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オザレポ

20/04/22

いつも応援ありがとうございます。

松本山雅FCの活動が5月6日までは在宅勤務や休業期間にあてられることになり、喫茶山雅も、HPで告知させて頂いた通り4月18日(土)~5月6日(水)まで一旦、店舗を休業させてもらうこととなりました。


⇒【喫茶山雅】臨時休業のお知らせ(4/18-5/6)


喫茶山雅については、試合がこんなにも長い期間開催出来ないというこんな状況の中で、少しでも収益を上げられる場所という側面もありましたし、新型コロナウィルス感染症の影響で皆が疲弊しているこんな時にだからこそ何か役に立てることがあるのではないか。そして何よりも地域のコミュニティスペースを創出したいという想いをもって始めた事業だったので、松本山雅FCとサポーターの皆さんや地域を繋ぐ場として、声を大にして集客が出来ないということで悩みながらも何とか営業を続けられないかと様々な方向から検討を重ねてきました。
ただ、最終的にはご来店頂いた皆様、従業員の安全が第一であること、そして、緊急事態宣言下における感染拡大防止策として休業することが1日でも早い収束、そしてシーズン再開に繋がるという想いから今回の決断に至りました。

このような状況の中でも感染予防をして店舗を訪れてくれる方や、せめてグッズやテイクアウトだけでもと言ってご来店頂ける方など、ご来店いただいた皆さんからは本当に有難い言葉を沢山いただきました。
ネットやSNSによるコミュニケーションが隆盛の昨今ですが、こうして皆さんと直に触れ合える場所である喫茶山雅の存在意義を改めて感じる機会となりました。

今回は悩みながらの苦渋の決断となりましたが、再開後にはまた皆が笑顔で集まれるコミュニティスペースとして、スタッフ一同休業期間中にパワーアップして戻ってきたいと思いますので宜しくお願いします。



そして、個人的には今回の騒動の中で物事を決める時のプロセスというものを改めて見直すキッカケになっています。

何が一番大切なのか、今何をしなくてはならないのか。
人によって価値観が違うのでまずはそれを「共通理解」としてコミットメントする必要がありますね。
そして、検討の場に決断の為に必要なメンバーがいて、必要な情報が提供され、複数の選択肢が準備されていることと、各選択肢におけるメリット、デメリットをしっかりと検証し、リスクヘッジ、ひいてはリスクマネジメントを含めた十分な検討をすること。

文字にするとちょっと大げさですが、例えば今回の新型コロナウィルスの対応に関しても、もちろん松本山雅FCとしても内外の方を含めて様々なプロセスを踏んで検討を続けていますし、Jリーグにしても報道に出ている通り、本当に沢山の方との慎重な議論を重ねて意思決定を続けています。
規模は小さいですが今回の喫茶山雅を休業するにあたっても同様のプロセスを踏んで決断をさせてもらいました。

いつかは誰かが決定しなければならないことですが、きちんとこうしたプロセスを踏んで決定された結果に対しては真摯に受け止めなければならないですし、決まったことに対して実行できる準備を今はしっかりとすることが一番大切だと思っています。

ちなみにこれはサッカーの現場においても全く同様で、チームの活動が休業になった今も状況が変わる度にスタッフは頻繁にミーティングを重ねていますし、選手との対話や今やるべきこと、今出来ることをしっかりと検証して実行し続ける。こうした再開へのプロセスの積み重ねが後々の大きな結果を生み出すものと信じています。


今回はこのプロセスという部分について少し深堀りしてみましたが、今、『松本山雅FCプレミアム』では、松本山雅のプロセスを辿る【特別企画】ガンズ・ポートレイトを実施しているのをご存じでしょうか。

⇒松本山雅FCプレミアムはこちら

ここまで実体験として経験してきた自分にとって、どの試合がクラブの人間や応援してくれている皆さんにとって強烈なインパクトを残したゲームだったのか。正直、人によって違うだろうなと思っていたのですが、ここで紹介されている試合はまさに自分自身も強烈にインパクトに残っている試合ばかりで、ターニングポイントと呼ばれる試合はやはりある程度、皆の中にも共通認識としてあるものなのだなと改めて思いました。
例えば1つ前の記事は2008年の天皇杯で湘南ベルマーレに勝利した試合でしたが、最後にPKを蹴った瞬間のことを今でも鮮明に覚えていますし、最新の記事である2009年8月15日に行われた 全国社会人選手権北信越大会準決勝 AC長野パルセイロ戦は、最後に柿さんが点を入れた瞬間に皆で真っ先にサポーターの元へ走っていった時の心境を思い出して胸が熱くなったり、あそこで負けていたらどうなっていたのだろうと想像して胃が痛くなったり…。

今回はある程度過去の試合を振り返ってみていますが、今のこの瞬間もいずれは過去になるわけで、2020シーズンは新型コロナウィルスの影響で試合開催が遅れたけど、クラブにとってもあのシーズンのあの試合がターニングポイントになったね!なんて話を数年後にまた振り返って皆で語ったり出来ればいいなと思っていますし、そういったこともまたこれからの楽しみの1つにしていければいいですね。

これから先、まだまだ大変な状況は続くと思いますが、まずは各々が今できることを精一杯積み重ねていって、また皆で、笑顔でサンプロアルウィンに集える日を楽しみに頑張りましょう。



もちろん、再開した喫茶山雅でもお待ちしています。

ではまた。

オザレポ

20/03/18

いつも松本山雅FCへご声援ありがとうございます。

皆さんもご存じの通り、現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020明治安田生命Jリーグは 3月中の試合開催の延期をしています。ヨーロッパ各国のリーグも中断していますし、サッカーのみならず世界中のスポーツや各種イベントが軒並み延期や中止になっており、過去に例のない状況の中、それぞれが対応に追われています。

クラブの中の業務でも試合が延期になっていることで平素とは違う対応に追われる日々ですが、こんな状況の今、物事を決めるときには必ず「こんな時に」という言葉がキーワードとして出てきます。

「こんな時に」

「こんな時に」だからこそ


言葉って難しくて、少しの違いや発信の仕方で意味合いが大きく違って伝わってしまうことや、想いがきちんと伝わらなかったりすることが多いですね。情報過多の現代で日々の報道を見ていても、同じ状況を伝えていても表現方法や言葉の並びによって違う状況のように捉えることが出来てしまって、物事を正確に判断するのは非常に難しいなと思ってしまいます。
そんな状況の中でそれぞれが難しいジャッジを迫られているのは間違いないのですが、「こんな時に」の後につく「だからこそ」という言葉を意識して思考、判断、行動ができるかどうかが今後を大きく左右するような気がしています。

というわけで、約1年半もの間、寝かしていたこの「オザレポ」を書こうと思えたのも、「こんな時にだからこそ」ですね、少しだけお付き合い頂ければ幸いです。



有難いことに年々、松本山雅FCを支えてくれる方達が増え、クラブにも多くのスタッフが在籍するようになりました。その中で、試合が延期になってしまっている現状に対してもクラブの中でも多くのスタッフが、情報収集、情報共有をしながら今後の対応について検討を重ねている状況です。
試合の再開時期やそれに対する私見をここで述べるのは省かせてもらいますが、試合の開催が延期になって、それに伴ってやらなければならない業務ということがそれぞれ多くある中で、前述の「こんな時にだからこそ」という視点で動いてくれているスタッフが沢山いて本当に心強く思っています。

皆さんに見える部分でいうと、まずは「スマイル山雅」運動プログラム動画の公開ですね。室内でも出来る運動を片山&今井の元気な2トップで楽しく紹介してくれていて、見ているだけでウイルスが飛んでいくような気になりますし、免疫力向上にも運動は必要不可欠な要素だと思うので理にかなった取り組みですよね。
また、【スマイル山雅】おうちでやってみよう!ガンズくんからの挑戦状は、クラブの中からアイデアを出し合って作ったプリントですが、これ何気に難しくて、小学生高学年向けの「社会」の問題は必死に考えましたし、「ガンズくんを探せ」ではいまだに8体中の最後の1体が見つけられずに悔しくて答えを確認せずに意地でも探そうと必死になっています。是非、大人にも挑戦してもらいたい内容になっているのでお時間ある方はお子さんと一緒にチャレンジしてみて欲しいと思います。

あとは、「こんな時にだからこそ」クラブとサポーターの皆さんを繋ぐ場所として「喫茶山雅」の存在がありますね。実際にこのような状況になって企画していたイベントはほとんどが延期、もしくは中止になってしまっていますが店舗は今まで通り営業をしています。ご来店頂ける方には手指の消毒をしてもらう等の対策には協力してもらっていますが、極力、通常通り皆さんと山雅を繋ぐ場所として営業は続けていきたいと思っています。そんな中、クラブとしてこの状況の中、出来ることの一環として「お子さま弁当」の販売を開始しました。
地域の皆さんのために出来ることの1つとして「子ども食堂」は以前から検討に上がっていたのですが、春休みに入る前に学校が休校になりお子さん達の居場所がなくなって困っているという声を耳にして「こんな時にだからこそ」ということでクラブスタッフが迅速に動いてくれて、様々な方の協力を頂きスタートさせました。こちらは子供たちの安心安全な食事提供や待機場所を提供しつつ、JA全農長野様のご協力で「松本山雅牛乳」も無料にて提供できるような取り組みにすることが出来ました。

そして、クラブと皆さんを繋ぐ場としてもう1つ、オンラインがありますね。そんな2つの繋ぐ場を活用して3/20(金・祝)には喫茶山雅のインスタアカウントにてオンラインカフェトークを開催しようというアイデアをもらい、「こんな時にだからこそ」ということで実行に向けて急ピッチで動きだしています。
当日はいつものカフェトークと同様に、ゲストの藤田選手と浦田選手に片山ホームタウン担当が様々な質問をぶつけてトークを展開していくことになると思います。当日のコメントや質問なども受け付けられるよう手配していますので是非、喫茶山雅のアカウントをフォローしてインスタライブに参加してもらえればと思います。


ここで上げたもののほかにも例えば育成スタッフも対応に追われる毎日を過ごしていますし、ホームゲームで販売する予定だった商品の対応や、開催予定だったイベントのリスケ、警備員の手配や、ボランティアさんとのやり取り、本当に様々な「やらなければならないこと」が沢山あります。でも、そんな中の対応1つにとっても「こんな時にだからこそ」と捉えて考え、行動することが出来るか。
いつか必ず訪れる再開の時に向けて今、何が出来るか。

それぞれが試されているような気がしています。


そして、この試合のない現状で皆さんはどんなことを感じていらっしゃるでしょうか。

JFL、そしてJリーグに昇格し、年間を通じて週末に試合がある生活が日常となり、それが中断によりなくなっている今、少し昔のことを思い出しています。

地域リーグに所属していた頃の話ですが、北信越リーグに所属しているのは8チームなので年間2回の総当たり制、合計14試合で順位を争います。
つまりホームゲームの開催は1年に7回だけ。

年間に7回しか訪れないホームゲームをどれだけ心待ちにしていたか。
あの素晴らしいスタジアムで試合出来るのがどれだけ楽しみだったか。


そんな気持ちを思い出しながら、週末に当たり前のように試合がある有難みを痛感する毎日を過ごしているのですが、先日、ホームゲームの準備でサンプロアルウィンに行った時にスタンドから撮った写真を見てホームゲームに訪れたある外国人観光客が残していった一言を思い出しました。

「素晴らしいスタジアムに、美しい山々。こんなに素晴らしいロケーションのスタジアムは世界中を探してもそうないだろう」



スタンドの後ろには残雪が映える北アルプスの山々、そして素晴らしい応援に包まれたスタジアム。
改めて、あの劇場空間の素晴らしさを再認識する毎日です。

また、あの素晴らしい光景を見られる日は必ず来る。


そして、「こんな時にだからこそ」スポーツの持つ力は最大限発揮されるべきだと信じています。
勇気や希望、感動で世界を明るく照らし、人々が一致団結して明るい未来へ進んでいけるように、いつか必ず訪れる再開の時を心待ちにしながら日々を過ごしていきましょう。

「こんな時にだからこそ」また少しずつ更新していきたいと思います。
ではまた。

オザレポ

18/09/22

いつも松本山雅FCへご声援頂きありがとうございます。
『ズク』がなくて書けずにいたオザレポですが久しぶりに書いてみました。
いつも長い!と言われるのですが、今回もそこそこ長くなっていますのでお時間ある時にご覧いただければと思います。


2018年9月11日。
喫茶山雅に新しいスタッフが加わりました。


『阿部琢久哉』
知っている方も多いかもしれませんが2008年から2012年まで山雅でプレーし、地域リーグからJ2に駆け上がった松本山雅FCの原動力となった元選手です。


今まで店舗マネージャーを務めていた若松が寿退社をすることになり後任を探している中で、今年、サッカー選手を引退しフィットネスの事業で新たな挑戦をしていた阿部琢久哉に白羽の矢がたち、喫茶山雅のスタッフとして松本に戻ってきてもらうことになりました。


なぜ彼だったのか。
理由はいくつかあるのですが、やはり一番は現役時代のサッカーに対する取り組む姿勢。
残念ながら怪我に泣かされることが多かった現役時代でしたが、常に前向きにリハビリやトレーニングに取り組む姿勢を見てきたので、今回の新しいチャレンジにも必ず前向きに取り組んでくれるだろうと思ったのが一番の決め手になりました。
実際に彼の前向きな姿勢と明るいキャラクターは必ず喫茶山雅事業にとっても大きな補強になると信じています。



今回のことは自分の中でも大きなチャレンジです。
喫茶事業を立ち上げる時に自分の中でいくつかの目標を掲げました。
その1つが、
『いつかこのクラブの為に尽力してくれた選手を招けるように少しでもクラブでの仕事の枠を拡げること』

その『いつか』のはじめの一歩が今回だったのです。
これから続いていく誰かの為にも今、ここにいる自分たちが一社会人として周りからしっかりと認めてもらえるように取り組んでいかなければならない。

彼を迎え入れた今、改めてそんな想いを強く抱いています。



さて、2017年2月25日に喫茶山雅が開店し、早いものでもう1年半以上が経過しました。
嵐のように駆け抜けてきて、よくここまで来れたなというのが正直な感想です。

お店に来て喜んでくれている方の姿を見て、チャレンジしてみて良かったなと思う瞬間もありますが、この1年半を振り返るとやはり飲食店を経営することの難しさに直面することの方がはるかに多かったような気がしています。

でも、そんな時にいつも考えることは、そういう成功体験も、失敗談も、嬉しさも、悔しさも、苦労も、すべてはクラブの成長に繋がっているということです。
本当にかけがえのない経験をさせてもらっているなといつも感じながら仕事をさせてもらってます。


これまで有り難いことに沢山の角度から松本山雅を、サッカークラブを見させてもらってきました。

選手として。
アカデミースタッフとして。
広報として。
営業として。
そして、喫茶山雅事業に携わる者として。

この全ての経験というのは確実に自分の中に財産として残っていますし、様々な角度から物事を見る大切さに気づくことが出来ました。
見える角度が変わるということは、同じものを見ても見え方や感じ方が変わるということ。


例えば、
喫茶山雅があるみどり町に『辰巳の庭』という水が流れているスペースがあるのをご存知でしょうか?



ここは喫茶山雅を復活させることが決まってから幾度となく通っていました。
何となくいつも綺麗だし松本らしくていい場所だなと。

でも、正直、その風景やあそこにそのスペースがあることについてあまり深く考えたことはなく、ただ漠然と捉えていただけ。
何となく、趣のある場所だなくらいにしか思っていませんでした。


でも、喫茶山雅としてあの場所に店を構え、町会に入り地域の活動に参加していく中で辰巳の庭や女鳥羽川は町内会の方たちが定期的にいつも掃除をしてくれていることを知りました。







すると不思議ですね。
何気なく街を歩いている時、あぁ今日も街がきれいだなって思うようになるんです。

これは自分で体験しないと絶対にわからないこと。
長靴を履いてゴミを拾い、詰まっているドロを掻き出し、ブラシで苔をこすり落として水を綺麗に循環させる。
時間と労力を割いて動いてくれている人たちがいる。

そのプロセスを知ったからこそ、
どこを歩いていても、どんな場所にいても、そこには必ず見えないところで動いてくれている人たちがいるという景色が頭の中に浮かぶようになる。

アルウィンにも同じことが言えますよね。
恒例の「日本一気持ちのいいスタジアム大作戦!」が本日開催されました。



今日も朝から皆さんが一所懸命、綺麗にしてくれていて、ある方は階段の間に生えている苔まで全部綺麗にとってくれていました。
最後に「大変だからここまでしなくてもいいって言ったんだけどね」と言いながら、言葉とは裏腹にちっとも嫌そうじゃなくその苔をまとめて片づけるサポーターの方の姿を見て、多分、次からあの階段を歩く時は必ずその姿を思い出すだろうなと思いました。

こういう姿を沢山の方が知っているからこそアルウィンのあのゴミのない綺麗な環境が保たれているし、アウェーに行っても帰る時には観客席にゴミが一つも落ちていない!と対戦相手のクラブ関係者が驚いて報告をしてきてくれるのでしょうね。


あぁ、今日も綺麗だなって。
目に見える景色だけではなく、その裏にある物語が見えると心からそう思えるようになる。



そして最近、ある講演を聴講した際にその「物語」を感じる為のヒントをもらいました。


それは、
「見る」と「よく見る」の違いです。


例えば、目の前に何の変哲もない普通の1本の木があるとします。
それをただ漠然と「見る」だけだと、おそらくそこらへんでよく見る木にしか見えませんよね。

では、その木を「よく見る」ようにしてください。
そう言われ時、皆さんだったらどうしますか?

おそらく近くに寄っていって見る方が多いと思います。
葉っぱが沢山生えていて、もしかしたら花も咲いていて、実もなっているかもしれません。
実際に触れてみて木のぬくもりを感じて、耳を当てて樹木の中で水が流れる音を聞いてみるかもしれません。

確かにそれもよく見る、ということには違いありません。
ただし、そうすることでスケッチブックには上手に描けるようになるかもしれませんが、それは「よく観察する」であってここで言う「よく見る」とは違うと言うのです。

「よく見る」
それは、目の前にあるモノを見る時に、そこに「時間軸」を加えて見ることだと言います。

ここまで大きくなるのにかけてきた時間や、それを育ててくれた人たちの労力、そういった目に見えないものを想像する。
つまり、時間軸を加える事で目の前にあるモノの「物語」を感じられるようになる。



なるほど。



私は松本山雅というクラブが好きです。
この活動に携わらせてもらって早いもので今年で14年目になりました。
もしかしたらクラブというより、この活動に携わってくれている方たちへの愛着があるという言い方が正しいのかもしれません。


いつもアルウィンで試合を見ている時に思い返す光景があります。
それは初めてアルウィンに足を踏み入れた瞬間。

人のまばらなスタンド。
素晴らしいピッチとスタジアム。

このミスマッチのコントラストが鮮明で
ここが満員になったらどんなに素晴らしい雰囲気だろう…

そんな想いを抱いたのを覚えています。


そこから何年もたち、様々な場面に遭遇し、経験し、様々な選手やスタッフ、そしてサポーターの方々と接してきました。
そしてそれはこの活動に携わる全ての人にも1つずつ、その人にしかない歴史があると思います。
そのすべてが「物語」で、それは皆さんがこのクラブと関わった瞬間から始まっています。



自分自身の中に、やはり今まで携わってくれた選手やサポーター、関係してくれた方々へのリスペクトを忘れずにいたいという想いが根底にあります。
過去を大切にするということは、すなわち今の松本山雅を大切にしていく、ということに繋がると思うからです。


昨年の松本山雅が過去のものになっているのと同じで、今シーズンのチームも来年には過去のチームになっていきます。

今という時間は必ず過去に変わります。
生活環境が変わることもある。
その中で試合を見に来ることが出来なくなったり、少し松本山雅から離れてしまう、離れざるを得ない方もいると思います。

それでも、久しぶりに帰ってきても、いつでも同じ笑顔で「おかえり」と言えるような、そんなクラブで、松本山雅で在り続けたい。


その想いを具現化させたのが今回の阿部琢久哉のカムバックなのです。


彼について大きく印象に残っているシーンがあります。

2008年11月23日。
冷たい雨の中、レノファ山口FC戦でPKを外して立ち上がれないほどにうなだれている姿。





あれから約10年。
先週のレノファ山口FC戦では誰よりも元気に喫茶山雅ブースで必死に働く彼がいました。


悔しい思いを糧に這い上がってきた仲間だからこそ、また共に歩める事を本当に嬉しく思っています。
そしてこれからもそんな仲間が増えていくことを、そして皆さんとそんな『物語』を共有できることを楽しみに目の前の仕事に取り組んでいきたいと思います。

さぁ、明日はホームゲームですね。
こんなにも週末が待ち遠しい生活を出来ることに感謝して、明日も皆さんのご来場をお待ちしています。

喫茶山雅ブースにはもちろん、阿部琢久哉がいますので是非、会いに来てくださいね♪



ではまた。

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