カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 以前NYに住む長女が「松本にも美味しそうな焼き鳥屋さんあるヨ!」と言って教えてくれたのが、炭火焼き鳥の「正ざわ」。
こちらは、漫画「美味しんぼ」でも取り上げられたこともあるという銘柄鶏、それは「脂肪分が非常に少なく、味が淡白だか歯ごたえが快く、肉が臭くない、皮が旨い」とされる、南信州は伊那谷の地鶏「ぎたろう軍鶏」を使った焼鳥で人気の店で、知りませんでしたが、これまでに食べログ百名店の「焼き鳥」の部に二年連続で選出されたこともあるのだとか。
年末年始に久しぶりに長女がNYから帰国したので、何とか松本滞在中に娘と一緒に行こうと思ったのですが、生憎予約が一杯で食べに行けずにいました。
その後も機会ある度に「食べに行きたい!」と奥さまを誘うのですが、長女とは東京で何度か焼き鳥のコースを食べに行っているのに、「松本には美味しい処が無い!」の一点張りで、何度誘っても(懇願しても)、「絶対にイヤ!一人で行けば?」と断固拒否・・・(以前上諏訪で気に入っていた焼き鳥屋さんに誘った時に、たまたまレバーが生っぽくて私の薦める焼き鳥はもう金輪際懲りたのだとか・・・因みに長女はその店を気に入ってくれたのですが)。
それに加えて、実はかなり前(10年以上?)に「正ざわ」には一度食べに行ったことがあったのですが、その時に然程好印象ではなかったことも影響している様なのです。
ところが何を思ったか、先日「行ってもイイわよ!」とのこと。そこで、気の変わらぬ内にと早速予約しておきました。

 食べに行ったのは、休日関係無しのインバウンドの外国人観光客は相変わらず多いのですが、混雑したGWも終わり、次に混雑する夏休みまでは時間もあるので、松本の街中から日本人観光客が減って街が少し落ち着いた平日です。
お店は5時半営業開始で、我々は6時に予約したのですが、着くと既に数席を残して既に結構埋まっていて、その空いている席にも「予約席」と札が置かれていました。席数はL字型カウンターが10席ちょっと、半個室のテーブル席が大小4つだったか、全部で30席程度でしょうか。空いていた席も徐々に予約された方々が来られて満席となり、次々と来られる方々は皆さん断られていましたので、店としては最初の一順目の客が終わる頃を見計らって次の予約を入れるでしょうから、客層は地元客中心だと思われますが、この日の様に平日であってもやはり予約した方が無難の様です。
焼き方は大将お一人ですが、焼き鳥以外の料理、飲み物、接客とそれぞれ主な担当ごとに女性スタッフが3人おられ、テキパキと動かれていました(接客と精算を担当されていた方が、おそらく年齢とその接客振りから女将さんではと推察)。
 さて我々も早速「ぎたろう軍鶏 満足 七串(2,700円)」コースを二人分と、生ビールに奥さまはウーロン茶をオーダー。他に5串(1800円)とぎたろうコース(3500円)がありましたが、七串は、「本日のおすすめ ぎたろう軍鶏5串、月見つくね、牛タン厚切り焼きorラム焼き、湯葉」というコース内容で、その中に我々の好物の「きも(レバー)」が入っているかを確認し、塩とタレをそれぞれ一本ずつ、また最後の串は奥さまが好物の牛タンで、私はラムをチョイス。そして、もし足りなかったら更に追加することにしました。
お通しに、サラダと少しドレッシングが掛けられた定番の生キャベツ。そして最初に湯葉。

串はセセリからスタートです(一口食べてから気が付いて撮影)。続いて、順番にねぎま、もも、柚子胡椒、きも(レバーのタレ・塩)、手羽、そして月見つくね。

ここで一休みらしく、家内が芋カリ(サツマイモのカリっと揚げ)、私が野菜串で、シイタケ、追加したかったレバーが早くも終了だったので止む無くモツ、とりチーズ焼きを追加しました。

追加の串が先に出され、それが終わってから、最後に家内の選んだ牛タン、私メのラムが供されて終了しました。飲み物は生ビールと冷酒も追加しました。この日の合計は〆て二人で10460円也でした。
 全体的な印象は、つい先頃に軽井沢で会津地鶏の焼き鳥をコース(8900円/人)で食べていたこともあり、それとの比較で串が全体的に小振りな感じがしましたが、値段が1/3なのでむしろ当然です。ただキモ(レバー)はもっと高くても良いので、出来ればもう少し大きめな串にして頂きたい!また、今回の中で個人的に一番気に入ったのは、焼き鳥では珍しいラムでした。臭みも無く柔らかくて、間にピーマンや玉ネギが挟んであるのも意趣替わりで食べ応えがありました。
また家内に依ると、せせりがやや生っぽかったとのことですが、私は気になりませんでした(これは個人的嗜好の違いなので止むを得ません)。
都会の様に色々な選択肢があれば兎も角、また「百名店」かどうかのレーティングも個々人の評価に委ねるとして、少なくともこの松本で食べられる焼き鳥としては及第点ではないでしょうか。
今までは絶対拒否の奥さまでしたが、また焼き鳥が食べたくなったら、多少強引に誘って(泣き落として?)でもまた食べに来たいと思います。
  「ごちそうさまでした!」

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