カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 孫たちの春休みを利用して、横浜に暮らす次女が松本に帰省して来ました。
松本周辺にはもう行く所が無く、3月末ではまだ寒いこともあって、例えば岩岳マウンテンリゾートはスノーシーズンで無理。今回唯一行ったのが、伊那谷のいちご狩りでした。
イチゴというと、今では栃木や福岡、古くは静岡久能山の石垣イチゴが有名ですが、現在では信州でもハウス栽培の観光農園が結構あって、いちご狩りを楽しむことが出来ます。
長野県でのいちご狩りの先駆者は飯田の喬木村だと思いますが、今では坂北や諏訪湖、駒ヶ根周辺でもいちご狩りを楽しむことが出来ます。
松本からのアクセスを考えると、坂北か諏訪湖を薦めたのですが、色々口コミやレビューなどを調べて奥さまが選んだのは、伊那谷の駒ヶ根に在る「アクアロマン中川園」といういちご園でした。最寄りのICは駒ヶ岳SAのスマートICで、前回行った「くらすわの森」(第2042話)と同じです。そこから駒ヶ根市の南側に隣接する中川村を目指します。高速を降りてから10㎞程、松本からだと1時間半位でしょうか。
いちご園の在る場所は、“松本平”や“善光寺平”と違って“伊那谷”と呼ばれるだけあって、天竜川が形作った河岸段丘に拡がるエリアです。来たことはありませんが、里山登山で人気の陣馬形山もこの中川村に在ります。
この「アクアロマン」は、会社案内に依ると『水耕栽培による葉ねぎ、いちご、いちご苗、水菜の生産、いちご狩り観光と販売』を手掛ける有限会社の農業法人で、駒ヶ岳SAのすぐ近くにも「アクアロマン駒ヶ根園」といういちご園があるので、アクセス的にはそちらの方が遥かに便利なのですが、奥さまに依ると、中川の方がいちごの種類が多く、口コミも良いのだとか。アッシー君の運転手としては、言われた行先をただ目指すのみ・・・です。

 途中、河岸段丘をアップダウンしながら到着した「アクアロマン中川園」の在るのは、緩やかな田園地帯の傾斜地に拡がる何棟もの大きなハウスが立ち並んだ場所で、思ったよりも遥かに大きないちご園でした。1月から5月一杯という観光用のいちご狩りだけではなく、いちご狩り以外のハウスも何棟もあって、期間中には出荷や宅配も行っているそうです。
こちらのいちご園は“アクア”というその名の通り、水耕栽培で育てられています。これは「高設栽培」という栽培方法だそうで、いちごに必要な栄養分を水に溶かして与える有機培地を用いて、いちごの根に栄養を与える栽培方法だとか。しかも中央アルプスの伏流水を汲み上げて、栄養素を付加された清潔な水で育てられていて、高さも大人の胸位のレーンなので子供でも手が届きます。
 こちらのいちご狩りは一時間単位で予約時間が分かれていて、45分間の食べ放題。受付を済ませ、紙コップか練乳入れのどちらかを選択します。
大きなハウス内にたくさんのレーンが並んでいて、章姫、紅ほっぺ、かおり野、よつぼし、恋みのり、さちのか、桃薫、オリジナル品種の「ロマンベリー」など、最大15品種のいちごがレーン毎に栽培されていて、時期に依って種類が変わるそうですが、少なくても常時10種類近くのいちごが食べられるとのこと。
今回スタッフの方に案内されて先ず向かったのが、別棟の隣のハウスの「天使のいちご」という札の掛かった白いイチゴの列。佐賀県原産というこの白いイチゴを食べられるのは、ロープで区切られたエリアに50m程の長さのレーンが6列ほどあって、その列ならどこで摘んで食べてもOKとのこと。因みにこの白いイチゴは熟して来ると表面の種が赤く色付き、全体がほんのりピンク色がかってくるので、そういうイチゴを見つけてくださいとのこと。
個人的には味そのものは大味で、そんなに甘いという感じはしなかったのですが、娘や奥さまに依ると、私メの様にせっかちにならずに、じっくり探してちゃんと熟したのを見つければ結構甘いとのこと。それでも初めて食べる話題の白いいちご(スーパーで見つけて孫たちには買ったことがあるのですが)の物珍しさに、個人的には大いに満足でした。
そこから別ハウスの主力の章姫などの並ぶハウスに戻ったのですが、いくら食べ放題といっても(いちご大好きな方は別だと思いますが)そうそういちごばかりを食べられる訳にはいきませんし、しっかり探さなかったせいか、心なしか甘いイチゴには余り巡り合えませんでした(家内や次女曰く、桃の様な味がする「桃薫」や「よつぼし」が甘くて美味しかったそうです)。でもいちご大好きな孫たちは、大人たちに摘んで貰ったいちごを思う存分しっかりと食べられた様です。
ですので、大人たちの分も含めると必ずしも“元が取れた”とは言えませんが、その分子供たちがいちご狩りを楽しんで且つ満足してくれたのが何よりで、来年また来たいとのこと。それだけでも頑張って伊那谷まで来た甲斐がありました。

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