カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
さて、前編でご紹介した、二代目となるカリタの手動コーヒーミル KH-3AM。
蓋付きではないモデルの一番の欠点は、挽き終わる最後の方になると、毎回コーヒー豆が(グラインダーで挽く時に、割れた勢いなどで弾かれて)外に飛び出てしまうことでした。


・・・と偉そうにいう程の“対策”でもないのですが、要するに蓋付きでないのなら蓋付きにすれば良いだけのことなので、自前で蓋を作ることにしたのです。
そこで、以前多面体フォトフレームのガラス製の表面カバーが落ちると割れたりして危険なので、100均ショップにあったA4サイズの透明プラスティックの下敷きを使って代わりのカバーを作った(第1999話)のですが、取ってあったその残りを使って、手動コーヒーミルの蓋(カバー)を作ることにしました。



固定は出来ないので、ある程度指で押さえながらハンドルを回して豆を挽いていきますが、素人工作で子供騙しの様な簡易的な蓋ですが、これが予想以上に効果抜群なのです。


【追記】
一ヶ月近く使ってみた感想です。
近頃の製品はどれもそうなのですが、原材料費のコストアップを価格に転嫁するか、それが出来ない場合はナントかコストダウンでその分を吸収するか、現場では一円単位での涙ぐましい改善努力をしているのだろうと、製造メーカーにいた者としては十分理解をしているつもりですが、しかしながら、そうは言っても今回の後継モデルで気になっている点です。
一つ目は、豆を挽いている時の底のズレ防止用に滑り止めシールが3枚貼ってあるのですが、それがたった数回の使用で剥げてしまいました。そこで、廃棄する前の以前のミルの底に貼ってあったシール(10年間全く剥がれずに使用)を慎重にカッターで剥がして貼り換えたのですが、その後特段の問題は発生していません(写真は貼り換えた後です)。

それはトップネジのゆるみ(緩み)です。
回転軸に、上からトップネジ、ハンドル、ストッパーが順番に嵌められていて、その下に挽き具合を調整する調整ネジが上下ワッシャーで挟まれて固定されています。それが殆ど毎回使用する度に緩んでしまうので、必ず挽く前に毎回トップネジを締めてからハンドルを回すようにしています。

『・ハンドルを速く回しすぎるとブレが生じ、ネジが緩みやすくなりますので、一
定の力で時計回りに回すのがコツです
・挽いている最中にハンドルが逆回転(反時計回り)するとネジが緩むため、
必ず時計回りに回してください
・分解して、ワッシャー(平座金)が正しい順番で入っているか確認してくださ
い。これが抜けていたりズレていたりすると、ネジがしっかり固定されません
・ネジの緩みは構造上どうしても起こりやすいため、挽いている最中に時々
締め直すことも手動ミルのメンテナンスの一部です』
と説明がされているのですが、全く同じ構造の初代ミルは10年間使っていましたが、その中でトップネジが緩んでガタついたという記憶は全く無いのです。
コストダウンのための材質の変更で緩みが生じ易くなっているのか、或いは何らかの理由での素人目には分からぬ構造変更がされているのか、一体何が違うのでしょうか・・・???
前を挽く前にネジを締めれば良いだけなのですが、とはいえ、正直些かストレスを感じています。
【注記】
因みに調べた中で、カリタのミルの中で、コーヒー豆を入れるホッパーに36g以上入って、挽いた粉を受ける容器が零れぬ様に40g以上という製品は、手動ミルでは2種類ありました。
それは「銅板ミル ac 」11500円 ホッパー最大容量:70g 粉受け最大容量:45g
喫茶店で見かける様な「ダイヤルミル」 27,500円 ホッパー最大容量:50g 粉受け最大容量:60g
ダイヤルミルは家庭用としては論外として、銅板ミル(蓋無し)は魅力的だったのですが、購入したKH-3AMに比べるとかなり高価なので、今回は対象外としました。
(但し、銅板ミルは粉受けが箱型の引き出しなので、コーヒーメーカーの円錐形のフィルターバスケットに粉を入れる時に、四角形の引き出しでは上手く入れられるのか、入れにくくはないのかは不明です)
おそらく、10年近く使って来たカリタの手動のコーヒーミル。
以前はスーパーで挽いた豆を買っていたのですが、週末など時間がある時には(長女から勧められ)豆を挽くようになって、記憶ではその時に長女と一緒に買いに行って(何処に行って良いか分からず、近くのホームセンターへ行ったので)そこに唯一置いてあった木製の手動のコーヒーミルを買って、その後リタイアしてからは、専ら豆を自分で挽いて、ドリップ(こちらはメリタのコーヒーメーカーで)する様になりました。
以前も、コーヒーミル(学生時代は手動、結婚後は電動)も使っていたのですが、その後朝は忙しいので、挽いてある豆を買う様になっていました。
その手動のコーヒーミルが遂に壊れてしまいました。挽き具合の調整が出来なくなってしまったのです。原因は、回転軸とハンドル部分と、挽き具合を特定しそのレベルで固定するストッパーの穴が経年劣化で変形し、ストッパーが動かせず外れなくなってしまったのです。ですので、今の挽き具合のままで調整が出来なくなってしまいました。実はその前に、ドリップ用に自身の好みの中挽きでずっと固定してあった筈が、最近何だか粗挽きに近くなってしまったので、再度挽き具合を調整しようと色々試していて、一旦細挽きにしてそこから粗さを調整しようと試していたら、ストッパーが動かなくなってしまいました。最初はラジオペンチを使えば動かせたのですが、最後はそれでも無理で、穴が更に変形してしまうので、これ以上は無理と断念。しかも次第に回転軸がブレている様に感じられ、何となく楕円軌道を描いている様に見えるのです(ただ豆はそれでもちゃんと挽けてはいるのですが・・・)。そこで、奥さま曰く、
「10年も使ったんでしょ?もう十分元が取れているわヨ!」
とまぁ、言われてみればその通り。そこで止む無く、新たに買い替えることにしました。


長女もコーヒー好きで、以前彼女が使っていたハリオの手動のスケルトンのセラミックコーヒーミルを、NYへの引っ越しの際に日本へ置いて行きました。でも二つもいらないので、キレイに清掃作業をした上で、同じくコーヒー好きの次女の婿殿にあげて使ってもらうことにしました。
ですので、予備のミルは無し。電動だとやはり味気ないので、今回も手動のミルにしようと思い、とりあえずはネットで探してみました。
(以下4枚の製品写真は、各メーカーの製品紹介頁からお借りしました)


10年程前、たまたま長女余一緒に買いに行ったホームセンターにあって購入し、今までずっと使って来たのがカリタのコーヒーミル(カリタの木製ミルは台湾製です)。
そのカリタのH/Pの手動ミルだけでも検索すると15種類。同じ様な小型のモノから、何となく素敵な“クラシックスタイル”と呼ばれる箱式の引き出しタイプや、更には鋳鉄製のダイヤミルと呼ばれるレトロで、如何にも昔の喫茶店にあった様な大型のミルまで様々です。
また長女の使っていたミルのハリオにも、現代的デザインでスマートなミルだけではなく、「これイイなぁ」と思えたカリタの様な木製の手動ミル(中国製)もありました。

それは、豆4杯(最低でも35~40g程度)が一度に(一回で)容器(ホッパーと云います)に入ること。そして、その挽いた粉を受けとめる容器についても同様。そして、出来れば挽いている時に豆が飛び出さない様にホッパーに蓋が付いていること。
他には当然挽き具合の粗さ調整が可能で、出来ればそれが最初から分かる目安の目盛が付いていること。更には分解可能で、刃の部分とかの掃除(洗ったり刷毛で粉を落としたり)が出来ること。その結果、出来るだけ長く使えること・・・でしょうか。
これまでもコーヒー専門店などに行った時に、器具が並んでいると探したこともあったのですが、結論から言うと、豆を入れる部分(ホッパー)に40g入るというのは殆ど無く、しかも蓋付きではせいぜい2杯分の20gが限度で、40gなど皆無。やはり挽いている時に豆が飛び出して来るのはイヤになるので、蓋付きの方が勿論良いのですが、4杯分なら2回入れれば良いと思われるかもしれませんが、その挽かれた粉を受ける容器もそのくらいの容量しか入らないモノが殆ど。そのためにコーヒーメーカーの粉を入れる部分(フィルターバスケット)に、二度も入れるのは面倒臭い(というか一度で済ませたいし、二度もやらなくてはならないのは無駄)。
そこで、ホッパーの容量が40gで、挽かれた粉を受ける容器の部分が少なくとも50g程度(40gではギリギリで、開けた時に零れかねない)を条件に探すと、カリタにもハリオにも他のどこのメーカーにもそれに合致する蓋付きは皆無で、蓋が無いタイプで検索で唯一1モデルあっただけでした。

『カリタ Kalita コーヒーミルKH-3AM。木製 粒度の安定性が高いアルミ製グラインダー KH-3AM。 粗さ調整可能、手挽き コーヒーミル。ホッパー最大容量:約35g、粉受け最大容量:約55g。』


詳しい商品説明では、
『Kalita(カリタ)の「コーヒーミル KH-3AM」は、豆の投入口が広いオープン式構造で、計量した豆をそのまま入れやすくなっています。内部には粒度の安定性に配慮したアルミニウム製グラインダーを採用し、挽きムラを抑えて仕上げます。粉受けはねじ込み式です。』
ただ、このKH-3AMというモデル。カリタの公式H/Pには載っていないのです。どうやらアマゾン限定モデルの様でした。


GW中の5月3日。
松本の天気は朝から曇り気味で、前日の快晴とは打って変わって肌寒く、今年のGWは余り天候に恵まれていませんでしたが、毎日が日曜日の我々はGWも関係ありませんし、電車での移動も大変なので次女一家も松本には来ないこともあってどこにも出掛ける予定も無く、混雑する観光地には行かずにじっと家で過ごすのみ・・・。
昔会社で部下だった女性が現在の安曇野市の穂高の出身で、GW中に毎年実家を継いだ弟さんの田植えの手伝いに(お互い会社が休みになることもあって)行かれていたのですが、彼女曰く、
「GWの安曇野は観光客の車で大混雑で、最近ではNAVIのせいでどんな狭い農道にも県外車が入って来てしまうので、地元の農作業の軽トラとかが渋滞に巻き込まれ、家からすぐ近くの田んぼまで行くのに30分以上も掛かることがあるから、もう、ホントに大迷惑!」
と憤慨していましたが、その気持ちは良く分かります。
会社が休みなるGWだからこそ田植えをやるしかない兼業農家の皆さんは大変ですが、そうではない地元民も混雑するGWには観光などせず、出歩かずに家でじっとしているのが一番!です。

城山公園にはさすがにGW中なので、小さな子供さん連れの若いご夫婦が何組も遊具などで遊んでいました。駐車場には県外車も10台程。城山公園は桜の時期も過ぎているので、せっかく松本まで来られたのならアルプス公園に行かれた方が良いと思ったのですが、後で分かったことは、5月3日のこの日は毎年恒例のアルプス公園での「こどもまつり」が開催されていたので、恐らく駐車場が満杯で停められなかったのかもしれません。


しかし蕎麦屋さんは全滅で、ラーメンは奥さまが絶対拒否。お目当ての和食店はこの日はランチ営業無し・・・。
そこで、行列も無く席も空いていそうな店に入ることにしました。

お城の大名町入口からも近く、日銀松本支店の斜め対面で、和食の「しづか」の隣。以前、長女が選んでテイクアウトで買いに来たことがありました。
こう見えて松本にもタイ料理のお店は結構あるのですが、老舗の「ケーラン」始め本場のタイ人のシェフが料理をしているので、味はどこも本格派。
ただ、シンガポールでは(内装は高級店ぽく見えても)タイ料理やベトナム料理は庶民的で、中華料理と比べるとおサイフに優しかった記憶があるのですが(日本からの出張者や友人を自腹でもてなす時は、値段のこともありますが、味付けが中華に比べ濃過ぎず油も少なめで優しくて、また生野菜も使われるので日本人向けということもあり、ベトナム料理店に良く行きましたし、タイのスチームボートは日本の鍋料理の様で子供たちも大好きでした)、タイ料理でも色んな選択肢がある東京に比べると、松本のタイ料理店は結構値段が高い気がします。
こちらの店もバンコクの老舗ホテルでタイ料理とベトナム料理のシェフをしていたという、タイ人の女性シェフが7~8年前に開いたタイ料理とベトナム料理の店で、二号店を別の松本市内にも出店している人気店です。
1階は4卓と厨房で、二階にも席がある様ですが、我々は空いていた一階のテーブル席へ。

カオマンガイは、シンガポールの海南鶏飯(チキンライス)のタイバージョンです。
どちらも中国からの移民たちによってもたらされた海南島が起源というチキンライスが、それぞれの中国人コミュニティーの中で現地の調味料などを使って独自に進化したものです。
シンガポールのチキンライスは、ブラックソイソース(黒しょうゆをベースにした甘辛いタレ)、ショウガとレモンのソース、チリソースの3種類のタレを好みで使い分けて食べるのですが、カオマンガイは日本の味噌の様な現地調味料をベースにしたニンニクや生姜、そして香菜(シャンツァイ、タイ語でパクチー)の効いた甘辛いタレの一種類だけ。
鶏の煮汁で炊かれたタイ米が添えられているのは同じです。キュウリのスライスが添えられているのは、これまたシンガポールと一緒です。ゆで卵が付いているのは、現地ではどうか分かりませんが、日本の親子丼の様に“親子”ライスという意味でも掛けているのでしょうか?

カオマンガイのチキンはホロホロととても柔らかく、タレも美味ですが、例えば東京で食べるシンガポール料理の海南鶏飯に比べると(値段は同じ位なのに)チキンの量がかなり少ない気がします(参考までに、下の写真は東京田町「威南記海南鶏飯」のチキンライスとロースト・チキンヌードルです)。


一方の甘目の味付けが特徴のパッタイ。包んである玉子焼きが面白い。シェフのオリジナルの様で、家内も初めてと驚いていました。

GWで混雑してどこも行列だった蕎麦屋のお陰で、久し振りのエスニックの東南アジア飯のタイ料理を、この松本で楽しむことが出来て大いに満足でした。
「ごちそうさまでした!」
軽井沢滞在の最終日。
皆で朝ゆっくりと朝食を食べ、ゆったり温泉にも入って、チェックアウト時間ギリギリまでノンビリ過ごしてから荷物を積んで、ワンコたちも一緒に出発しました。
この日の次女一家との軽井沢での最後のランチは、今回も六本辻のラウンドアバウト(Roundabout)に面した林の中に佇む「ピレネー」。こちらは調理用の暖炉で炙られる肉料理がメインの、観光客や地元にも人気のフレンチ・ビストロです。

もし晴れていたら車の中でお留守番のワンコたちが心配でしたが、幸いこの日は曇っていて、直射日光を遮ってくれる林の中の駐車場なので一安心です。
駐車場に車を停めて、ワンコたちのために少し窓を開けて、ラウンドアバウトに面した正面玄関へ。
開店前から行列が出来ていて、時間になって予約の有無を確認され、予約済みの人は席に案内されて行きます。

私メは今回も若鶏の半身4200円。家内は珍しく、信州銘柄豚千代幻豚の自家製ソーセージ 4360円。

また4歳以上の子供は、お子様ブッフェ1500円を頼む必要がありますが、4歳未満は無料です。


(写真では分かり辛いですが、写っている大きな窓の外の木々や垣根のすぐ外側は、観光客の行き交う歩道とラウンドアバウトです)

今回も娘たちが昨晩負担してくれたのと、さして変わらない料金になりました(・・・トホホ。この日のための資金確保で、我が家では出来るだけ質素倹約令で節約してきたとはいえ、ジジババは辛い・・・)。
でも最後、横浜へ帰る新幹線に乗る次女一家を軽井沢駅で見送る時に、何度も何度も振り返ってはジジババに手を振ってくれる孫たちを見ていると、「良かったなぁ!また、おいで!」と、そんなトホホもどこかにすっ飛んで行ってしまったのでした(ヤレヤレ・・・)。
今回の軽井沢滞在のお礼にと、娘夫婦が今回の軽井沢ステイ最後の夜に予約をしてくれてあったのが「森香」というお店。
いつも「焼き鳥が食べたぁーい!」と私がブーブー言っても、奥さまに(東京では母娘で何度も食べ行った筈なのに、「松本には美味しい処が無いから」と)全く取り合ってもらえない父親を憐れんで、次女が軽井沢で、孫たちを含め皆で食べに行ける焼き鳥店を探して予約してくれました。
何でも、この「森香」は昨年11月に軽井沢の追分に新規オープンした店とかで、紹介記事に依ると、
『本格炭火焼鳥とこだわりのワインが楽しめる お店「焼鳥 森香」がオープン!地鶏を丸ごと捌いて串打ちをし、備長炭で丁寧に焼き上げる焼鳥や、こだわりの自然由来の旬野菜の野菜焼きが、その日の仕入れによっておまかせで提供。 しっとりとした大人の雰囲気の中、職人の技を間近で感じられるカウンター席でライブ感を楽しみながら味わえます。 焼鳥と一緒に楽しめる厳選されたナチュラルワインも充実しているのでぜひ! お子さま連れの来店もOKのお店なので、ご家族でも楽しめます。』
とのこと。

「あぁここなら近いから、帰りに運転しても大丈夫かも・・・」
と予行演習をしておきました(旧中山道は狭いですが、車は皆国道18号を通行しますので、住民の方とここのお店を訪れる以外の通行車両はありません)。


道の反対側辺りの広めの空き地が専用駐車場になっているので、大型車で来ても大丈夫です(駐車スペースをお聞きしたら、奥様がわざわざ出て来られて案内くださり「タイヤ止めが無いので気を付けてください」との仰せ。

シンプルでスッキリした店内は、L字型のカウンターのみの13席とのこと。我々が一番乗りかと思いましたら、駐車場には実際に大きなベンツのGクラスが停まっていて、既に一組がスタートしておられました。我々の予約席は、子供がいるせいでしょう、気を利かして頂いてコーナーを囲む様にキープされていました。
「森香」は夜のみの営業で、メニューは基本的に2時間制での会津地鶏の8900円のコースのみ。そのコースは 、前菜に始まり、焼鳥と拘りの季節の旬の野菜を組み合わせた、前菜、焼鳥7本、野菜焼き3種類、一品料理という内容。
なお、当日の電話予約(但し夜7時半以降の場合)だと、サラダ、焼鳥五本、季節の野菜、お漬物の「おまかせ五本(4,900円)」も対応可能とのことですが、我々は大人が全員コースで、子供たちはつくねやモモなど、彼らが食べられそうな串と野菜をその場でオーダーしました(聞けば「焼き鳥好きだよ!とのこと。ムム、末恐ろしい・・・」)。






先ず、会津地鶏の鶏ガラの出汁スープに始まり、
・前菜三品(信州らしい「くらかけ豆」のおひたし、春菊とブラッドオレンジの
サラダ、ササミの蕗味噌添え)
・若鶏のムネ(粗塩かすり下ろしの生わさびで)
・レバー(塩)
・モモ
・地元上田産のみどり大根
・砂肝
・芽キャベツ
・エンガワ(あばらの外側の部位とのこと)
・手羽元
・ミニトマト
・つくね
・〆の土鍋ご飯(鶏牛蒡の炊き込みご飯)
・鶏ガラスープのラーメン(追加オーダー)
使われている器が都度変わり、出される食材に器の色合いも合わされていて素敵なのですが、奥様に依ると、何でも軽井沢に来られてからの開店準備をする中で、お休みの度に松本まで出掛けて行って、“蔵の街”中町の「ちきりや」などで探して、気に入った器を時間を掛けて買い揃えてこられたのだとか・・・。
「松本って素敵な街ですね!」
ひょんなところで松本の良さを褒めていただき、こちらまで嬉しくなりました。
なお、娘が予約した時にお酒がワインで中心で、日本酒が無いということを気にしてくれたそうですが、今回伺ってみると地酒も含めて日本酒も何種類かはちゃんとリストにあり、この日も冷酒で戴くことが出来ましたので念のため。






さて、肝心の焼き鳥コース。ご主人が厳選されたという会津地鶏に拘り、自ら捌かれて丁寧にした処理がされていて、非常に上質な鶏肉なことが分かります。今まで食べたことの無い珍しい部位もあるのですが、備長炭で丁寧に焼き上げる焼鳥はどれも美味しい。ただ、とてもあっさりシンプルな味付けなので、我々高齢者には大変良かったと感じたのですが、若い婿殿たちには逆にあっさりし過ぎとも感じた様でした。
婿殿曰く、二子玉の焼き鳥店が彼らのお薦めだそうですが、そちらの方が彼らは好みでしかもコースが6000円とのこと。確かに、食材は高級地鶏なのでしょうけれど、別荘族相手の軽井沢価格か、長女が連れて行ってくれた六本木だったか人気の焼き鳥店は確かに一人1万円以上のコースでしたが、信州でコース8900円という価格設定には、我々田舎モノは二の足を踏んでしまいます。
婿殿からは、「横浜に来たら二子玉の焼き鳥店に一緒に行きましょう!」と誘ってくれたのですが、ワンコが一緒だとなかなか横浜に行くことは叶いません。
子供たち用に〆にお願いした鶏ガラで採った出汁のスープのラーメンが、縮れの細麺だけで具は一切無いシンプルなラーメンなのですが、優しい味わいで美味しいとのこと。結局大人たちも追加でオーダー。コースの〆の土鍋ご飯(鶏牛蒡の炊き込みご飯)は、皆軽く一膳頂いて、残ったご飯は奥さまがおにぎりにして持たせてくださいました。
因みに娘夫婦のご主人と奥さまとの会話の中で分かったこと。孫たちが生まれる前だそうですが、神宮での野球観戦(彼らはドラゴンズファン)の後に入った焼き鳥屋さんが、偶然にも当時ご主人が独立前に勤められていた有名店だった由。
今回は婿殿のお陰で、別荘族もリタイアされた高齢者の方々が多いでしょうから、その点でも或る意味こちらの「森香」の料理も我々向けだったのかもしれませんが、長女が麻布台に居た時に連れて行って貰った以来で、久し振りに美味しい焼き鳥をコースで堪能させて貰うことが出来ました。
「ごちそうさまでした。」オカタジケ・・・。



