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燕山荘

北アルプス 大天荘

大天荘 スタッフブログ

大天荘とは。目指す山小屋とは。
2014/09/29

さかきです。


大天荘の秋のイベント「日本一標高の高い芋煮会+ランプの夕べ」は、今夜4回目をもちまして、今シーズンは終了。

このイベントの趣旨を今一度皆様にお話しして、今シーズンのランプの夕べ、閉めたいと思います。


               ♦



そもそも北アルプスには多くの山小屋があり、どの小屋もその施設らしさに挑戦しているところが増えています。

さて大天荘はどうしたものか、自問自答した結果、施設の充実はともかく、「本来の山小屋」、への挑戦をしてみたいと考えました。
「本来の山小屋」とは何か。
見ず知らずの他人同士が、ひょんなきっかけで偶然にも一つ屋根の下に寝食共にする、これって実は素晴らしい出会い、ちょっとした“縁”だと私は思います。

ここ大天荘には車座になるような囲炉裏やストーブはありませんが、皆分け隔てなく山談義やたわいもない話で盛り上がり、一期一会かもしれないそのわずかな素晴らしいひと時を、山小屋で過ごして頂きたいと願うのです。

そして翌朝、再び各々の時間と予定を持って旅立ってゆく。二度と会わないかもしれませんし、偶然にもどこかで会うかもしれない。

少々の名残惜しさを胸に、一晩一つ屋根の下で過ごした楽しい時間がよい想い出となって、またどこかの山へ旅をする。

そんな時空間の提供の場が、今大天荘が目指したい「本来の山小屋」です。

微力ながらそのお手伝いができればとの思いを込めてのランプの夕べとしたいと思います。


ちなみに芋煮は、東北の秋の風物詩であります。今では「芋煮会」と称し、秋のこの時期、河川敷や公園で繰り広げられている一つのイベントとなっており、いろんな人の交流の場ともなります。

「本来の山小屋」に会うのではないかとの思いと、もう一つ、実は私の両親が山形県出身で、私自身小さい時からよく味噌汁代わりに芋煮を食ベていました。まさに家庭的な味で、私の中での秋の風物詩となり、このおいしさを皆様にご提供しよう、そんな思いも秘めています。

ということで、民話の紹介とスライドショーは。「本来の山小屋」を楽しんで頂く一つのきっかけに過ぎず、これが終わった後、皆さんそれぞれが小屋でくつろぎ、おしゃべりをし、楽しんで頂くことが、私共大天荘スタッフの一番の望みであります。
        (2014年9月28日 ランプの夕べより抜粋)


               ♦


ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

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北アルプス大天井岳(2,922m)まで10分の場所にある大天荘スタッフが目にする自然の息吹をお届けします。

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