カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 12月に購入した二代目のメリタのコーヒーメーカー、ノアプラス。
後継モデルのノアプラスは保温機能のステンレスポットの蓋の部分が改良されました。その際、第2050話でご紹介した通り、

『メリタのコーヒーメーカーは、ノアプラスという製品で2021年に発売されたモデルですので最新ではありませんが現行モデルで、価格帯的に見ると、今まで使っていたメリタの機種の後継モデルの筈。勿論ペーパーフィルター方式で、容量が700mlでカップ2~5杯分。ポットは保温性に優れたステンレス製の真空二重構造。カルキ除去機能はありませんが、新たに蒸らし機能が付いていて、何よりもワンタッチ式の蓋に改善されて液漏れがしにくく、また蓋を分解して内部を掃除することが可能なので、前回の様な蓋の内部にコーヒー滓が詰まることを防げることが一番のポイントです。
今まで10年間使っていたメリタの旧モデルは、ポットは同じステンレス製なので保温性はあったのですが、フィルター部分はプラスチックだったのが、新しいモデルではこちらも外側がステンレス製に変更されています。
最大の改善点の蓋の部分。内部が分解出来て洗えるようになったのが耐久性の面でも一番のポイントかもしれませんが、蓋がこれまでは回して嵌める方式で結構力尽くで締めなければならず、また注ぎ口のゴムのパッキンの装着も何となく調整が微妙で、質実剛健ながら高品質な機能性といったドイツ製品のイメージからすると、10年持ったのですから確かに耐久性はともかくとして、造作は意外に大雑把で“原始的”に感じていたのですが、さすがに今回は10年も経っているので、新モデルはかなり改善されてスマートになっている点が個人的には一番のメリットだと感じています。』
・・・の筈だったのですが、最初からだったかどうか記憶が定かではないのですが、初期の頃から蓋のプラスチック部分とステンレスの結合部分から液漏れがするのです。
 そこで、メリタの「お客様相談室」宛に状況を記載して問い合わせをしたところ、すぐに次の様な回答がありました(写真も撮ったのですが、相談室宛てのメールは文章だけで写真添付は出来ませんでした)。
『ポットからの液だれについて
 ポットには仕様上つなぎ目(溝)がございますが、この溝はポットの内部とは連結しておりません。
 このため、内部のコーヒーが隙間から漏れることは、通常は構造上発生致しません。
 ポットを傾けたときにポット本体を伝って流れたコーヒーや、洗った際のお水がポットの溝に溜まると、
 次にご使用になられたときに、透明の液体やコーヒー色の液体が隙間から漏れてくることがございます。
 ポットを洗浄後に、縦に伏せず、横に寝かせて水を切っていただくことで解消される場合がございます。
 洗浄後、横に寝かせて乾燥後、内部に残った水分を拭き上げてのご使用をお試しくださいませ。
 不具合や劣化により漏れてくることも考えられますが、お問合せのお客様の多くがこちらで解決するケースでございますので、ぜひ一度ご確認ください。
 なお、お取扱説明書にも記載のございます通り、すすぐ際、ポットの外装に水をかけて洗ったり、ポット本体をお水に浸す(洗いタライにつけるなど)は避けていただきます様お願い申し上げます。
 ポットのステンレスとプラスチックの隙間にお水が浸水してしまいますと、上記の症状が出ることがございます。 
■ポット蓋裏のパッキンについて
 ポットの蓋の裏にはパッキンがついておりますが、以下の場合、コーヒーがポット内に適切に入らずに蓋から漏れてくることがございます。
 ・パッキンの表裏が逆になっている
 ・パッキンが装着されていない(紛失している)
 ・パッキンが軸からずれている等、しっかりと装着されていない
 ・パッキンが劣化や食洗器、ハイター、熱湯等の使用で硬化している。
パッキンの装着手順や、ご使用上のご注意点につきましては、付属の取扱説明書にてご確認をお願いいたします。
■ポットの装着について
誠に恐れ入りますが、SKT-55(ノアプラス)は、「ポットを最後に」装着いただくのが正しい手順です。
弊社のコーヒーメーカーは、ポットの蓋が、内部フィルターのしずく漏れ防止弁を押し上げて、弁が開きコーヒーが落ちる仕組みです。
このため、ポットが本体にセット(最初から置いてある)された状態で内部フィルターを装着/粉を入れるなどを行うと、弁の開閉が正しく行われず、ポットを外したときにコーヒーが垂れてくることがございます。
ポットは「内部フィルターをセット、粉をいれた後、最後に」本体にセットしてください。
(作り始める前に、必ず先に一度、本体からポットを外してください。内部フィルターをセットし、ペーパーを敷いて粉をいれた後、一番最後にポットを本体に置いてお試しくださいませ)
なお、ポットは通常、開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外でございます。
お手数をおかけいたしますが、まずは、上記の点についてご確認をお願いいたします。』
 説明にある通り『開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外』とのことですので、最初から液漏れ状態が続いていたとはいえ、既にもう半年近くも経っていますし、最初からだったというその状態を証明することも出来ません。
ただ、不満を感じていた先代モデルの蓋の部分がこの二代目で改善されたと評価していただけに、もしこうした状況が発生しているとすれば、メーカーに勤務していた身からすると大いに気になるところですので、念のため回答メールに
その液漏れ状態の写真を添付してお送りしましたが、その後“なしの礫”で
一ヶ月以上経ったので、再度「お客様相談室」宛てにその旨連絡したところ、回答メールは送信専用で、そのメールへは返信不能とのこと。
そこで今回ご案内いただいたメール送信先に再度写真を添付してお送りしたとこと、すぐに回答があり、
『以前ご案内した①ポットを横に寝かせて水切り、②ポット蓋裏パッキンの向き確認、③ポットの装着タイミングをご確認いただいても改善なく、添付画像の状態になるということでしたら通常の状態ではないため、ポット現品を弊社にお送りいただき、点検をさせていただけませんでしょうか』
とのこと。
しかし、その①~③のどの状態でも無かったので、もしダメなら新たにポットだけ買い替えたい旨を記載して、案内頂いたテクニカルセンターへお送りしました。すると送付した翌々日に返送されて来たのです。
送付先のメリタのテクニカルセンターは千葉県の柏でしたので、輸送時間を考えると、到着したその日の内に即チェック、状態を見極め、即断即決でその日の内に返送されたことになります。
しかも開封してビックリ!送られて来たのは修理品ではなく、全くの新品でした。まさか新品に交換してくださったとは・・・!?
というのも、購入から半年以上も経っており、『開封直後(購入日から7日以内)の初期不良等を除き、ご購入から1年以内の場合でもメーカー保証の対象外』という条件もあり、仮に初期不良だったとしても、7日以内の初期不良を証明する術が購入側に無かっただけに予想外でした。もしかすると、修理のプロが見れば一目瞭然で、初期不良だと認識が出来たのかもしれません。しかしそうは言っても、ユーザーからすると今回の対応には感謝しかありませんでした。
早速、お客様相談室宛てに迅速な対応と思いがけぬ新品への交換のお礼の言葉と、担当頂いて丁寧なお詫びの文書(それが例え定型文だとしても)まで一緒に送ってくださった、今回の修理担当の方への感謝の伝言も併せてお送りしました。
 正直、個人的には交換を期待したというより、修理して貰えればそれで良かったのと、何より製造段階の不良であれば製造現場へのフィードバックが今後の改善への参考になるだろうという、メーカー出身者の思いもあったのですが、予想以上の迅速かつ丁寧な対応を頂き、今回のメリタジャパンの姿勢を大いに感謝した次第です。
ありがとうございました。 “ Well Done!Melitta.”
【追記】
交換いただいたポット。驚く程の全くの別物で、液漏れが全然しないのはいうまでもありません。

 「平成の名水百選」の“まつもと城下町湧水群”の一つ、「鯛萬の井戸」の清掃を20年以上たった3人でずっと続けて来られた方が、やはりメンバーの高齢化で今後の継続への不安を感じられ、その対応策検討の参考にと、「源智の井戸」のボランティア清掃にも最初からメンバーの一員として参加いただいています。そこでそのお返しにと、我々「源智の井戸」の清掃ボランティアも、毎月一回ですが「鯛萬の井戸」清掃のお手伝いに昨年末から有志で参加しています。

 その「鯛萬の井戸」への行き帰りには、嘗ての“商都”松本随一だった飲み屋街の裏町を通るのですが、先日「木曽屋」の前を通ったら入口に貼り紙がしてあり見てみると、ナント・・・、
『 閉店のお知らせ 三月末をもって閉店しました。長い間誠に有難うございました。 木曽屋 』
以前イオンからの車での帰りに店の前を通ったら、昼時間だったのに一台も車が停まっておらず臨時休業なのかと訝しく思ったのですが、まさか3月末で閉店していたとは・・・。 (以下掲載した写真は木曽屋の紹介頁からお借りしました)
 木曽屋は明治20年(1887年)創業という松本でも老舗の店。
松本民藝家具に囲まれた店内で、名物の豆腐の味噌田楽や鯉のうま煮(甘煮)、そして〆の手打ちそばなどの信州の郷土料理が食べられるお店でしたので、自分たちだけではあまり行くことはなかったのですが、県外からのお客さんを信州らしい郷土料理でもてなす時には、「しづか」や「草菴」などと共に候補に挙がる店でした。その中では、「木曽屋」はいかにも田舎のお婆ちゃんが作ってくれるような、決して洗練されてはいないかもしれませんが、素朴でホッコリする様な料理が特徴でした。
昔、我が家での春祭りの客呼びで、鰻の老舗「本間」から父が買って来た鯉のうま煮(甘煮)がニジマスの塩焼きと共に必ず出て(その代わり肉料理は見たことがありませんでしたが)、大人たちが皆美味しそうに食べているのを見て不思議に感じたのですが、歳を取ってここで初めて食べた時にその美味しさを初めて知った様に記憶しています。
 観光客だったのかもしれませんが、いつもこの前の道を通ると県外車とか車が必ず何台も停まっていたので、決して不況が原因ではないと思うのですが・・・。
ネット記事の中には「田楽に使う豆腐屋が廃業したのが原因」というくだりもありましたが、果たしてどうなのでしょうか?
 個人経営の店はどこも後継者不足に悩んでいるという話を良く耳にします。松本でも「草菴」や「どんぐり」も然りで、地場の銀行が仲介して事業承継がされたと報道されました。
明治20年(1887年)創業と云いますから、139年という歴史に幕を下ろした「木曽屋」。いずれにしても長い間お疲れさまでした。

【追記】
この7月1日から、新たに「喫茶 木曽屋」として民芸喫茶店をオープンしたとのこと。何となく、イメージ的には「ちきりや」と「喫茶まるも」を足して2で割った様なイメージと言ったら良いのでしょうか。
後継者の方の判断なのだと思いますが、きっとご自分の趣味を活かして業態を変えてでも、お祖母さまが始められた店を遺されたということなのでしょう。頑張ってください。
但し「喫茶 木曽屋」では、田楽は勿論、食事類は一切無しとのことです。

 関東甲信も梅雨入りした6月中旬。
最近の梅雨は、昔の様な“しとしと降る雨”というイメージではなく、線状降水帯やゲリラ豪雨といった感じで、何だか“梅雨”というイメージではなくなりつつあるのかもしれません。
そんな梅雨の真っ只中。午後は小雨予報ではあったのですが、昼過ぎまでは天気は悪くなかったので、久し振りにワンコたちとドライブに行くことにしました。
何度も書いていますが、住んでいる松本も含め、長野県内で“Dog Friendly”と呼べる(評価出来る)のは唯一軽井沢だけ。否、日本全国(と言っても我々がワンコたちを連れて行けた範囲ですが)でも、那須も箱根も、伊豆も、京都もどこも全く“Dog Friendly”ではありませんでした。唯一、現在はNYに暮らす娘が麻布台に居た時に、その周辺の六本木から芝公園辺りは、軽井沢の様に街を挙げて(軽井沢は観光協会が主導しています)ではなくとも、“Dog Friendly”なお店や芝公園などのエリアが多かった様に感じました。
・・・と、前置きが些か長くなりましたが、観光業はインバウンドで浮かれていないで、これからの国内観光では年寄りとワンコを如何に大事にするかがそのポイントだと思っています(と何度も書いていますが・・・)。

 最初は、大町の仁科三湖の青木湖畔にある「ao LAKESIDE CAFE」に行こうかと思ったのですが、ワンコが散歩するエリアが無いのと、そこでは喫茶だけにして他で蕎麦を食べようと思うと、例えば安曇野エリアでワンコと一緒に食べられる蕎麦屋さんは、数十軒在る蕎麦屋のなかでたった二軒だけ・・・(松本だって市内ではたった一軒だけです)。
人間様が食べている間、車の中でずっと待たせておくのは可哀想(特に夏のこの時期は車内の暑さが心配になります)。
ということで、結局今回も選んだのは“Dog Friendly”な軽井沢・・・です。
軽井沢はワンコ連れの(年寄りの)別荘族が多いという事情もありましょうが、(林間を活かす様な敷地の広さもその背景にはあるのか)テラス席を設けている飲食店が実に多く、蕎麦屋さん(何十年も前からの旧道沿いに在るような古い店舗は別として)も決して例外ではありません。
前回次女一家と軽井沢に滞在した時に夕食で食べに行った「地粉や」や「きこり」の支店ともいえる「香りや」(いずれも御代田町ですが)は、人気店でありながらちゃんとテラス席も設けています。他にもワンコOKのお蕎麦屋さんを検索してみると、隣接する御代田エリアまで含めると全部で8軒あるとのこと。さすがは軽井沢です。
そこで、途中車でランチに行ってまた戻るのは大変なので、最終的な目的地は軽井沢のアウトレットに行くことにして、先にどこかランチに行ってからアウトレットへ向かうことにしました。(下は前回の写真です)              

 前回4月上旬に次女一家と軽井沢に滞在した時に、次女が小さな子供たちも受け入れていただける蕎麦屋さんを探して夕食に予約して来たのが、この「地粉や」でした(第2075話)。
その時に、女将さんから目の前に拡がる、佐久平越しの八ヶ岳を教えて貰い、初夏からは芝生ガーデンのテラス席も使える様になるので、その時にはワンコOKと紹介して頂いていたので、今回はワンコたちとのドライブの途中でのランチにそちらへ伺うことにしました(因みに夜は予約可能ですが、ランチは予約が出来ません)。
軽井沢のアウトレットは軽井沢ICの方が近いですが、御代田町へは小諸ICで降りて、浅間サンラインを走った方が所要時間は短くなります。
 軽井沢の隣、御代田町の浅間サンライン沿いに在る「霧下そば 地粉や」。11時開店で11時15分頃に着いたのですが、
「えっ、今日って6月の平日だよ!!」
驚くことにこの日は平日だというのに、既に店の前の20台近い駐車場はほぼ一杯で、しかも8割方が県外車です。
軽井沢から御代田に掛けての一帯も蕎麦屋さんが多いエリアですが、「地粉や」はその中でも屈指の人気店なのでしょうか。
テラス席も我々の前のお客さんで満席となり、テラスの方が席数が少ないとはいえ、結局30分近く待つことになりました(室内の方が席数が多いので、我々よりも後から来られたウェイティング番号が遅い人の方が先に呼ばれていました)。
やはりワンコ連れのお客さんが食べ終わってテラス席の方から出て来られ、我々の順番になりました。
窓越しではなく、やはり芝生ガーデン越しに“裏八”(いつもは反対側から眺めているので)の八ヶ岳が目の前に拡がっています。「地粉や」でのランチには、この景色も“おごっそ”の一品として食事と一緒に楽しんだ方がやはり気持ちが良い気がします。ランチが人気というのも納得出来ました。
 我々のオーダーは、私がざる蕎麦(990)、奥さまがくるみだれ蕎麦(1680円)、それに「地粉や」は大盛りがありませんので、その代わりでそれぞれ追加蕎麦(580円)と追加蕎麦ハーフ(380円)も。それと、残念ながらビールもお酒も頼めませんが、写真を見ていたらとても美味しそうだったので、季節限定メニューという筍とワラビの煮物(650円)もお願いしました。因みに、家内に依るとメニューの一品の中にもくるみだれがあって、ざるそばにこれを追加しても値段は一緒とのことでした。
前回はここ「地粉や」で次女一家と夕食を食べ、そして追分の「きこり」では、次女一家をアウトレットに送って行った帰りに通ったらたまたま駐車場が空いていたので、急いで家内と二人で行ってランチに蕎麦を食べたのですが、個人的には「きこり」の二八の方が好みの様に感じました。
というのも、その時の「地粉や」の二八は少しコワイ(固い)感じがしたのですが、茹で方なのか若しくは捏ねの水の分量なのか、いずれにしても二回目のこの日は前回と食感が違っていて私にはちょうど良く、モチモチして美味しく感じました。
また前回もそうだったのですが、「地粉や」の応対で特に素晴らしいのは、その接客です。
最初から大盛りや二枚を同時に持って来るのではなく、追加蕎麦は一枚目が終わる頃を見計らって茹でたての追加蕎麦を持って来てくれること。しかもそれ用にそばつゆと薬味も新しいのを改めてサーブしてくれるのです。そして、更にその薬味もですが、松本の某有名店の様な小指の頭大の“申し訳程度”ではなく、その何倍もの“半端ない量”の卸した生わさびがこれまた多目の刻みネギと共にしっかりと載っているのです。更に天かすもサービスで一皿持って来てくださいます(我々は天プラの油でソバツユの味が変わってしまうのがイヤで使いません。因みに、最近は天つゆを別に出してくれる処もあるのでその場合は良いのですが、天ぷらそばも同様の理由で頼みません)。
(「スバラシイ!!蕎麦屋はこうでなくっちゃ!!」と心の中で拍手喝采)
蕎麦自体の美味しさは勿論ですが、一度その評判を聞いて食べに来れば、今度はその接客ぶりにも感激して必ずリピートするであろうことが容易に想像出来るのでした。
  「ごちそうさまでした。また来ます!」
 それから軽井沢のアウトレットに向かい、奥さまの行きたかった店に行き、品定めの後は、ワンコOKのツリーモールでワンコたちも芝生の上をノンビリ散歩。コユキはドッグカートの中にいることも多いのですが、クルミは足先の感触が気持良いのか、曲がらない後ろ脚も気にせずに嬉しそうに歩いていました。
前回来た時はこのエリアには来なかったのですが、以前来た時に工事していたキッズパークも既に完成していて、小さな子供たちが楽しそうに遊んでいました。今度孫たちと来たら、次女夫婦のショッピングの間は、ジジババがここで孫たちのお相手をすることになりそうです(対象は12歳以下の子供で、30分700円、追加の30分は500円とのこと)。
その後雲行きが少し怪しくなってきて、天気予報通りに多少雨もパラついてきたので、ミカドコーヒーで持ち帰りの珈琲を買って駐車場へ戻り、早目に松本へ帰ることにしました。疲れたのか、はたまた安心したのか、道中ワンコ2+1がすやすやと寝息を立てていました。

 昨年の秋、『奥さまが何を思ったか、急に“ミシュランシェフ監修”という冷凍の宅配弁当を申し込んだとのこと。それは14食セットで通常一食当たり760円位なのが、TVショッピング等で良く見る様な、初回限定特典で一食ワンコインの500円なのだとか(次回の注文からは、注文するセット数に依り一食650円~850円の由)。』とご紹介した(第2033話)のですが、その後半年間、その冷凍宅配弁当を食べてきた感想とご報告です。

 その家内が申し込んだ冷凍宅配弁当は、「三ツ星ファーム」です。
この三ツ星ファームには3つの料金プランがあり、7食コースが通常6486円で一食当たり927円、14食コースは通常114598円で一食当たり819円、21食コースだと通常14918円で一食当たり711円。
・・・という様に、まとめ買いでよりお得になり、21食コースの場合1食分は711円(税込)です。そしてその定期申し込みだと、通販で良くある初回限定のみの特典で14食セットが4,500円OFFになり、1食497円(税込)で利用できるというキャンペーンもあります。色々検討した結果、家内は14食プランを選びました。
       (掲載した写真は最後を除き、H/Pからお借りしました)

 三ツ星ファームには、和洋中、エスニック、ピザ、パスタ、丼の具、朝食用、更には子供向けメニューやスイーツに至るまで、全部で125種類以上のメニューがあるとのこと。
売りは“ミシュランシェフが監修”ですが、全てのメニューではありません。また一食当たり、カロリー350kcal以下・糖質25g以下・たんぱく質15g以上という"三ツ星基準" を設定して、健康にも留意しているとのこと。
メニューは、その人気度合いで定期的にメニューの改廃もされている様です。
(トリュフ香るデミグラスハンバーグ・たっぷりタルタル国産鶏肉チキン南蛮)
(肉厚サバのピーナッツ味噌焼き仕立て・蝦醤香る特性エビのチリソース煮)

 家内が色んな冷凍宅配弁当の中から吟味検討して選んだ三ツ星ファーム。半年間、人気メニューや選んだ中から食べた印象です。
味付けとしては「美味しい」、少なくともどれも「不味くはない」・・・。特にエビチリや酢豚などの中華系の主菜は、総じて味付けも良くてとても美味しく感じます。また「コクと旨味のオニオンソースのハンバーグ」も美味しかった。
その一方で、毎回副菜が2品、場合に依っては3品付くのですが、どれも(個人的には)味付けが薄味の様な気がするのですが(家内は十分だそうです)、とかく信州人は野沢菜漬けなど漬物好きで塩分摂り過ぎと言われますので(佐久総合病院で農村医療の先駆者として知られる若月先生等が提唱されて、その後県全体に拡がった減塩活動が有名ですが)、ある意味それも良いのかもしれません。
   (とろーりタイ風コク旨ガパオ・とろーりたまごのふわとろ親子煮)
(自家製麺お子さまプレート関西風うどん・お子さまプレートニコニコ甘口カレー)

 ただその味付け以上に不満に感じるのは、もっと高齢になれば良いのかもしれませんが、全体的に量が少な過ぎる点です。我が家では、それぞれ好みの主菜を選んだ上で、それに同じく家内がオーダーしているスープストックの一品を、その都度副菜的にプラスして二人でシェアしています。
おそらく三ツ星ファームにもそうした不満の声が届いているのでしょう、何品かは「メガ盛り」なるメニューを最近追加しているのですが、個人的にはPR内容程は“メガ盛り”とは感じられませんし、もう少しメガ盛りメニューの数を増やしても良いのではないかと思っています。
そう書くと私が“大食い”の様に思われるかもしれませんが、家内からは「最近食が細くなった」と言われており(一方で酒量が減らないのを毎回の様に非難されていますが)、間も無く古稀を迎える男性の“食欲”としての食べる量は極々普通だと思っています。
(実際は下の様な紙製容器に入って送られて来て、食材に依りますがパッケージの蓋の左下部分を指示通りに少し開け、レンジで5~6分暖めて完成です)
   (下の写真は、上のメニュー写真中にもあるエビチリの実際の様子)
 三ツ星ファームはその選ぶプランによって「最低継続回数の条件」や、条件を満たさずに解約した場合の違約金(解約手数料)が設定されていて、その中の長期継続応援プランの合計6回以上の受け取りが必須という“縛り”をここでクリアしたそうなので、孫が来た時や、家内が長期で娘の所に行く時など、これからはいつでも好きな時に頼めば良いとのこと。
ただ、個人的には(作るのが面倒臭いと感じた時は)冷凍宅配弁当ではなく、都度買いに行く手間はあるのですが、「ほっともっと」の方が暖かく好きな主菜を選べるので、飽くまで私個人の意見ではありますが、メニューは揚げ物や炒め物が多くはなるものの、量的な満足感は高いのではないかと思いますし味付けも悪くない・・・。
ですので、三ツ星ファームに限らずですが、冷凍宅配弁当はどれを選ぶかはそれぞれ個人的嗜好に依るとして、例えどれを選ぶとしても(飽くまで個人的な感想ではあるのですが)、もう少し高齢になって更に小食になり、且つ買い物に行くのも億劫で(しかも田舎暮らしでは買い物に必須の車も運転出来なくなって)、毎日作るのが大変になったりした時に気分転換で頼むのが良いかもしれないナ・・・と感じています。

 以前NYに住む長女が「松本にも美味しそうな焼き鳥屋さんあるヨ!」と言って教えてくれたのが、炭火焼き鳥の「正ざわ」。
こちらは、漫画「美味しんぼ」でも取り上げられたこともあるという銘柄鶏、それは「脂肪分が非常に少なく、味が淡白だか歯ごたえが快く、肉が臭くない、皮が旨い」とされる、南信州は伊那谷の地鶏「ぎたろう軍鶏」を使った焼鳥で人気の店で、知りませんでしたが、これまでに食べログ百名店の「焼き鳥」の部に二年連続で選出されたこともあるのだとか。
年末年始に久しぶりに長女がNYから帰国したので、何とか松本滞在中に娘と一緒に行こうと思ったのですが、生憎予約が一杯で食べに行けずにいました。
その後も機会ある度に「食べに行きたい!」と奥さまを誘うのですが、長女とは東京で何度か焼き鳥のコースを食べに行っているのに、「松本には美味しい処が無い!」の一点張りで、何度誘っても(懇願しても)、「絶対にイヤ!一人で行けば?」と断固拒否・・・(以前上諏訪で気に入っていた焼き鳥屋さんに誘った時に、たまたまレバーが生っぽくて私の薦める焼き鳥はもう金輪際懲りたのだとか・・・因みに長女はその店を気に入ってくれたのですが)。
それに加えて、実はかなり前(10年以上?)に「正ざわ」には一度食べに行ったことがあったのですが、その時に然程好印象ではなかったことも影響している様なのです。
ところが何を思ったか、先日「行ってもイイわよ!」とのこと。そこで、気の変わらぬ内にと早速予約しておきました。

 食べに行ったのは、休日関係無しのインバウンドの外国人観光客は相変わらず多いのですが、混雑したGWも終わり、次に混雑する夏休みまでは時間もあるので、松本の街中から日本人観光客が減って街が少し落ち着いた平日です。
お店は5時半営業開始で、我々は6時に予約したのですが、着くと既に数席を残して既に結構埋まっていて、その空いている席にも「予約席」と札が置かれていました。席数はL字型カウンターが10席ちょっと、半個室のテーブル席が大小4つだったか、全部で30席程度でしょうか。空いていた席も徐々に予約された方々が来られて満席となり、次々と来られる方々は皆さん断られていましたので、店としては最初の一順目の客が終わる頃を見計らって次の予約を入れるでしょうから、客層は地元客中心だと思われますが、この日の様に平日であってもやはり予約した方が無難の様です。
焼き方は大将お一人ですが、焼き鳥以外の料理、飲み物、接客とそれぞれ主な担当ごとに女性スタッフが3人おられ、テキパキと動かれていました(接客と精算を担当されていた方が、おそらく年齢とその接客振りから女将さんではと推察)。
 さて我々も早速「ぎたろう軍鶏 満足 七串(2,700円)」コースを二人分と、生ビールに奥さまはウーロン茶をオーダー。他に5串(1800円)とぎたろうコース(3500円)がありましたが、七串は、「本日のおすすめ ぎたろう軍鶏5串、月見つくね、牛タン厚切り焼きorラム焼き、湯葉」というコース内容で、その中に我々の好物の「きも(レバー)」が入っているかを確認し、塩とタレをそれぞれ一本ずつ、また最後の串は奥さまが好物の牛タンで、私はラムをチョイス。そして、もし足りなかったら更に追加することにしました。
お通しに、サラダと少しドレッシングが掛けられた定番の生キャベツ。そして最初に湯葉。

串はセセリからスタートです(一口食べてから気が付いて撮影)。続いて、順番にねぎま、もも、柚子胡椒、きも(レバーのタレ・塩)、手羽、そして月見つくね。

ここで一休みらしく、家内が芋カリ(サツマイモのカリっと揚げ)、私が野菜串で、シイタケ、追加したかったレバーが早くも終了だったので止む無くモツ、とりチーズ焼きを追加しました。

追加の串が先に出され、それが終わってから、最後に家内の選んだ牛タン、私メのラムが供されて終了しました。飲み物は生ビールと冷酒も追加しました。この日の合計は〆て二人で10460円也でした。
 全体的な印象は、つい先頃に軽井沢で会津地鶏の焼き鳥をコース(8900円/人)で食べていたこともあり、それとの比較で串が全体的に小振りな感じがしましたが、値段が1/3なのでむしろ当然です。ただキモ(レバー)はもっと高くても良いので、出来ればもう少し大きめな串にして頂きたい!また、今回の中で個人的に一番気に入ったのは、焼き鳥では珍しいラムでした。臭みも無く柔らかくて、間にピーマンや玉ネギが挟んであるのも意趣替わりで食べ応えがありました。
また家内に依ると、せせりがやや生っぽかったとのことですが、私は気になりませんでした(これは個人的嗜好の違いなので止むを得ません)。
都会の様に色々な選択肢があれば兎も角、また「百名店」かどうかのレーティングも個々人の評価に委ねるとして、少なくともこの松本で食べられる焼き鳥としては及第点ではないでしょうか。
今までは絶対拒否の奥さまでしたが、また焼き鳥が食べたくなったら、多少強引に誘って(泣き落として?)でもまた食べに来たいと思います。
  「ごちそうさまでした!」

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