10/08/19

陽子線治療

お盆も明けたことですし、
月火水ブログの担当副理事長に矢の様なブログアップの催促を始めようかな
とこの頃思い始めております木曜ブログ担当の牛越です。
仏の顔もお盆まで、とか言っちゃったりなんかして(笑)。

18日でしたか、相澤病院さんで有効なガンの治療方法とされている陽子線治療を導入する、というニュースが流れておりました。職掌がら「ガン」→「ガン保険」→「商売直結」と、興味をそそられました次第です。
私は医療の専門家ではございませんので、詳しい説明はその道の専門家に譲るといたしますが、陽子線治療というのは放射線治療の一種で、従来の放射線治療よりも正常な細胞に与える影響が少ないとされているとか。つまり、患者さんの身体的な負担が少なくて済む、有り難い治療法と期待されているそうです。
ただ、身体的な負担は少なくて済むのですが、金銭的な負担は保険適用外のため、治療初期に280万円から300万円の費用が必要になるとか、まぁ、そこで「ガン保険」の出番があるわけでございます。

何だか商売っ気たっぷりなエゲツナイ話に傾いてきましたが、ここで申し上げたいことは「ガン保険に入りましょう!」、ということではもちろんありません。

菅谷松本市長さんは、「健康寿命延伸都市」を政策の一つの方向性として打ち出しておられます。ただ長生きすれば良いのではなく、元気にピンシャン長生きしようぜ!、ということなのだと思いますが、こうした健康寿命を実現するについては医療の果たすべき役割というものは決して少なくない、私はそう思います。
また、医療というと「その地域に根差した医療」という点に目が行きがちですけれど、実は先進医療に関してはもう少し地域的な広がりのある側面もあるようです。

例えば、陽子線治療や重粒子線治療といった、ガン治療に有効だとされる先進医療を実施できる施設は、実は日本国内にそう沢山は無いのが現実です。「ガン保険にしっかり入っていて金銭的な手当てに不安は無い」としても、何処に暮らしていても最先端の治療を受けられるものではないようですし、また必ずしも最先端の治療を受けられる機会に恵まれるともいえない、そういう現実もあるようなのです。

今回、相澤病院さんでこうした先進医療施設が導入される(稼働するのは2013年6月を予定)ことは、松本の御城下に心強い医療機関が誕生するということであると同時に、県内各地また近県各地の人々、ひいては日本全国の先進医療を求める人たち、場合によっては世界中の人々にとっても、心強い味方が誕生するということにもなると思います。
静岡県なんかでは、こうした充実した先進医療施設を集積・集約することで、がっちりとした地域作りの土台にしようなんていう取り組みもなされているとか。
街作りの切り口って、実は私たちが思う以上に様々な角度があるのではないか、ニュースを見ていてそんなことを思いましたところです。

さて、いくら最先端の治療施設ができたとしても、一番なのはそうした施設のお世話にならないで「ピンシャンジジイ」になることだと思います。
良く言われることですが、ガンにならないためには、ストレスを溜めるな・煙草は吸うな・酒は程々にせよ・焦げたものは食うな・色に狂うな、などなど、少数説も含めれば枚挙に暇の無い養生訓の数々が登場するのだろうと思います。
どれをとってみても、「JAYCEEにはまず無理!」というものばかり、やれやれ・・・でございます。

今回は珍しく、何となくにっちもさっちもまとまりそうな気配でございまして、蛇に足を描かない内に、またの御目文字まで。

アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎

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