大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

 種まきから1ヶ月。児童たちが当番制で水やりをし、休日は保護者の協力も得ながら育苗管理が行われた苗たちは、見事に成長しました!



 5月18日(木)~田植え~

 日本各地で真夏日となり、大町市でも最高気温29.9度を記録したこの日、米作り体験第3弾「田植え作業」が行われました。協力し合って育てた苗を、いよいよ植えていきます。
 最初に先生が「田植えをやったことがある人?」と聞くと、手を挙げたのは数人で、ほとんどの児童は初めての田植えでした。当職員から植え方の方法・注意点を聞いた後、クラスごとに両端に整列し、ロープの目印を見ながら植えていきます。
 最初は感覚を掴むのが難しかったようで、苗をまっすぐに植えることに悪戦苦闘する児童たちでしたが、徐々に慣れてきたのか、植えるスピードも上がり、見る見るうちに両端に分かれていた児童たちは真ん中で合流!
 その後も、児童たちは隅の部分や間隔が広くなっている部分を見つけると自ら進んで植え直しを行っていました。
 最後に当職員が肥料を撒くところを見学してもらい、全工程が終了。時間内に終わるか心配していましたが、児童たちの頑張りにより、予定より早く1時間弱ほどで「田植え作業」が完了しました。
 作業終了後、児童たちは「みんなで協力し合いながらできて良かったです。」「お米を作るのがこんなに大変だとは知りませんでした。」等の感想を発表してくれました。

 米作り体験も前半戦が終了。児童たちは自分たちが植えた苗を、平林さん管理のもと成長していくのを見守っていきます。
 そして、次回は約4ヶ月後。「稲刈り作業」となります。「早く食べたいなぁ」と楽しそうに話す児童たちを見て、今年も豊作であることを願うばかりです。

 5月11日(木)~荒くれ・代かき作業~

 大町西小学校5年生による米作り体験第2弾!今回は「荒しろ・代かき」作業が行われました。前回の「種まき」の時とは打って変わり、晴天に恵まれ絶好の作業日和となりました。
 今回行う「荒しろ・代かき」作業では、土と水を細かくかき混ぜ、土の表面を平にしていきます。この作業を行うことで、水漏れや水温管理、また隅々まで水が行き渡ることで苗が生育しやすい田んぼが出来上がります。
 まずは「荒しろ作業」です。今年は、田の所有者である平林さんのご協力のもと、トラクターで土と水が混ざっていく所を児童たちに見学してもらいました。

作業は30分ほどで終わり、いよいよ児童たちの出番です!
 児童たちには「植え代作業」を行ってもらいました。本来は荒代と仕上げの代かきは分けて行うのですが、今回は続けて作業を行いました。
 裸足になった児童たちは合図とともに田んぼの中へ!最初は泥の感触に声を上げながら転ばないように慎重に歩く児童たちでしたが…
 次第に慣れてくると、思い思いに動きまわっていました。
      足が抜けなくなった友達をみんなで救出!

 最後は田んぼを均すため、4人一組になり角材を引っ張ります。

 児童たちの頑張りより、平に均された田んぼが出来上がりました!

 次回は、いよいよ米作り体験前半戦最後の田植え作業となります。果たして児童たちは上手く植えることが出来るのでしょうか!

 東京の桜の開花宣言から早2ヶ月。北海道でも開花し今年の桜前線もまもなくゴールを迎え、春から夏へと季節が移ろいでいくのを感じる中、越荒沢親水公園の芝桜が見頃を迎えています!
 一昨年7月に行われたイベント「土・人・水」で防草シートを敷設した所に、芝桜の植え付けを行いました。昨年は三分の一ほどが根付き所々咲いていた芝桜ですが、今年はより多くの芝桜が咲いています。

 <2022年5月26日 撮影>



 <2023年5月2日 撮影>


 昨年は、5月に防草シートを追加で敷設する際、参加者の皆さんで再植え付けを行ったり、8月のふれあいイベントでは景観整備として草刈りや草取りを行っていただきました。
 次第に暖かくなり、雪残る春の雪山と新緑の木々、そこに田園風景も加わった春の自然を感じられる季節となりました。多くの皆さんのご協力のもと、綺麗に咲いた芝桜をご覧に越荒沢親水公園まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

 今年度も大町西小学校5年生による「米作り体験」に協力させていただくこととなりました。児童たちにとって実りある体験となるよう、秋の収穫まで約半年間サポートし、作業の様子をお伝えしていきたいと思います!
 
 4月18日(火)~種まき~

 米作り体験1回目は、「種まき」です。事前の下準備は田んぼの所有者である平林さんに、また種もみ(もち米)をライスファーム野口さんに提供していただきました。毎年ご協力いただきまして、ありがとうございます。
 当日は雨が降っていたため、軒下での作業となりました。作業スペースの関係でクラス毎の作業となりましたが、当職員による説明を聞いた後、児童たちは4人1組の班に分かれて作業開始です。


 児童たちは初めて行う作業にも先ほどの説明を思い出しながら、土をならす作業や種をまく作業などを全員が体験できるよう班ごと協力して作業を進めていました。

 雨降りで寒い外での作業でしたが、児童たちは楽しみながらテキパキと進め、最後出来上がった苗箱に班の札を付けたら作業終了です。
 今後はハウスでの育苗管理となります。芽が約1週間程度し出始めた後、児童たちは当番制で水やりなどを行いながら、成長を観察するとのことです。児童たちのように、苗が元気に育つよう、我々も協力していきたいと思います。

 次回は5月中旬に荒代作業を行います。児童たちが田んぼの中で懸命に作業する姿をお伝えしたいと思います。

 令和5年3月22日に「第16回水土里ネットおおまち地域用水対策協議会定例総会」にて第20回「ふるさとの子ども絵画展」入選作品の発表が行われました。
 この絵画展は、未来を担う子どもたちが、ふるさとのすばらしさを発見し、生活に欠かせない地域用水に関心を高めてもらうことを目的とし、水土里ネットおおまち地域用水対策協議会主催により開催しているものです。

 今年は大町西小学校5年生より41作品の応募があり、厳選なる審査の結果5名の児童が受賞いたしました。
 受賞作品をご紹介いたします。

◎会長賞◎
     「がんばって稲を刈る自分」
        岡村 幸成 さん



◎理事長賞◎
      「早く食べたいなぁー」
        長澤 蒼 さん


◎努力賞◎
      「『ザッザッ』いねかり」
        勝野 柚琉 さん


◎努力賞◎
      「力強くお米をかる私」
        丸山 莉子 さん


◎努力賞◎
       「笑顔で稲をかる」
        大西 舜威 さん


 表彰状等は事務局より後日小学校へお届けさせていただき、受賞者の方々へお渡しいただく対応とさせていただきました。
 
 応募作品につきましては、全作品を4月3日~28日の期間、大町市役所本庁舎2階東庁舎連絡通路にて展示いたします。児童たち一人一人が描いた唯一無二の作品を観に、是非お立ち寄りください。

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