鴨居歯科かもしか通信

かもしか通信は長野県塩尻市にある
『鴨居歯科医院』・『鴨居歯科インプラント審美サロン』のスタッフブログです。
このブログでは、院長のコラムや、スタッフがリレーでつづる日記などをお届けします。

かもしか通信

2011/11/28

噛む力

みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの寺嶋美保子です。

皆さん食事のときにはどのぐらい噛んで飲み込んでいますか?
私は意識して数えてみたらいつも10回も噛まないで飲み込んでいたことが分かりました。

よく噛むことは大切だと言われていますが、身体にどのような影響があるのか調べてみました。

1、痴呆を防ぎ、知能を高める
アルツハイマー病を引き起こすとされる、たんぱく質「ベータアミロイド」。脳の神経細胞を壊す、有害な物質です。最近の研究によれば、このベータアミロイドは、口のそしゃく運動が少ないほど多くなるといわれています。つまり、よく噛む人ほど痴呆になりにくいというわけです。さらに脳が活発に機能し、反射神経や記憶力、認識力、判断力、集中力なども高まります。


2、胃腸を健康に
食べ物をよく噛むと表面積が大きくなり、消化酵素による分解効率がよりアップします。また、アミラーゼなど、唾液に含まれる酵素は、食べ物の消化を助ける大切な成分。よく噛んで食べるほど、胃腸の負担は軽くなります。


3、丈夫な歯をつくる
そしゃくは歯根に刺激を与えるため、歯を支える骨の細胞の新陳代謝をよくするといわれています。また、唾液中には抗菌作用のある酵素や、カルシウムと結合して歯を強化するたんぱく質など、虫歯を寄せつけない成分が含まれています。しっかり噛めば噛むほど唾液はたくさん分泌されるため、虫歯や歯周病の予防効果は高まるといえます。


4、がんや生活習慣病を防ぐ
唾液に含まれるペルオキシダーゼには、がんの引き金となる活性酸素を抑制する効果があるとされています。がんだけでなく、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病にも有効です。


5、アレルギー性の病気予防に
そもそもアレルギー性の病気は、違う生体を体内に入れることによって起こるもの。食べ物をよく噛み、消化吸収を促すことで、抗原抗体反応によって起こる食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、花粉症などはある程度、予防することができます。


6、ダイエットや美容効果も
食べ物をよく噛むと、エネルギーの生産能力は急上昇します。また、そしゃくするうちに、唾液が多量に分泌され、血糖値が高まるため満腹中枢が刺激されます。そのため、食べ過ぎを防ぎ、効果的にダイエットができるというわけです。さらに、顔の筋肉と骨が鍛えられ、しわを予防。若々しい表情をつくることも可能です。


7、ここ一番の勝負にも!
力を入れるときに食いしばるのが奥歯。よく噛んで食べていれば、歯やあごが鍛えられ、ぐっと噛みしめて力を発揮することができます。運動でも仕事でも、ここ一番の勝負では、日ごろのそしゃく力がモノをいいます!


このように噛むことは様々ないい影響を身体に与えます。
皆さんも噛むことを意識しながら食事をしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

医療法人 弘仁会
鴨居歯科医院

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