カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 信州松本の正月三が日。
松本城では12月13日から2月15日まで、恒例のプロジェクションマッピングが行われています。

昨今は温暖化とは言っても、この時期の松本は氷点下5℃から寒い時は-10℃くらいまで下がることもあるのですが、夜街中で家族で外食した機会に、せっかくなので寒い中ですが松本城まで見に行ってみました。
何年か前に行った時はレーザーマッピングで、正直大したことは無いと感じたのですが、昨年からか、エプソンがプロデュースするプロジェクションマッピングにグレードアップされ、10台の大型プロジェクターを用いてお城全体に映像を映し出しているとのことで、映像的にも随分豪華にキレイになりました。1回の映像はせいぜい10分足らずなのですが、子供たちが寒そうだったので早めに帰ることにしました。
松本では、パルコの大きなXmasツリーが消えて伊勢町は随分寂しくなってしまいましたが、松本城のプロジェクションマッピングと併せて、同じ期間中「市街地イルミネーション」として、女鳥羽川の千歳橋から松本城の入り口までの大名町通りは、シナノ木の街路樹がオレンジ色の8万球のLEDで暖かく彩られています(冒頭3枚の写真は紹介頁から拝借しました)。
 
そして、今月23日から25日には恒例の「松本城氷彫フェスティバル」が、今年も松本城公園をメイン会場に開催されます。いずれも、寒いからこそ映える信州松本の冬の風物詩です。
 ただ個人的には、信州松本の冬のシンボルは、何と言っても神々しく真っ白に雪化粧した北アルプスの峰々です。そしてこの冬の季節は、その真白き峰々を屏風の様な背景にして聳える黒白の松本城が、より映える季節でもあります。しかも、それが雪化粧した松本城であれば尚更です。
ただ同じ信州でも、日本海側の気候の影響を受けて雪雲が流れ込む白馬や大町などの大北地方や、豪雪地帯で知られる飯山や降雪の日が多い長野などの北信地方に比べ、北アルプスに雪雲が遮られ降雪の少ない松本平は、平地での雪化粧はあまり見ることはありません。ですので、雪化粧の松本城を見られることは稀。もし観光で訪れて生憎の悪天候で、白く雪を被った松本城に出会えたらむしろラッキーなのです。また夏に比べれば姿を見せてくれる日が多い冬の北アルプスですが、こちらも晴れていても山には雪雲が掛かっている日もあり、もしくっきりと常念を始めとする白き峰々が見えたらこちらもラッキーです。
    (下の写真は2015年と2020年に撮影した雪の松本城です)
   
 そんな信州松本で、私が初めて目にした光景がありました。
それは、雪化粧した常念岳に沈む満月です。1月4日の朝、マンションからは常念岳の頂上のやや左側に沈む満月が見られました。
夏の槍ヶ岳の穂先に沈む夕日は有名で、地元のローカル紙にもそれが見られる薄川の金華橋付近から撮影した写真が掲載されることがありますが、冬の(勿論場所によっては夏にも見られるでしょうが)常念に沈む満月があることを知りませんでした。この写真は渚のマンションからの撮影ですが、市内の何処かのポイントからは常念のてっぺんに沈む満月が見られるかもしれません。
60数年住んでいた神沢や沢村からは残念ながら城山山系に遮られて北アルプスの峰々は見られないので、終活で渚のマンションに引っ越して初めて朝に夕に毎日北アルプスを眺めているとはいえ、松本に生まれ育った70年近い人間もまだ知らなかったことがあるんだと驚き、そして新鮮な感動を覚えたのでした。

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