大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

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水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。

静かに降り続く雨の中、大町市水道水源感謝祭に参加してきました。

居谷里水源にある八坂神社で行われるこの祭典は、例年7月1日に行われています。八坂神社の奥社は、古くから居谷里の天王沢にあり、水神として祀られています。古くから京都と往来していた仁科氏が、居谷里堰の水源地を鎮護するため、京都の八坂神社から勧請したと考えられているそうです。

祭典には市をはじめ議会、連合自治会、消防や水利関係者などが参加し、大町における水道事業の先駆けとなった工事の成功と関係された方々へ感謝の意を表すとともに、末永く水環境が保たれることを願って感謝祭が執り行われました。


口当たりがやわらかく軽い〝居谷里の水〟を飲むと、体も心もほっとします。豊かな自然がつくる水の恵みに感謝し、湧水を大切にしたいものです。 

~お願い~

越荒沢親水広場の四阿(あずまや)に蜂の巣箱が設置されています。

昨日、周辺一帯の草刈りを行い休憩をしようと腰を下ろしたところ大量の蜂が飛び回り大騒ぎとなりました。


この場所は多くの方が利用する場所です。勝手に設置することは危険であり、大変迷惑です。個人的所有物を設置することは認められません。設置された方は、直ちに上記工作物の撤去をお願いします。

※6月中に撤去されない場合は、こちらで撤去いたします。

5月のすがすがしい晴れ間が続きます。今日は田植え本番です!

3日前に植えじろをした田んぼは、先生方が均一に苗を植えられるように〝田植え枠〟を転がし目印を付けてくださってありました。昔ながらの農耕具を使って先人の知恵を学ぶ貴重な機会でもあります。


宮坂事務局長が、手で植える際にどんな点に注意したらよいか、また具体的なやり方を説明しました。
「種もみを残すように根ごとむしり取って、1株(3~4本)まっすぐ植え、土を少しおさえてあげましょうましょう」「苗は〝分けつ〟して茎の数を増やしていきます。(田植え枠の)十字に重なっているところを目印に植えましょう」と子どもたちに伝えます。


裸足で田んぼに入ると、どの児童も教えられたとおりに植えていきます。植えた苗を踏まないよう慎重にバランスをとりながら歩くことが難しそうでした。また、目印の線が見えるところは等間隔で整然と植えられていましたが、見えないところは見事に曲がり慣れない作業に苦労をしていました。そして、手で苗を植える人、畦から苗を補充する人、とみんなで手分けして作業は進みました。


植え終えた後、先生が子どもたちに「みんなの植えた田んぼどうですか?」と尋ねると、 「バラバラ!曲がってる!苗が多いところがある!・・・」 色々な声が返ってきていました。

周辺にはのどかな田園風景が広がっています。農家の方々、用水を管理する人によって私たちの暮らしや景観が守られていることを少しでも多くの人に知っていただけるようこれからも活動を続けていきます。

今年の田植えも無事終了です。これから、植え直し、水管理や草刈り…大変な仕事はありますが、子どもたちは、自分の手で育てたお米を食べるのを楽しみにしています。

いよいよこの日がやってきました!

うす曇りでしたが、風の気持ちよい中、水着、ゴーグル、Tシャツ・・・すっかり夏の装いで集まってくる子どもたち。今日は、田植え前の仕上げ〝植えじろ〟です。土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜ、田んぼの表面を平らにします。

はじめは恐る恐る田んぼに入っていた児童もすぐに土の感触に喜び、泥んこになって遊び出します。「キャー!」「うぉー!」「ヤメテよ!」…泥の中に寝転んだり、泥で顔を真っ黒にしたり、子どもたちの歓声が聞こえてきました。


しっかり遊んだあとは、みんなで列をつくり、足踏みしながら平らにしていきます。そのままだと高低差があり水が寄ってしまっていた所も少しずつきれいになりました。そして、昔の道具〝代搔き棒〟を引いてさらに高さを揃えました。

今では、田舎でも全身泥んこになって遊ぶ姿はめずらしくなりました。普段できない経験によって、農業が自然と一体となって営まれていることを肌で感じとってくれたらうれしいです。

植えじろを終え、水に映った風景には趣があります。あとは、2~3日おいて田植えを待つばかりです!!

台風一過の青空となったこの日、西小5年生の荒くれ見学がありました。昔は、牛や馬の力を借り農具を引かせ行っていた作業も、今では代掻きローターつけたトラクターで水の中を走り回るだけです・・・。

荒くれは、土のかたまりを砕き水となじませる作業です。藁(わら)や小石、雑草を土下へ埋め込みます。苗を植えやすくするための素地づくりです。数日おき、さらに田面を均一にする植えじろをして田植えとなります。苗を植えるまでにも本当に手間暇がかかります。



荒くれを見学した子どもたちは、たくさんの感想を持ったようです。
『前よりも土がやわらかくなった!』
『あらじろをする前はデコボコしていたけど平らになった!』
『水が全体までいきわたるようになった』


また、地主の平林さんにたくさんの質問をしていました。
「代掻きで難しいことは何ですか?」
(うんと平らにすること。深い所、浅い所がないようにすること。)

  

見学をした後、ローターについた泥を触り、土がやわらかくなった感触を確かめていました。『すごい!トロトロになっている』 体験学習を通してさらに学びを深めてくれるとうれしいです。

次回はいよいよ泥んこ体験!植えじろです!!

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