カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
ベランダでのプランター栽培の夏野菜の中で、連作障害が心配されるのは、我が家で今年栽培している野菜で言うと、ナス科のナスやトマト、そしてウリ科のキュウリ、ゴーヤです。
トマトとキュウリに代わるゴーヤは、同じ30ℓの大きいプランターなので毎年交互に入れ替えて使っています。一方、ナスは大きな植木鉢なので毎年同じ鉢になってしまいます。そこで毎年土壌改良剤は入れてはいるものの、それと共に普通の苗より少し高くはなるのですが、連作障害に強い苗の接ぎ木苗を植えることにしています。種類は一般的な「千両2号」です。

『ナスの切り戻しは、収穫量を増やしたり秋ナスを収穫したりするために古い枝を切る大切な作業です。日常の収穫時の切り戻しと、夏場に行う「更新剪定」の2種類があります。
主枝は残し、脇芽や全体の1/2〜1/3の長さの枝を、新しい芽や葉のすぐ上で切り落とします。

・主枝は切らずにそのまま伸ばす
・脇芽に実がついたら、実の先にある葉を1枚残して切り落とす
・実を収穫した後は、その脇芽の付け根の葉を1枚残して切り戻す
・新しい脇芽を次々育てて収穫を続ける 』


最初に3本仕立てを前提に、主枝を3本特定したら、後はその主枝は切らずにその主枝から伸びてくる脇芽の花芽を遺し、その花芽の一つ上の葉っぱの先で切る・・・という作業を繰り返すのです。主枝を特定出来れば、後は単純反復作業の繰り返しなので慣れてしまえば意外と簡単です。

そして出来れば夏だけでなく、“嫁に食わすな”と云われる秋ナスまで収穫できれば・・・。
ベランダでのプランター栽培では、今まで一度も満足に収穫出来なかったキュウリの代わりに、今年初めて植えたゴーヤ。
他の夏野菜と一緒にプランターに植えたのが5月30日でした。そして(グリーンカーテンを目指すのであれば)順調に成長して葉が茂り、最初の頃は雄花ばかりだったのが、漸く植えてから1ヶ月近くたった6月26日に初めてゴーヤの雄花が2輪咲きました。

(下の写真は、左側が雄花二つ、右側が雌花です)



(7月17日には10㎝くらい、7月22日には20㎝くらいまで成長)


ゴーヤ畑では人工授粉をイチイチするのは大変なので無理かもしれませんし、逆に畑なら受粉を手助けしてくれる蜂や蝶もたくさんやって来てくれるでしょうが、マンションの上層階のベランダではそうもいきませんし、たった2本、しかも雌花の10倍以上の雄花が咲いて雌花を探すのが珍しい程なので、その都度人工授粉をしても全く手間でもありません。




測ってみると・・・、30cmありました。ヤッタネ!!初物なので、仏壇にお供えしてご報告。

「うーん、ゴーヤ栽培もなかなか難しい・・・」
次に収穫するゴーヤは、もっと早いタイミングで採る様にしたいと思います。

終活と断捨離でマンションに引っ越して5年目。
マンション生活自体には不満はありませんが、唯一の不満は(当たり前ですが)マンションには庭と畑が無いこと・・・でしょうか。
庭に関しては、奥さまが戸建て時代に丹精込めて育てていた蘭とクリスマスローズは鉢に植えて一緒に運んで来て、マンションのベランダでも家内が一生懸命育てていて、毎年頑張って花を咲かせてくれています。
また“庭いじり”が出来なくなったための私メの“グリーン欠乏症”は、“インテリア・グリーン”を大小何鉢も購入して育てることで、室内でも自己満足的ではありますが楽しんでいます。
しかし、家庭菜園だけはそうはいきません。山に畑があるのですが、水利が無いので野菜栽培は無理。そのため、最初の春にマンションのベランダでのプランター栽培を初めて試してみたのですが、結果は惨敗。二回目の春はプランター栽培では無理と諦めて何もせず。しかし、ウズウズして3回目の春にまた挑戦し・・・“三度目の正直”などどこ吹く風で惜敗(飽くまで自己評価です)。
「野菜・・・、買った方が安くない・・・!?」
という家内の冷たい(冷静且つ客観的?)評価にもめげず、ここで4回目の春を迎えて、今年も懲りずにベランダでのプランター栽培に挑戦です。
最初の失敗は水遣りと肥料不足でした。自然の降雨の恩恵が期待できないマンションのベランダ。栽培中での一週間程の不在時に、水遣りの工夫をしたものの結局は対応しきれませんでした。
3年目の春は追肥を心掛けた結果、それなりに収穫は出来たものの、キュウリはイマイチ。満足出来たのは、葉物野菜の大葉(青ジソ)、バジルとルッコラだけ・・・。
そこで4年目の今年の春。3回目となるベランダ菜園では、今回もミニトマトと中玉トマトにナス。葉物野菜ではパセリ、バジル、ルッコラと、そして今年も零れ種でたくさん生えてきた大葉(青ジソ)を栽培。
しかしキュウリは今回は潔く?諦めて(産直で購入します!)、キュウリの代わりに今年はゴーヤを栽培してみることにしました。
ゴーヤ栽培の目的は、決して最近人気の“グリーンカーテン”ではありません。我が家ではゴーヤの苦みが好きで、毎年何度もゴーヤを買って来てはゴーヤ・チャンプルーを作って食べるので、飽くまでゴーヤの収穫が目的。「キュウリがダメなら、ゴーヤでね!」という意味です。
そこで、事前にいつもの園芸店の野菜売り場のスタッフの方にお聞きして、プランター栽培が可能か、その場合のプランターの選び方や栽培のコツなどを確認し、今では品種改良がされて幾つか種類もある中で、昔ながらで苦みの強いという「沖縄ゴーヤ」(正しい品種名かどうかは分かりません)にしました。

今年はGW明けの中旬に箱根に行って来たので、水遣りの出来ない不在時を避けて、植えるのは少し遅くなりました。


30ℓの大きなプランターに、それぞれゴーヤ二株とミニトマトと中玉トマト。大きな植木鉢には連作障害に強い接ぎ木苗のナス。そして浅めの2つのプランターには、パセリとバジル、そして種蒔きでルッコラを。なお、大葉(青ジソ)は、昨年の零れダネがそこら中から芽を出してくれる筈。ただ土壌改良剤を混ぜる時に結構土を攪拌して混ぜたので、種が底の方に行ってしまって、もし生えて来なければ大葉の苗を購入することにして、暫くは観察することにしました。

因みにルッコラも双葉ですが、ルッコラは長めの葉が伸びていくのに対して、後から出て来た芽は少しすると双葉との間に少し尖ったギザギザした小さい葉が出て来ました。ですので、ルッコラではありませんし、ルッコラの種を撒いたプランター以外の全てのプランターに同じ様にたくさんの芽が出て来ましたので、これは間違いなく大葉(青ジソです)。その数100株近くありそうです。土壌改良剤を入れて結構攪拌したので、零れダネは底の方になったと思っていたのですが、皆頑張ってしっかり芽を出してくれました。
とはいえ100株は少し多過ぎるので、丈夫そうな株を選んで間引きました。そしてその中から、横藩の次女の家でも昨年大葉(青ジソ)を植えたそうですが今年は芽が出て来なかったそうなので、家内が横浜の次女の家に行く時に10株程持って行って、次女の家の鉢に植えて貰いました。

ただ、それでもゴーヤはグリーンカーテンにすれば屋根先に届く位伸びますので、二株のそれぞれの生長点を摘心し、脇芽を横に伸ばしてあげることにしました。因みに、6月中旬、井戸清掃に行く際にグリーンカーテン用にゴーヤを3鉢のプランターに植えてある喫茶店の前を通ったら、もう親指大の小さなゴーヤが出来ていました。ゴーヤはキュウリと同じで、雄花と雌花が咲きます。雄花を切り取って雌花の方に受粉してあげた方が確実ですが、そのままでも多分結実すると思います。


それぞれ一生懸命頑張って成長してくれています。毎朝水遣りの時に観察して眺めると、日々彼らの頑張り、成長ぶりに驚かされます。
しかし私たち人間がそんな自然界の営みの中で出来ることは、例えば支柱や肥料など栽培技術的に云えば色々必要な作業はあるかもしれませんが、それは単純な支援であって、言い換えれば彼等植物が成長する(結実して子孫を残す)ために、如何に我々がポートしてあげられるのか・・・ということなのでしょう。


6月26日に初めてゴーヤの雄花が2輪咲き、その後も幾つも花が咲いているのですが、雄花ばかり・・・。ゴーヤの実になる雌花が一向に咲いてくれません。
心配になって調べてみると、キュウリと違ってゴーヤは雄花と雌花は9対1位で、しかも最初の頃は弦や葉が成長するために雄花が咲くのだとか・・・。ゴーヤを育てるのは初めてとはいえ、全く知りませんでした。ですので、焦らず気長に待つことにします。我慢、我慢・・・


でもまだまだ、じっと我慢、我慢・・・の日々が続きます。
【追記】
6月26日に初めて2輪初めてゴーヤの雄花が咲き、その後も9対1どころか、20個近くも雄花ばかりが咲いていたのですが、7月8日の朝、遂に1輪、初めて雌花が咲いているのを見つけました。黄色い花の付け根にたった2㎝足らずですが、しっかりとゴーヤの形をした膨らみが付いていました。初めてのゴーヤです! \(^o^)/




毎年紹介させていただいている、我が家のシンビジウムの鉢三つ。
ほぼ隔年で花が咲く「ミルキーウェイ」と名付けられたシンビジウムは、やはり二年振りに今年はちゃんとした花芽を付けてくれました。
毎年花を咲かせる別種の二鉢のシンビジウムは、今年もしっかり3本、2本とそれぞれ花芽を付けてくれて、どの鉢もちょうど今見頃を迎えています。










蘭の開花している期間はとても長いのですが、我が家のシンビジウムも今年もきっと5月一杯は花を咲かし続けてくれる筈です。
『一般的に蘭は高価というイメージがあるが、咲いている期間がとても長いので、その期間の日数で割れば、花が楽しめる一日当たりのコストで考えると、むしろ他の花よりも安くなる位コスパが良い!』
と、ご自身も「世界らん展」に毎年ブースを出展されているという、華道家の假屋崎省吾氏が仰る通りなのです。
しかも、我が家のシンビジウムがそうである様に、もう20年近くも毎年咲き続けてくれる程に長寿命でもあります。そして何より、この花の少ない冬の季節に目を楽しませてくれる貴重な花でもあるのです。


5月から、ベランダで育てて来たプランター栽培の夏野菜。
大きな深鉢で、キュウリが二本、ミニトマトが二本、ナスは一本、後は大量の大葉と種から育てたサラダに使うルッコラ。
今年は日本中が異常な猛暑続きに依り各地で水不足が相次ぎ、朝晩プランターに水遣りをしてもやはりその影響は避けられなかった様に感じました。
また暑さとは関係ありませんが、キュウリは最初の頃は順調で、何本か収穫するなど良かったのですが、途中からハダニなのか、アブラムシよりもずっと小さな虫が集って葉やせっかくの実が枯れてしまい、手許に会った野菜や花用の消毒スプレーを使ってみても殆ど効果が無く、結局十分な収穫は出来ませんでした。
一方、プランター栽培に一番向いているというミニトマトは、それなりに順調に収穫することが出来ました。
また零れ種からたくさん生えてかなり間引いた大葉や、店頭に苗が無くて種から育てたルッコラは、使い切れない程収穫して色んな料理やサラダに使うことが出来ました。
また二年目のパセリはやはり無理だったようで、途中から葉よりも花芽が伸びてきてしまいました。パセリは毎年新しい苗を植えた方が良さそうです。
そうした中で、大きな鉢に一本植えしたナスは、結構たくさん収穫出来て、真夏には少し“とぼった”様にも感じたこともあったのですが、秋口になると、またたくさんの花を付ける様になったのです。
「秋茄子は嫁に食わすな!」
秋になると皮が柔らかくなるので、秋に収穫する茄子の美味しさを表わしたと云われる古来からのこの格言は、決して意地悪な舅の嫁いびりではなく、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんには「ナスは体を冷やすため、子を産む大事な嫁の体を冷やさないように」という説の方が多分正しいのではないかと思うのですが、少し涼しくなってから、その秋茄子がたくさんの実を着ける様になりました。
そして一杯に茂ってくれた大葉(青じそ)ですが、使い切れなかったので、秋になる前に柔らかそうな葉を摘んで冷凍保存にしてみました。

今年の結果を振り返ってみると、来年はもうキュウリの栽培は諦めようと思います。その代わりに街中でグリーンカーテンとしてゴーヤをプランターで育てているカフェを見掛けたのですが、通る度に見るとプランターでもしっかりと葉が茂っていたので、ゴーヤチャンプルーは我が家の大好物でもあることから、来年はキュウリではなく同じウリ科の植物であるゴーヤをプランターで育ててみようと思っています。
ゴーヤは本来沖縄地方などでの呼び方で、和名はツルレイシ(蔓茘枝、蔓荔枝)だそうで、昔父も一度ブドウ棚の端を使って栽培したことがったのですが、当時はニガウリ(苦瓜)と呼ばれていた様に思います(多分30年以上も前だったと思いますが、その頃小学生だった子供たちは勿論、当時の我が家ではゴーヤは人気が無く、父も一年限りで栽培は止めてしまいました)。
しかし歳を取ったせいか、今の我が家では私も家内もゴーヤの苦味こそがゴーヤの美味しさだと思っていますので、塩揉みで苦みを消す様なことは一切しません。
因みに、このゴーヤの苦味の元は「モモルデシン」という成分で、このモモルデシンは水溶性のために、サッと熱湯をかけての湯通しや塩揉みをすることで苦味が抜けるのだそうです。
我が家では、この夏場に毎週とまではいかなくても少なくともニ週間に一度は必ずゴーヤチャンプルーを食べていましたので、家庭菜園としてはむしろキュウリよりもゴーヤの方が我が家の食卓への貢献度は高いのかもしれません。
来年はエコのためのグリーンカーテンというよりも、むしろ食べるためにゴーヤを頑張って栽培しようと思います。



