皆さん、お元気ですか?

全国大会目前ですが皆さんいかがお過ごしですか?基本的には名古屋でやることのない憲法問題委員会に出向してます井上です。

さて、最近青年会議所を対象に、東日本大震災後の企業意識調査の結果が届きましたので皆さんにご紹介します。

3・11東日本大震災後の企業意識調査

2,122人のメンバーが回答しており(9月28日現在)、私たち青年会議所メンバーのそれぞれの企業のリアルな声を表わしているので調査結果はなかなか興味深いものがあります。

中小企業の定義は業種によって若干異なりますが、まあ300人以上の従業員の規模であれば十分大企業と言えるレベルです。

アンケート結果によると、300人以上の従業員規模の人は3%いますので、全国の大企業の割合0.3%と比べると大企業のメンバーが比較的多いことがわかります。

「今後、あなたの企業で増加、増強して行きたい事項はありますか?」という質問に対して「新市場の発掘(40%)」と答える率が高いのはデフレ不況でマーケットが縮小している現在において当然の結果と考えますが、「人員(35%)」という回答が高いのが印象的です。

震災がなくても元々デフレで苦しんでいる企業がほとんどだと思いますが、企業を支える人員を増加、増強したい、という強い気持ちを感じる結果だなあと感じました。

皆さんもたまには日本JCの情報を覗いてみてはいかがですか?

チャーオ





25日は、早朝弘前を出発し、東日本大震災の被災地の1つである塩釜市を目指しました。
マスコミの報道を通じて感じる景色だけでなく、自分がその目で見て感じることの重要性を再認識。

実は約15年前、仙台を訪問した際に、塩釜市と松島を観光したことがありました。そんな思い出も胸に、塩釜市へ。

駅を降りて徒歩でぶらぶらと海に向かいました。
商店街の建物はまだ閉店されたままのところも目につき、道路と建物の間の亀裂は修復されていないところも多々見られました。


観光遊覧船の発着場所となっているマリンゲートの駐車場も御覧の通り。15年前もこの場所から遊覧船に乗り、カモメに餌をやったことを思い出し、切なくなりました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、二度と大津波が発生しないように海に向かって手を合わせてきました。

地元の方と話をするべく「佐藤鮮魚店」の親父さんとしばらく話をしました。駅前で営業していた店はつぶされ、今はマリンゲート駐車場の仮設店舗で営業しているとのこと。塩釜市も3mの津波が押し寄せ、港に停泊中のボートが、津波で近くのショッピングセンターまで流されていたそうです。
この後、親父さんに聞いた地元でお勧めの寿司屋に行きました。(なんと息子さんが車で連れて行ってくれました!!)
ご紹介いただいた「仁王寿司」で昼食。

塩釜港は三陸でも大きな港で、生マグロの水揚げ高は日本一だとか。なかでもこれからの時期に水揚げされる通称「ひがしもの」と呼ばれるメバチマグロはとても高級品なんだそうです。今は震災の影響で漁場が荒れてしまい、自慢の近海ものがあまり水揚げされていないようですが、それでもおいしくお寿司をいただきました。
寿司屋の親父さんともあれこれと話をしましたが、仁王寿司も津波の被害を受け、一時期営業ができなかったようです。なかなか地元の大工さんにお願いすることもできず困っていたところ、昔からのお得意さんだった松本市の大工さんが、店舗の修理をしてくれたそうです。遠く東北の地で偶然訪れた寿司屋で「松本」という縁でつながり、とても感激しました。

まだまだ本格的な復興には程遠い塩釜。比較的ほかの都市に比べて被害は軽かったようですが、それでも震災の爪痕ははっきりと残っています。しかし、出会った人々の顔には悲壮感はありませんでした。改めて日本人の強さを感じるとともに、今後の復興について考えさせられる機会となりました。

最後に、弘前青年会議所の記念品として「缶詰」をいただきました。

津波で被害を受けた水産加工会社のものだそうです。家族で思いを噛みしめながら頂戴します。
このようなことに気配りができる、弘前青年会議所の素晴らしさ、被災地の人々の強さに触れ、松本に戻りました。
またいつか東北に、次こそ家族で訪問したいと思います。

9月24日、社団法人弘前青年会議所創立60周年記念式典にご招待を受け、東北に行ってまいりました。
普通に行けば、24日の午後到着となるのですが、24日の日中を有効に使おうと思い、なんと東京駅発の夜行バスにて青森に向かいました。
夜行バスの旅は、思った以上に快適。「あづまシート」という完全に区切られた座席で10時間過ごしました。
まずは、青森市「三内丸山遺跡」

という国内最大級の縄文時代の遺跡に向かいました。「北のまほろば」(まほろばとは素晴らしい場所、すてきな場所を意味する日本の古語)という呼称からも想像できる通り、豊かな水産資源と森林資源に恵まれたこの地に、多くの縄文人が暮らしていたことを想像させられました。

その後、奥羽本線で弘前入り。昨年の全城シン弘前大会に続き2度目の訪問となりましたが、まさか2年連続で弘前に来るなんて思いもよりませんでした。
弘前はご存じ弘前城を中心とする城下町。松本と境遇・雰囲気がどことなく似ています。

写真は洋館づくりの建物。街中のあちらこちらにこのような洋館と古い和風建築が共存しています。
前回大会ではゆっくりと見学できなっかたので、弘前城まで足を延ばしました。

今年は弘前城築城400年を記念して様々な催しが年間通じて実施されています。この日は、弘前城二の丸でなんと国際流鏑馬大会が!!

この天守閣が春になると、一面桜に覆われます。

さて、60周年の記念式典です。

華美過ぎず、質素過ぎないとても素晴らしい式典と祝賀会でした。
祝賀会の最中に、
2012年全城シンを主管する函館JCさんのPRをお手伝い。来年はみんなで函館に行きましょうね!!
この夜は、奈良理事長、全国城下町青年会議所連絡協議会の清藤会長をはじめとする弘前JCの皆さんにお気遣いいただき、楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございます。
夜のレポートは小林監事が別途投稿をしてくれると思います!!
(以後続編へ)

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