カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
今回の三泊四日での箱根行。
往復の移動日を除くと、三泊でいつもより短かったこともあって、終日自由に使えるのは中二日だけ。その日は、それぞれ金時山登山とポーラ美術館へ行くことは最初から決めてあったので、今回は小田原漁港の「やまや」の絶品の地魚「どど丼」を食すのは断念しました。
箱根での夕食には、恒例の仙石原の「相原精肉店」のローストビーフやミートローフなどのお惣菜と箱根別荘族御用達の「JAコープ」で調達した食材が結局食べ切れず、二日間はドッグヴィラでワンコたちと一緒に過ごすことになりました。
となると、今回の滞在で外食出来たのは夕食が一回、ランチが往復の移動日はそれぞれの途中で食べるので、二回しかありませんでした。
「いやぁ、3泊だとやっぱり短いね・・・」
でもジジババが孫たちを優先した結果なので、こればかりは止むを得ません。
そこで、厳選して選んだのは・・・??
勿論箱根は富士屋ホテルを筆頭に明治期から開かれた国際観光地ですので、箱根グルメも和洋中それぞれピンからキリまで色んな選択肢があるのですが、しかしここ箱根もワンコたちと一緒に食べられる場所は少なく、もしワンコたちに留守番をして貰って食べるとなると、遠出は避けてドッグヴィラの在る仙石原周辺に限られます。そんな状況下での、今回の滞在中の独断的箱根グルメの総括です。
先ず松本から箱根への移動日ですが、箱根で食材を調達すべく早めに松本を出立したこともあり、途中のSAではなく御殿場から箱根への途中の乙女峠の「FUJIMI CAFE」でランチにしました。ここは箱根エリアでも数少ないワンコOKのテラス席があり、残念ながらこの日は雲の中でしたが、晴れていれば富士山を眺めることが出来るのです。

この日は外国人の団体客がちょうど着いたばかりで、団体でテラス席を使うために少し待たされましたが、幸い一卓だけ空きが出来るらしく我々も座ることが出来ました。
ところが団体客が皆さんカレーを注文した様で、ちょうど売り切れとのこと。そのためランチメニューはハンバーガーのみ(ローストビーフ丼は相原精肉店が控えているので最初からパス)。
奥さまはケーキセットにするとのことで、止む無く私メは「FUJIMI BURGER ガーリック醤油ソース(ドリンクセット 2640円)」をチョイス。



続いて、すぐ近くの「JAコープ」で、朝食用の食材と共に、これまた当地で人気の「勝俣豆腐店」(お店もすぐ近くですが、JAでも購入可能)の笹豆腐等も購入しました。
これで、滞在中の朝食と、結果的に二日間の夕食手配となりました。

横浜の次女の所に行った時には、私の好みをふまえて、いつも家の近くの「まいもん寿司」に連れて行ってくれるのですが、箱根の宮城野にも昨年その「まいもん寿司」が出店。そこで今回初めて行ってみることにしました。
観光地とはいえ“山の中”の箱根と都会の横浜ではお客さんの回転率も違うでしょうし、ネタの種類や鮮度は今回は多少目を瞑るつもりで行ったのですが、意外にも横浜の「まいもん寿司」と殆ど遜色ないレベルで、我々“海無し県”の信州人からすれば十分に満足出来ました。
ただ箱根は相模湾が近いので、(いくら金沢が本拠とはいえ、ノドグロや白エビといった北陸からのネタよりも)もう少し相模湾で採れる地魚を増やしてくれると有難いのですが、多分センター方式で店舗独自での仕入れはしていないのでしょう。
今までの我々の数少ない箱根ランチでの洋食としては、レストランだけでの利用が可能で、広い中庭を眺めながら食べられるルネ・ラリック美術館のレストランが我々のイチオシだったのですが、一昨年に行った時にメニュー内容がそれまでと変わってしまっていました。
またテラス席がワンコOKだったレストランだけでも利用可能だった星の王子さまミュージアムは閉店し、小田急ハイランドホテルは現在全館建替え中。ガラスの森美術館は食事目的だけではレストランには入れません。
そこで、今回奥さまはポーラ美術館の「レストラン・アレイ」でまた食べたいとのこと。こちらは森を見ながら食事が出来、解放感ある光に溢れた気持ちの良いレストランです。因みに、レストランだけなら美術館に入館しなくても利用が可能です(カフェは不可)。
展示作品をじっくりと鑑賞した後、私がヒメシャラの森の「森の遊歩道」を歩きたいと誘ったのですが、家内は翌日の金時山登山に備えて体力を温存したいとの仰せ。そこで止む無く一人で歩くことにして、その間彼女は「カフェ・チューン」で待っているとのこと。
散策して戻り(チケット提示で再入館OK)、私もコーヒーを頼んで一休み。こちらもランチの軽食でホットサンドなどが食べられるのですが、待っている間に既にケーキセットをしっかりと食べられていた奥さまが、「それじゃ、貴男はモノ足りないでしょ!?」
とのことで、余り洋食に食指が動かぬ私メを察して、こちらのレストランではなくて他に行っても良いとのことから、“渡りに船”で選んだのは前から一度行きたかった仙石原に在る喜多方ラーメンの「蔵一」です。しかもネット検索すると、ラーメンだけでなく、カツカレーやソースカツ丼もあるとのことから、奥さまも承知して仙石原に戻ることにしました。

喜多方ラーメンと言っても残念ながら現地には行ったことがなく、唯一昔新宿の南口近くに在った「坂内食堂」で何度か食べたことがある(いつも決まってチャーシューメン)だけですが、喜多方ラーメンの特徴は、何と言っても平打ちのちぢれ麺の醤油ベースのラーメンだと認識しています。
こちらの「蔵一」は醤油の他、塩も味噌もあるようですが、醤油スープは煮干し・鶏ガラ・豚ガラ・背脂を使った伝統的な醤油スープとのこと。麺は勿論平打ち麺でしょう。
メニューの中から選んだのは、「坂内食堂」のそれとはビジュアルはちょっと違いますが、自家製の大判チャーシュー3枚がトッピングされた醤油のチャーシューメン1280円(税込)。

ラーメンのスープは最初意外と塩味が強い感じがしました。坂内食堂のそれは、かなり昔の舌の記憶ですがもう少し甘かった様な・・・。勿論平打ちの麵は、モチモチでかなりコシがあります。そしてチャーチューは柔らかくホロホロ。
家内の頼んだカツカレーは、松本で食べた「南海食堂」のそれよりも彼女好みで美味しかったそうです。

ポーラ美術館鑑賞とランチの後、留守番をしてくれていたワンコたちへの罪滅ぼしに、芦ノ湖へ皆でドライブ。
仙石原界隈もそうでしたが、芦ノ湖も驚いたことに、日本人は旅行シーズンのGWが過ぎたばかりのせいか少なく、インバウンドと思しき外国人観光客の方がむしろ多いのです。例えば、桃源台港から元箱根港への芦ノ湖遊覧の海賊船は、恐らく強羅から大涌谷を経由してロープウェイで来たと思える外国人観光客ばかりで唖然・・・。
そのためどこも混んでいて、このエリアで知る限り3ヶ所ほどしかないワンコOKのカフェとかも一杯そうなので、ワンコたちと湖畔を散歩しておやつを食べさせて戻ることにしました。


箱根三日目での、金時山登山と長安寺拝観後の最後のランチ。
せっかくなので、湿生花園近くの魚料理が評判の「うおせい」でアジフライを食べようかと思ったのですが、行ったらナント定休日。この近くの中華も、仙石原に戻っての定食屋さんもチェックしたらいずれも定休とのこと。
また湿生花園の近くにあるインド料理店「アズール・ムーン」(ここもテラス席はワンコOKでした)は、コロナ禍以降外国人シェフが来日出来なかったこともあってか閉店してしまった様で、建物も随分印象が変わって釜飯屋さんになっていました。
更に、今回は夕食で食べようと思ったのですが、相原精肉店の総菜を結局二日間食べたので行けなかった「ソロピッツァ・タロウズ」も、調べたらこの日は定休とのこと。そして、最悪二日連続でもと思った「蔵一」も同じく定休・・・。
チェックしたところ、どうやら少なくとも仙石原界隈の飲食店は皆水曜日が定休日の様です。そのため、「もうどこでもイイ」と湿生花園近くで唯一営業していたお蕎麦屋さんで、(信州から来てわざわざ)食べたくも無かった蕎麦を食べるハメになってしまいました(ざる蕎麦は食べる気になれず、汁蕎麦のセットメニューにしましたが、蕎麦も論外ですがツユがただ塩辛いだけで飲む気にもなれず。家内は箱根名物?の自然薯?のとろろ蕎麦にしましたが、特にコメントなし。こんなんだったら、コンビニのお弁当の方がマシだったかも・・・)。
故に、毎年来ている箱根でしたが、今回の貴重な教訓・・・、
『箱根仙石原では、水曜日だけは外食は絶対に避けるべし!!』
さて、前編でご紹介した、二代目となるカリタの手動コーヒーミル KH-3AM。
蓋付きではないモデルの一番の欠点は、挽き終わる最後の方になると、毎回コーヒー豆が(グラインダーで挽く時に、割れた勢いなどで弾かれて)外に飛び出てしまうことでした。


・・・と偉そうにいう程の“対策”でもないのですが、要するに蓋付きでないのなら蓋付きにすれば良いだけのことなので、自前で蓋を作ることにしたのです。
そこで、以前多面体フォトフレームのガラス製の表面カバーが落ちると割れたりして危険なので、100均ショップにあったA4サイズの透明プラスティックの下敷きを使って代わりのカバーを作った(第1999話)のですが、取ってあったその残りを使って、手動コーヒーミルの蓋(カバー)を作ることにしました。



固定は出来ないので、ある程度指で押さえながらハンドルを回して豆を挽いていきますが、素人工作で子供騙しの様な簡易的な蓋ですが、これが予想以上に効果抜群なのです。


【追記】
一ヶ月近く使ってみた感想です。
近頃の製品はどれもそうなのですが、原材料費のコストアップを価格に転嫁するか、それが出来ない場合はナントかコストダウンでその分を吸収するか、現場では一円単位での涙ぐましい改善努力をしているのだろうと、製造メーカーにいた者としては十分理解をしているつもりですが、しかしながら、そうは言っても今回の後継モデルで気になっている点です。
一つ目は、豆を挽いている時の底のズレ防止用に滑り止めシールが3枚貼ってあるのですが、それがたった数回の使用で剥げてしまいました。そこで、廃棄する前の以前のミルの底に貼ってあったシール(10年間全く剥がれずに使用)を慎重にカッターで剥がして貼り換えたのですが、その後特段の問題は発生していません(写真は貼り換えた後です)。

それはトップネジのゆるみ(緩み)です。
回転軸に、上からトップネジ、ハンドル、ストッパーが順番に嵌められていて、その下に挽き具合を調整する調整ネジが上下ワッシャーで挟まれて固定されています。それが殆ど毎回使用する度に緩んでしまうので、必ず挽く前に毎回トップネジを締めてからハンドルを回すようにしています。

『・ハンドルを速く回しすぎるとブレが生じ、ネジが緩みやすくなりますので、一
定の力で時計回りに回すのがコツです
・挽いている最中にハンドルが逆回転(反時計回り)するとネジが緩むため、
必ず時計回りに回してください
・分解して、ワッシャー(平座金)が正しい順番で入っているか確認してくださ
い。これが抜けていたりズレていたりすると、ネジがしっかり固定されません
・ネジの緩みは構造上どうしても起こりやすいため、挽いている最中に時々
締め直すことも手動ミルのメンテナンスの一部です』
と説明がされているのですが、全く同じ構造の初代ミルは10年間使っていましたが、その中でトップネジが緩んでガタついたという記憶は全く無いのです。
コストダウンのための材質の変更で緩みが生じ易くなっているのか、或いは何らかの理由での素人目には分からぬ構造変更がされているのか、一体何が違うのでしょうか・・・???
前を挽く前にネジを締めれば良いだけなのですが、とはいえ、正直些かストレスを感じています。
【注記】
因みに調べた中で、カリタのミルの中で、コーヒー豆を入れるホッパーに36g以上入って、挽いた粉を受ける容器が零れぬ様に40g以上という製品は、手動ミルでは2種類ありました。
それは「銅板ミル ac 」11500円 ホッパー最大容量:70g 粉受け最大容量:45g
喫茶店で見かける様な「ダイヤルミル」 27,500円 ホッパー最大容量:50g 粉受け最大容量:60g
ダイヤルミルは家庭用としては論外として、銅板ミル(蓋無し)は魅力的だったのですが、購入したKH-3AMに比べるとかなり高価なので、今回は対象外としました。
(但し、銅板ミルは粉受けが箱型の引き出しなので、コーヒーメーカーの円錐形のフィルターバスケットに粉を入れる時に、四角形の引き出しでは上手く入れられるのか、入れにくくはないのかは不明です)
おそらく、10年近く使って来たカリタの手動のコーヒーミル。
以前はスーパーで挽いた豆を買っていたのですが、週末など時間がある時には(長女から勧められ)豆を挽くようになって、記憶ではその時に長女と一緒に買いに行って(何処に行って良いか分からず、近くのホームセンターへ行ったので)そこに唯一置いてあった木製の手動のコーヒーミルを買って、その後リタイアしてからは、専ら豆を自分で挽いて、ドリップ(こちらはメリタのコーヒーメーカーで)する様になりました。
以前も、コーヒーミル(学生時代は手動、結婚後は電動)も使っていたのですが、その後朝は忙しいので、挽いてある豆を買う様になっていました。
その手動のコーヒーミルが遂に壊れてしまいました。挽き具合の調整が出来なくなってしまったのです。原因は、回転軸とハンドル部分と、挽き具合を特定しそのレベルで固定するストッパーの穴が経年劣化で変形し、ストッパーが動かせず外れなくなってしまったのです。ですので、今の挽き具合のままで調整が出来なくなってしまいました。実はその前に、ドリップ用に自身の好みの中挽きでずっと固定してあった筈が、最近何だか粗挽きに近くなってしまったので、再度挽き具合を調整しようと色々試していて、一旦細挽きにしてそこから粗さを調整しようと試していたら、ストッパーが動かなくなってしまいました。最初はラジオペンチを使えば動かせたのですが、最後はそれでも無理で、穴が更に変形してしまうので、これ以上は無理と断念。しかも次第に回転軸がブレている様に感じられ、何となく楕円軌道を描いている様に見えるのです(ただ豆はそれでもちゃんと挽けてはいるのですが・・・)。そこで、奥さま曰く、
「10年も使ったんでしょ?もう十分元が取れているわヨ!」
とまぁ、言われてみればその通り。そこで止む無く、新たに買い替えることにしました。


長女もコーヒー好きで、以前彼女が使っていたハリオの手動のスケルトンのセラミックコーヒーミルを、NYへの引っ越しの際に日本へ置いて行きました。でも二つもいらないので、キレイに清掃作業をした上で、同じくコーヒー好きの次女の婿殿にあげて使ってもらうことにしました。
ですので、予備のミルは無し。電動だとやはり味気ないので、今回も手動のミルにしようと思い、とりあえずはネットで探してみました。
(以下4枚の製品写真は、各メーカーの製品紹介頁からお借りしました)


10年程前、たまたま長女余一緒に買いに行ったホームセンターにあって購入し、今までずっと使って来たのがカリタのコーヒーミル(カリタの木製ミルは台湾製です)。
そのカリタのH/Pの手動ミルだけでも検索すると15種類。同じ様な小型のモノから、何となく素敵な“クラシックスタイル”と呼ばれる箱式の引き出しタイプや、更には鋳鉄製のダイヤミルと呼ばれるレトロで、如何にも昔の喫茶店にあった様な大型のミルまで様々です。
また長女の使っていたミルのハリオにも、現代的デザインでスマートなミルだけではなく、「これイイなぁ」と思えたカリタの様な木製の手動ミル(中国製)もありました。

それは、豆4杯(最低でも35~40g程度)が一度に(一回で)容器(ホッパーと云います)に入ること。そして、その挽いた粉を受けとめる容器についても同様。そして、出来れば挽いている時に豆が飛び出さない様にホッパーに蓋が付いていること。
他には当然挽き具合の粗さ調整が可能で、出来ればそれが最初から分かる目安の目盛が付いていること。更には分解可能で、刃の部分とかの掃除(洗ったり刷毛で粉を落としたり)が出来ること。その結果、出来るだけ長く使えること・・・でしょうか。
これまでもコーヒー専門店などに行った時に、器具が並んでいると探したこともあったのですが、結論から言うと、豆を入れる部分(ホッパー)に40g入るというのは殆ど無く、しかも蓋付きではせいぜい2杯分の20gが限度で、40gなど皆無。やはり挽いている時に豆が飛び出して来るのはイヤになるので、蓋付きの方が勿論良いのですが、4杯分なら2回入れれば良いと思われるかもしれませんが、その挽かれた粉を受ける容器もそのくらいの容量しか入らないモノが殆ど。そのためにコーヒーメーカーの粉を入れる部分(フィルターバスケット)に、二度も入れるのは面倒臭い(というか一度で済ませたいし、二度もやらなくてはならないのは無駄)。
そこで、ホッパーの容量が40gで、挽かれた粉を受ける容器の部分が少なくとも50g程度(40gではギリギリで、開けた時に零れかねない)を条件に探すと、カリタにもハリオにも他のどこのメーカーにもそれに合致する蓋付きは皆無で、蓋が無いタイプで検索で唯一1モデルあっただけでした。

『カリタ Kalita コーヒーミルKH-3AM。木製 粒度の安定性が高いアルミ製グラインダー KH-3AM。 粗さ調整可能、手挽き コーヒーミル。ホッパー最大容量:約35g、粉受け最大容量:約55g。』


詳しい商品説明では、
『Kalita(カリタ)の「コーヒーミル KH-3AM」は、豆の投入口が広いオープン式構造で、計量した豆をそのまま入れやすくなっています。内部には粒度の安定性に配慮したアルミニウム製グラインダーを採用し、挽きムラを抑えて仕上げます。粉受けはねじ込み式です。』
ただ、このKH-3AMというモデル。カリタの公式H/Pには載っていないのです。どうやらアマゾン限定モデルの様でした。


GW中の5月3日。
松本の天気は朝から曇り気味で、前日の快晴とは打って変わって肌寒く、今年のGWは余り天候に恵まれていませんでしたが、毎日が日曜日の我々はGWも関係ありませんし、電車での移動も大変なので次女一家も松本には来ないこともあってどこにも出掛ける予定も無く、混雑する観光地には行かずにじっと家で過ごすのみ・・・。
昔会社で部下だった女性が現在の安曇野市の穂高の出身で、GW中に毎年実家を継いだ弟さんの田植えの手伝いに(お互い会社が休みになることもあって)行かれていたのですが、彼女曰く、
「GWの安曇野は観光客の車で大混雑で、最近ではNAVIのせいでどんな狭い農道にも県外車が入って来てしまうので、地元の農作業の軽トラとかが渋滞に巻き込まれ、家からすぐ近くの田んぼまで行くのに30分以上も掛かることがあるから、もう、ホントに大迷惑!」
と憤慨していましたが、その気持ちは良く分かります。
会社が休みなるGWだからこそ田植えをやるしかない兼業農家の皆さんは大変ですが、そうではない地元民も混雑するGWには観光などせず、出歩かずに家でじっとしているのが一番!です。

城山公園にはさすがにGW中なので、小さな子供さん連れの若いご夫婦が何組も遊具などで遊んでいました。駐車場には県外車も10台程。城山公園は桜の時期も過ぎているので、せっかく松本まで来られたのならアルプス公園に行かれた方が良いと思ったのですが、後で分かったことは、5月3日のこの日は毎年恒例のアルプス公園での「こどもまつり」が開催されていたので、恐らく駐車場が満杯で停められなかったのかもしれません。


しかし蕎麦屋さんは全滅で、ラーメンは奥さまが絶対拒否。お目当ての和食店はこの日はランチ営業無し・・・。
そこで、行列も無く席も空いていそうな店に入ることにしました。

お城の大名町入口からも近く、日銀松本支店の斜め対面で、和食の「しづか」の隣。以前、長女が選んでテイクアウトで買いに来たことがありました。
こう見えて松本にもタイ料理のお店は結構あるのですが、老舗の「ケーラン」始め本場のタイ人のシェフが料理をしているので、味はどこも本格派。
ただ、シンガポールでは(内装は高級店ぽく見えても)タイ料理やベトナム料理は庶民的で、中華料理と比べるとおサイフに優しかった記憶があるのですが(日本からの出張者や友人を自腹でもてなす時は、値段のこともありますが、味付けが中華に比べ濃過ぎず油も少なめで優しくて、また生野菜も使われるので日本人向けということもあり、ベトナム料理店に良く行きましたし、タイのスチームボートは日本の鍋料理の様で子供たちも大好きでした)、タイ料理でも色んな選択肢がある東京に比べると、松本のタイ料理店は結構値段が高い気がします。
こちらの店もバンコクの老舗ホテルでタイ料理とベトナム料理のシェフをしていたという、タイ人の女性シェフが7~8年前に開いたタイ料理とベトナム料理の店で、二号店を別の松本市内にも出店している人気店です。
1階は4卓と厨房で、二階にも席がある様ですが、我々は空いていた一階のテーブル席へ。

カオマンガイは、シンガポールの海南鶏飯(チキンライス)のタイバージョンです。
どちらも中国からの移民たちによってもたらされた海南島が起源というチキンライスが、それぞれの中国人コミュニティーの中で現地の調味料などを使って独自に進化したものです。
シンガポールのチキンライスは、ブラックソイソース(黒しょうゆをベースにした甘辛いタレ)、ショウガとレモンのソース、チリソースの3種類のタレを好みで使い分けて食べるのですが、カオマンガイは日本の味噌の様な現地調味料をベースにしたニンニクや生姜、そして香菜(シャンツァイ、タイ語でパクチー)の効いた甘辛いタレの一種類だけ。
鶏の煮汁で炊かれたタイ米が添えられているのは同じです。キュウリのスライスが添えられているのは、これまたシンガポールと一緒です。ゆで卵が付いているのは、現地ではどうか分かりませんが、日本の親子丼の様に“親子”ライスという意味でも掛けているのでしょうか?

カオマンガイのチキンはホロホロととても柔らかく、タレも美味ですが、例えば東京で食べるシンガポール料理の海南鶏飯に比べると(値段は同じ位なのに)チキンの量がかなり少ない気がします(参考までに、下の写真は東京田町「威南記海南鶏飯」のチキンライスとロースト・チキンヌードルです)。


一方の甘目の味付けが特徴のパッタイ。包んである玉子焼きが面白い。シェフのオリジナルの様で、家内も初めてと驚いていました。

GWで混雑してどこも行列だった蕎麦屋のお陰で、久し振りのエスニックの東南アジア飯のタイ料理を、この松本で楽しむことが出来て大いに満足でした。
「ごちそうさまでした!」
軽井沢滞在の最終日。
皆で朝ゆっくりと朝食を食べ、ゆったり温泉にも入って、チェックアウト時間ギリギリまでノンビリ過ごしてから荷物を積んで、ワンコたちも一緒に出発しました。
この日の次女一家との軽井沢での最後のランチは、今回も六本辻のラウンドアバウト(Roundabout)に面した林の中に佇む「ピレネー」。こちらは調理用の暖炉で炙られる肉料理がメインの、観光客や地元にも人気のフレンチ・ビストロです。

もし晴れていたら車の中でお留守番のワンコたちが心配でしたが、幸いこの日は曇っていて、直射日光を遮ってくれる林の中の駐車場なので一安心です。
駐車場に車を停めて、ワンコたちのために少し窓を開けて、ラウンドアバウトに面した正面玄関へ。
開店前から行列が出来ていて、時間になって予約の有無を確認され、予約済みの人は席に案内されて行きます。

私メは今回も若鶏の半身4200円。家内は珍しく、信州銘柄豚千代幻豚の自家製ソーセージ 4360円。

また4歳以上の子供は、お子様ブッフェ1500円を頼む必要がありますが、4歳未満は無料です。


(写真では分かり辛いですが、写っている大きな窓の外の木々や垣根のすぐ外側は、観光客の行き交う歩道とラウンドアバウトです)

今回も娘たちが昨晩負担してくれたのと、さして変わらない料金になりました(・・・トホホ。この日のための資金確保で、我が家では出来るだけ質素倹約令で節約してきたとはいえ、ジジババは辛い・・・)。
でも最後、横浜へ帰る新幹線に乗る次女一家を軽井沢駅で見送る時に、何度も何度も振り返ってはジジババに手を振ってくれる孫たちを見ていると、「良かったなぁ!また、おいで!」と、そんなトホホもどこかにすっ飛んで行ってしまったのでした(ヤレヤレ・・・)。



