カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
昨年の夏、婿殿の「岩岳マウンテンリゾートへ是非行ってみたい!」という希望をふまえ、7月末にはワンコも連れて事前チェックにも行って来ました。
その時は「岩岳マウンテンリゾート」だけでなく、岩岳の再生を手掛けた和田寛さんが新たに(株)ズクトチエとして手掛けている、青木湖畔のカフェレストラン「ao LAKESIDE CAFE」にも帰りに寄って来ました(第2010&2011話参照)。

そのために、我々ホスト役としての一番の命題は、天気の長期予報を横目に婿殿の滞在中の予定を考える中で、問題はいつ岩岳に行くか?・・・でした。と言うのも、行っても曇っていて山が見えなければ全くの興ざめになってしまいます。そしてその日のためには、また3列シートのアルファードをレンタカー予約しておかなければいけません(近間なら2台で行きますが、少々遠距離になると奥さまが運転には二の足・・・です)。
ですので、もしその予定した日が雨降りだったら最悪です。せっかく岩岳に上っても雲の中で何も見えないでしょう。
勿論その天候に依って行く日を変更しても良いのですが、問題はその時に希望するレンタカーが確保出来るかどうか・・・?
天気予報を見ながら、そんな一喜一憂する日々が続きました。
婿殿が夏休みを取って松本へ来たのは、お盆明け。今年はお盆も後半からは曇りがちで、カラッとした夏空が広がるという感じはありませんでした。
ただでさえ夏山は雲が掛かり易く、快晴の日でも松本平から北アルプスの峰々がスッキリと望めるのは数える程しかありません。当初岩岳行きを予定していたのは20日だったのですが、天気予報では白馬方面は雨マークもあり、曇りとはいえ前日の19日の方がその二日間の中では何となく無難そう。しかし、いずれも晴マークは無しなので、岩岳山頂のマウンテンハーバーからの後立山連峰が望めるかどうかは微妙ですが・・・。
そこで前々日の18日の夕刻でしたが、20日を諦めて19日に前倒しにすることに決め、肝心のレンタカー会社に電話して、当初の20日の予約をキャンセルして改めて翌日の19日に借りられるかダメ元で聞いてみると、予約していたアルファードが今戻って来たところで、明日は予約が入っていないとのこと。但し、明日になってから車内清掃等をするので貸出可能なのは1時間遅い9時ならOKとの回答に、早速予約を変更して貰いました。
(写真は昨年のマウンテンハーバーからの唐松岳などのビューです)

早速婿殿と娘を呼んで、PCモニターで今日行く岩岳からの景観をライブカメラで見て貰いました。「山の天気は変わり易い」とは良く言いますが、マンションから眺める夏の北アルプスも、朝は姿が見えていても昼頃には雲が掛かってしまうことが特に夏山は多いのです。
勿論。松本を9時過ぎに出発するので、7時前と到着する10時半頃では雲の掛かり方は違うとはいえ、当初の予想よりも多少のマウンテンビューがこの日は期待出来そうです。
そこでレンタカーを借りて家に戻っていると時間が勿体ないので、全員で一緒に松本駅近くのレンタカー屋さんに行って、手続きをしてそこから直接出発しました(因みに、二台ある別のアルファードは、欧米系のご家族が車内の使い方の説明を受けていました)。
高瀬川沿いのバイパスを通ってから仁科三湖沿いを走り、岩岳スキー場の駐車場には予定通り10時半に到着。お盆明けとはいえまだ夏休み中なので、広い駐車場はかなりの車が停車していて、その殆どが県外車です。観光客だけでなく、岩岳にはわが国有数のマウンテンバイクのコースがあるので、その利用者もかなりいるようです。また昨年はまだ工事中だった売店や休憩室などが入る建物や、2年前にリニューアルされたというゴンドラリフト“ノア”に併せて山麓駅の駅舎も完成していました。




ゴンドラは長さ2.2㎞、標高差540mを僅か7分で標高1,289mの岩岳山頂駅まで一気に登って行きます。眼下に拡がる山々や白馬の景観に子供たちのみならず、婿殿や娘も楽しそうです。


マウンテンハーバーの階段状のテラスにスペースを確保し、この前来た時の様に行列になっていなかった人気のシティーベーカリーでパンや飲み物を購入し、眼の前に拡がる後立山連峰のマウンテンビューを見ながらの休憩です。


そこで我々も食べ終わってから写真を撮って貰いました。取って貰った写真はマウンテンハーバーを出た所の窓口で、すぐにプリンターで印刷をして記念に購入することが出来ます。自分たちのスマホでも撮影して貰っているのですが、そこはやはりプロ。マウンテンハーバーからの快晴時のマウンテンビューと一緒にこの日の記念写真が収められていて、しっかりと笑顔の子どもたちが映っている良い写真でした。


マウンテンハーバーの横に在る人気のブランコ「ヤッホースウィング」は行列で45分待ち。但し身長110㎝以上でないと利用出来ないとのことで、下の孫はまだ無理なので残念ながら諦め。

(下の写真2枚はaoの紹介ページ等から拝借しました)


こちらも駐車場は混んでいて順番待ち。昨年来た時はすぐに座れたテラス席も1時間近く待たないといけないようです。そこでテラス席は諦めて、キッチンカーでのピザとドリンクで、建物横に設けられていたカウンター席で食べることにしました。


当初の予定だった20日は、婿殿が好きだという川魚(イワナの塩焼き)と蕎麦が食べられるという白馬村の食堂を予約してあったのですが、この日は水曜日で定休日とのこと。そのため残念ながら白馬はまだ飲食面では充実していないので、ここで昼食を済ませて松本へ戻ることにしました。
因みに翌日は曇りで松本から見る白馬の後立山方面はかなり雲に覆われている感じでしたので、前日も快晴とは言えず山の全容を拝むことは出来ませんでしたが、それでも北アルプスの山岳ビューに少しは触れることが出来たので、婿殿の念願だった二年越しの岩岳とそして仁科三湖も大いに気に入った様で、急遽前倒ししての岩岳マウンテンリゾート行でしたが結果は何よりでした。
上の孫が、車で運転中に道端に咲いているヒマワリを見つけると、嬉しそうに「あっ、ヒマワリだ!ヒマワリが咲いてたヨ!」と嬉しそうにコメントをしてくれるので、「じゃあ、ヒマワリを見に行こう!」ということでやって来たのが、「国営アルプスあづみの公園」堀金・穂高地区です。
こちらには、毎年お盆休みに開花期を合わせてヒマワリを咲かせているそうですが、今年は1.2haのヒマワリ畑に昨年より2万本多い5万本のヒマワリを植え、更に今年は職員の方々が自分たちで設計した草丈1.5m程のヒマワリで作った迷路が作られていて、県内外から鑑賞に訪れる観光客に人気だというニュースが地元で報道されていました。
(下の写真は7年前の冬に行った時の園内の様子)
『国営アルプスあづみの公園は安曇野市の「堀金・穂高地区」、大町市と松川村の「大町・松川地区」の二地区に分かれた公園です。
「堀金・穂高地区」では、北アルプスの山々を借景に春はチューリップとナノハナ、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスとコスモスを植栽し、冬はアイスチューリップの展示と四季を通して楽しめます。
(冬のアイスチューリップ。展示が終了する時に希望者に配布されます)
とのこと。
大町エリアと安曇野エリアの2地区に分かれていて、その総面積は353haという広さだそうですが、松本からだと大町は少々遠いので、これまでは堀金・穂高地区しか行ったことがありません。
説明に「堀金・穂高地区」が『春はチューリップとナノハナ、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスとコスモスを植栽し、冬はアイスチューリップ』とあるように、今回はヒマワリですが、“春のナノハナ”とはNHKの朝ドラ「おひさま」で大町の中山高原共にロケ地として撮影された場所で、ここには撮影でも使われた水車小屋などが残されています。

個人的にはヒマワリよりも菜の花の方が見てみたい気がします(大町の旧大町スキー場だった中山高原の菜の花は、その後鹿の食害で全滅したと聞きましたが、その後どの程度復活しているかが分からないので、菜の花を見るならこちらの「あづみの公園」の方が良いかもしれません)。

『江戸初期の日本庭園(県文化財)を見渡せる書院の間には、松本藩主や登山家ウエストンも逗留したといいます。
特に、「山口家庭園」は県名勝の江戸時代初期から続く大庄屋としての旧家に保存されてきた庭園で、江戸初期に豪荘な書院の北庭として造られ、景観は誠に宏大で池泉観賞式庭園の典型となっており、庭園史に残る名園です。』
とのことですが、今でもご子孫が住んでおられるため、インターホンを鳴らしてご在宅の時は、お屋敷内部と庭園の拝観が可能だそうです。
個人的に興味深かったのは、その池泉観賞式庭園に用いられる水が屋敷の土塀に沿った水路に音を立てて流れていて、その豊富な湧水を門の所から屋敷内に引き込み、庭園内を巡らせてまた門の所から流れ出てから公園方面へ勢い良く流れ下って行っていました。安曇野わさび田湧水群だけでも日糧70万トンというとてつもない湧水量ですが、この近くの須砂渡渓谷には名水「延命水」もあって、本当に北アルプスからの湧水の豊富さを感じます。「国営アルプスあづみの公園」の入園料は大人450円で、65歳以上のシルバーが210円、小中学生以下の子どもは無料という大変良心的な設定です。
堀金・穂高地区はメインの「田園文化ゾーン」と「里山文化ゾーン」の二ヶ所に分かれていて、お目当てのヒマワリ畑や春のナノハナは「里山文化ゾーン」です(秋は一面のコスモス畑に変わるそうです)。





関東甲信も梅雨入りした6月中旬。
最近の梅雨は、昔の様な“しとしと降る雨”というイメージではなく、線状降水帯やゲリラ豪雨といった感じで、何だか“梅雨”というイメージではなくなりつつあるのかもしれません。
そんな梅雨の真っ只中。午後は小雨予報ではあったのですが、昼過ぎまでは天気は悪くなかったので、久し振りにワンコたちとドライブに行くことにしました。
何度も書いていますが、住んでいる松本も含め、長野県内で“Dog Friendly”と呼べる(評価出来る)のは唯一軽井沢だけ。否、日本全国(と言っても我々がワンコたちを連れて行けた範囲ですが)でも、那須も箱根も、伊豆も、京都もどこも全く“Dog Friendly”ではありませんでした。唯一、現在はNYに暮らす娘が麻布台に居た時に、その周辺の六本木から芝公園辺りは、軽井沢の様に街を挙げて(軽井沢は観光協会が主導しています)ではなくとも、“Dog Friendly”なお店や芝公園などのエリアが多かった様に感じました。
・・・と、前置きが些か長くなりましたが、観光業はインバウンドで浮かれていないで、これからの国内観光では年寄りとワンコを如何に大事にするかがそのポイントだと思っています(と何度も書いていますが・・・)。
最初は、大町の仁科三湖の青木湖畔にある「ao LAKESIDE CAFE」に行こうかと思ったのですが、ワンコが散歩するエリアが無いのと、そこでは喫茶だけにして他で蕎麦を食べようと思うと、例えば安曇野エリアでワンコと一緒に食べられる蕎麦屋さんは、数十軒在る蕎麦屋のなかでたった二軒だけ・・・(松本だって市内ではたった一軒だけです)。
人間様が食べている間、車の中でずっと待たせておくのは可哀想(特に夏のこの時期は車内の暑さが心配になります)。
ということで、結局今回も選んだのは“Dog Friendly”な軽井沢・・・です。
軽井沢はワンコ連れの(年寄りの)別荘族が多いという事情もありましょうが、(林間を活かす様な敷地の広さもその背景にはあるのか)テラス席を設けている飲食店が実に多く、蕎麦屋さん(何十年も前からの旧道沿いに在るような古い店舗は別として)も決して例外ではありません。
前回次女一家と軽井沢に滞在した時に夕食で食べに行った「地粉や」や「きこり」の支店ともいえる「香りや」(いずれも御代田町ですが)は、人気店でありながらちゃんとテラス席も設けています。他にもワンコOKのお蕎麦屋さんを検索してみると、隣接する御代田エリアまで含めると全部で8軒あるとのこと。さすがは軽井沢です。
そこで、途中車でランチに行ってまた戻るのは大変なので、最終的な目的地は軽井沢のアウトレットに行くことにして、先にどこかランチに行ってからアウトレットへ向かうことにしました。(下は前回の写真です)

その時に、女将さんから目の前に拡がる、佐久平越しの八ヶ岳を教えて貰い、初夏からは芝生ガーデンのテラス席も使える様になるので、その時にはワンコOKと紹介して頂いていたので、今回はワンコたちとのドライブの途中でのランチにそちらへ伺うことにしました(因みに夜は予約可能ですが、ランチは予約が出来ません)。
軽井沢のアウトレットは軽井沢ICの方が近いですが、御代田町へは小諸ICで降りて、浅間サンラインを走った方が所要時間は短くなります。

軽井沢の隣、御代田町の浅間サンライン沿いに在る「霧下そば 地粉や」。11時開店で11時15分頃に着いたのですが、「えっ、今日って6月の平日だよ!!」
驚くことにこの日は平日だというのに、既に店の前の20台近い駐車場はほぼ一杯で、しかも8割方が県外車です。
軽井沢から御代田に掛けての一帯も蕎麦屋さんが多いエリアですが、「地粉や」はその中でも屈指の人気店なのでしょうか。
テラス席も我々の前のお客さんで満席となり、テラスの方が席数が少ないとはいえ、結局30分近く待つことになりました(室内の方が席数が多いので、我々よりも後から来られたウェイティング番号が遅い人の方が先に呼ばれていました)。
やはりワンコ連れのお客さんが食べ終わってテラス席の方から出て来られ、我々の順番になりました。





というのも、その時の「地粉や」の二八は少しコワイ(固い)感じがしたのですが、茹で方なのか若しくは捏ねの水の分量なのか、いずれにしても二回目のこの日は前回と食感が違っていて私にはちょうど良く、モチモチして美味しく感じました。

最初から大盛りや二枚を同時に持って来るのではなく、追加蕎麦は一枚目が終わる頃を見計らって茹でたての追加蕎麦を持って来てくれること。しかもそれ用にそばつゆと薬味も新しいのを改めてサーブしてくれるのです。そして、更にその薬味もですが、松本の某有名店の様な小指の頭大の“申し訳程度”ではなく、その何倍もの“半端ない量”の卸した生わさびがこれまた多目の刻みネギと共にしっかりと載っているのです。更に天かすもサービスで一皿持って来てくださいます(我々は天プラの油でソバツユの味が変わってしまうのがイヤで使いません。因みに、最近は天つゆを別に出してくれる処もあるのでその場合は良いのですが、天ぷらそばも同様の理由で頼みません)。
(「スバラシイ!!蕎麦屋はこうでなくっちゃ!!」と心の中で拍手喝采)
蕎麦自体の美味しさは勿論ですが、一度その評判を聞いて食べに来れば、今度はその接客ぶりにも感激して必ずリピートするであろうことが容易に想像出来るのでした。
「ごちそうさまでした。また来ます!」




その後雲行きが少し怪しくなってきて、天気予報通りに多少雨もパラついてきたので、ミカドコーヒーで持ち帰りの珈琲を買って駐車場へ戻り、早目に松本へ帰ることにしました。疲れたのか、はたまた安心したのか、道中ワンコ2+1がすやすやと寝息を立てていました。
軽井沢滞在の最終日。
皆で朝ゆっくりと朝食を食べ、ゆったり温泉にも入って、チェックアウト時間ギリギリまでノンビリ過ごしてから荷物を積んで、ワンコたちも一緒に出発しました。
この日の次女一家との軽井沢での最後のランチは、今回も六本辻のラウンドアバウト(Roundabout)に面した林の中に佇む「ピレネー」。こちらは調理用の暖炉で炙られる肉料理がメインの、観光客や地元にも人気のフレンチ・ビストロです。

もし晴れていたら車の中でお留守番のワンコたちが心配でしたが、幸いこの日は曇っていて、直射日光を遮ってくれる林の中の駐車場なので一安心です。
駐車場に車を停めて、ワンコたちのために少し窓を開けて、ラウンドアバウトに面した正面玄関へ。
開店前から行列が出来ていて、時間になって予約の有無を確認され、予約済みの人は席に案内されて行きます。

私メは今回も若鶏の半身4200円。家内は珍しく、信州銘柄豚千代幻豚の自家製ソーセージ 4360円。

また4歳以上の子供は、お子様ブッフェ1500円を頼む必要がありますが、4歳未満は無料です。


(写真では分かり辛いですが、写っている大きな窓の外の木々や垣根のすぐ外側は、観光客の行き交う歩道とラウンドアバウトです)

今回も娘たちが昨晩負担してくれたのと、さして変わらない料金になりました(・・・トホホ。この日のための資金確保で、我が家では出来るだけ質素倹約令で節約してきたとはいえ、ジジババは辛い・・・)。
でも最後、横浜へ帰る新幹線に乗る次女一家を軽井沢駅で見送る時に、何度も何度も振り返ってはジジババに手を振ってくれる孫たちを見ていると、「良かったなぁ!また、おいで!」と、そんなトホホもどこかにすっ飛んで行ってしまったのでした(ヤレヤレ・・・)。
今回の軽井沢滞在のお礼にと、娘夫婦が今回の軽井沢ステイ最後の夜に予約をしてくれてあったのが「森香」というお店。
いつも「焼き鳥が食べたぁーい!」と私がブーブー言っても、奥さまに(東京では母娘で何度も食べ行った筈なのに、「松本には美味しい処が無いから」と)全く取り合ってもらえない父親を憐れんで、次女が軽井沢で、孫たちを含め皆で食べに行ける焼き鳥店を探して予約してくれました。
何でも、この「森香」は昨年11月に軽井沢の追分に新規オープンした店とかで、紹介記事に依ると、
『本格炭火焼鳥とこだわりのワインが楽しめる お店「焼鳥 森香」がオープン!地鶏を丸ごと捌いて串打ちをし、備長炭で丁寧に焼き上げる焼鳥や、こだわりの自然由来の旬野菜の野菜焼きが、その日の仕入れによっておまかせで提供。 しっとりとした大人の雰囲気の中、職人の技を間近で感じられるカウンター席でライブ感を楽しみながら味わえます。 焼鳥と一緒に楽しめる厳選されたナチュラルワインも充実しているのでぜひ! お子さま連れの来店もOKのお店なので、ご家族でも楽しめます。』
とのこと。

「あぁここなら近いから、帰りに運転しても大丈夫かも・・・」
と予行演習をしておきました(旧中山道は狭いですが、車は皆国道18号を通行しますので、住民の方とここのお店を訪れる以外の通行車両はありません)。


道の反対側辺りの広めの空き地が専用駐車場になっているので、大型車で来ても大丈夫です(駐車スペースをお聞きしたら、奥様がわざわざ出て来られて案内くださり「タイヤ止めが無いので気を付けてください」との仰せ。

シンプルでスッキリした店内は、L字型のカウンターのみの13席とのこと。我々が一番乗りかと思いましたら、駐車場には実際に大きなベンツのGクラスが停まっていて、既に一組がスタートしておられました。我々の予約席は、子供がいるせいでしょう、気を利かして頂いてコーナーを囲む様にキープされていました。
「森香」は夜のみの営業で、メニューは基本的に2時間制での会津地鶏の8900円のコースのみ。そのコースは 、前菜に始まり、焼鳥と拘りの季節の旬の野菜を組み合わせた、前菜、焼鳥7本、野菜焼き3種類、一品料理という内容。
なお、当日の電話予約(但し夜7時半以降の場合)だと、サラダ、焼鳥五本、季節の野菜、お漬物の「おまかせ五本(4,900円)」も対応可能とのことですが、我々は大人が全員コースで、子供たちはつくねやモモなど、彼らが食べられそうな串と野菜をその場でオーダーしました(聞けば「焼き鳥好きだよ!とのこと。ムム、末恐ろしい・・・」)。






先ず、会津地鶏の鶏ガラの出汁スープに始まり、
・前菜三品(信州らしい「くらかけ豆」のおひたし、春菊とブラッドオレンジの
サラダ、ササミの蕗味噌添え)
・若鶏のムネ(粗塩かすり下ろしの生わさびで)
・レバー(塩)
・モモ
・地元上田産のみどり大根
・砂肝
・芽キャベツ
・エンガワ(あばらの外側の部位とのこと)
・手羽元
・ミニトマト
・つくね
・〆の土鍋ご飯(鶏牛蒡の炊き込みご飯)
・鶏ガラスープのラーメン(追加オーダー)
使われている器が都度変わり、出される食材に器の色合いも合わされていて素敵なのですが、奥様に依ると、何でも軽井沢に来られてからの開店準備をする中で、お休みの度に松本まで出掛けて行って、“蔵の街”中町の「ちきりや」などで探して、気に入った器を時間を掛けて買い揃えてこられたのだとか・・・。
「松本って素敵な街ですね!」
ひょんなところで松本の良さを褒めていただき、こちらまで嬉しくなりました。
なお、娘が予約した時にお酒がワインで中心で、日本酒が無いということを気にしてくれたそうですが、今回伺ってみると地酒も含めて日本酒も何種類かはちゃんとリストにあり、この日も冷酒で戴くことが出来ましたので念のため。






さて、肝心の焼き鳥コース。ご主人が厳選されたという会津地鶏に拘り、自ら捌かれて丁寧にした処理がされていて、非常に上質な鶏肉なことが分かります。今まで食べたことの無い珍しい部位もあるのですが、備長炭で丁寧に焼き上げる焼鳥はどれも美味しい。ただ、とてもあっさりシンプルな味付けなので、我々高齢者には大変良かったと感じたのですが、若い婿殿たちには逆にあっさりし過ぎとも感じた様でした。
婿殿曰く、二子玉の焼き鳥店が彼らのお薦めだそうですが、そちらの方が彼らは好みでしかもコースが6000円とのこと。確かに、食材は高級地鶏なのでしょうけれど、別荘族相手の軽井沢価格か、長女が連れて行ってくれた六本木だったか人気の焼き鳥店は確かに一人1万円以上のコースでしたが、信州でコース8900円という価格設定には、我々田舎モノは二の足を踏んでしまいます。
婿殿からは、「横浜に来たら二子玉の焼き鳥店に一緒に行きましょう!」と誘ってくれたのですが、ワンコが一緒だとなかなか横浜に行くことは叶いません。
子供たち用に〆にお願いした鶏ガラで採った出汁のスープのラーメンが、縮れの細麺だけで具は一切無いシンプルなラーメンなのですが、優しい味わいで美味しいとのこと。結局大人たちも追加でオーダー。コースの〆の土鍋ご飯(鶏牛蒡の炊き込みご飯)は、皆軽く一膳頂いて、残ったご飯は奥さまがおにぎりにして持たせてくださいました。
因みに娘夫婦のご主人と奥さまとの会話の中で分かったこと。孫たちが生まれる前だそうですが、神宮での野球観戦(彼らはドラゴンズファン)の後に入った焼き鳥屋さんが、偶然にも当時ご主人が独立前に勤められていた有名店だった由。
今回は婿殿のお陰で、別荘族もリタイアされた高齢者の方々が多いでしょうから、その点でも或る意味こちらの「森香」の料理も我々向けだったのかもしれませんが、長女が麻布台に居た時に連れて行って貰った以来で、久し振りに美味しい焼き鳥をコースで堪能させて貰うことが出来ました。
「ごちそうさまでした。」オカタジケ・・・。



