松本市 パン屋 カフェのBonne-journee[ボンヌ・ジュルネ]

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こんにちは、パン職人&日帰りの写真家タダチです。
11月最初の撮影記は前回に続いて再度紅葉狩りを、と考えたワタクシは
TVやネットの紅葉情報などを手がかりに検討した結果
これから見頃を迎えるという小諸は懐古園へ行ってみることに決めました。
昨日の松本は早朝から小雨がぱらつくあいにくの空模様でしたが
回復に向かうという予報を信じて期待と不安を抱きながらの旅立ちです...。

松本から小諸までは3つのルートが考えられますが、貧困写真家のワタクシには
選択肢がないので高速道路、有料道路を使わないとすると峠越えしか残りません。
今回は青木峠を辿り上田市内を経由して小諸へと向かうことにしました。
出発は早朝6時すぎ薄暗い雲が立ちこめる中、
田沢から旧四賀村を抜け筑北村を過ぎ青木村へと進みます。
通勤時間帯ではないため走っている車もほとんどなくて
道幅の狭い青木峠も意外にスムーズに走ることができました。
深い山に林立するカラ松が黄金に色づく様は天気が良ければさぞかし美しかろう
などと思いながら峠道を抜けると、遥か前方には雲の切れ間から降り注ぐ朝日に
照らされた上田の市街地が輝いて見えました。
上田市に入る前の道の駅でひと休みした時にはすっかり青空が広がって心もウキウキ。
ここから先はひたすら案内板に従いながら小諸へ向かって前進あるのみです。
やがて上田バイパスから小諸上田線を通って8時半頃に無事「懐古園」に到着〜。\(^◇^)/
開園は8時半からだったのでピッタリの時間でした。ちなみに駐車場料金は500円。

↑駐車場から土産物屋の並ぶ露地を少し歩くと三の門広場。料金所で入園券を買います。

入園料は園内散策のみなら大人300円こども100円、
園内の記念館や美術館などで使える共通券が大人500円こども200円でした。
ワタクシは...一瞬考えたものの、取りあえず500円券を購入。f^_^;...
↑市街地から地下道を歩いてくるとこの重文"三の門"をくぐることになります。
写真は帰りがけに撮ったモノ。バスで来た団体の観光客で賑わっていました。

この他に広場には小諸城にまつわる資料を展示した徴古館があります。
入園券を握りしめ、料金所を過ぎてイソイソと園内に入ると道は二手に分かれます。
↑こちらは黒門橋へ続く道。二の丸跡の石垣が右手にそびえます。

↑道の正面、黒門橋手前の南丸跡にて。桜でしょうか?色とりどりの落葉の絨毯。

↑奥に見えるのが紅葉谷と呼ばれる谷間に架かる黒門橋。

↑橋を渡り黒門跡へ続く道には夕べの雨で落ちたらしい大量のイチョウの葉が...。

↑こちらは黒門跡とは別のイチョウの巨木。そよ風に乗って葉が次々に落ちてきました。

↑古城の名残りを今に伝える苔むした石垣と赤く染まったもみじ。

石垣を境に再び道は分かれて右手は懐古神社へ、左手は藤村記念館へと続きます。
↑こちらは懐古神社。廃藩置県の後、明治13年に祀られたそうです。

向かって左側、懐古神社の脇には朝日を浴びた楓の庭木が美しい光景を織り成していました。
神社の裏側へ回り込んで撮影に没頭している姿はきっと不審者に見えたかも...。(-.-)
↑まるで非現実にも思えるほどの光のマジック。

↑葉のクローズアップ。色づき始めがワタクシには好み。

↑頭上を埋め尽くす自然の色彩美。ため息が出ます。

↑社務所を背景に。透明感が際立っていますね。

↑足元には落ち葉が幾重にも積み重なり土に還ろうとしていました。

今年の紅葉はあまり綺麗ではないと思っていましたが、ここではそんなことないようですね。
一旦、道を引き返して今度は藤村記念館方面へ...。
↑ここが藤村記念館。詩人・小説家"島崎藤村"の小諸時代の資料を展示してあります。

↑藤村記念館の外にはケヤキの大木がそびえていました。

島崎藤村については詳しくないので展示物を見た印象では
字が上手い人だなぁ〜〜ぐらいしか分かりませんでした...。┐(~ー~;)┌
園内にはこうした真面目な資料館がある一方で、
大正15年に創立された動物園や児童遊園地もあったりします。
動物園といっても小規模なモノですが、家族連れでこんな地味な場所にやって来て
退屈しがちな子供にとっては唯一楽しめる場所でしょうね。
でも動物園に向かうにはもう一度料金所付近まで戻らなければなりません。
↑動物園コース脇にも見事な紅葉が拝めます。ややシルエットがキツイかな?。

↑う〜ん、残念。構図に電線が入り込んじゃいました。(-o-;)

動物園の左側には遊園地がありますが、まっすぐ進んで右に折れ
白鶴橋を渡ると見晴しの良い展望台に辿り着きます。
↑白鶴橋付近の紅葉。雲で日が陰ったため今までより柔らかな色合いに。

↑懐古園の外れにある"富士見台"。さすがに雲が多くて富士山までは見えませんでした。

こんな風に敷地内はいくつも道が枝分かれしているので様々なコースで散策できますが
ゆっくりしても2時間あればほとんど見て廻ることが出来ると思います。
ワタクシの場合、紅葉撮りが目当てだったので端折って歩いたせいか小山敬三美術館や
小諸義塾記念館のように共通券で入館できたのに結局見なかった場所もありました。 (-。-;)
帰宅時間を考慮して懐古園を後にしたのは11時半頃。
約三時間ほどの滞在でしたが十分満足できる日帰り撮影記となりました。
季節外れの暖かさを保っていた気温もようやく平年並みの低さに戻ったようですから
今週末あたりが懐古園の紅葉を楽しめる最期のチャンスかもしれませんね。
ここは桜の名所としても有名なので来春もし機会があればまた行ってみたいと思います。(^.^;

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