カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 5月末、二泊三日の日程で旅行に行ってきました。
父が倒れて以来9年振りに行った旅行での、前回のバスツアー(第715~717話参照)が思いの外良かったこともあります。
今回もクラブツーリズム主催で、名古屋発着のバスツアー。題して『ご夫婦で行く瀬戸内海じっくり周遊3日間』の旅。
当初申し込んだ熊野古道・南紀ツアーが、あろうことか、その回が最低実施人員に達せずにドタキャンになってしまい、同じ日程で別のツアーに代替えしたもの。お陰で、新宿発着であれば何とか当日帰宅出来たものが、名古屋からは電車も高速バスも終っていて、名古屋に一泊せざるを得なくなり、出発前から踏んだり蹴ったりではありましたが、その分旅行が長くなったと思えばイイかと、せっかくの旅行ですので楽しみに出掛けました。
ただ、よりによって出発日に中国四国地方が10日近くも早い梅雨入り。先が思いやられます。
 朝8時に名古屋駅を出発し、先ずは淡路島へと向かいます。今回のツアーは夫婦限定ですが、さすがに悠々自適?のリタイア組中心と思われる旅慣れた中高年のご夫婦ばかり。我われと言えば、家内が「京都から西へは行ったことがない(連れて行ってもらってない!)」という初心者で、二人とも初めて明石大橋を渡ります。
「あっ、海だぁ!」「凄い橋だねー」と、まるで山国からの修学旅行。




 最初の目的地である「淡路夢舞台」は、関空など人口島建設のために土砂を採取した跡地に、安藤忠雄氏が設計を担当して兵庫県が建設した大掛かりな施設。回遊式庭園を中心に、国際会議場、ホテル(ウエスティン)、植物園などが、広大な敷地に設定されています。昼食後、フラワーパークの「淡路花さじき」へ。ポピーが一面に咲いていた外は端境期でしたが、展望台からは明石海峡や紀伊半島が一望できました。

嘗てシンガポール赴任中、日本から来られる方には、面積が同じと紹介していた淡路島でしたが、実際に来て見ると、高低差のある山谷がそうさせるのか、シンガポール以上に広く感じました。
 島内には、子供の頃習ったように、タマネギ畑が点在しています。日本の島は急峻な地形が海面上に残ったと理解できる急勾配の地形に、棚田や段々畑が点在し耕作の苦労が偲ばれます。途中、ハーブ園や「たこせんべいの里」にも立ち寄りましたが、残念ながら、ハーブは池田町のハーブ園のほうが上。もしも種があればと思ったのですが、アメリカンクレスもご存知無し。
 その後、降り始めた雨の中を、海峡の急流を眼下に鳴門大橋で渡り、その日の宿であるルネッツンスリゾートナルトへ。奥様によれば、こちらはマリオット系のリゾートホテルなのだとか。
鳴門海峡の海浜に建つ全室オーシャンビューの客室からは、シケ模様で押し寄せる高波が目の前に臨めます。1/fゆらぎ効果(多分)の潮騒の音が、締め切った客室に居ても、山国の人間の耳には心地良く響きます(奥様はうるさくて眠れなかったそうですが・・・)。
 夕食は和洋バイキング。新鮮なワカメや甘味のあるタマネギなどのサラダ、信州では食べられないシコシコした食感の鯛(天然?)、マグロや蒸しタコの刺身に、鯛しゃぶ、竹に巻いたままのチクワなどなど。食べ過ぎて、一口味見だけに留めましたが、締めの鯛メシも甘くて美味。旅先では、何よりも地産地消の食材が一番。大満足でした。
市街地ではないので、館内にはアミューズメント施設や、夜は阿波踊りなどのイベントもあり、出来れば二泊はしたいホテル。奥様も、珍しく「ここ、また来たいねー」とかなりの高評価でした。