがため池か分からないほど生い茂っていた草も、
 綺麗に整備することができました!
 イベント時間内では終わらないのではないかと思われた作業も、皆さんの懸命な作業によって1時間弱ほどで終えることができました。

 今回のイベントでは、以前のため池イベントのパネル展を行うとともに、大町山岳博物館の清水学芸員による生態調査も行われました。
 今回のイベントでは、珍しい生物の発見とは至りませんでしたが、整備されたため池で今後、どのような生物が生息するか楽しみです。
 また、こうした不法投棄は、生物だけでなく私たちの生活にも悪影響になりますので、絶対にやめましょう。

 続いては、くじ引き抽選会。事務局以外にも、JA大北、地元住民などのご協力もあり、農業用品や農産物などが出揃いました。1等~3等ごとに事前に配布した抽選番号が呼ばれた方から、商品を選択していきます。
 残念ながら呼ばれなかった方たちにも、地元農家さんからのリンゴをプレゼントし、朝早くから始まった景観整備イベントの全工程が終了となりました。

 今年は大原ため池で開催された、「第3回ため池の景観整備イベント」。今回も多くの方々との協働によって、無事に作業完了となりました。
 ため池は、雨が少ないなどで農業用水の確保が難しい時のために水を貯えています。それだけでなく、大雨時の洪水調整の機能や、生き物の生息場所としての機能などもあります。私たちの生活を支えている場所であることを、皆さんに楽しい時間を過ごしながら知ってもらう機会として、今後も継続して作っていきたいと思います。

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