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パーソナルコンピューター | Home | 医療法人仁雄会 穂高病院 古屋直行院長
2011/08/05 20:25 | 印刷

 サッカー元日本代表の松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 安曇野市 内科・外科・小児科 穂高ハートクリニック

FNNニュース08/05 18:52)

 34歳という若さで亡くなったサッカー元日本代表の松田直樹選手が、5日午後、実家に無言の帰宅をした。また、一夜明けた5日、元チームメートが涙ながらに心境を語った。
 5日午後4時前、松田選手の遺体を乗せた車が、群馬・桐生市の実家に戻ってきた。
 16年間在籍した横浜F・マリノス。
 横浜マリノスタウンには、献花台が設けられ、松田選手をしのぶサポーターが次々に訪れた。
 また、長野・松本市でも、多くのサポーターが献花に訪れた。
 松本山雅の練習後には、母親の正恵さんが、亡きがらとともにチームサポーターにあいさつ、最後の別れとなった。
 松田選手と松本のつながりは、今シーズンからだった。
 J1の横浜F・マリノスを退団し、J2のさらに下、JFL(日本フットボールリーグ)所属の松本山雅に入団した。
そこは、これまでとは、まったく違った環境だった。
クラブハウスもない、時にはトイレもない。
そんなグラウンドでの練習も当たり前。
試合のユニホームを自分で洗濯しなければいけないなど、負担は大きなものになった。
 生前、松田選手は「洗濯やるのすごいなって思う。夜になっちゃって、飯食って帰ってきたときに、その洗濯物凍っていたから」と話していた。
 それでも松田選手は、自身の選んだ道に喜びを感じていた。
 松田選手は「(チームメートは)俺よりサッカー好きなんだなって。俺も負けないけど。でも、本当にいい。本当に来てよかった。これ伝えたいんだよな、このよさを」と話していた。
 日本代表で世界を目指す戦いから、J2・J1昇格を目指す戦いへと身の置き場を変えた松田選手。
それでもサッカーへの情熱は変わらなかった。
常にいちずで、いつでも一生懸命。
それはまるで、サッカー少年のようだった。
松田選手は「苦しいんだけどね。『もう辞めてー』とか、ふざけて言うけど、『なんだこれ』みたいな。でも、それって幸せな悩みだよね。悩めば悩むほど、苦しめば苦しむほど、最後笑ったときに、半端ない喜びが待っているだろうなと感じるし。これを打破できるのは自分しかないし、逃げるのは簡単だし、今は、それとの戦いに勝ちたいなと思います」と話していた。
 しかし、その思いを遂げることはかなわず、松田選手の歩みは、道半ばで終わりを告げてしまった。
 そして、共に日の丸を背負い、40歳をすぎても走り続ける選手らが心境を語った。
三浦知良選手(44)は4日、長野・松本市で「自分を目標に『カズさんが辞めるまでは辞めない』と、彼らしい強気な感じで、いつも僕に言ってくれてたんでね。そういう選手が、自分を目標にしているということで、自分自身もすごく刺激にもなっていましたし、自分も頑張ろうという気に、いつもなってたんでね。今、マツ(松田さん)のお母さんにも言われたんですけど。『本人の分まで頑張ってやってください』と言われたんでね。頑張ってやりたいなと思います」と話した。
中山雅史選手(43)は「言葉がないですね...。一緒に戦った男が、こんなに若くしてね。この世を去ってしまったことが、非常に悔しくてならないですね」と話した。
 また、横浜F・マリノスでは5日、練習前にファンと選手が黙とうをささげた。
横浜F・マリノスのゴールキーパー・榎本哲也選手(28)は、退場処分を受け、松田選手にゴールを任せてしまったことがあった。
榎本選手は、お世話になった先輩のことを思い出し、涙をこらえながら、「ありがたい先輩だったんで。思い出はいっぱいありすぎて、わかんないですけど。いつも怒鳴られていたような気がします」と話した。
 また、田中マルクス闘莉王選手(30)は、言葉にならない様子だった。
 三都主アレサンドロ選手(34)は「感じるものと同じものが言葉には...。すみません」と話した。
 5日午前10時ごろ、松田選手が所属していた松本山雅FCのキャプテン・須藤右介選手(25)は、「松さんはゲームに出ていると、いつも勝ちにこだわってチームの先頭になって、一緒に頑張ってくれた最高の選手なので、とにかく勝ちたいです」と話した。
 そして、松本山雅FCの加藤善之監督は「とにかく僕から言えることは、グラウンドの中では勝つことだけに集中して、戦ってほしいと。それを言い続けるしかないと思っています」と話した。
 松田選手の通夜、告別式は、実家がある群馬・桐生市で、8月8日と9日の両日に営まれる。

(08/05 18:52)


松田直樹選手、倒れてからの経過  読売オンライン
2日午前9時42分 長野県松本市のグラウンドでランニング開始

 同9時57分 ランニング終了

 同9時58分 脈拍を測りながらストレッチをしている途中に突然体調不良を訴えて倒れる

 同10時3分 救急車を要請。到着までに人工呼吸・心臓マッサージを施す

 同10時13分 救急車到着。出発まで12分間、人工呼吸・心臓マッサージ・自動体外式除細動器(AED)処置

 同10時25分 グラウンドを出発。途中でドクターカーに乗り換える

 同10時52分 信州大学付属病院救急救命センターに到着、集中治療室に移動

 午後4時30分 主治医が「急性心筋梗塞で、非常に危険な状態」と説明

 午後6時 松本山雅の大月弘士社長、主治医らが信大病院で記者会見。松田選手は意識不明の状態が続く

 3日午後0時30分 加藤善之監督が記者会見。「容体に変化はない」と説明

 4日午前10時 大月社長が「集中治療室で松田選手と面会」と明かす

 午後1時6分 松田選手が死去

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