カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 私が普段家に居るので、奥さまが出られた時は“夕食当番”を仰せつかっております。冷蔵庫の中など、家にある食材を使って如何に作るかが腕の見せ所・・・とまぁ言えれば良いのですが、そうとまでは云えずに、cookpadなどのネット検索レシピのお世話になることもしばしば。
食材を家にあるものに変えたり、調味料を変更したりと、多少独自にアレンジすることもあるのですが、そうした中で最近奥さまからの大絶賛レシピがこちら。
それは、クックパッドで「揚げない鶏肉の唐揚げ★甘酢醤油」として紹介されているレシピです(https://cookpad.com/recipe/938954)。

オリジナルレシピは鶏のモモ肉ですが、我が家では奥さまがウォーキング後のエネルギー補給用にムネ肉で作る燻製ハムを常備していることもあり、ヘルシーで且つコスパも良いのでムネ肉(今回は、ソテー用に下ろしてパック詰めされたもの)を使用してみました。
 モモ肉に比べ、ムネ肉は低カロリーですが、その分パサパサしてしまいがち。でも、このレシピは良く漬け込んで下味を付けたムネ肉に片栗粉をしっかり塗して多めの油で炒めるため、結構ジューシーに仕上がります。また味付けも、酢が良く効いて美味。また、このタレがドレッシング代わりにもなるので、肉の下にレタスを多目に敷いてサラダ風に食べることが出来ます。
 ムネ肉とレタス、それに甘酢ベースでもあるので、低カロリーでヘルシーな一品です。お試しあれ。

 女の子の桃の節句、男の子の端午の節句。どちらにしても、お嫁さんの実家がお祝に雛人形や五月人形を贈る習わしです。昔ほどではないかもしれませんが、毎週水をもらいに行く「源智の井戸」がある高砂通りは、松本の人形店が両側に軒を連ね、今でも別名「人形町」と呼ばれています。

 我が家でも、長女が生まれた時に実家からは七段飾りを。また親戚からは、ガラスケースに入った親王飾りや市松人形も頂いて、ひな祭りには全て座敷に飾っていました。
しかし、海外赴任中は持っては行けないので、三段飾りの雛人形を代表して持って行って、赤道直下の常夏のシンガポールでも毎年三月に飾っていました。
しかし、シンガポールから帰国して母屋の横に自宅を建てたこともあり、いつか雛人形は母屋の屋根裏に保管したままで、三月になっても(信州松本はひな祭りも旧暦で行われるため、昔は月遅れの4月に行われていました)箱から出して飾ることも無く、娘たちや家内も女の子の節句である雛祭りに興味も無いのか、或いは幼少期に海外で育ったためか雛人形に対する執着も無く、いつしか箱から出して虫干しすることも全くないまま、そのまま屋根裏部屋で眠っていました。

 しかし、色々思うところ(飾らなかったり、飾っても片付けるのが遅れたりすると良くないという昔からの言い伝え)もあってこのところ些か気になっていました。そして、2月末に家内が次女と一緒に長女の留学先のサンノゼに行って一週間不在になることも手伝い、今年七段飾りだけですが、その間に母屋の屋根裏部屋から運び出して自宅に運んで来て、二階のファミリーコーナーへ飾ることにしました。
シンガポールから帰任して飾っていなかったとすると、20年以上箱にしまいっ放しということになりますが、それぞれの箱に入れてあった虫除け剤はすっかり空になってはいましたが、幸い虫に食われた様な穴やキズは全くありませんでした。
 「イヤぁ、良かった、良かった!」と、先ずは一安心
慎重に巻いてある紙を開き、小さな小物を確認し、箱に入れてあった説明書(但し全てに該当する一般的なマニュアル)と、更に20年前当時に飾った後で撮影したらしい写真を一番の頼りに、最下段の御所車と御駕籠から始まり、茶道具などの調度品、仕丁、随身、五人囃子、三人官女と少しずつ上段へ飾っていきます。最後に屏風を立てて親王飾りを上段に飾ってボンボリを左右に配して漸く完了しました。
それにしても、アルミ製の段と毛氈を敷いての七段飾りの大きいこと。優に畳二畳分を占め、高さも1.7m余り・・・。確かに豪華ではありますが、娘さんを嫁がせたお宅はどこも本当に大変(男も端午の五月人形があるので)だったのだと理解することが出来ましたし、飾るのも大変ですし、昔の様な田舎家でないと飾るスペース(日頃使わない座敷や客間等)にも事欠きますので、アパートやマンション住まいなどでは七段飾りなど言語道断。三段でも結構(畳一畳分程の)スペースが必要です。子供たちの成長と幸せを願い、厄や災いの身代わりとなってもらうべく江戸時代に庶民にも広まったという雛人形ですが、明治どころか、昭和も遠くなかりけり・・・ではいけません。
来年からは、七段飾りは勘弁してもらうにしても、せめて三段飾りくらいは娘たちの幸せを願って飾ってあげようと固く心に誓った次第・・・。
 「どうぞ、娘たちが健康で末永く幸せでありますように・・・」
 松本では、桃の花は早くても4月中旬を過ぎないと咲きませんが、今年は月遅れの4月3日まで雛人形を飾っておいてあげようと思います。

  今年も一年間、本ブログ「三代目の雑記帳」をご愛読賜り、誠にありがとうございました。

  果樹園のH/P開設と共に始めたこのブログも丸8年が過ぎました。
アクセス数も次第に増えて、5年前に年間15万件を数えました。しかし、ネタ切れと隔日での掲載に疲れ、二日おきのペースでの掲載とさせていただいた4年前には一時的に減ったものの、それでも12万件とほぼ毎月1万件というアクセスをいただき、その後は漸増して今年は過去最高となる17万件を大きく超えるアクセスをいただきました。
このページを借りて謹んで御礼申し上げます。ありがとうございました。

  今年は自身にとっても大きな区切りの年となり、37年間の会社生活にピリオドを打ち、第二の人生のスタートを切りました。その後、垢を落とすべく少しのんびりさせてもらって、来シーズンから本格的にスタートするつもりです。仕事は大変な様ですが次女は羽田空港で頑張っていますし、長女は念願のMBAに合格しアメリカに留学中です。
 私事ですが、今年4月に義父が亡くなりましたので、来たる新年は年賀欠礼とさせていただきます。

                (東山魁夷「年暮る」)
  
 年の節目にあたり、「ヨーシ、来年は頑張るゾー!」と、また心のギヤを入れ替えるべく、新たな年を迎えたいと思います。こうして、切り替えを出来るのが、きっと人間の(ずるくも)良いところだと思います。
来る2017年「も」、或いは「こそ」、皆さまにおかれましてもどうぞ良い年でありますように。
                           カネヤマ果樹園一同+ナナ

 奥さまが昨年初めてチャレンジし、思いの外良く出来たと自画自賛した干し柿。昔は田舎の秋の風物詩だった「柿すだれ」です。干し柿は先人の知恵が詰まったドライフルーツで、美容食、健康食でもあります。
そこで、今年はお友達にも配るからと、昨年の3倍ほどの柿を剥いて吊るしました。その数200個程も作ったのでしょうか(第1151話参照)。

 このところの朝晩の冷え込みで十分に乾燥し(その間、何度か取り込んで揉んで柔らかくします)、表面に白い粉がふいて来たので、ここで漸く外して取り込みました。この間、奥さまが一人で全て作業されました(結婚したての頃、祖母や母の手伝いをしたりしたことはあったとはいえ、農家出身でも無い家内ですから、“見よう見真似”でやったにしては出来栄えはなかなか大したものだと感心)。
 通常は風通しの良い涼しい所で保管するのですが、そうした場所が無い時は保存用のビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するのだそうです。
 「硬くなってナイかな?」
と、毎晩“試食”されているのが気になりますが・・・。
 「だって、もし硬かったら人に上げるのに悪いから・・・」
 たくさん出来たので、実家や妹、ご近所やお友達、そして親戚の家にも少しずつお裾分けをさせていただきました。

 11月末にいきなりの積雪があった以降は里は雨模様でしたが、一昨日の朝は薄らと雪化粧。暖かかったり、寒かったりと何だか変な陽気ではありますが、一定しないので体が変化に付いて行けず、少し氷点下になると余計寒く感じます。
我が家の冬の暖房は、家を建てて以来の薪ストーブ。薪の確保は大変ですし、購入するとなると灯油よりも高くなります。床暖房もありますが、視覚的効果(燃えている火を眺めているだけで暖かく感じます)も含め、薪ストーブの暖かさには敵わない気がします。

 いつものように11月には搬入いただいたナラ材の薪ですが、干し柿を取り込むまでは煤が付かないようにと薪ストーブを焚くのを控えていたので、ストーブに火が入ったのは、今年は例年より遅く12月に入ってから。それまでは、床暖房とファンヒーターを使っていましたが、薪ストーブを使うと遠赤外線効果もあるのか、やっぱり段違いの暖かさです。
しかも、乾燥を防ぐためにお湯を沸かしていますので(我が家のストーブはシチューなどが出来る調理用ではありませんが)、沸けばポットに移して保温しますのでガスで沸かす必要もなく、また奥さまは寝る前に灰の中にサツマイモを入れておくと(濡らした新聞紙を巻いてからアルミホイルで包みます)、翌朝にはホクホクの焼き芋が出来あがっています(一石三丁?)。
灯油にせよ電気にせよ石化燃料由来ではないので、床暖房やファンヒーターなどとは違い、薪ストーブはエコでもあります(最近の薪ストーブは、煙なども環境上問題が無い様に構造上工夫されています)。

 また、2年ほど前から着火剤ではなく、新聞紙を丸めて着火剤代わりに使っていますが、その火力は驚くほど。丸めて空気の通りを要することがポイントだと思いますが、十分に新聞紙を燃やして薪に燃え移った後でもし消えそうになっても、薪が発火点近くまで加熱しているのでしょう。再度新聞紙を丸めて入れると一気に着火します。
数年間にまとめて購入した着火剤は未だ在庫があるのですが、新聞紙で十分だと感じています。ある意味、これもエコでしょうか。

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