カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 家を建てて25年でしょうか。
建築時から1階のリビングと2階の寝室にエアコンが付けてあります。2階は暑いので、最近では猛暑の日の夜、寝る前に30分から1時間ほど付けて涼しくしてから寝るようになりましたが、1階は風通しが良いので、今までエアコンは全く使ったことがありませんでした。ところが、ナナが病気になり、コユキが昨年来たこともあり、特にコユキは少なくともブリーダーのところにいた時はエアコンが効いて温度だけは快適だった筈ですので、我が家にきて初めて猛暑を体験することになります。
従って、ナナとコユキのために猛暑の日はエアコンを使おうと思ったのですが、全く使ってもいないエアコンが何と壊れていて冷風にならずに全く冷えません。因みに、我が家の1階のリビングのエアコンは天井埋め込み式のビルトインタイプ。
通常の壁掛け式のエアコンの方が種類も多く、埋め込み式よりも安いのですが、新たに壁に穴を開けないといけませんし、今の壊れたエアコンはそのまま放置することになります。我が家の1階は、薪ストーブを設置してあることもあって、ダイニングキッチンからリビングまでワンフロアで2階まで吹き抜けになっていますので、1階だけ用としても20畳以上の大型のエアコンが必要ですし、効率なども踏まえて当時の設計士さんがビルトインタイプを選択してくれた筈です。

 ところがそのエアコンは三洋製(因みに、2階の壁掛けタイプのエアコンは信州だからということは関係なく三菱「霧ヶ峰」)。ご存じの通り、三洋電機は既に無くパナソニックに統合されています。一応、取り扱い説明書にあったカスタマーサービスの電話番号に電話すると、調べていただいて代替可能なパナソニック製品と松本のパナのサービス拠点を紹介してくれました。そこで、交換工事と修理可能化も含め一度サービスの方に来てチェックをしていただきました。
すると、室外機が壊れていて、25年前だと交換部品もなく修理不能とのこと。交換する場合、昔の室外機はフロンガスが使われているため、廃棄するためにはフロンガスを抜く工事が別途必要とのこと。「殆ど使って無かったのですが・・・」と言うと、むしろ使わなかったことの方が問題で故障の原因になったのかもしれないとのこと。確かに建築時に一緒に入れた2階のエアコンは猛暑の日の2階は居られない程暑くなるので、寝る前に1時間程使う時があるのですが、同じ25年経った今でも全く問題無く使えています。
また、リビングが吹き抜けで且つ広いので壁掛けと2台入れた方が冷房効率が上がるかを伺ったところ、2台は無駄で、冷気を循環させるためにはサーキュレーターを入れれば十分とのアドバイスをいただきました。そういえば、長女がNYのマンションでもサーキュレーターを使っていて冷房効果大でお薦めと言っていたのを思い出しました。

 しかし、元々天井埋め込み式のエアコンはオフィスや店舗などの業務用が主で、家庭用は種類が限られます。代替可能な機種を伺うと、やはり40~60万円とのこと。サービス部門では販売をしておらず、量販経由で販売された製品の修理などのサービスとのことから、購入する場合は量販店経由になります。
そこで、幾つか当たったのですが、壁掛け式に比べると機種そのものも限られる中で、選んだのは価格が一番安かったダイキン製でした。結局、室外機交換等の入れ替え工事も全て含めて40万円弱になりました。高い買い物にはなりましたが、ワンコたちのことを考えると止むを得ません。
工事は古いエアコンを外し、大きさも違う(昔のタイプは正方形で今は長方形が多いとのこと)ので天井の穴を新しい機種に合わせる工事をして新しい機種に入れ替えるなど、朝から始まった工事は夕方近くまでのほぼ一日掛かりで無事終了しました。
 今年は長雨の梅雨が続いていて、まだエアコンが活躍することはありませんが、今年も梅雨明け後は猛暑の夏が予想されているようです。とりあえずは、ワンコたちのために猛暑対策は準備万端・・・です。
但し、暫くは外食も控え、我々人間様の食費(勿論アルコールも)を削ることとしました(トホホ・・・)。