カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 今日は、秋のお彼岸のお中日で秋分の日。さすがに、夏の猛暑が嘘だったかのように朝晩はひんやりとした空気が漂っています。先週17日の松本の最低気温は10℃。朝、霧の出る季節になりました。そんな季節の移ろいに合わせて、庭の草花もそろそろ“模様替え”でしょうか。

 こぼれ種で自然に生えた今年のルッコラ。ポット苗を購入するよりも大分早くから、サラダで何度も食卓に上ったり、家内が娘たちの所に持って行ったりと、随分楽しませてもらいました。
ポット苗だと(植える時期は、降霜を避けて早くても5月連休明け以降)、遅い時は晩秋に入り霜が降りてもまだ摘むことができました(バジルは降霜に弱くすぐに葉が黒くなって枯れてしまいますが、ルッコラは何度かの霜にも耐えます)が、今年はこぼれ種でかなり早くから自然に生えたせいか、或いは花芽を摘むのが追いつかず採り切れなかったことも手伝ってか、8月くらいから葉や茎が枯れ始め、秋までは持ちませんでした。

もし来年もこぼれ種に期待するとすれば、土を掘り起こすことが出来ません(地中に深く埋まると発芽しない)ので、今年は菜種のような鞘から小さな種を事前に採取しましたので、来春に土を耕して肥料を入れた後にハーブガーデン(と言っても2㎡程の狭小スペースです)に種を蒔こうと思います(或いはプランターに蒔いて、芽が出た後で間引きをして、或る程度まで苗を育ててからの植替え)。
ところが、先日枯れた株を片付けた所、以前種を採った時にでもこぼれたのでしょう。土の中からルッコラが幾つも芽を出していました。これから秋から冬に向かいますので、寒さの中でどこまで大きく育つか分かりませんが、そのままにしておいて、冬の前に育った分だけ収穫してみようと思います。信州では難しいかもしれませんが、果たしてルッコラの二期作なるかどうか・・・?。
 一方、盛りを過ぎた花を摘んだり雑草を抜いたりして、家内が丹精込めて世話をしているフラワーガーデンは、春植えの際に、今年は苗の数を増やしたそうで、初夏から初秋に掛けて、色々な花が溢れんばかりに咲き乱れています。傾斜を生かした段差毎に、黄色、白、赤、青系と色を区別して植えた花壇の中でも、黄色系の花を集めた花壇がとりわけ見事です。花が少なくなっていくこの時期に、まだ随分と目を楽しませてくれています。

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