カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>
上の孫が、車で運転中に道端に咲いているヒマワリを見つけると、嬉しそうに「あっ、ヒマワリだ!ヒマワリが咲いてたヨ!」と嬉しそうにコメントをしてくれるので、「じゃあ、ヒマワリを見に行こう!」ということでやって来たのが、「国営アルプスあづみの公園」堀金・穂高地区です。
こちらには、毎年お盆休みに開花期を合わせてヒマワリを咲かせているそうですが、今年は1.2haのヒマワリ畑に昨年より2万本多い5万本のヒマワリを植え、更に今年は職員の方々が自分たちで設計した草丈1.5m程のヒマワリで作った迷路が作られていて、県内外から鑑賞に訪れる観光客に人気だというニュースが地元で報道されていました。
(下の写真は7年前の冬に行った時の園内の様子)
『国営アルプスあづみの公園は安曇野市の「堀金・穂高地区」、大町市と松川村の「大町・松川地区」の二地区に分かれた公園です。
「堀金・穂高地区」では、北アルプスの山々を借景に春はチューリップとナノハナ、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスとコスモスを植栽し、冬はアイスチューリップの展示と四季を通して楽しめます。
(冬のアイスチューリップ。展示が終了する時に希望者に配布されます)
とのこと。
大町エリアと安曇野エリアの2地区に分かれていて、その総面積は353haという広さだそうですが、松本からだと大町は少々遠いので、これまでは堀金・穂高地区しか行ったことがありません。
説明に「堀金・穂高地区」が『春はチューリップとナノハナ、夏はヒマワリ、秋はキバナコスモスとコスモスを植栽し、冬はアイスチューリップ』とあるように、今回はヒマワリですが、“春のナノハナ”とはNHKの朝ドラ「おひさま」で大町の中山高原共にロケ地として撮影された場所で、ここには撮影でも使われた水車小屋などが残されています。

個人的にはヒマワリよりも菜の花の方が見てみたい気がします(大町の旧大町スキー場だった中山高原の菜の花は、その後鹿の食害で全滅したと聞きましたが、その後どの程度復活しているかが分からないので、菜の花を見るならこちらの「あづみの公園」の方が良いかもしれません)。

『江戸初期の日本庭園(県文化財)を見渡せる書院の間には、松本藩主や登山家ウエストンも逗留したといいます。
特に、「山口家庭園」は県名勝の江戸時代初期から続く大庄屋としての旧家に保存されてきた庭園で、江戸初期に豪荘な書院の北庭として造られ、景観は誠に宏大で池泉観賞式庭園の典型となっており、庭園史に残る名園です。』
とのことですが、今でもご子孫が住んでおられるため、インターホンを鳴らしてご在宅の時は、お屋敷内部と庭園の拝観が可能だそうです。
個人的に興味深かったのは、その池泉観賞式庭園に用いられる水が屋敷の土塀に沿った水路に音を立てて流れていて、その豊富な湧水を門の所から屋敷内に引き込み、庭園内を巡らせてまた門の所から流れ出てから公園方面へ勢い良く流れ下って行っていました。安曇野わさび田湧水群だけでも日糧70万トンというとてつもない湧水量ですが、この近くの須砂渡渓谷には名水「延命水」もあって、本当に北アルプスからの湧水の豊富さを感じます。「国営アルプスあづみの公園」の入園料は大人450円で、65歳以上のシルバーが210円、小中学生以下の子どもは無料という大変良心的な設定です。
堀金・穂高地区はメインの「田園文化ゾーン」と「里山文化ゾーン」の二ヶ所に分かれていて、お目当てのヒマワリ畑や春のナノハナは「里山文化ゾーン」です(秋は一面のコスモス畑に変わるそうです)。





横浜在住の次女曰く、松本は市の公園の遊具がとても充実しているのだと良く言っています(しかし、松本に暮らすジジババからすると、他に動物園や水族館、キッズランドなど、たとえ有料でも良いので他に子供を連れて行く所が無いので、孫たちが帰省して来てくれる度に頭を悩ましているのですが・・・)。
今回の滞在中も、市内の村井地区の芳川公園やアルプス公園に大変お世話になりました。どちらも松本市の都市公園です。81haという広大なアルプス公園はちょっと別格としても、芳川公園もとても広くて3.9haもあるのだそうです。
場所(松本市が駅舎建設費を負担したJRの駅の中では一番新しい篠ノ井線平田駅と、同村井駅との中間辺りの線路沿いに位置しています)が当時新たに宅地化された郊外とはいえ、住宅地の中にこれだけ広い公園があるのは実に羨ましい限りです。というのも、駐車場がすぐに満車になってしまうので、歩いて来られる近隣の住民の方々が実に羨ましく感じられるからです。芝生も広く、中にはテントを張ってお弁当を持って来て、キャンプ間隔で過ごすヤングファミリーもおられ、本当にこんな公園が家からすぐ近くにあればとホント羨ましい(ま、逆に我が家からアルプス公園が近いのは、他のお宅からすれば羨ましいことかもしれませんが・・・)。

この「芳川公園」。松本市の説明等からお借りすると、
『松本市芳川小屋955番 3.9ヘクタール。松本市南部の流通工業団地東に位置し、中央広場・プロムナード・カナール・わんぱく広場・多目的広場・芝生広場などで構成され全体的に西洋風のイメージとなっています。夏場の噴水、カナールの流れは涼をさそい、わんぱく広場の大型コンビネーション遊具は、子供たちに人気があり、多目的広場は、少年野球などに利用されています。』

・・・とのこと。


若いパパやママと一緒に、たくさんの子供たちが楽しそうにずぶ濡れになって水遊びをしていました。しかもこの噴水のスゴイところは、9時から16時の間は一切止まることなく(最後の午後4時までいた訳ではありませんが、少なくとも孫たちが楽しんで水遊びをしていた1時間位の間)、何パターンかに分けてずっと噴水から水が噴き出しているのです。



はしゃぎ回って疲れたのか、この日はしっかりとお昼寝でぐっすり寝たのは言うまでもありません。
8月12日。この日の天気予報は曇り時々雨。
昨年4月に再開園した「チロルの森」。昨年も夏に孫たちを連れて行っているのですが、更に施設も充実したとの報道もあり、なかなか田舎の信州では子供たちを連れて行ける施設が少ない(例えば動物園や水族館は、松本エリアにはありません)ので、今年も孫たちを連れて行ってみることにしました。
生憎この日の天気予報は「曇り時々雨」。しかし、松本は降っていなかったので向かったのですが、「チロルの森」のある場所は分水嶺の塩尻峠の下で、塩尻の市街地から見ても結構山の方で標高1000mとか。ですので結構天候も変わり易いかもしれません、
平日の水曜日とはいえ(通常火水は休園日ですが、お盆前で開園していました)、お盆直前で夏休み。開園時間の10時直前に着いたのですが、10台程しかいなかった前回よりは多く、でも広い駐車場に20台程でしたでしょうか(帰る頃にはもっと増えてはいましたが)。

『「信州塩尻農業公園チロルの森」は、ワールドインテックが運営する、欧州オーストリア・チロル地方をモチーフとした、標高1,000mにある総合テーマパークです。
ヨーロッパの牧歌的な景観や農業体験などを楽しむことが出来、主な特徴はラベンダー畑や牧舎があって、乗馬や動物とのふれあいなど自然に溶け込んだ施設となっています。
また、本場の製造を元に作った自家製のビールや濃厚なアイスクリーム、ジューシーなソーセージが楽しめます。また、石窯で焼いた本格的なピザやパン。豊富なメニューのレストラン、体験教室など、「見て・触れて・食べて」五感で楽しめる施設です。
しかし来場者の減少と新型コロナウイルス感染症の影響で2020年11月29日に一度閉園しましたが、2025年4月26日に再開園しました。』
入園料は、大人1000円で4歳以上の子どもが500円。


前回は馬とポニーが傾斜地の放牧場を駆け回っていましたが、今回は降った雨でぬかるんでいるためか牧舎の中。放し飼いアルパカが牧舎の前で遊んでいましたが、人懐っこいとはいえ、気に入らないと唾を吐きかけるそうですので注意が必要です。




何匹かいるヤギたちに買った干し草のエサをあげたり、(生まれて数ヶ月の子ヤギ二匹の子ヤギは母親からの授乳中でまだ母乳以外は食べられません)、モルモットの小屋で触ったり、別の建物のジャンボウサギハウスに行って、室内でウサギたちとやはりエサの人参を買って触れ合ったりしました。



ちょうどこの頃雨が降って来て、屋根下なので室内で遊ぶ分には濡れずに済んだのですが、問題は寒いのナンの・・・。多分20℃前後だったのではないでしょうか。
家内曰く、「半袖、短パンの人なんて誰もいないわよ!」(イエ、待っている間に一人見ました・・・)。
その後、彼らは「宝石探し体験館」に移動。こちらは、用意された大きな箱の中に一杯入った赤や黄色、緑といった天然石の小石の中から自分の気に入った石を集め、小さな透明なプラスチックの容器に入れて持ち帰ることが出来ます。ここでも楽しそうに遊んでいました。

昨年はあまり食指が動かず、松本まで戻ってカフェレストランに行ったのですが、今回はまだ雨が降っていたこともあり、園内の「街のレストラン」で食べることにしました。正直、あまり期待しないで入ったのですが、大変失礼ながらこれが予想外(スイマセン!)に良かったのです。
値段はそれなりながら、メニューの中心はワンプレートにチキン南蛮やハーブチキン、鶏唐揚げが主菜で、そこに十穀米とたくさんの野菜サラダが盛られているのですが、この野菜が山盛りでプレートの半分以上を占めています。
塩尻や朝日村など、この周辺はレタスを中心に洋野菜の栽培が盛ん。ですので、当然とはいえ朝採れなのか、この旬の野菜が本当に新鮮でシャキシャキで美味しいのです(ドレッシングは数種類から選択)。
因みに、娘はチキン南蛮、私たちはハーブチキン、子供たちは子供プレートをチョイスしました。 (メニューの写真はH/P等から拝借しました)


帰る時には駐車場には来た時の倍くらいの車が停まっていましたが、これだけの施設なら県外からの避暑(この日は寒すぎましたが)を兼ねて、もっと多くの観光客が来てくれる様にPRした方が良いと今回も感じた次第です。
次女が信州での避暑?と、実家での“何もしない天国の様な生活”を求めて、上の子の幼稚園が夏休みになってからの8月5日、孫たちを連れて松本へ帰省して来ました。今回は、最後婿殿も18日に夏休みを取って合流し、21日までの17日間という長丁場です。
婿殿が八王子まで送って来て、娘一人では大変なので八王子駅まで迎えに行ったバァバと交代し、松本まであずさでやって来ました。駅の改札で待っていると、早速“松本のジィジ”を見つけて、駆け寄って来て駐車場まで私と手を繋いでくれて歩いて行きました。家内から“良かったね!”と云われましたが、“もの珍しさ”で最初だけと分かっていても、“ジィジ冥利”に尽きるというものです。
マンションに着いて、早速置いて行ったおもちゃを取り出し、リビングの一角に広げて遊びます。コユキはあまり気にしませんが、臆病でビビリなクルミは触られるのを極端に嫌がり、孫たちから逃げ回ります。3歳になったばかりの下の子は、それが遊んでくれていると思うのか、却って面白がって追いかけるのでクルミは部屋の隅に行ったり、最後はソファ―の下に潜り込んで緊急避難してしまいました。

そこで、孫たちの松本滞在の17日間「今日はどこへ行こう?」が毎日の大命題となりました。
まだ天気の日は、歩いてすぐのところの公民館の広場に滑り台やブランコといった遊具があったり、また上高地線の線路があるので、小さい子が大好きな電車が通ったりしますし、アルプス公園を始め松本市内には子供向けの遊具が充実している公園も幾つかあるので連れて行ったり出来るのですが、雨が降ったりすると、キッズランドや動物園や水族館、テーマパークなどと室内でも子供たちが遊べる施設が充実している都会と比べると、松本の様な田舎はどうしても見劣りしてしまいます。せいぜいイオンモールに行ってキャラクターカートに乗る位・・・。田舎の自然環境だけで17日間子供たちは過ごせません。
さらに、その17日間の食事も大問題です。孫たちの好きなモノを買ってきたり、(家内と娘が)作ったりするのは勿論としても、毎日は大変です。
そこで勢い、「どこかに食べに行こう!」婿殿が来れば、信州らしいものをと彼の大好きなお蕎麦を始め、信州らしい馬刺しやイワナといった川魚などの郷土料理(都会の人が来られたら、信州で洋食やましてや中華という訳には行きません)を食べさせてあげたいとなります。婿殿は気を使ってくれて、以前途中私が席を外していた間に確保していた伝票を取って、私の知らない内に支払いを済ませてしまってくれたこともありました。そのため時には伝票をお互い奪い合ってお店の方に笑われることさえあって、義理の親である我々としては大変ありがたいとですが、しかしそうかといって迎える側としては「じゃあ、悪いね」と甘える訳にはいきません。
そこで、孫たちや婿殿の滞在に向けて、その間のもてなしのための“資金作り”で、年金生活者としては結構大変なのですが、前月から出来るだけ節制し節約をして資金を貯めてきました。
田舎のジジババにとっては、良く“孫は来てよし帰ってよし”と良く言われますが、これはいくら孫が可愛くても長居されると大変で迷惑だからというのではなく、むしろ気力体力(それから年金生活者にとってはサイフという意味での資金力も)が続かないのが一番の理由だと、当事者として断言出来ます。そしてそれは決してジジババだけではありません。我が家ではワンコのクルミも同じ・・・。
コユキは割と“我関せず”のタイプなので、撫でられてもあまり気にせずに静かに寝ているのですが、臆病でビビリのクルミはそうはいきません。孫たちのいる間は、常に孫がどこにいるかを観察していて、もし近付こうものならすぐに部屋の片隅や椅子の下などに隠れてしまいます。特に下の孫は逃げるクルミが遊んでくれていると思うのか、喜んで追いかけるので尚更です。

春と秋のお彼岸とお盆。子供の頃から、祖父母や父母、妹と家族総出で、田んぼやリンゴ園に囲まれた集落の外れの高台にある、同姓ばかりの我が家のお墓にお参りするのが毎年の恒例でした。
春はともかく、夏のお盆と秋のお彼岸は日を決めて、そのお墓の同姓の家同士で集まって草刈りや墓掃除をしていましたが、専業農家ではなく皆兼業で週末農家の私たちの世代になってからは、毎年同じ日付の決まった日に集まるのが平日になると難しいので、やがてそれぞれが個別に自分の家のお墓やその周囲の草刈りと掃除をするようになりました。
(お墓のある高台から、松本の市街地越しに鉢伏山と美ヶ原方面を望む)

リンゴ園の草刈りをすることも無くなった今は、このお墓の草刈りが唯一刈払い機が活躍する場になりました。

(集落の同姓のお墓には、おそらく江戸時代よりも古く、集落に居を構えた同姓一族の中で、「塞ノ神」という屋号の本家が一番の旧家で、江戸時代に分家した新宅に当たる我が家が二番目に古いことになり、更に我が家から分家した“新宅”もあるのですが、その本家が10基以上、我が家が7基と、この2軒だけは昔の石塔が他の家のお墓に比べて今も多く残っています)


草刈りそのものは、せいぜい30分足らずで終了です。その後刈った草を片付け、お墓の植え込みの中の雑草を抜き石塔や前回備えた花立の枯れた花を片付けて、無事お墓掃除が終了しました。これで今年も無事にお盆が迎えられます。
そして迎えた8月13日の“迎え盆”。今年は次女が孫たちを連れて5日から松本に来てくれていたので、午前中に全員で車でお墓にご先祖様をお迎えに行くことが出来ました。
戸建ての頃と違って狭いマンションですので、仏壇を置いてある物置兼ミニ書斎に、ご先祖様をお迎えするために13日の朝お盆の“お棚”を作って、例年同様に仏壇のご位牌を全て引っ越し、菩提寺から戴いて来てある“お施餓鬼”等とお盆用のお供えと、仏花やキュウリとナスで作ったご先祖様の送迎用の馬と牛などを並べてあります。 (お棚の写真等は以前の物です)



そしてお盆の間、孫たちも教えられた通りに「ナムナム・・・」と毎日お参りをしてくれての16日の送り盆は、同様に玄関先とお墓で送り火のカンバを焚き、お棚に飾ってあったお供えと仏花をお墓に供えて、お線香をあげてお参りをして、最後にお供えの御供のお菓子を皆で湧けて頂いて食べ、今年のお盆が終了しました。 (下の写真は以前の秋のお彼岸の時の様子です)

今年は、孫たちも一緒だったことから、賑やかなお盆になりました。亡き両親や祖父母も含め、ご先祖様もきっと喜んでくださったことでしょう・・・。 合掌



