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季節性インフルエンザワクチン2018/10月-1月 | Home | 溶連菌感染症 国立感染症研究所感染症情報センター
2018/09/12 8:49 | 印刷

BCG接種後の経過
http://www.bcg.gr.jp/bcg/pdf/shiryo_bcg_imgposter.pdf

Q,BCG接種の副反応はどういうものですか?
A,接種後10日以降に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さくうみをもったりします。通常1~2カ月でかさぶたができて治ります。これは異常な反応ではなく、むしろBCGがついた証拠です。この局所反応がひどい場合は、医師に診てもらってください。
ときに(約1%)腋窩リンパ節腫大がみられます。出現時期は4~6週間後が多く、大きさは大きくても2cm程度で、ほとんどすべて2カ月程度で縮小、消失します。通常は放置して様子をみるだけでかまいませんが、3cm以上になるとか、化膿してうみがでたりしたら、医師に診てもらってください。
例外的ではありますが、重大な副反応として、ショック・アナフィラキシー様症状全身播種性BCG感染症、骨炎(骨髄炎、骨膜炎)、皮膚結核様病変(狼瘡、腺病性苔癬など)の報告もあります。

Q,BCG接種後、腋窩リンパ節腫大がみられたときは、どう対処したらよいでしょうか?
A,3カ月児にBCG接種を行い、1~2カ月後に触診するとリンパ節の腫脹が認められることがあり、その頻度は約1%といわれています。大きさも大きいもので2cm程度までで、次第に縮小し、自然に治癒します。この程度のリンパ節腫大はBCG接種後の正常反応の範囲内のもので、異常な反応と考えなくてよいでしょう。
リンパ節の大きさは時とともに変化し、またきわめてまれに瘻孔(組織が欠損して管状の穴ができること)を形成した例がありますので、経過観察は必要です。リンパ節が化膿して波動を触れるか、皮膚との癒着、瘻孔の形成、あるいは3cmを超えるほど大きくなれば、対処が必要になります。

http://www.bcg.gr.jp/bcg/shiryo.html

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