大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

http://www.midorinet-omachi.jp

水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 種まきから早1ヶ月。寒暖差の激しい日々が続いた中、児童たちが当番制で水やりなど、育苗管理を頑張った結果、苗たちは見事に成長しました!

 児童たちが協力し合って育てた苗を、今回自分たちで植えていきます!

 5月15日(水)~田植え~

 今回、田植え作業を行うにあたり、大町市土地改良区から金原理事長と役員1名の方にお手伝いいただきました。
 児童たちは当職員から植え方の指導を受けた後、一列に並び、ロープの目印に沿って手植えをしていきます。最初は「これで大丈夫かな?」と不安そうな顔を浮かべていた児童たちでしたが、児童同士で声を掛け合ったり、我々のアドバイスに耳を傾けながら、徐々にコツを掴み始め、作業もスピードアップ!手持ちの苗が終わると「苗ください!」を手を挙げたり、「植えたよ!」とロープを引っ張る児童に合図を出したりと、協力し合いながら作業を進めていました。
 今回は、児童それぞれが2~3列を端から端まで植えたため、最後の方は疲れも見えましたが全員が最後までやり切り、作業終了となりました。

 米作り体験も前半戦が終了。児童たちが植えた苗は、平林さん管理のもと、段々と稲へと生長していきます。
 次回は約4ヶ月後、「稲刈り作業」となります。今回、児童たちに「家でお米を作っている人?」と問うと、4人ほど手を挙げてくれました。ほとんどの児童が米作り初挑戦で、「ちゃんとお米になるかな?」と心配そうに話す児童もいましたが、今年も豊作となることを願い、後半戦も引き続き児童たちの頑張る姿をお伝えしたいと思います。

 今年度も大町西小学校5年生による「米作り体験」に協力をさせていただくこととなりました。今年も田んぼの所有者である平林さんの御力を借りつつ、実りある体験学習となるようサポートをしながら、児童たちが頑張る様子をお伝えしたいと思います!

 4月17日(水)~種まき~

 初回の米作り体験は、「種まき作業」です。種もみ(もち米)はライスファーム野口さんから提供していただきました。毎年ご協力いただきまして、ありがとうございます。
 桜が満開に咲いている中、当職員による説明を聞いた後、児童たちは各班に分かれて作業開始です。


 児童たちは、苗箱に入れた土を均す作業や種もみを撒く作業など、初めて行う作業に最初は悪戦苦闘しながらも、説明を思い出しながら、班の仲間と一つ一つの工程を協力して取り組んでいきます。

 苗箱は続々と完成していき、「もう一個作ろう!」と2つ目に取り掛かるなど、児童たちは積極的に作業を行っていました。中には、作業終了後に余った種もみが欲しいという児童もおり、児童たちの中で米作りへの関心が高まっているなと感じました。
 今後はハウスでの育苗管理となります。約1週間後、ハウスへ様子を伺いに行くと、芽が出始めていました!

 田植えまでの期間、育苗管理は児童たちが当番制で行うとのことです。我々も陰ながら応援しつつ、種まき作業後の水やりの方法や管理について説明を真剣に聞く児童たちの姿を見て、苗も元気に育ってくれると感じました。


 5月9日(木)~荒くれ作業~

 日本各地で夏日が続いたゴールデンウィークから一転、肌寒さを感じる中、米作り体験2回目となる「荒くれ作業」が行われました。
 この日、児童たちには「荒代・植え代作業」を体験してもらいました。この作業では、土と水を細かくかき混ぜ、土の表面を平にしていきます。この作業を行うことで、苗の根付きをよくし、水漏れしない隅々まで水が行き渡る苗が生育しやすい田んぼが出来上がります。
 では、当日の様子を報告です。なお、今回の写真は見学をしていた児童に撮ってもらいました!
 裸足になった児童たちは、おそるおそる田んぼの中へ!田んぼの中は冷たく、さらに泥の感触に声を上げながらも懸命に動き回ります。
 すると、徐々に本領発揮!友達と手を取り合いながら、走り回っていました!

 最後に田んぼを均すため、班ごとに角材を引っ張ります。歩幅を合わせるため、声を出し合いながら全員が体験をし、この日の作業終了となりました。

 
 「植え代」は、後日改めて平林さんに行っていただきます。今回も、平林さんには児童たちが作業を体験しやすいようにと、事前にトラクターで畝っていただくなど、ご協力いただきました。

 次回は、いよいよ米作り体験前半戦最後の「田植え作業」です。児童たちの頑張る姿をお伝えします!

 令和6年3月28日に「第17回水土里ネットおおまち地域用水対策協議会定例総会」にて、第21回「ふるさとの子ども絵画展」入選作品の発表・表彰式が執り行われました。
 この絵画展は、管内の各小学校を対象に、未来を担う子どもたちが、ふるさとの素晴らしさを発見し、生活に欠かせない地域用水に関心を高めてもらうことを目的とした当協議会主催の絵画展です。

 今年は大町西小学校より41作品、大町東小学校より18作品、計59作品の応募があり、厳選なる審査の結果6名の方が受賞されました。
 受賞作品をご紹介いたします。

◎会長賞◎
        「いねかり」
        山岸 瑛翔 さん



◎理事長賞◎
        「いねかり」
        金原 穂 さん


◎努力賞◎
      「いねをかっている自分」
        坂中 一華 さん



◎努力賞◎
      「がんばっているぼく」
        宮澤 琉生 さん


◎努力賞◎
       「いねをまとめる」
       柳沢 実希枝 さん


◎努力賞◎
       「5年生と稲刈り」
       佐々木 日満梨 さん


 受賞された皆様には、当協議会会長である牛越徹大町市長より、賞状並びに記念品が贈呈されました。

 多数のご応募ありがとうございました!受賞作品含めた全作品は、大町市役所東庁舎2階連絡通路にて4月26日まで展示しております。児童たちの魅力溢れた作品の数々をご覧に、是非お立ち寄りください!

 令和6年3月15日開催の大町市土地改良区第67回通常総代会におきまして、提出した議案は下記のとおり議決されましたので、ご報告いたします。

              記      

-第1号議案-
 令和5年度大町市土地改良区一般会計収入支出補正予算(案)
議決について
   ・原案通り議決されました。

-第2号議案-
 令和6年度大町市土地改良区事業計画(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第3号議案-
 令和6年度経常賦課金及び負担金の徴収(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第4号議案-
 令和6年度大町市土地改良区地区除外決済金(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第5号議案-
 令和6年度役員報酬(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第6号議案-
 令和6年度一時借入金(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第7号議案-
 令和6年度預入れ金融機関(案)議決について
   ・原案通り議決されました。

-第8号議案-
 令和6年度大町市土地改良区一般会計収入支出予算(案)
議決について
   ・原案通り議決されました。

-第9号議案-
 県営土地改良事業施行申請について
   ・原案通り議決されました。

 「『未来へつなごう!ふるさとの水土里』子ども絵画展2023」とは、農林水産省・文部科学省・環境省をはじめとした省庁等の後援、企業・団体の協賛を得て、全国水土里ネット及び都道府県水土里ネットが昨年10月に開催した絵画展です。
 当絵画展には、全国から全3,021作品の応募があり、厳選なる審査の結果、入賞31点、地域団体賞52点、入選142点、佳作175点が選出されました。
 水土里ネットおおまち管内からは、大町西小学校5年生・6年生の作品、計45作品を応募し、全国の選りすぐりの作品の中から、見事6名の方が受賞されましたので、ご紹介いたします。

~地域用水優秀賞(地域団体賞)~
      「木崎湖に映った田んぼ」
        種山 陽向 さん


~ 入 選 ~
   「1から作ったいねを全力で、いねかり」
        荒木 蒼満 さん


     「がんばって稲を刈る自分」
        岡村 幸成 さん


      「山といねかりをする私」
         矢口 弥 さん



~ 佳 作 ~
      「力強くお米をかる私」
        丸山 莉子 さん


      「早く食べたいなぁー」
         長澤 蒼 さん

受賞作品は、東京都美術館にて12月5日~11日まで展示されました。

 3月8日には、受賞された皆様に対して当協議会会長でもある牛越徹大町市長より、賞状をお渡しいただく授賞伝達式が執り行われ、受賞作品への講評をいただきました。


 今回、6名の方が受賞されるという大変嬉しい結果となりました。ですが受賞に関わらず応募した45作品全てが、児童たちの魅力溢れる素晴らしい作品ばかりでした。
  応募してくださった皆様、本当にありがとうございました!

| 1 / 48 | 次へ≫
Copyright(C) 2006 Midorinet Omachi. All Rights Reserved. [ ログイン ]