院長の望月です。12月20日、今年最後の研修を東京にて受けてきました。


今回は今年導入した再生医療機器の使用に関してより知識を深めるためにハンズオンも含め受講しました。当クリニックは再生医療に大変力を入れており、失ってしまった歯茎(軟組織)、歯槽骨(硬組織)の再生処置を数多く行っております。軟組織はほとんど自身の歯茎の移植で対応できていますが、硬組織の再生には様々なバイオマテリアルを使用します。これは状況に応じて選択しており、これ一つでパーフェクトというものはありません。理想的には生物学的に安全なバイオマテリアルが必要になります。
今年導入した血液生成物を利用した再生治療法は、患者さんから採血した血液からフィブリンゲルを作製し創傷部へ填入することにより体が傷を治す過程をより迅速かつ痛みを抑えて進行させることのできるマテリアルです。このマテリアルを抜歯、インプラント、歯周病治療に応用し良い結果を得ています。
何よりも自身の血液を使用していることによる、安全性と生物学的に理にかなった真の再生を達成できる点が素晴らしいと思っています。
やはり患者さんに低侵襲で痛みがなく、安全に使用できる治療法を提供できるよう努力していきたいと思います。今回も情報量がとても多い研修で、頭を使いすぎ帰りのあずさでは爆睡状態で松本に帰ってきました。(今年も何十回あずさに乗ったかわかりません・・・)
来年も本当に価値ある研修を受講して皆さんに貢献していきたいと思っております。

こんにちは、歯科助手の川上です。
12月13日に佐久市で行われたノーベルバイオケア主催の「アシスタントセミナー」に衛生士の宮崎と共に参加してきました。
 今回講師をしていただいた方は衛生士の田内友貴さんでした。

田内さんは銀座UCデンタルインプラントセンターに勤務されていて、時には全国の歯科医院に呼ばれてインプラント手術のアシスタントに行くこともあるそうです。またバイオホライゾンインプラントシステムインストラクターを各地で行っている方です。
セミナー内容はインプラント治療に取り組む上で、アシスタントに求められることについて学んできました。清潔域の獲得、機材準備、管理、アシスタントの手順、器材のメンテナンス方法など、普段行っていることの再確認・改善したほうがいいことが分かりました。
より確実なインプラント治療を提供していくためには、そこに携わるスタッフが十分な知識と技術を持つことが必要だと分かりました。そのためには、どのことに対しても基礎をモーラすることが大切・重要だと再確認することが出来ました。また、話の中で「出来ると思い込まない。自信ないこと、分からないことに目を向け消す」という言葉が印象でした。どのようなことについてでも言えることだと思い、私自身にも問いかけることができました。疑問・不安に思ったことは調べ理解し曖昧にしないように、気を付けたいと再確認が出来きセミナーに参加出来てよかったと思いました。
もっと皆様によりインプラントについて知っていただけるよう相談させて頂き、より治療を受けやすいように取り組んでいきたいと思います。

歯科衛生士の宮崎です。
12月10日に東京で行われた「歯周病の生涯コントロール」セミナーに参加して来ました。
講師は歯科衛生士の土屋和子さんです。



コミニュケーションからのモチベーションコントロールや、患者様の背景を知る会話力など、学ばせて頂きました。

また、メインテナンスを担当する者として、むし歯や歯周病はもちろん咬合や補綴物の形態などの理解を深め、少しでもドクターに近く広い視点でケアができるよう努力したいと思います。

そして、全身疾患や生活の変化にも対応し、数ヶ月に一度のメインテナンスと日々のケアが皆様にとって特別なものになるよう、お一人お一人に寄り添ったメインテナンスを心掛けたいと思います。