松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]


今日はまた一段と冷込みがきつかったですね。
松本から眺める山々は白く染まり、道行く車の冬タイヤも目立ちはじめました。
中旬までの暖かさから急激に寒さが訪れて身体がついて行けない感じです。
皆さんも体調不良にならないよう、お気をつけください。

報道では、元信者遠藤被告の死刑確定によりオウム真理教による
一連の事件の裁判に一つの区切りがついたようです。
松本在住のものとして松本サリン事件は身近な出来事だっただけに
17年という長い歳月を経てようやくここまで来たのかという思いです。
ですが、いまだに逃亡者もいますし確定とはいえ刑が執行されていませんので
遺族や被害者の方々にしてみれば終わったという事にはならないのかもしれません。
事件に巻き込まれた多くの方に一日も早く心の平穏が訪れることを願うばかりです。

人は皆、心の中に弱さを持っています。
とくに精神的に追い詰められている時には何かに縋りたくなるものです。
宗教に限らず心の痛みを共有できる仲間を求めるのは自然な事でしょう。
しかし気の置けない仲間が出来たとしても良心は失いたくないものですね。
たとえそれが唯一の拠り所であったとしても...。