カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
8月12日。この日の天気予報は曇り時々雨。
昨年4月に再開園した「チロルの森」。昨年も夏に孫たちを連れて行っているのですが、更に施設も充実したとの報道もあり、なかなか田舎の信州では子供たちを連れて行ける施設が少ない(例えば動物園や水族館は、松本エリアにはありません)ので、今年も孫たちを連れて行ってみることにしました。
生憎この日の天気予報は「曇り時々雨」。しかし、松本は降っていなかったので向かったのですが、「チロルの森」のある場所は分水嶺の塩尻峠の下で、塩尻の市街地から見ても結構山の方で標高1000mとか。ですので結構天候も変わり易いかもしれません、
平日の水曜日とはいえ(通常火水は休園日ですが、お盆前で開園していました)、お盆直前で夏休み。開園時間の10時直前に着いたのですが、10台程しかいなかった前回よりは多く、でも広い駐車場に20台程でしたでしょうか(帰る頃にはもっと増えてはいましたが)。

『「信州塩尻農業公園チロルの森」は、ワールドインテックが運営する、欧州オーストリア・チロル地方をモチーフとした、標高1,000mにある総合テーマパークです。
ヨーロッパの牧歌的な景観や農業体験などを楽しむことが出来、主な特徴はラベンダー畑や牧舎があって、乗馬や動物とのふれあいなど自然に溶け込んだ施設となっています。
また、本場の製造を元に作った自家製のビールや濃厚なアイスクリーム、ジューシーなソーセージが楽しめます。また、石窯で焼いた本格的なピザやパン。豊富なメニューのレストラン、体験教室など、「見て・触れて・食べて」五感で楽しめる施設です。
しかし来場者の減少と新型コロナウイルス感染症の影響で2020年11月29日に一度閉園しましたが、2025年4月26日に再開園しました。』
入園料は、大人1000円で4歳以上の子どもが500円。


前回は馬とポニーが傾斜地の放牧場を駆け回っていましたが、今回は降った雨でぬかるんでいるためか牧舎の中。放し飼いアルパカが牧舎の前で遊んでいましたが、人懐っこいとはいえ、気に入らないと唾を吐きかけるそうですので注意が必要です。




何匹かいるヤギたちに買った干し草のエサをあげたり、(生まれて数ヶ月の子ヤギ二匹の子ヤギは母親からの授乳中でまだ母乳以外は食べられません)、モルモットの小屋で触ったり、別の建物のジャンボウサギハウスに行って、室内でウサギたちとやはりエサの人参を買って触れ合ったりしました。



ちょうどこの頃雨が降って来て、屋根下なので室内で遊ぶ分には濡れずに済んだのですが、問題は寒いのナンの・・・。多分20℃前後だったのではないでしょうか。
家内曰く、「半袖、短パンの人なんて誰もいないわよ!」(イエ、待っている間に一人見ました・・・)。
その後、彼らは「宝石探し体験館」に移動。こちらは、用意された大きな箱の中に一杯入った赤や黄色、緑といった天然石の小石の中から自分の気に入った石を集め、小さな透明なプラスチックの容器に入れて持ち帰ることが出来ます。ここでも楽しそうに遊んでいました。

昨年はあまり食指が動かず、松本まで戻ってカフェレストランに行ったのですが、今回はまだ雨が降っていたこともあり、園内の「街のレストラン」で食べることにしました。正直、あまり期待しないで入ったのですが、大変失礼ながらこれが予想外(スイマセン!)に良かったのです。
値段はそれなりながら、メニューの中心はワンプレートにチキン南蛮やハーブチキン、鶏唐揚げが主菜で、そこに十穀米とたくさんの野菜サラダが盛られているのですが、この野菜が山盛りでプレートの半分以上を占めています。
塩尻や朝日村など、この周辺はレタスを中心に洋野菜の栽培が盛ん。ですので、当然とはいえ朝採れなのか、この旬の野菜が本当に新鮮でシャキシャキで美味しいのです(ドレッシングは数種類から選択)。
因みに、娘はチキン南蛮、私たちはハーブチキン、子供たちは子供プレートをチョイスしました。 (メニューの写真はH/P等から拝借しました)


帰る時には駐車場には来た時の倍くらいの車が停まっていましたが、これだけの施設なら県外からの避暑(この日は寒すぎましたが)を兼ねて、もっと多くの観光客が来てくれる様にPRした方が良いと今回も感じた次第です。
前話でご紹介した、メリタにコーヒーメーカーのステンレスポットの修理依頼をしていた期間中の、我が家での朝のコーヒーの話題です。
そこはやはりインスタントではなく、ちゃんとしたドリップコーヒーが飲みたい。かといって市販のドリップバッグタイプは、旅行中ならともかく自宅で飲もうという気には今一つなりません。
ということで戸棚の奥から取り出したのは、奥さまが2年前にNYの長女の所に行った際に、お土産にとNYで購入して来てくれた「CHEMEX」のコーヒーメーカー(6 Cupタイプ)です。何でも、長女が連れて行ってくれたニューヨーク近代美術館(MoMA)にも、このコーヒーメーカーは“作品”として展示されていたのだとか。
“ CHEMEX ”と云われても、余程の珈琲通しか分からないでしょうから、H/P等から引用させていただくと・・・、
『ケメックスのコーヒーメーカーは、1940年ドイツ生まれのアメリカの化学者ピーター・シュラムボーム博士によって考案されました。 シュラムボーム博士はベルリンで物理化学の博士号を取得した化学者で、三角フラスコと漏斗を合体させたようなデザインは、以前から実験室に転がっているフラスコをコーヒーメーカーの代用として日常的に使用していたことにヒントを得て制作された、まさに実験室から生まれたコーヒーメーカーです。
博士は化学者として持っていた知識を総動員させ、実験室にあったガラスの漏斗やフラスコを丹念に調べ上げ、そこに「注ぎ口」や「空気の通り道」を付け加えていきました。こうして修正したガラスの漏斗やフラスコを融合させ、一体型のガラスとし、そこに木の持ち手を加え、これを「CHEMEX」と名付けました。1941年のことでした。』
『ケメックスコーヒーメーカーは機能面だけではなくデザインの分野からも認められ、MoMAの愛称で有名なニューヨーク近代美術館(MoMA)やブルックリン美術館などのパーマネントコレクション(永久展示品)にも認定されています。』
説明にもある通り、パッと見ての第一印象は、確かに学校の時に理科の実験で使った懐かしいフラスコそのもの・・・と言って良いでしょう。しかもデザインも機能的で確かに美しい・・・。
お土産に貰っていたものの(家内は同じものをコーヒー好きの次女の婿殿にもお土産に買って来て、以来婿殿は毎朝そのCHEMEXでドリップして楽しんでいるとか)、個人的にはハンドドリップは冷めてしまうのと、正直少々面倒臭いのも手伝って、コーヒー豆を挽くのは拘りの手動のミルなのですが、ドリップはメリタのコーヒーメーカーを愛用。片や婿殿は渡米に際し置いて行った長女の使っていたハリオのミルもあげたのですが、その手動のミルではなく挽いた豆を購入しているとか。
しかし今回の緊急事態で、メリタのポットが戻って来るまで、初めてCHEMEXのコーヒーメーカーを使ってハンドドリップでコーヒーを淹れることにしました。

『通常のペーパーフィルターより20〜30%ほど厚手で作られています。雑味や渋みの原因となる余分な酸味や脂肪分をしっかり取り除き、コーヒー本来のクリアで旨味のある味わいを引き出すのが特徴』。
しかも、正方形の紙を二度(開くと “田の字”になる様に)予め折りたたんであり、元の1/4の大きさの正方形の3枚折になっている部分を注ぎ口側にするようにフィルターを開いてセットします。因みに、コーヒーメーカーにはコーヒーを注ぎ易い様に溝が切ってあり、そちらが注ぎ口です。
いつも使っているコーヒーフィルターはカリタの台形。それに対して、CHEMEXのフィルターはハリオと同じ円錐形で、その効果としてはドリップしたコーヒーは一箇所に均一に落ちることになり濃さのムラが起こらないので、全体的にバランスの良い味わいに仕上がりになるとされていますが、CHEMEXの場合は3枚折になっている部分もあって、更に厚みのあるフィルターを使うことで雑味がしっかりと濾過されるため、味もよりすっきりと仕上がり、また油分などもフィルターにかけられるので重さのないさっぱりとした味わいになるとのこと。

その際は、一人用の小さなタイプですが注ぎ口が細長いドリップケトルも長女が置いて行ってくれてあるので、それだと容量的には300㏄のため、毎朝4杯分のコーヒーをメリタのコーヒーメーカー同様に淹れるために、ケトルでは2回に分けて4杯分600㏄のお湯を注いで抽出しました。

確かにいつものメリタ―のコーヒーメーカーと比べると、雑味が少ない気がします。家内は雑味が無く美味しいと高評価。
でもハンドドリップで淹れる側からすると、些か面倒臭い。確かにお湯を注ぎ、コーヒー豆がドーム型に盛り上がって来るのを見ているのは面白いのですが、一人分のコーヒーを楽しむならともかく、一度に4杯分を毎朝淹れている側からすると、しかも豆はその場で手動のコーヒーミルでじっくりゆっくり挽くのを楽しんでいるので、更にそこへお湯を注ぐ時間まで楽しむというのは、正直少々面倒臭い気が(私は)しました。どちらを取るかと聞かれれば、私はやはり手動のコーヒーミルでじっくりと豆を挽きたい。
CHEMEXが美味しいのは確かですし、それにデザインも確かに美しい。
しかしながら、“すがすがしい朝”にコーヒーを優雅に飲むのというのには些か無粋な言い方にはなってしまいますが、毎朝のコーヒーフィルターが1枚100円近い金額と言うのは、リタイアした年金生活者としては二の足を踏んでしまいます。それに、メリタだって個人的には十分に美味しく感じます。
・・・ということで、我が家では3日間はCHEMEXを使いましたが、交換いただいてメリタの新品のステンレスポットが返送されて来た4日後からは、また元のメリタのコーヒーメーカーに戻った次第です。そうは言ってもせっかくCHEMEXがあるので“宝の持ち腐れ”にならぬ様に、二人共コーヒー好きでしかもシングルオリジンの豆を愛用している、長女がNYから帰国したり、また横浜から次女の婿殿が来てくれたりした時(但し、朝、孫たちがまだ静かに寝ていてくれたらですが)くらいは、戸棚の奥からまたCHEMEXのコーヒーメーカーを取り出して、チョッピリ優雅にハンドドリップを楽しみたいと思っています。
12月に購入した二代目のメリタのコーヒーメーカー、ノアプラス。
後継モデルのノアプラスは保温機能のステンレスポットの蓋の部分が改良されました。その際、第2050話でご紹介した通り、

今まで10年間使っていたメリタの旧モデルは、ポットは同じステンレス製なので保温性はあったのですが、フィルター部分はプラスチックだったのが、新しいモデルではこちらも外側がステンレス製に変更されています。
最大の改善点の蓋の部分。内部が分解出来て洗えるようになったのが耐久性の面でも一番のポイントかもしれませんが、蓋がこれまでは回して嵌める方式で結構力尽くで締めなければならず、また注ぎ口のゴムのパッキンの装着も何となく調整が微妙で、質実剛健ながら高品質な機能性といったドイツ製品のイメージからすると、10年持ったのですから確かに耐久性はともかくとして、造作は意外に大雑把で“原始的”に感じていたのですが、さすがに今回は10年も経っているので、新モデルはかなり改善されてスマートになっている点が個人的には一番のメリットだと感じています。』
・・・の筈だったのですが、最初からだったかどうか記憶が定かではないのですが、初期の頃から蓋のプラスチック部分とステンレスの結合部分から液漏れがするのです。

『ポットからの液だれについて
ポットには仕様上つなぎ目(溝)がございますが、この溝はポットの内部とは連結しておりません。
このため、内部のコーヒーが隙間から漏れることは、通常は構造上発生致しません。
ポットを傾けたときにポット本体を伝って流れたコーヒーや、洗った際のお水がポットの溝に溜まると、
次にご使用になられたときに、透明の液体やコーヒー色の液体が隙間から漏れてくることがございます。
ポットを洗浄後に、縦に伏せず、横に寝かせて水を切っていただくことで解消される場合がございます。
洗浄後、横に寝かせて乾燥後、内部に残った水分を拭き上げてのご使用をお試しくださいませ。
不具合や劣化により漏れてくることも考えられますが、お問合せのお客様の多くがこちらで解決するケースでございますので、ぜひ一度ご確認ください。
なお、お取扱説明書にも記載のございます通り、すすぐ際、ポットの外装に水をかけて洗ったり、ポット本体をお水に浸す(洗いタライにつけるなど)は避けていただきます様お願い申し上げます。
ポットのステンレスとプラスチックの隙間にお水が浸水してしまいますと、上記の症状が出ることがございます。
■ポット蓋裏のパッキンについて
ポットの蓋の裏にはパッキンがついておりますが、以下の場合、コーヒーがポット内に適切に入らずに蓋から漏れてくることがございます。
・パッキンの表裏が逆になっている
・パッキンが装着されていない(紛失している)
・パッキンが軸からずれている等、しっかりと装着されていない
・パッキンが劣化や食洗器、ハイター、熱湯等の使用で硬化している。
パッキンの装着手順や、ご使用上のご注意点につきましては、付属の取扱説明書にてご確認をお願いいたします。
■ポットの装着について
誠に恐れ入りますが、SKT-55(ノアプラス)は、「ポットを最後に」装着いただくのが正しい手順です。
弊社のコーヒーメーカーは、ポットの蓋が、内部フィルターのしずく漏れ防止弁を押し上げて、弁が開きコーヒーが落ちる仕組みです。
このため、ポットが本体にセット(最初から置いてある)された状態で内部フィルターを装着/粉を入れるなどを行うと、弁の開閉が正しく行われず、ポットを外したときにコーヒーが垂れてくることがございます。
ポットは「内部フィルターをセット、粉をいれた後、最後に」本体にセットしてください。
(作り始める前に、必ず先に一度、本体からポットを外してください。内部フィルターをセットし、ペーパーを敷いて粉をいれた後、一番最後にポットを本体に置いてお試しくださいませ)
なお、ポットは通常、開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外でございます。
お手数をおかけいたしますが、まずは、上記の点についてご確認をお願いいたします。』

ただ、不満を感じていた先代モデルの蓋の部分がこの二代目で改善されたと評価していただけに、もしこうした状況が発生しているとすれば、メーカーに勤務していた身からすると大いに気になるところですので、念のため回答メールに
その液漏れ状態の写真を添付してお送りしましたが、その後“なしの礫”で
一ヶ月以上経ったので、再度「お客様相談室」宛てにその旨連絡したところ、回答メールは送信専用で、そのメールへは返信不能とのこと。
そこで今回ご案内いただいたメール送信先に再度写真を添付してお送りしたとこと、すぐに回答があり、
『以前ご案内した①ポットを横に寝かせて水切り、②ポット蓋裏パッキンの向き確認、③ポットの装着タイミングをご確認いただいても改善なく、添付画像の状態になるということでしたら通常の状態ではないため、ポット現品を弊社にお送りいただき、点検をさせていただけませんでしょうか』
とのこと。
しかし、その①~③のどの状態でも無かったので、もしダメなら新たにポットだけ買い替えたい旨を記載して、案内頂いたテクニカルセンターへお送りしました。すると送付した翌々日に返送されて来たのです。
送付先のメリタのテクニカルセンターは千葉県の柏でしたので、輸送時間を考えると、到着したその日の内に即チェック、状態を見極め、即断即決でその日の内に返送されたことになります。


というのも、購入から半年以上も経っており、『開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外』という条件もあり、仮に初期不良だったとしても、7日以内の初期不良を証明する術が購入側に無かっただけに予想外でした。もしかすると、修理のプロが見れば一目瞭然で、初期不良だと認識が出来たのかもしれません。しかしそうは言っても、ユーザーからすると今回の対応には感謝しかありませんでした。
早速、お客様相談室宛てに迅速な対応と思いがけぬ新品への交換のお礼の言葉と、担当頂いて丁寧なお詫びの文書(それが例え定型文だとしても)まで一緒に送ってくださった、今回の修理担当の方への感謝の伝言も併せてお送りしました。

ありがとうございました。 “ Well Done!Melitta.”
【追記】
交換いただいたポット。驚く程の全くの別物で、液漏れが全然しないのはいうまでもありません。
「平成の名水百選」の“まつもと城下町湧水群”の一つ、「鯛萬の井戸」の清掃を20年以上たった3人でずっと続けて来られた方が、やはりメンバーの高齢化で今後の継続への不安を感じられ、その対応策検討の参考にと、「源智の井戸」のボランティア清掃にも最初からメンバーの一員として参加いただいています。そこでそのお返しにと、我々「源智の井戸」の清掃ボランティアも、毎月一回ですが「鯛萬の井戸」清掃のお手伝いに昨年末から有志で参加しています。

『 閉店のお知らせ 三月末をもって閉店しました。長い間誠に有難うございました。 木曽屋 』
以前イオンからの車での帰りに店の前を通ったら、昼時間だったのに一台も車が停まっておらず臨時休業なのかと訝しく思ったのですが、まさか3月末で閉店していたとは・・・。 (以下掲載した写真は木曽屋の紹介頁からお借りしました)

松本民藝家具に囲まれた店内で、名物の豆腐の味噌田楽や鯉のうま煮(甘煮)、そして〆の手打ちそばなどの信州の郷土料理が食べられるお店でしたので、自分たちだけではあまり行くことはなかったのですが、県外からのお客さんを信州らしい郷土料理でもてなす時には、「しづか」や「草菴」などと共に候補に挙がる店でした。その中では、「木曽屋」はいかにも田舎のお婆ちゃんが作ってくれるような、決して洗練されてはいないかもしれませんが、素朴でホッコリする様な料理が特徴でした。

観光客だったのかもしれませんが、いつもこの前の道を通ると県外車とか車が必ず何台も停まっていたので、決して不況が原因ではないと思うのですが・・・。
ネット記事の中には「田楽に使う豆腐屋が廃業したのが原因」というくだりもありましたが、果たしてどうなのでしょうか?


明治20年(1887年)創業と云いますから、139年という歴史に幕を下ろした「木曽屋」。いずれにしても長い間お疲れさまでした。
【追記】この7月1日から、新たに「喫茶 木曽屋」として民芸喫茶店をオープンしたとのこと。何となく、イメージ的には「ちきりや」と「喫茶まるも」を足して2で割った様なイメージと言ったら良いのでしょうか。
後継者の方の判断なのだと思いますが、きっとご自分の趣味を活かして業態を変えてでも、お祖母さまが始められた店を遺されたということなのでしょう。頑張ってください。
但し「喫茶 木曽屋」では、田楽は勿論、食事類は一切無しとのことです。
関東甲信も梅雨入りした6月中旬。
最近の梅雨は、昔の様な“しとしと降る雨”というイメージではなく、線状降水帯やゲリラ豪雨といった感じで、何だか“梅雨”というイメージではなくなりつつあるのかもしれません。
そんな梅雨の真っ只中。午後は小雨予報ではあったのですが、昼過ぎまでは天気は悪くなかったので、久し振りにワンコたちとドライブに行くことにしました。
何度も書いていますが、住んでいる松本も含め、長野県内で“Dog Friendly”と呼べる(評価出来る)のは唯一軽井沢だけ。否、日本全国(と言っても我々がワンコたちを連れて行けた範囲ですが)でも、那須も箱根も、伊豆も、京都もどこも全く“Dog Friendly”ではありませんでした。唯一、現在はNYに暮らす娘が麻布台に居た時に、その周辺の六本木から芝公園辺りは、軽井沢の様に街を挙げて(軽井沢は観光協会が主導しています)ではなくとも、“Dog Friendly”なお店や芝公園などのエリアが多かった様に感じました。
・・・と、前置きが些か長くなりましたが、観光業はインバウンドで浮かれていないで、これからの国内観光では年寄りとワンコを如何に大事にするかがそのポイントだと思っています(と何度も書いていますが・・・)。
最初は、大町の仁科三湖の青木湖畔にある「ao LAKESIDE CAFE」に行こうかと思ったのですが、ワンコが散歩するエリアが無いのと、そこでは喫茶だけにして他で蕎麦を食べようと思うと、例えば安曇野エリアでワンコと一緒に食べられる蕎麦屋さんは、数十軒在る蕎麦屋のなかでたった二軒だけ・・・(松本だって市内ではたった一軒だけです)。
人間様が食べている間、車の中でずっと待たせておくのは可哀想(特に夏のこの時期は車内の暑さが心配になります)。
ということで、結局今回も選んだのは“Dog Friendly”な軽井沢・・・です。
軽井沢はワンコ連れの(年寄りの)別荘族が多いという事情もありましょうが、(林間を活かす様な敷地の広さもその背景にはあるのか)テラス席を設けている飲食店が実に多く、蕎麦屋さん(何十年も前からの旧道沿いに在るような古い店舗は別として)も決して例外ではありません。
前回次女一家と軽井沢に滞在した時に夕食で食べに行った「地粉や」や「きこり」の支店ともいえる「香りや」(いずれも御代田町ですが)は、人気店でありながらちゃんとテラス席も設けています。他にもワンコOKのお蕎麦屋さんを検索してみると、隣接する御代田エリアまで含めると全部で8軒あるとのこと。さすがは軽井沢です。
そこで、途中車でランチに行ってまた戻るのは大変なので、最終的な目的地は軽井沢のアウトレットに行くことにして、先にどこかランチに行ってからアウトレットへ向かうことにしました。(下は前回の写真です)

その時に、女将さんから目の前に拡がる、佐久平越しの八ヶ岳を教えて貰い、初夏からは芝生ガーデンのテラス席も使える様になるので、その時にはワンコOKと紹介して頂いていたので、今回はワンコたちとのドライブの途中でのランチにそちらへ伺うことにしました(因みに夜は予約可能ですが、ランチは予約が出来ません)。
軽井沢のアウトレットは軽井沢ICの方が近いですが、御代田町へは小諸ICで降りて、浅間サンラインを走った方が所要時間は短くなります。

軽井沢の隣、御代田町の浅間サンライン沿いに在る「霧下そば 地粉や」。11時開店で11時15分頃に着いたのですが、「えっ、今日って6月の平日だよ!!」
驚くことにこの日は平日だというのに、既に店の前の20台近い駐車場はほぼ一杯で、しかも8割方が県外車です。
軽井沢から御代田に掛けての一帯も蕎麦屋さんが多いエリアですが、「地粉や」はその中でも屈指の人気店なのでしょうか。
テラス席も我々の前のお客さんで満席となり、テラスの方が席数が少ないとはいえ、結局30分近く待つことになりました(室内の方が席数が多いので、我々よりも後から来られたウェイティング番号が遅い人の方が先に呼ばれていました)。
やはりワンコ連れのお客さんが食べ終わってテラス席の方から出て来られ、我々の順番になりました。





というのも、その時の「地粉や」の二八は少しコワイ(固い)感じがしたのですが、茹で方なのか若しくは捏ねの水の分量なのか、いずれにしても二回目のこの日は前回と食感が違っていて私にはちょうど良く、モチモチして美味しく感じました。

最初から大盛りや二枚を同時に持って来るのではなく、追加蕎麦は一枚目が終わる頃を見計らって茹でたての追加蕎麦を持って来てくれること。しかもそれ用にそばつゆと薬味も新しいのを改めてサーブしてくれるのです。そして、更にその薬味もですが、松本の某有名店の様な小指の頭大の“申し訳程度”ではなく、その何倍もの“半端ない量”の卸した生わさびがこれまた多目の刻みネギと共にしっかりと載っているのです。更に天かすもサービスで一皿持って来てくださいます(我々は天プラの油でソバツユの味が変わってしまうのがイヤで使いません。因みに、最近は天つゆを別に出してくれる処もあるのでその場合は良いのですが、天ぷらそばも同様の理由で頼みません)。
(「スバラシイ!!蕎麦屋はこうでなくっちゃ!!」と心の中で拍手喝采)
蕎麦自体の美味しさは勿論ですが、一度その評判を聞いて食べに来れば、今度はその接客ぶりにも感激して必ずリピートするであろうことが容易に想像出来るのでした。
「ごちそうさまでした。また来ます!」




その後雲行きが少し怪しくなってきて、天気予報通りに多少雨もパラついてきたので、ミカドコーヒーで持ち帰りの珈琲を買って駐車場へ戻り、早目に松本へ帰ることにしました。疲れたのか、はたまた安心したのか、道中ワンコ2+1がすやすやと寝息を立てていました。



