カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 次女が孫たちを連れて、お盆を挟んで松本へニ週間近く帰省して来ることになりました。我々ジジババとしては大歓迎なのですが、チビッ子怪獣たちに追い回されるコユキとクルミにとっては“地獄の日々”かもしれません。
それはそれとして、彼らの来る前に家の中をキレイにすべく、“真夏の大掃除”をすることにしました。
 特に気になっているのが窓ガラスです。マンションの各部屋は二重サッシになっていて、ベランダの無い北アルプスを望む西側部分の窓は、小さい子などの転落防止のために“嵌め殺し”になっていますし、尚且つ万が一何かが当たって割れてもガラスの欠片が落下しないようにワイヤーが入っています。また同様に北アルプスが望める西側のベランダへ出られる二ヶ所のドアはガラス戸で、上下にスライド可能で風が入る様になっていて、外側が網戸になっています。
因みにリビングと長女の部屋の南側はベランダですが、その部分は全面サッシで、片面に網戸が付いています。


この南側に面しているサッシの網戸は移動可能なので、動かして窓拭きが可能ですが、問題は西側の部分の嵌め殺しのサッシとベランダへ出るガラス戸のドアです。
嵌め殺しは開かないので外側を吹くことは不可能。従って外側の窓ふきは諦めるしかなく、入居してから3年間、一度もこの窓は拭いたことはありません。
またガラス戸は外側の網戸が外れないので、こちらもこれまで一度も窓を拭いたことがありません。しかし、風混じりの雨が吹き付けることもあり、ガラスに付いた雨跡や黄砂などの埃などの汚れが目立ちます。




かなり汚れが気になるので、これまでも何とかしようとして、ネットで調べて「家のサッシやタイル・網戸洗いに最適」という「ポンプ式加圧スプレー」を購入してみました。これは取り付けるだけで、ペットボトルが便利なスプレーに変身し、ポンピングするだけで簡単に加圧出来、水をジェット噴射することが出来るという商品。PRでは「高所への噴霧や、すき間の汚れ落としに最適です。水の勢いはノズルを左右に回すだけで霧からジェットまで自在に変えられます。」とのことで期待したのですが、どんなに加圧して勢い良く“ジェット水流”を噴出させても、少なくとも網戸の汚れを落とすことは出来ませんでした。ですので、TV通販で視る様な高圧洗浄機でないと無理なのかもしれません。
そこで半ば諦めていたのですが、たまたまワンコたちのために松本でもさすがに猛暑日の日は昼間リビングもエアコンを入れる日が多くなり、そんな時は風が通る様に開けていたサッシやガラス戸を閉めないといけません。その時に何げなくガラス戸に貼ってある注意書きを見たら、「網戸の外し方」とあり、ナント室内側から網戸の取り付けビス一つをプラスドライバーで外すことが出来るとのこと。
一瞬、「えっ!?」と絶句。
気が付かずにしっかり読まなかったこちらが悪いのですが、「ポンプ式加圧スプレー」も不要でしたし、一戸建てでは無いので高圧洗浄機も買ってはいませんが、今までの苦労は一体何だったんだろうと唖然としました。
 そこで、次女たちが来る数日前に、奥さまと一緒に半日掛けて“真夏の大掃除”を実施しました。
私メの担当は家の全部の窓ふきと網戸掃除です。マンションのアルミサッシはUVカットのために特殊塗料が外側のサッシに塗られているので、洗剤使用は御法度。そこで水に濡らした雑巾で埃を拭い、乾いた柔らかい布での乾拭きでその拭き後を拭き取ります。

注意書きに従ってビスを外し、レールに差し込まれていた網戸を初めて外した二枚のガラス戸。外側のガラス面をガラス用の洗剤を吹き替えて拭くと、目立っていた雨跡や埃などの汚れを初めて拭き取ることが出来て、見違える様にキレイになりました。また初めて外した網戸も、何度も網戸掃除ワイパーを使って、こちらも初めて両面キレイになりました。
 「いやぁ、気分がイイなぁ!」
単に不注意での“身から出たサビ”ではあったのですが、初めて網戸を外してキレイになったガラス戸、すっかりきれいになって、孫たちを迎える準備が整いました。