内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ

HHCブログ

2010/10/08 23:31

新型インフル、予防接種料に市町価格差
(10月8日 05:00) 下野新聞


 新型インフルエンザワクチンの予防接種が県内の医療機関でも今月から始まり、病院や診療所で順次予約を受け付けている。昨季は新型と季節性の2種類のワクチンを打つ必要があったが、今季は新型と季節性を一本化した「3価ワクチン」1種類で済むようになった。県によると、各市町が決めた今季の接種料金は14市町が1回3600円(公費補助対象外の人)としたが、13市町は3600円を上限に医療機関に料金を設定してもらうなど価格差が生じるとみられ、各自治体も広報紙などで周知の徹底に努めている。

 3価ワクチンは、新型と季節性(A香港型、B型)の両インフルエンザに対応するワクチン。昨シーズンのような接種の優先順位はなく、希望者は随時接種できる。

 昨季全国一律だった新型インフルエンザワクチンの接種料金は、今季は各市町村が医師会側などと協議して決めた。厚労省は目安として1回目が3600円、2回目が必要な人は2550円(別の医療機関で接種すると3600円)を示しており、県内の14市町もこの金額を定額料金としている。

 一方、宇都宮や足利など13市町は国が示した1回目と2回目の料金をそれぞれ上限額とした上で、その金額を超えない範囲で医療機関が独自に設定できるようにした。

 宇都宮市保健所の担当者は「未確認だが、市内の医療機関では1回目の接種料金が2千円から3600円の範囲内でばらつきが出るようだ」とみている。

 今季から医療機関は新型インフルエンザワクチン接種で予診料(問診で体調不良などが分かり接種できなかった場合に発生する料金)を徴収できるようになり、厚労省は1790円を目安にした。

 宇都宮など17市町は、公費補助対象外の人で1790円または1790円を上限に予診料を設定。岩舟など6市町は1300~1500円、那須烏山など4市町は医師会側との話し合いで予診料はないという。

 県健康増進課によると、生活保護世帯や低所得世帯は負担軽減措置があるほか、多くの市町は65歳以上の高齢者や妊婦、中学3年までの子供に独自の補助制度を設けており、同課は「接種料金の詳細や医療機関名は各自治体のホームページや担当課で確認してほしい」と呼び掛けている。


コメント:
 長野県内も、市町村で価格差があり、混乱しそうですね。
 佐久市では、1回目2500円、2回目2200円 13歳以上3600円
(佐久市医療機関一律)
 松本市では、1回目3600円、2回目2550円
 安曇野市では、上限を上回らないように各医療施設で自由設定。

 公平性を保つためには、一律料金の方がいいのかもしれませんね。

 以下に、12月3日の信濃毎日新聞でも取り上げられました。


新型インフルのワクチン接種 料金まちまち 倍以上の差も
22年 12月3日(金) 信濃毎日新聞


 新型インフルエンザワクチンの接種にかかる費用が今季は市町村ごとにまちまちとなり、接種を受ける人に不公平感が生じている。初めて新型ワクチンの接種が行われた昨季は、ワクチン生産が追い付かないこともあって国が統一料金を設定したが、生産が安定した今季は市町村に料金設定を任せたため。県内19市だけをみても、医療機関によっては倍以上の開きが出ている。

 新型ワクチンの接種は、国と委託契約を結んだ受託医療機関が実施する。厚生労働省は今季の基準額を昨季の接種料金と同額に設定。ワクチン代1399円、問診費用1700円(2回目接種時は700円)、接種実施費用330円に消費税を加え、計3600円(2回目は2550円)とした。その上で、実際の料金は市町村ごとに定めるよう指示した。

 健康な65歳未満の人の接種費用は、県内19市のうち長野、千曲、飯田など6市は基準額で統一(佐久市は13歳未満は減額)。一方、塩尻や上田、安曇野など13市は受託医療機関が料金を自由設定するよう決めた。

 この結果、飯山市のある診療所は、13歳以上は1回3千円、13歳未満は2回で計3600円に設定。上田市の診療所は、13歳以上は1回3千円、13歳未満は2回でも計3千円とした。13歳未満は長野市などの半額以下となった。

 接種費用が自治体ごとに大きく異なることについて、同省結核感染症課は「市町村の事情や考えに基づいて行っており、問題はない」との見解。費用が安い診療所は問診費用や実施費用を抑えているとみられる。

 基準額で統一したことについて、長野市は「受診者間の不公平感をなくすため」と説明。千曲市は「統一価格が望ましい」とした地元医師会の意向を反映したとする。一方、上田市も協議の結果、「自由価格の方が、患者の利点がある」との地元医師会の意見を尊重したとしている。

 「子どもが多い世帯には割引もしている」(飯田市の開業医)とする医療機関もあるが、基準額で統一された市の医師には「(ワクチン接種の)価格競争が起きると何かと気兼ねする。統一価格の方が楽」との声もある。

 こうした状況に、長野市の3児の母親(40)は「5人家族全員の接種で計2万円余かかった。子育て世代の負担を軽くできないのか」と不満を漏らした。

2010/10/08 23:06

子宮頸がんワクチン無料化 細菌性髄膜炎も、年内実施
2010/10/07 21:39 【共同通信】


 桜井充財務副大臣は7日、臨時国会に提出する予定の2010年度補正予算案に、子宮頸がんワクチンの無料接種を年内に始めるための費用を計上する方針を示した。

 乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となるインフルエンザ菌b型(Hib)と肺炎球菌のワクチンについても、同様の措置を講じる考えも表明した。医師不足対策などのための「地域医療再生基金」も約2千億円積み増す方針。同日開かれた民主党の議員連盟で明らかにした。

 子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因とされる。10代前半のワクチン接種で予防が期待できるが、費用が計4万~5万円と高額で普及が進んでいない。

 桜井氏は「補正予算で基金をつくり、10年度後半から11年度まで国と地方が半分ずつ負担する形で、本人負担なしで接種できるようにしたい」と表明。ただ、年収800万円程度で所得制限を設ける考えも示した。
2010/10/07 21:39 【共同通信】


コメント:
 子宮頸ガンワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの無料接種化が進めばいいですね。
 各市町村によっては、補助をしている所も有りますね。

 定期接種になればいいのですが・・・・・・
 対象者や、接種方法に不公平がないようになればいいですね。

 年内に始めるためには、後2ヶ月しかないので、準備などを考えると、国の方針が早く発表になればいいですね。

 この報道の後で、サーバリックスの予約キャンセルの電話がありました。より多くの人が国から無料で接種してもらえればいいと考えます。

2010/10/08 22:07

来春の花粉飛散 全国平均5倍に
(2010年10月6日) 【中日新聞】【夕刊】
猛暑影響 近畿は10倍


 来春は花粉にご注意を−。民間気象会社ウェザーニューズ(東京都港区)は6日までに、2011年春に予想されるスギやヒノキの花粉飛散量を発表した。今夏の記録的な猛暑の影響で花粉が多く飛ぶといい、全国平均で今春の5倍、近畿では10倍になる見通し。

 同社によると、スギは夏の日照時間が長いと光合成が活発になり、花粉の雄花生産量が増える。今年は猛暑の影響で日照時間が長く、高温が続いたため、来春は大量飛散を記録した05年と同じか、さらに多くなる見込み。ヒノキもスギと同じ傾向が予想されるという。

 地域別に見たスギ・ヒノキの飛散予想量は、今春比で近畿が全国最大の10倍。関東・北陸・甲信・東海が7〜8倍、東北北部・山陽が5〜6倍、四国が6〜7倍、東北南部・山陰が2〜3倍、九州が2倍。最小は、シラカバ花粉が飛散する北海道で1〜2倍の見込み。

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