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2017/07/21 9:12 | 印刷

手足口病が大流行のおそれ 対策は?
7月19日 20時56分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170719/k10011065451000.html


 「子どもの手や足にぶつぶつが…」「ごはんを食べる時に痛がる!」こんな症状が出る「手足口病」。ことしの5月、6月ごろから患者が増え、この夏、大流行のおそれがあるといわれています。高熱やおう吐、頭痛などの症状が出た場合は要注意。すぐにお医者さんに診てもらう必要があります。子どもを守るため、どうすればいいのでしょうか。

 国立感染症研究所によりますと、今月9日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は1万8151人。前の週からおよそ7000人増えました。
1医療機関当たりの患者数は5.74人で、この10年の同じ時期と比べると患者数が最も多かった6年前、平成23年に次ぐ流行になっています。

 手足口病は、主にウイルスの付着した手を口元にもっていったり、感染した人のせきやくしゃみを吸い込んだりして感染します。主に5歳以下の子どもが夏場に感染して発症することが多く、特に、免疫を持っていない2歳以下の小さな子どもの間で流行する傾向があります。

 感染を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
専門家によりますと、まずは、ほかの感染症と同じように、トイレの後や食事の前などに、せっけんと流水でしっかりと手を洗うことが重要です。
 感染した人の便からもウイルスが排出されるので、おむつを処理する際は使い捨ての手袋を使うなどして、ウイルスを周りに広げないよう適切に処理することが必要です。
さらに、小さな子どもが集まる場所では、おもちゃやタオルなどを消毒することが有効だということです。

 予防策をとったにもかかわらず、かかってしまったらどうすればいいのでしょうか。手足口病には、ウイルスに効果のある治療法やワクチンはなく、症状に応じた対症療法が中心となります。
夏場のこの時期、注意が必要なのは水分補給です。口の中に痛みがあっても、きちんと水分をとることが大切だということです。

 さらに、注意が必要な症状があります。
高熱が出る、おう吐や頭痛などを訴える、視線が合わない、呼びかけにこたえない。こんな症状が出た場合は、髄膜炎や脳炎の疑いがあるそうです。専門家は、こうした症状が出たら、すぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。

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