カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 さて、前編でご紹介した、二代目となるカリタの手動コーヒーミル KH-3AM。
蓋付きではないモデルの一番の欠点は、挽き終わる最後の方になると、毎回コーヒー豆が(グラインダーで挽く時に、割れた勢いなどで弾かれて)外に飛び出てしまうことでした。

そこで当初は蓋付きのモデルを探したのですが、蓋付きでは入れられる豆の容量がせいぜい25g(コーヒー豆2杯分)で、我が家の様に朝4杯分を一度に淹れる場合、最低でも(我が家の計量スプーン4杯分)36g入るホッパーが必須条件ですが、その場合蓋付きモデルは無く、結果選んだのが前編でご紹介した、これまで使っていたミルの後継と思われる同じカリタの製品一択だったのです。
 そこで、豆が飛び出ない様にするために、止む無く自前で対策をすることにしました。
・・・と偉そうにいう程の“対策”でもないのですが、要するに蓋付きでないのなら蓋付きにすれば良いだけのことなので、自前で蓋を作ることにしたのです。
そこで、以前多面体フォトフレームのガラス製の表面カバーが落ちると割れたりして危険なので、100均ショップにあったA4サイズの透明プラスティックの下敷きを使って代わりのカバーを作った(第1999話)のですが、取ってあったその残りを使って、手動コーヒーミルの蓋(カバー)を作ることにしました。
 先ず、豆が入るホッパーのお椀部分に紙を当ててそのまま大まかになぞり、コンパスでそれに近い円を描いて半径を特定します。その円より少し大きめ(半径5mm程度)の円を紙に描いて切り取り、その円を透明なプラスティックに貼って正確にハサミで切り取り、一ヶ所1㎝幅くらいで、円の中心を挟むように半径の長さの溝を切り取ります。円の中心部分にミルの回転軸が嵌まる様に、少し円の様に丸く切り込みを入れて軸が引っかからずにスムーズに回る様にします。・・・以上、たったこれだけの簡単な工作で、DIYと呼べる程の内容でもありません。
4杯分の豆は盛り上がっているので、ある程度豆を挽いて、ホッパーの縁(ふち)から1㎝弱豆が下がってから、プラスティックの蓋を回転軸の部分に差し込んで蓋にします。
固定は出来ないので、ある程度指で押さえながらハンドルを回して豆を挽いていきますが、素人工作で子供騙しの様な簡易的な蓋ですが、これが予想以上に効果抜群なのです。
今まで毎回何粒も飛び出して来た豆が、この蓋があることで殆ど飛び出してこなくなりました。プラスティックの円盤には1㎝の溝がきってありますから、そこの溝から豆やその欠片が飛び出して来ることは理論上あり得ますが、それは確率論の世界の問題で、使い出してから1ヶ月以上経ちますが、今のところ一度もありません。
 誰も褒めてくれないので、飽くまで自画自賛ではありますが、見た目はともかく、「なかなか、これはイイんじゃない!」と感じています。ヤッタね!!
【追記】
一ヶ月近く使ってみた感想です。
近頃の製品はどれもそうなのですが、原材料費のコストアップを価格に転嫁するか、それが出来ない場合はナントかコストダウンでその分を吸収するか、現場では一円単位での涙ぐましい改善努力をしているのだろうと、製造メーカーにいた者としては十分理解をしているつもりですが、しかしながら、そうは言っても今回の後継モデルで気になっている点です。
 一つ目は、豆を挽いている時の底のズレ防止用に滑り止めシールが3枚貼ってあるのですが、それがたった数回の使用で剥げてしまいました。そこで、廃棄する前の以前のミルの底に貼ってあったシール(10年間全く剥がれずに使用)を慎重にカッターで剥がして貼り換えたのですが、その後特段の問題は発生していません(写真は貼り換えた後です)。
 次に二つ目の問題。
それはトップネジのゆるみ(緩み)です。
回転軸に、上からトップネジ、ハンドル、ストッパーが順番に嵌められていて、その下に挽き具合を調整する調整ネジが上下ワッシャーで挟まれて固定されています。それが殆ど毎回使用する度に緩んでしまうので、必ず挽く前に毎回トップネジを締めてからハンドルを回すようにしています。
因みに、カリタのH/Pをネット検索するとFQAの頁があり、そこには、
『・ハンドルを速く回しすぎるとブレが生じ、ネジが緩みやすくなりますので、一
 定の力で時計回りに回すのがコツです
・挽いている最中にハンドルが逆回転(反時計回り)するとネジが緩むため、
 必ず時計回りに回してください
・分解して、ワッシャー(平座金)が正しい順番で入っているか確認してくださ
 い。これが抜けていたりズレていたりすると、ネジがしっかり固定されません
・ネジの緩みは構造上どうしても起こりやすいため、挽いている最中に時々
 締め直すことも手動ミルのメンテナンスの一部です』
と説明がされているのですが、全く同じ構造の初代ミルは10年間使っていましたが、その中でトップネジが緩んでガタついたという記憶は全く無いのです。
コストダウンのための材質の変更で緩みが生じ易くなっているのか、或いは何らかの理由での素人目には分からぬ構造変更がされているのか、一体何が違うのでしょうか・・・???
前を挽く前にネジを締めれば良いだけなのですが、とはいえ、正直些かストレスを感じています。
【注記】
因みに調べた中で、カリタのミルの中で、コーヒー豆を入れるホッパーに36g以上はいって、挽いた粉を受ける容器が零れぬ様に40g以上という製品は、手動ミルでは2種類ありました。
それは「銅板ミル ac 」11500円 ホッパー最大容量:70g 粉受け最大容量:45g 
喫茶店で見かける様な「ダイヤルミル」 27,500円 ホッパー最大容量:50g 粉受け最大容量:60g
ダイヤルミルは家庭用としては論外として、銅板ミル(蓋無し)は魅力的だったのですが、購入したKH-3AMに比べるとかなり高価なので、今回は対象外としました。

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