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昨日、遂に米軍の普天間基地の移設先を辺野古とする閣議決定がなされましたね。

これで良かったとは言えませんし、だからと言って、代替案があるわけでもなく・・・。国民全体が途方に暮れているというような感じがあるのではないでしょうか?

いずれにしても、ここまでの鳩山総理は、正直酷かったなあというのが率直な印象です。
もちろん、先の衆議院議員選挙においては、「最低でも県外又は国外移設」と言っていたわけですし、谷垣自民党総裁との党首討論では、「腹案はある」としてましたしねえ。

あげくの果てには「勉強不足でした。」では、どんな結論になったとしても受け入れがたい結論になったでしょうし、よりにもよって自民党と同じ結末じゃあどうにもなりませんね。

鳩山首相を信用できないと切って捨てるのは簡単なのですが、果たしてそんなことでいいのでしょうか?
もちろん、「もう信じない」と考えることを否定しているわけではありません。私が言いたいのは、そもそも政治家ってこんなにブレていいのかな?ってことです。
当然ですが、選挙の時に言っていたことと違ったことを行ったとしても、それが国民にとってプラスになることであれば、「選挙の時に言っていたことなんてクソくらえ!」で、方向転換すればいい。
しかし、「もう信じない」と思われる背景には、当然「選挙の時だけかい!」という気持ちがあるわけで、当然、その方向転換は、国民からみれば後向きな政策ということになります。
「選挙の時とでは、日本の置かれている状況が180度変わってしまった!だから、今やるべきことを優先する!」というようなことであれば、国民は納得するかもしれませんが、普天間の問題だけでなく、本当に単純に「勉強不足」という感じが否めないような気がするんですよねえ。

「埋蔵金は潤沢だ!」だったはずなのに、蓋を開けてみたら「埋蔵金なんてなかった」では、済まされない・・・。

私は常々、正しい政治家の姿というのは、「好き嫌いがはっきりすること」だと思っております。
つまり、「私は〇〇だと考える!」とか、「〇〇をやる!」などと国民に訴えかけた時に、「あいつは嫌いだ!」「あの人に任せたい」と国民側がはっきりと意思表示できるような存在であって欲しいと思うのです。
要するに国民側が「好き」「嫌い」の選択をしやすい政治家。
先の衆議院議員選挙は、確かに民主党が圧勝しましたが、果たして「好き」「嫌い」で動いたのでしょうか?どちらかと言うと、「一度やらせてみたら?」とか、「日本の政治を変えたい」というような感情からくる投票行動だったのではないでしょうか?

「国民が選択しやすいこと」これが政治家に求められる姿ではないでしょうか?
ですから、当然「あいつは嫌い!」という選択もあるわけです。
もちろん、「あいつは嫌い!」と思った国民に残された選択肢が「この人何言ってるのか良く分からん」という存在でも困るんですけどね。

出来る限り、”消去法”による投票を避けたいですよね。

さて、昨日の閣議決定の席で福嶋社民党党首は、署名を拒否し、罷免されました。普天間基地の移設先を沖縄にすることだけは避けなければならないという党としての主張を全面的に押し通した結果なわけで、そういう意味では、国民の側から見れば「選択しやすい姿」だったような気がします。

ただ、社民党は先の衆議院議員選挙後、連立政権に加わった際に、あれだけイデオロギーの異なる民主党と本当に一緒にやっていけると考えていたのでしょうか?
あの時の姿が果たして「選択しやすい姿」であったのか?と言えば、答えは「NO」ではないでしょうか?
しかも、今回罷免されたにも関わらず、いまだに連立離脱を表明していない。これは、「選択しにくい姿」だと言えると思います。
もちろん、連立離脱するのか否かについては、明日の全国幹事長会議で判断するとしていますが、「選択しやすい姿」は、罷免→即離脱。
だと思うんですがねえ・・・。

そにしても・・・。
鳩山首相に唯一「二言はなかった」ことが、「普天間問題を5月末までに決着させる」という、「5月末」の部分だけとは・・・。
この「5月末まで」というのが、最もどうでもいい約束だと思うんですけど。

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