カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前話の通り、色々検討した中から選んだTCLのC1プロジェクター。
TCLのプロジェクターの商品紹介記事からそのポイントを拝借すると、
『TCL C1 Google TV ポータブルプロジェクター
世界的テレビメーカーTCL製。完全密閉型エンジン採用で、故障の原因となる「レンズ内のホコリ」をシャットアウトします
オートフォーカスと自動台形補正が優秀で、置くだけですぐ見られるジンバルスタンドが便利。天井への投影が簡単に出来、液晶デバイスは3.0型、明るさ230ルーメン(ISO)フルHD(1080p) 
高透過率レンズに3色LED光源  
投写に際し285度の仰角調整が可能なジンバルスタンドが一体なので天井投影し易い  』
というプロジェクターです。

サイズは138.4 × 145.2 × 230.7 mm で重さ1.77kg。ジンバルスタンドが持ち手のハンドルにもなるので、2㎏近いとはいえポータブルと謳っている通り持ち運びは可能ですが、バッテリーは内蔵していませんので常時コンセントに繋いで使う必要があります。ですので、ポータブルといっても、Anker のNebulaシリーズの様に、キャンプなどの戸外でも使える様なモバイルプロジェクターではありません。ポータブルなので違う部屋にも簡単に持って行けて、(コンセントに差して)使えるという意味なのでしょう。
明るさは230ルーメン(ISO)ですので、昼間やライトアップした部屋で使うのは無理。夜間や薄暗くした部屋で使う必要があります。
天井投影に必要なジンバルスタンドという仰角が変えられる部品が、Ankerの様にオプションの別売り(しかも定価で6,990円!)ではなく、最初から本体に内蔵されているのも大変有難い。
因みに、我が家の寝室のベッド上から天井まではほぼ200㎝。C1のカタログスペックから判断すると、投射距離200㎝の時の投射サイズは70インチということになります(説明書に依ると192㎝で70インチ、219cmで80インチとのこと)。


 箱から出して電源を入れると、即座に画面が現れます。さすがに早い!リモコンにはYouTube、Netflix、Prime Videoのダイレクトボタンが備え付けられているので、必要があればボタン一つで見ることも出来ます。
個人的にはNetflixもPrime Videoも使わないので、Google検索からTVerを設定します。設定の際、TCLは日本メーカーではないので、使用言語の日本語と使用国のJAPANは結構マイナー扱いでした。
多分視聴エリア別のCM放映のためだと思われますが(TVerは無料放送なので、収入源はCM放映料です)、最後に自宅地域の郵便番号を入力してGoogle TVでのTVer設定が完了です。
  (以下の画面写真は、真下からの撮影ではないので少し歪んでいます)
 最初に新しいプロジェクターのTCL C1の映像画面を見ての感想。
画面の色彩を見た印象では、最初から設定されている標準モードでは赤がやや強い感じがしました。例えば人の肌の色や夕焼けのオレンジ味といった暖色系が映像作りで少し強調され、色彩の温度感が少し高まっている様に感じました。ここは好みが分かれるところでもあるのですが、もしかすると単に今まで見ていたAnkerの色作りとの差を視覚的に認識しただけなのかもしれません。
因みに、個人の嗜好に依り、必要であれば4種類の画像モードで変更が可能ですが、TCLの標準モードは慣れて来ると何となく暖かな感じがしました(人間の印象は青が強いとクールで爽やか、赤が強いと暖かでも何となく“ぼやけた”印象を感ずるのかもしれません。しかし、言い方を変えれば、冷たい画面と暖かい画面という印象の違いになるのかもしれませんが・・・)。
いずれにしても画素数がフルHDになっているので、これまでに比べて非常に画面が鮮明に感じます。しかも自動台形補正で縦横(垂直+水平)が補正され、且つオートフォーカスで瞬時に焦点が合うので実に気持ちがイイ。今までの(6年前の値段が倍の)Ankerに比べ非常にスピードが速く、H/Pの商品PR的に云うならば、反応良く確かに「サクサク」と動く・・・という感じがします。
電源を入れると、プロジェクターの設置に変更が無ければ瞬時にホーム画面に切り替わります。仮にプロジェクターを少しでも動かすと、即座に自動台形補正やオートフォーカスが行われて、またすぐにホーム画面に切り替わります。
そして何より、これまでの1280×720PのHD画質では総画素数が約92万画素、そして今回の1920×1080PのフルHDは総画素数が約207万画素ですので、1080PのフルHDは720Pの約2.25倍の画素数(情報量)を持ち、大画面でも細部まで鮮明で高精細な映像を表現されているので、見た目だけではなく実際の数値的にもキレイさがまさに倍増されたことになります(更に4KになるとフルHDの4倍の画素数になるのですが、BS4K然りですが、現状では放送される4K の映像作品がまだ少ないのが現状なので、残念ながら宝の持ち腐れ)。
明るさ自体は230ルーメンと決して数値は高くはないのですが、これまで通り薄暗い部屋で見れば良いので、明るさは思った程は気になりません。むしろ、画素数のアップと搭載されている高透過率レンズの効果もあって、画像の鮮明さが際立つので、200ANSIルーメンだったAnker NebulaⅡよりも230 ISOルーメンの実際の数値の差以上に、印象的にはC1はかなり明るくなった様にさえ感じます。
ただ欲を言えば、排気音が気になります。側面投射して本体から離れて視聴すれば殆ど気にならないと思いますが、寝室でベッドの枕元に置いて音量も抑え目で使っていると、どうしてもファンの音をうるさく感じてしまいます。
また、これまでのAnkerのCapsule IIと比べると、モバイルで500mℓ缶サイズを謳うCapsule IIが僅か740gだったのに対し、ポータブルとはいえ1.77㎏のC1は枕元に置くと確かにデカイ。しかし、価格が半分でCapsule IIを上回るこのスペックが実現出来ているのですから、6年間の半導体を中心にした技術的進歩と、その結果のコスパ向上はさすがというしかありません。実機を検証した訳ではありませんが、もしかすると(動かさずに置いたままでの)寝室での天井投影だけなら、価格が倍のAnker Nebula3と比べてもスペック的には負けていない、否勝てているのかもしれません。
  今回は、これまで使って来たAnker Nebula Capsule IIの突然の故障で使用出来なくなってしまったことで、急遽止むを得ずの寝室用の天井投影プロジェクターの買い替えではあったのですが、出来ればもう少し明るさが欲しかったとはいえ、商品全体として見れば、今回購入したTCLのC1はほぼ個人的な予算枠の価格で購入することが出来ました。従って、その少ない予算を考えれば、今回購入したTCLのプロジェクターC1は十分に満足出来る選択だったと思っています。