カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
バレンタインデーのお返しとして『さかた』のおやきを発送手配するために、先月末の週末に松本市新村のお店に行ってきました。その場で買うには、朝行かないと売り切れてしまいますが、後日の発送依頼のため、手の空いた昼頃出掛けました。しかし相変わらずの混雑振りで、ひっきりなしにお客さんが訪れますが、種類によっては既に売り切れも・・・。
新商品で「豚味噌」が登場していました。ナス(鉄火味噌)は夏の7月から9月くらいまでの限定商品で、残念ながら今だ試食ならず(勿論この時期はありません)。
娘たちや職場の女性陣へのお返しですが、昨年好評だったのと、チョコレートを食べた張本人がご注文のため、私はただのアッシーで、ムフフ・・・お財布含めてお気楽です。
故意か、偶然か・・・?長女がバレンタインデーに送ってくれたゴディバのチョコレート。早速一つ口に入れ、「何これ~っ!」の叫び声が。何事かと行ってみると、一滴もお酒の飲めない奥様が食べたチョコがボンボンだったのだとか。フム、人間悪いことは出来ないものです(・・・と、翌日にはボンボンだけを残して、トリュフなど他のチョコレートはすっかりきれいに跡形も無くなっていました。さっすがぁ・・・田舎のネズミの学習能力)。

松本市街からは上高地線で、長野道松本インターを越え、松本大学、サラダ街道交差点を過ぎて新村地籍の次の信号左手(右手に広い駐車場あり)。一目で分かる本棟造りを模した店舗が目印です。
中の具の量(皮の薄さ)には感動します(・・・と思います)。
第132話でご紹介した上諏訪駅前の割烹『味宏』へ、2月下旬また大先輩にお誘いいただき、ご一緒に伺いました(ここの常連である大先輩に事前予約いただいて、ご一緒しないとスペシャル・メニューは出てきません)
ただ、まだ今は、春の山菜や秋のキノコのシーズンではありませんので、正直あまり期待していなかったのですが、この日の“スペシャル”は、何と「猪汁」。
何でも、(おそらくこの日のために)頼んでいた「ドングリ林に住む野生の猪」が手に入ったとかで、それを豚汁のようにして出してくれました。
驚いたことに全く臭みが無く、しかもドングリを食べて脂が載っているというお話の通り、豚肉よりも脂に“甘味”があってとても美味しくいただきました。
そして、先付けの「フキ味噌」(この他、天婦羅でも諏訪湖名物のワカサギと一緒にフキノトウが出されました)。お酒の肴にはモッテコイです。
早春とは言えまだまだ寒い諏訪ですが、日当たりの良い所では、もうフキノトウが出ているのだとか。蕗らしい苦味で、一足早く“春の味”を、冷酒(この日は、近年評判の「御湖鶴」の純米)の肴として楽しむことが出来ました。
満足、満足・・・。ご馳走様でした。
第225話でご紹介した神楽坂の『鳥焼 金太郎』で出会った絶品の“クリームチーズの味噌漬”。これが日本酒に良く合うんです。チーズと味噌の意外な(しかし絶妙な)洋と和のコラボレーションです。
我家の冷蔵庫に、幸運にも先日帰省した時に娘が買ったKiriのクリームチーズ(ポーションタイプ)が少し残っていたので、先日早速家の味噌(普通の無添加信州味噌)を塗って冷蔵庫に入れ、待つこと二日。う~ん、楽しみ、楽しみ・・・。
でも、そう言えば「金太郎」で出されたチーズは、味噌が全く付いていなくて、綺麗でしたっけ・・・?ガーゼにでも包んで味噌に漬けたのか、外側を削ぎ落としたのか?考えると気になりますが、別に客に出す訳でもないので、まぁいいや。どうせ男の賄い料理ですから。
味噌を水で洗い流しペーパータオルで水気を取り早速味見です。お供は『純米吟醸 大信州-風穴貯蔵』(旧安曇村の稲刻地区の風穴で貯蔵されたお酒)。
味噌の色が着いて、少しベージュ色がかっています。少し寝かせ過ぎたのかも。金太郎のそれは真っ白でしたから。
案の定、少々塩味がキツ目。でも、クリームチーズの濃厚さと味噌味のコラボレーションはしっかり出ています。
家内曰く「同じ発酵食品同士なんだから、合うのが当たり前。チーズと味噌を使った料理って結構あるわよ!」との仰せ。言われて見れば、なるほどです。てっきり『金太郎』の“大発明”かと感動したのですが・・・。「じゃあ、食べたことあるの?」、「無いけど・・・」

強制適用の禁酒デーもあり、3~4日間そのままにしておいたら、家内の言うように発酵食品同士の結び付きが強過ぎたのか、もっと濃厚な、まるで別モノのチーズになったようでした(チーズは詳しくないので何とも説明できませんが)。
このクリームチーズの味噌漬は、超簡単ながら私メの定番の(冷酒用の)おつまみになりそうです。
その代わり、いつもの「おちょこ」一杯が二杯になり、やがて三杯に・・・(皆さま、飲み過ぎにお気を付けください、マセ)
平日の夜、家内が夜仕事をしないといけないとやらで「簡単に外で食べるぅ!」との仰せ。「近くで簡単に」というリクエストに、いつもの岡田六助『月の蕎麦』ではなく、久し振りに『やんちゃ坊』に出かけました。ここは信州大学(以下信大)や美須々ヶ丘高校の近くの追分交差点にある韓国料理店。
10年近く前に、高校の音楽部の先輩が当時信大の人文学部の助(准)教授(現在は教授)をされていて、ゼミの学生さんたちへの講演を頼まれ、講師謝礼無用でとお受けしたお礼に、ゼミの学生さんたちとの食事会で連れてきていただいたのが最初でした。大学に近いこともあり、学生さんや先生など信大の関係者が良く来るお店とのことでした。
信大の周りには、エスニックカレーの「メーヤウ」(お昼は確か食べ放題だった筈)や知る人ぞ知る(今や松本B級グルメの代表格メニューの)山賊焼きの「源太」(何十年も変わらぬ値段とボリュームにきっと驚く筈)、また命名の由来を知り納得の大衆食堂「ピカドン」(先月末の朝日新聞「惜別」欄で11月に亡くなられたご主人の紹介あり)や高級中華のお店など、学生さん向けから信大病院の先生御用達まで結構色んなお店があります。
ここ『やんちゃ坊』は学割(1割引とか)もあり、簡単な定食から本格派焼肉までかなりレパートリーが豊富。韓国人のご家族がやってらっしゃるレストランで奥様が料理を担当されていて、本場に負けない味の韓国料理を出してくれます。
この日は、ムク(韓国風の蕎麦豆腐だそうです)サラダと他店の倍はありそうな自家製ナムル、そして家内が石焼ビビンバ、私がいつもの豚キムチポクム。これさえあればご飯が何杯でも食べられます。辛くて汗をかくほどなので、特に寒い冬にはお薦めです。
実はもう一品チャプチェ(春雨の炒め物)も頼んだのですが、食べきれずお願いして持ち帰りにしてもらいました。
奥様は、韓国料理の本を出版されるなど、ここ松本でも本格的な韓国料理が楽しめます。
ここは家からも近く持ち帰りも可能なので、閉店してしまったチャイナ・スパイスの代わりに、農繁期は今度「やんちゃ坊」からテイク・アウトしようと家内と話しながら帰って来ました。
先週東京に出張した際、長女は仕事で毎日深夜族なので、大学生の次女を誘ってデートをしました(・・・してもらいました)。
上諏訪の美味しかった焼鳥屋が拡張移転で味を落としたという評判のため、今回は「どこか美味しい焼鳥屋を探しておいて!」(以前、二人で神楽坂の高級しゃぶしゃぶ店にふらりと入って、後で家内に叱られたので)というリクエストに応えて娘が連れて行ってくれたのが、飯田橋から神楽坂を少し上って右側の路地に入ったところにある『鳥焼 金太郎』という焼鳥屋さん。
しかし、神楽坂はホントにいい街ですなぁ!・・・情緒があって。
一本路地に入って歩いていると、元芸子さんと思しき着物姿のご婦人が「今朝、ウチの子のカンザシ落ちてなかったかしらねぇ?」などとご近所さんに聞いていたりして・・・。おお、今時カンザシですよ、カ・ン・ザ・シ!
さて、「この界隈では評判なんだって」と娘が予約してくれてあった「金太郎」は、平日でもほぼ満員の盛況。真中に八角形のカウンターがあり奥にはグループ用の個室もあるようです。若い店員の皆さんもキビキビしていて気持ちが良く、なかなか活気のあるお店でした。うん、焼鳥屋さんはこうでなくっちゃ!
焼鳥の前に、単品でモロキュウ、クリームチーズの味噌漬け、ピリ辛コンニャク(これは昔家でも作ったなぁ)をオーダー。中でもクリームチーズの味噌漬が絶品!でした。いや、オドロキ。今度家でも試して見ようっと・・・。
お通しには、ちぎった生キャベツに味噌。こういうのって家で食べてもそれ程美味しくないのに、焼鳥屋さんでは不思議とビールに良く合いますね(などと言いながら、「もう一杯お替わり!」)
地鶏の焼鳥は、中心は1本200円から300円でしょうか、田舎より少々高めですが、中には(本日の正肉)、比内鳥や名古屋コーチン、軍鶏などもあり、素材も新鮮でどれも美味しかったです(「赤」という隠語?でオーダーが通されていた、ミニトマトの串焼きが人気のようでした。確かに加熱するとトマトは甘くなりますが・・・?)。
砂肝やレバーも新鮮で、味付けは勿論塩でしたが、美味しかったので無理をお願いしてレバーをタレでも焼いてもらいました。娘はコラーゲン一杯だからとボンチリを追加オーダー。冷酒の手取川が「旨いなぁ・・・」(我家のお嬢様方は家内に似てアルコールは飲まれませんので、この日も娘はウーロン茶だけ)。
ご馳走さまでした。
「高かった?」「いや、そんなことない。まぁ、都会はこんなもんでしょ。」
「う~ん、あんなにお酒飲むからだよ!また怒られない?」
「ぜ~ん然!+?」

「ま、イイかぁー!」
飯田橋に戻り市ヶ谷方面の夜景をパチリ。
「もう、恥ずかしい!写真撮ってる人なんかいないってばぁ!」
「いいじゃーないの、田舎モンなんだからサ。ブログに載せなくっちゃ!」
「娘に付き合ってもらえるだけ、父親としては幸せじゃないの!」とは日頃の家内の弁。確かにそうかも知れません。
「じゃあね」、「ウン、頑張れよー!」・・・と、娘は振り向きもせずスタスタと歩いて行ってしまいました。まぁ、いいか・・・。
遠ざかる背中に向かって小さくもう一度、「頑張れョ。」



