内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ

HHCブログ

2017/06/29 11:01

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第25週)
(2017年6月19日 ~ 2017年6月25日)
●全数把握感染症
結核5例、潜在性結核1例、腸管出血性大腸菌感染症(O159 )1例、急性脳炎1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、梅毒1例、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例の届出がありました。
腸管出血性大腸菌感染症の発生は例年夏期に増加します。ヒトからの2次感染、あるいは食品からの経路で感染が拡大しやすい傾向があります。食品の取扱いに十分注意するとともに、手洗いの励行に努めましょう。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は、昨年以降、過去5年で最も多い状況で推移しています。長野県の届出数は全国の状況と比較して多い状況です。
長野県感染症情報-トピックス-
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう / 野山に生息するダニの感染症に注意しましょう
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/topics.html

松本保健福祉事務所管内
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内3例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 0
咽頭結膜熱 4
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 25
感染性胃腸炎 126
水痘 4
手足口病 1
伝染性紅斑 1
突発性発疹症 7
百日咳 0
ヘルパンギーナ 8
流行性耳下腺炎 6

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 3例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第25週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-25w.pdf

2017/06/23 10:35

医療事務スタッフ募集

安曇野市 内科・外科・小児科 穂高ハートクリニックでは、
医療事務スタッフを募集しております。

午後の勤務が出来る方
明るく挨拶や電話対応が出来る方
1-2名程度

募集しております。
是非、ご応募ください。

詳細はWebページをご覧ください。
http://www.matsuaz.biz/hotaka-heart-clinic/pages/recruit.html

2017/06/23 10:29

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第24週)
(2017年6月12日 ~ 2017年6月18日)
●全数把握感染症
結核1例、潜在性結核3例、A型肝炎2例、レジオネラ症1例、アメーバ赤痢1例、急性脳炎1例、後天性免疫不全症候群2例の届出がありました。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は、昨年以降、過去5年で最も多い状況で推移しています。長野県の届出数は全国と比較して多い状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の届出数が前週より増加しています。
長野県感染症情報-トピックス-
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう / 野山に生息するダニの感染症に注意しましょう
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/topics.html

松本保健福祉事務所管内
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内1例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 0
咽頭結膜熱 2
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 31
感染性胃腸炎 133
水痘 4
手足口病 1
伝染性紅斑 1
突発性発疹症 6
百日咳 0
ヘルパンギーナ 3
流行性耳下腺炎 12

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 0例
感染性胃腸炎 1例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第24週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-24w.pdf

2017/06/21 10:29

急性気道感染症
抗微生物薬適正使用の手引き 第一版
http://www.mhlw.go.jp/…/06-Seisakujouhou-109…/0000166612.pdf

【医師から患者への説明例:感冒の場合】
あなたの「風邪」は、診察した結果、ウイルスによる「感冒」だと思います。つまり、今のところ、抗生物質(抗菌薬)が効かない「感冒」のタイプのようです。症状を和らげるような薬をお出ししておきます。こういう場合はゆっくり休むのが一番の薬です。
普通、最初の 2~3 日が症状のピークで、あとは 1 週間から 10 日間かけてだんだんと良くなっていくと思います。
ただし、色々な病気の最初の症状が一見「風邪」のように見えることがあります。
また、数百人に 1 人くらいの割合で「風邪」の後に肺炎や副鼻腔炎など、バイ菌による感染が後から出てくることが知られています。
3 日以上たっても症状が良くなってこない、あるいはだんだん悪くなってくるような場合や、食事や水分がとれなくなった場合は、血液検査をしたりレントゲンを撮ったりする必要がでてきますので、もう一度受診するようにしてください。

【医師から患者への説明例:急性鼻副鼻腔炎疑いの場合】
あなたの「風邪」は、鼻の症状が強い「急性鼻副鼻腔炎」のようですが、今のところ、抗生物質(抗菌薬)が必要な状態ではなさそうです。抗生物質により吐き気や下痢、アレルギーなどの副作用が起こることもあり、抗生物質の使用の利点が少なく、抗生物質の使用の利点よりも副作用のリスクが上回ることから、今の状態だと使わない方がよいと思います。症状を和らげるような薬をお出ししておきます。
一般的には、最初の 2~3 日が症状のピークで、あとは 1 週間から 10 日間かけてだんだんと良くなっていくと思います。
今後、目の下やおでこの辺りの痛みが強くなってきたり、高い熱が出てきたり、いったん治まりかけた症状が再度悪化するような場合は抗生物質の必要性を考えないといけないので、その時にはまた受診してください。

【医師から患者への説明例:ウイルス性咽頭炎疑いの場合】
あなたの「風邪」は喉の症状が強い「急性咽頭炎」のようですが、症状からはおそらくウイルスによるものだと思いますので、抗生物質(抗菌薬)が効かないと思われます。抗生物質には吐き気や下痢、アレルギーなどの副作用が起こることもあり、抗生物質の使用の利点が少なく、抗生物質の使用の利点よりも副作用のリスクが上回ることから、今の状態だと使わない方が良いと思います。痛みを和らげる薬をお出ししておきます。
一般的には、最初の 2~3 日が症状のピークで、あとは 1 週間から 10 日間かけてだんだんと良くなっていくと思います。3 日ほど様子を見て良くならないようならまたいらしてください。
まず大丈夫だと思いますが、万が一、喉の痛みが強くなって水も飲み込めないような状態になったら診断を考え直す必要がありますので、すぐに受診してください。

【医師から患者への説明例:急性気管支炎患者の場合】
あなたの「風邪」は咳が強い「急性気管支炎」のようです。熱はないですし、今のところ肺炎を疑うような症状もありません。実は、気管支炎には抗生物質(抗菌薬)はあまり効果がありません。抗生物質により吐き気や下痢、アレルギーなどの副作用が起こることもあり、抗生物質の使用の利点が少なく、抗生物質の使用の利点よりも副作用のリスクが上回ることから、今の状態だと使わない方が良いと思います。
咳を和らげるような薬をお出ししておきます。
残念ながら、このような場合の咳は 2~3 週間続くことが普通で、明日から急に良くなることはありません。咳が出ている間はつらいと思いますが、なんとか症状を抑えていきましょう。1 週間後くらいに様子を見せて下さい。
もし眠れないほど咳が強くなったり、痰が増えて息苦しさを感じたり、熱が出てくるようなら肺炎を考えてレントゲンを撮ったり、診断を見直す必要が出てくるので、その場合は 1 週間たっていなくても受診してください。

2017/06/16 10:47

近隣の児童で、発熱で来院。

インフルエンザA型陽性
マイコプラズマ抗原陽性
が、同時に検出されました。

お大事になさってください。

2017/06/15 8:59

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第23週)
(2017年6月5日 ~ 2017年6月11日)
●全数把握感染症
結核5例、潜在性結核1例、腸管出血性大腸菌感染症3例(O157:1例、O145:2例)の届出がありました。
腸管出血性大腸菌感染症の発生は例年夏期に増加します。ヒトからの2次感染、あるいは食品からの経路で感染が拡大しやすい傾向があります。食品の取扱いに十分注意するとともに、手洗いの励行に努めましょう。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は、昨年以降、過去5年で最も多い状況で推移しています。長野県の届出数は全国と比較して多い状況です。

長野県感染症情報-トピックス-腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう / 野山に生息するダニの感染症に注意しましょう
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/topics.html

松本保健福祉事務所管内
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ0名(長野県内6例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 1
咽頭結膜熱 5
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 8
感染性胃腸炎 120
水痘 7
手足口病 1
伝染性紅斑 2
突発性発疹症 3
百日咳 0
ヘルパンギーナ 3
流行性耳下腺炎 2

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 1例
感染性胃腸炎 2例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第23週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-23w.pdf

2017/06/11 7:16

平成29年6月11日(日)
安曇野市 休日当番医として
9時から17時まで
診療を行います。
通常の時間帯とは異なりますので、ご注意ください。
お気軽にご利用ください。

2017/06/08 10:49

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第22週)
(2017年5月29日 ~ 2017年6月4日)
●全数把握感染症
腸管出血性大腸菌感染症の発生は例年夏期に増加します。ヒトからの2次感染、あるいは食品からの経路で感染が拡大しやすい傾向があります。食品の取扱いに十分注意するとともに、手洗いの励行に努めましょう。 つつが虫病の患者届出が相次いでいます。草むら等に立ち入る際はダニに咬まれないように長袖・長ズボンや足を覆う靴を着用するなど肌の露出を少なくしましょう。
●定点把握感染症
流行性耳下腺炎は、昨年以降、過去5年で最も多い状況で推移しています。長野県の届出数は全国と比較して多い状況です。

長野県感染症情報-トピックス-
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう/ 野山に生息するダニの感染症に注意しましょう
http://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/topics.html

松本保健福祉事務所管内
インフルエンザ内科・小児科16定点
インフルエンザ7名(長野県内37例)。

小児科10定点
RSウイルス感染症 0
咽頭結膜熱 5
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 13
感染性胃腸炎 113
水痘 8
手足口病 4
伝染性紅斑 2
突発性発疹症 12
百日咳 0
ヘルパンギーナ 5
流行性耳下腺炎 9

基幹病院1定点
マイコプラスマ肺炎 0例
感染性胃腸炎 6例

長野県感染症情報 (2017年(平成29年)第22週)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/29-22w.pdf

2017/06/08 9:46

抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(2017年6月1日)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000166612.pdf


急性気管支炎の原因微生物は、ウイルスが 90%以上を占め、残りの 5%~10%は百日咳菌、マイコプラズマ、クラミドフィラ等であると指摘されているが、膿性喀痰や喀痰の色の変化では、細菌性であるかの判断はできないと指摘されている


感冒
・感冒に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。

急性鼻副鼻腔炎
・成人では、軽症(※1)の急性鼻副鼻腔炎に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
・成人では、中等症又は重症(※1)の急性鼻副鼻腔炎に対してのみ、以下の抗菌薬投与を検討することを推奨する。
(成人における基本)
アモキシシリン水和物内服 5~7 日間
・学童期以降の小児では、急性鼻副鼻腔炎に対しては、遷延性又は重症の場合(※2)を除き、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
・学童期以降の小児の急性鼻副鼻腔炎に対して、遷延性又は重症の場合(※2)には、抗菌薬投与を検討することを推奨する。
(小児における基本)
アモキシシリン水和物内服 7~10 日間

急性咽頭炎
・迅速抗原検査又は培養検査で A 群β溶血性連鎖球菌(GAS)が検出されていない急性咽頭炎に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
・迅速抗原検査又は培養検査で GAS が検出された急性咽頭炎に対して抗菌薬を投与する場合には、以下の抗菌薬投与を検討することを推奨する。
(成人・小児における基本)
アモキシシリン水和物内服 10 日間

急性気管支炎(百日咳を除く)
・慢性呼吸器疾患等の基礎疾患や合併症のない成人の急性気管支炎(百日咳を除く)に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。

急性下痢症
・急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。

プロフィール
医療法人泉会
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
特定検診
予防接種

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