カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 豚の白モツがスーパーの折り込みチラシの目玉商品?として紹介されていたので、何となく居酒屋のモツ煮を思い出して無性に食べたくなり、
  「ホンジャま、自分で作ろ!・・・っと」
自宅で作って見ることにしました。

 材料としては、豚の白モツが300gとコンニャクを買って来て、後は自宅にあるニンジンとゴボウ、そして残りモノの木綿豆腐も(水切りをして)投入。味付けは味噌味です。
 売られていたのは、生ではなく、茹でて売られているモツ(豚の大腸や小腸の所謂「白モツ」)ですが、自宅で薄切りの生姜とニンニク、ぶつ切りの青ネギを入れて料理酒を加えて茹でて更に臭みを取ります。
茹でたコンニャクとニンジン、ゴボウを加え、じっくりコトコト柔らかくなるまで茹でて、味噌と砂糖、醤油で味付け。刻んだネギと七味唐辛子をたっぷり振り掛けていただきます。

  「あっ、意外と美味しい・・・。臭みもそんなに無いし。」
  「おぉ、確かに旨い。これなら居酒屋並みかも・・・。」
こうした料理こそ、プロや専門店には敵わない・・・と勝手に思っていたのですが、茹でて売られていたモツの店側の下処理が良かったからかもしれませんが、臭みも然程気にならず、居酒屋で食べるモツの煮込みと比べても遜色ありませんでした。
モツは栄養価も高くコスパも良いので、これなら“家飲み”用の(一滴も飲まれぬ奥さまはともかく、飲兵衛にとっては)肴の一品としてまた作ってもイイかも・・・と勝手に思わせてくれた自家製のモツ煮込みでした。

 今夏、我が家の家庭菜園のトマトがたくさん採れたので、トマトを使っての一品料理です。作ったのは中華料理の「西紅柿鶏蛋炒」。要するに「トマト(西紅柿)とニワトリの卵(鶏蛋)炒め」です。

 以前深志高校裏にあった中国薬膳家庭料理の「チャイナスパイス」(東町に移転再開)で、テイクアウトも含めて、子供たちが大好きで良く頼んだメニューの一つでした(但し、中国語表記は「西紅柿鶏蛋炒」という名称ではなかったかもしれません。再開後は調理法がオムレツ風の卵の上にトマトを載せるという風になって味も変わってしまいましたので、今はオーダーせず。掲載した写真は、以前再開後のお店で食べた時のモノ。第700話を参照下さい)。
ネットで調べてみると、中国ではごく一般的な家庭料理だそうですが、8年間のシンガポール駐在中にそれこそ色んな中華料理を食べましたが、一般的な広東や四川料理も、北京、或いは福建や潮州料理店でも、(メニューの中にはもしかするとあったのかもしれませんが)食べたことはありませんでした。現地のローカルスタッフと行った時でも、はたまたホーカーズ・センターと呼ぶ現地屋台街(現地での発音は“ホッカーセンター”)でのランチも同様でしたので、レストランメニューではなく、あくまで家庭料理なのかもしれません(但し、中国本土は分かりませんが、少なくとも赴任先のシンガポールでは、特に中国系の人たちの家庭殆どは主婦も働いているので家庭では一切調理はせず、安いホッカーセンターで三食というのが当時は一般的でした)。
というのも、美味しいのに、調理はトマトを切って卵と一緒にただ炒めるだけ・・・で、驚くほど簡単なのです。
なお、現地ではスライスしたセロリを一緒に炒めたり、またキクラゲが入ったりとかアレンジメニューは色々あるそうですし、以前のチャイナスパイスでもキクラゲと干しブドウが入っていた様に思います。
 先ずは溶き卵に鶏ガラスープの素を混ぜてスクランブルエッグ状に半熟に炒め、別に炒めた乱切り(大きめのサイコロ状に切った)トマトと塩を少々加えて混ぜ合わせて炒めれば完成。卵を炒め過ぎずにフワフワ状に炒めるのがポイントだそうです。もしトマトの皮が気になる場合は、事前に湯剥きをしておます。
レシピに拠ってはオイスターソースを加えるモノもありましたが、塩だけのシンプルの方が個人的には好み。トマトが甘くなければ砂糖を少々加えれば良いとのことでしたが、真っ赤に熟してから採った家庭菜園のトマトなら砂糖も不要。

 初めて作った時は、塩をもれるのを忘れてしまいましたが(鶏ガラスープの代わりに粉末の創味シャンタンを使用)、味付けはそれで十分でした。
その後、レシピに沿って塩を入れてみましたが、却って塩味がきつく感じました。また市販のトマトだったら必要かもしれませんが、家庭菜園で育てた真っ赤なトマトは十分に甘味もある(しかも自然な甘さです)ので砂糖は全く不要です。そのため、その後は鶏ガラスープの素だけで、調味料は塩も砂糖も一切無し。
実にシンプルで調理も簡単ですが、本当に美味しいと思います。我が家の(夏の間の)定番レシピになりました。

 7月と8月は我々夫婦の誕生日。この年になると、せいぜい“目出度さも中ぐらい也”程度で、我々自身でお互いを祝う様な事はもうありませんが、それでも子供たちからのお祝いは格別です。

 米国在住の長女からは、奥さまの誕生日に合わせて「小田和正2018 Tour “ENCORE”」のチケットのプレゼント。
因みに“Encore”(アンコール)は本来フランス語。英語でもそのままの綴りで使われるようですが、英語で言うならCurtain Callでしょうか。
 ナント今年古希(70歳!)を迎えたという小田和正さんのライブツアー2018は、全国21ヶ所、全48公演とか。5月の熊本からスターとし、3ヶ月経って東京地区へ戻ってきて最初の調布「武蔵野の森総合スポーツプラザ」での初日。8月8日のコンサートチケットです。
ちょうど台風13号の関東直撃も予想される中でしたが、当日高速バスで東京へ向かいました。日野で高速バスを降り、多摩モノレールから京王線に乗り替えて、先にチェックインすべく、予約したホテルのある東府中へ。コンサート会場はてっきり「府中の森芸術劇場」だと思い、ホールまで歩いて行ける東府中のホテルにしたのですが然に非ずで、味の素スタジアムのある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」にある1万人収容のスポーツアリーナがその会場で、最寄駅は聞き慣れない京王線の「飛田給」駅。これは荘園制度が盛んだった頃、この地の荘園領主だったらしい飛田(とびた)某から支給された土地(給田地)だったという言伝えに因むのだとか。
開場時間に合わせて京王線で東府中から飛田給へ向かい、降りるとたくさんの人。台風が近づいていて、傘も時にひっくり返る程に風雨が強まる中、アクセスを調べなくても人の波がアリーナへとぞろぞろと向かっていて、そのまま付いて行くと10分足らずで会場に到着しました。
後で知ったのは、台風接近に伴い、この日の開催可否は午後2時に決定されたのだとか。そんなことは“”知らぬが仏“の我々は、うとうとしながら信州からの高速バスの中。せっかくの娘からのプレゼントでしたので、オフコースの1stアルバム「僕の贈りもの」ならぬ“神様からの贈りモノ”か、開催出来て何よりでした。

 会場に入ると、娘が用意してくれたのはステージの右斜め後ろ側2階の前から2列目のS席ですが、幾つもの大型ディスプレイで演奏の様子がライブ中継されるので、例えステージ真後ろの席であっても画面を通じて見られる様になっていました。また、1階のフロア席(アリーナ)にもステージと通路の間に座席が設けられていて、どうやったら確保出来るのか、追っかけやファンクラブの方々なのか、皆さん公演中は最初から最後まで立ちっ放し・・・。凄いなぁ。我々は圧倒されっ放し・・・でした(結構客層の多くは、学生だった頃にオフコース時代を過ごしたであろう、私等と同年代の方々とお見受けしましたが・・・)。
 オープニングで数曲歌った後、
 「台風が来てるので、はしょって、出来るだけ早く終わらせよう!・・・なんてことは、全く考えておりません!!!」
 我々の様な、40年近く前のオフコースの松本公演に行っただけ(因みに、家内はシンガポール赴任中の92年に、現地でも吹替え放映されて人気となったTVドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌「ラブストーリーは突然に」も人気となって行われた小田和正シンガポール公演もお友達と聴きに行かれています)のファンはともかくとして、追っかけや常連の方々は、曲毎の拍手やコーラス、そして振り付けなども全てパターンが決まっているらしく手慣れたモノ。それを見ながら、聴きながら、ライブでは俄かオーディエンスである我々も見よう見真似で、「フムフム、ナルホド・・・」。それにしてもこの日の会場も満員札止めらしく、古希にして、この一万人を超える観客動員力は只々凄い!の一言。後15年もすると、演者も観客も皆白髪頭で杖を突いてでも来ているのではないか!と思えるほど・・・でした。
 生命保険のCMに使われた「言葉にできない」や「たしかなこと」、そして“クリスマスの約束”でもお馴染の「東京の空」や「君住む街へ」。更に、アルバム「ワインの匂い」から「愛の唄」に始まって、大好きな「秋の気配」、「愛を止めないで」、「言葉に出来ない」などなど、オフコース時代の懐かしい曲も・・・。
途中、恒例らしい公演会場周辺を訪ねてロケした10分程度の「ご当地紀行」のVTRが流され(立川だったか、公園の入場料で、小田さんが「シルバー料金です」と言ってチケットを購入していたのは実に微笑ましかった)、スタッフはその間僅かな休憩を取ったのみで、前後半、そして正しく2度の“Encore”アンコール(東北大学の学生時代に混声合唱団所属だった小田さんらしく、最後に出演者全員によるアカペラ合唱曲「また会える日まで」で締めるというアンコール構成は、どうやら毎回お決まりの様でした)も入れて全30曲!(さすがに、金原千恵子女史率いるストリングスは全員音楽大学出身なのでしょう、アカペラのハーモニーも完璧でした。ギターもキーボードも皆旨かったけど、個人的にはドラムスの木村万作さんが良かった!・・・な。因みに二度目のアンコールの中で歌ってくれた「さよなら」は、シンガポール駐在時代、某クラブの生バンドが赴任者が帰任する際に必ず歌って見送ってくれた曲でした。思い出しますね・・・)。
 帰宅後に思い返して聴いたオフコース時代のベストアルバムの“艶っぽい”柔らかな歌声と強いて比べると、その艶っぽさは消えて、ややシャープでキレのある(ある意味鋭い)声質にはなっていましたが、それにしても“喋くり2/3”というさだまさしコンサートに比べ(それはそれで、さださんのエンターテナー振りも凄いですが)、2時間以上もほぼ歌いっ放しは凄い!の一言・・・。もうイイからとこちらが心配になる程に、30曲歌い切った体力は流石!・・・でした。
 終わってもまだ台風の風雨激しい中、無事駅に到着し、都心に向かう上り線に比べて混雑が少ない下りホームで家内と二人、
 「コンサート、良かったよね!」
とお互い感慨に浸りながら、遠くアメリカに居る娘に感謝していました。

 7月と8月は我々夫婦の誕生日。
今や、“人間五十年、下天の内をくらぶれば・・・”どころか、百歳も決して珍しくない世の中ではありますが、さすがに還暦過ぎのこの年になるとせいぜい“目出度さも中ぐらい也”程度で、我々自身でお互いを祝う様な事はもうありません。それでも子供たちからのお祝いともなれば、そこは格別です。

 先ずは、次女からのバースデイプレゼント。
それは、東京ドームのVIPシートの巨人VS中日戦。何でも上司の方が(単身赴任のため)毎年シーズンチケットを購入されていて、ドームでの主催ゲームは毎回ボックス席のチケットが送られて来るのだそうですが、仕事が忙しい時や都合が悪い時もあって、毎回は行き切れないので結構無駄にしてしまうのだとか。私メがジャイアンツファンであることを話していたら、誕生日に近い週末の巨人戦のチケットを行けないからと下さったのだそうです。
誠に有難い限りで、その試合は幸いデーゲームだったことから、母とナナの夕食対応だけは妹に頼んで、日帰りで東京に行って来ました。
夏休みの週末でしたので途中の渋滞や松本インター横の駐車場確保に不安もあって、念のため高速バスではなく特急あずさで往復しました。
 当日は早めに新宿に着いてから、次女の招待でランチへ。
娘が予約してくれてあったのは、新宿高島屋の「水たき玄海」。昭和3年の創業と云いますから、今年で丁度創業90年という老舗だそうです。以前、奥さまと娘が二人で来て気に入ったのだとか。既にランチコースの「水たき御膳」が予約されていて、席に案内されてすぐ煮こごりと冬瓜の煮物の先付け二品が運ばれて来ました。水炊きは先ず茶飲みで白濁したスープをいただきます。それが、あっさりとして臭みも全く無い実に上品な味。全てスープ用に用意されているので、何杯もお替りして飲み干して良いのだそうです。
そしてメインの水たき。ぶつ切りの鶏肉だけが入っていて、野菜は別に供されます。鶏肉もホロホロの柔らかさ。聞けば、この水炊き用のスープは鶏を丸ごと8時間煮込み、丁寧に灰汁を取ってキレイに濾しているのだとか。やっぱり家庭では到底出来ない、さすがは老舗の水炊き専門店の味です。
最後の〆は、鶏釜めし、親子丼、雑炊からの選択とのことで、全員水炊きスープを使った雑炊をチョイス。同じ鍋ではなく別に作ってくれるので、水炊きの鍋は空にしてしまって構わないとのこと。その雑炊も絶品で、キレイに完食。私メは生ビールをいただいたので、最後のデザートは奥様へ。
 「あぁ、美味しかった!ごちそ・・・」と、ここでサプライズ!
娘が頼んでくれてあったバースデイプレート。ありがたく気持ちと実物のチョコを一ついただいて、残りは二人へ。
 「大変、おかたじけ・・・。ごちそうさまでした!」
いやいや、本当にありがとうございました♪
 さて肝心の巨人戦。残念ながら一方的な展開で中日の圧勝。でも、漸く誕生した生え抜きのヤングジャイアンツのニュースター、岡本選手と吉川尚幾選手を生で見られただけで満足、満足・・・。高卒入団2年目でプロ初先発だった“松坂2世”高田投手は残念でしたが、
 「みんな頑張れ、頑張れ!」
 娘からの素敵なバースデイプレゼントに感謝して、東京を後にしました。
今回頂いたチケットと日頃娘がお世話になっているお礼に、地酒と後日空港のオフィス宛に信州のお焼きもお送りしました。

 奥さまが、タイ米(ジャスミン米)が古くなってしまうとの仰せ。
そこで、タイ風グリーンカレー(何度かご紹介した我が家の定番、ヤマモリのグリーンカレーは本場タイ並みの美味しさです)は最近も何度か作っていましたから、ホンジャマと、久し振りにシンガポール・チキンライス(海南鶏飯:ハイナン・チーファン)を作ってみることにしました。
そして週末の食料品の買い出しの時に、鶏のモモと胸肉を両方一枚ずつチキンライス用に買って来ました。

 シンガポール・チキンライスはこれまで奥さまが作っていましたが、この日家内は出掛ける予定があるとのことから、ホンジャマと、私メが作ることになりました。
家内からレシピを聞いて、彼女が帰宅してからタイ米は炊いてもらうべく、それまでにチキンを作っておくことにしました。我が家では、両方試した結果の出来栄えに差が無かったので、鶏肉は炊飯器で蒸すのではなく茹で鶏で作ります。

家内の戻る予定時刻に合わせて、先ずは鍋にたっぷりのお湯を沸かし、鶏肉と何枚かスライスした生姜と長ネギの青い部分を一緒に入れて、弱火でコトコト煮ること一時間。その間、チキンライスの付け合わせとなるキュウリとコリアンダー(香菜:シャンツァイ、タイ語でパクチー)をそれぞれ家庭菜園とハーブガーデンから採って来て、漬けダレに使う生姜をたっぷりとすりおろし、レタスもちぎって準備万端。
奥さまが戻り、タイ米をチキンの茹で汁で炊いて、チキンをスライスして完成です。
漬けダレは以前東京の田町だったか、シンガポール料理店で購入したチキンライス専用のダーク・ソイソースとチリソースにそれぞれお好みですりおろし生姜をたっぷり添えていただきます。しっかりとコリアンダーが現地の味を醸し出します。そして肝心のチキンは、やっぱり胸肉よりもモモ肉の方がジューシーで美味でした。残った茹で汁は醤油で味を調えて、中華風スープでいただきました。
 それにしても久し振りのタイ米のジャスミン米が何とも美味。ホント、旨いなぁ・・・。匂いも何とも言えません。90年ころだったか、シンガポール駐在中に、日本のコメ不足の際に緊急輸入したインディカ種のタイ米をジャポニカ種と混ぜて炊いて大不評だったと聞きましたが、“然もありなん!”で当然です。信じられませんでしたが、性質の違う二つのコメを混ぜて美味しい訳が無い!
シンガポール・チキンライスやインドカリーは勿論、炒飯や東南アジア風のぶっかけ飯にも、粘り気のある日本米よりもむしろパサパサしたタイ米の方が良く合います。
 以前はネットで購入したタイ米ですが、今では松本にも島内にタイ人の奥さまが調理されているレストランに併設されてタイの食材店があり、そこでいつでもジャスミン米が入手出来るのは本当に有難い限りです。

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