鴨居歯科かもしか通信

かもしか通信は長野県塩尻市にある
『鴨居歯科医院』・『鴨居歯科インプラント審美サロン』のスタッフブログです。
このブログでは、院長のコラムや、スタッフがリレーでつづる日記などをお届けします。

かもしか通信

2013/05/14

日焼け止め

みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の千葉順子です。


最近良いお天気で暖かいを通りこして、暑いですね。

日差しも強くなってきましたので、日焼け止めについて調べてみました。

(2013年5月新潟県上越市上下浜にて)


日焼け止め商品(サンスクリーン剤)には『SPF・PA』というものが必ず記載されています。
ではこれはどのような意味なのでしょうか?


SPF(Sun Protection Factor)とは、紫外線防御係数(サンケア係数)のことで、具体的には肌を赤くしたり(サンバーン)、皮膚癌の原因となる紫外線B(UV-B)をどれほどの時間防いでくれるか?といったことを数値化したものだそうです。
ただ1人1人、日焼けするまでの時間は違うので、SPFの数値がいくらだからといって一概に「何時間、紫外線Bを防いでくれるとはいえない」そうです。

例えば・・・
○日焼け止めを塗らず20分、紫外線を浴びれば日焼けする人の場合。
○SPF15の日焼け止めを塗る
⇒「20×15=300分(5時間)」紫外線Bを防いでくれる。
○SPF30の日焼け止めを塗る
⇒「20×30=600分(10時間)」紫外線Bを防いでくれる。


つまり、SPF値が高ければ高いほど紫外線Bを防いでくれる時間が長いということなので非常に良いように思われますが、SPF値が高い日焼け止め商品はその分お肌への負担(刺激)も大きくなりがちなので、闇雲にSPF値が高い日焼け止め商品を選べば良いというものでもないようですね。


また実際問題、紫外線Bを防ぐ力はSPF30あればかなり大きく、それ以上はそれほど防ぐ時間が大きくならないので、SPF30もSPF50も紫外線Bを防ぐ力にそれほど大差はないと言われているようです。


ちなみに日本の場合、SPF値は最高で「50」までしか表示できないことになっており、SPF50以上の場合『50 +』と表示されています。


※SPF値がいくら高くても、汗、皮脂をかいたり、体を動かし服とこすれたりするたびに日焼け止めが落ちて効果がなくなりますので、SPF値が高いからと安心するのではなく、こまめに日焼け止めを塗りなおすことのほうが大切なのです。


また、日焼け止めのPA値とは、PA(Protection grade of UVA)で、主に肌を黒くしたり(サンタン)、しわ、たるみ(光老化)の原因となる紫外線A(UV-A)をどれほど防いでくれるか?を「+」表示されており、

PA値    効果
PA +    UV-A 防御効果がある
PA + +    UV-A 防御効果がかなりある
PA + + +    UV-A 防御効果が非常にある
PA + + + +   UV-A 防御効果が極めて高い


上記のようにの4段階に分かれており(2013年より新基準PA + + + +が追加されました)、「+」表示が1つよりも2つ、2つよりも3つのほうが、より紫外線Aを防いでくれるということです。


いかがでしたでしょうか?
日焼け止めを購入される時の参考にしてみてください。

(2013年5月新潟県上越市上下浜にて)


最後までお読みいただきありがとうございました。


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