カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 関東甲信も梅雨入りした6月中旬。
最近の梅雨は、昔の様な“しとしと降る雨”というイメージではなく、線状降水帯やゲリラ豪雨といった感じで、何だか“梅雨”というイメージではなくなりつつあるのかもしれません。
そんな梅雨の真っ只中。午後は小雨予報ではあったのですが、昼過ぎまでは天気は悪くなかったので、久し振りにワンコたちとドライブに行くことにしました。
何度も書いていますが、住んでいる松本も含め、長野県内で“Dog Friendly”と呼べる(評価出来る)のは唯一軽井沢だけ。否、日本全国(と言っても我々がワンコたちを連れて行けた範囲ですが)でも、那須も箱根も、伊豆も、京都もどこも全く“Dog Friendly”ではありませんでした。唯一、現在はNYに暮らす娘が麻布台に居た時に、その周辺の六本木から芝公園辺りは、軽井沢の様に街を挙げて(軽井沢は観光協会が主導しています)ではなくとも、“Dog Friendly”なお店や芝公園などのエリアが多かった様に感じました。
・・・と、前置きが些か長くなりましたが、観光業はインバウンドで浮かれていないで、これからの国内観光では年寄りとワンコを如何に大事にするかがそのポイントだと思っています(と何度も書いていますが・・・)。

 最初は、大町の仁科三湖の青木湖畔にある「ao LAKESIDE CAFE」に行こうかと思ったのですが、ワンコが散歩するエリアが無いのと、そこでは喫茶だけにして他で蕎麦を食べようと思うと、例えば安曇野エリアでワンコと一緒に食べられる蕎麦屋さんは、数十軒在る蕎麦屋のなかでたった二軒だけ・・・(松本だって市内ではたった一軒だけです)。
人間様が食べている間、車の中でずっと待たせておくのは可哀想(特に夏のこの時期は車内の暑さが心配になります)。
ということで、結局今回も選んだのは“Dog Friendly”な軽井沢・・・です。
軽井沢はワンコ連れの(年寄りの)別荘族が多いという事情もありましょうが、(林間を活かす様な敷地の広さもその背景にはあるのか)テラス席を設けている飲食店が実に多く、蕎麦屋さん(何十年も前からの旧道沿いに在るような古い店舗は別として)も決して例外ではありません。
前回次女一家と軽井沢に滞在した時に夕食で食べに行った「地粉や」や「きこり」の支店ともいえる「香りや」(いずれも御代田町ですが)は、人気店でありながらちゃんとテラス席も設けています。他にもワンコOKのお蕎麦屋さんを検索してみると、隣接する御代田エリアまで含めると全部で8軒あるとのこと。さすがは軽井沢です。
そこで、途中車でランチに行ってまた戻るのは大変なので、最終的な目的地は軽井沢のアウトレットに行くことにして、先にどこかランチに行ってからアウトレットへ向かうことにしました。(下は前回の写真です)              

 前回4月上旬に次女一家と軽井沢に滞在した時に、次女が小さな子供たちも受け入れていただける蕎麦屋さんを探して夕食に予約して来たのが、この「地粉や」でした(第2075話)。
その時に、女将さんから目の前に拡がる、佐久平越しの八ヶ岳を教えて貰い、初夏からは芝生ガーデンのテラス席も使える様になるので、その時にはワンコOKと紹介して頂いていたので、今回はワンコたちとのドライブの途中でのランチにそちらへ伺うことにしました(因みに夜は予約可能ですが、ランチは予約が出来ません)。
軽井沢のアウトレットは軽井沢ICの方が近いですが、御代田町へは小諸ICで降りて、浅間サンラインを走った方が所要時間は短くなります。
 軽井沢の隣、御代田町の浅間サンライン沿いに在る「霧下そば 地粉や」。11時開店で11時15分頃に着いたのですが、
「えっ、今日って6月の平日だよ!!」
驚くことにこの日は平日だというのに、既に店の前の20台近い駐車場はほぼ一杯で、しかも8割方が県外車です。
軽井沢から御代田に掛けての一帯も蕎麦屋さんが多いエリアですが、「地粉や」はその中でも屈指の人気店なのでしょうか。
テラス席も我々の前のお客さんで満席となり、テラスの方が席数が少ないとはいえ、結局30分近く待つことになりました(室内の方が席数が多いので、我々よりも後から来られたウェイティング番号が遅い人の方が先に呼ばれていました)。
やはりワンコ連れのお客さんが食べ終わってテラス席の方から出て来られ、我々の順番になりました。
窓越しではなく、やはり芝生ガーデン越しに“裏八”(いつもは反対側から眺めているので)の八ヶ岳が目の前に拡がっています。「地粉や」でのランチには、この景色も“おごっそ”の一品として食事と一緒に楽しんだ方がやはり気持ちが良い気がします。ランチが人気というのも納得出来ました。
 我々のオーダーは、私がざる蕎麦(990)、奥さまがくるみだれ蕎麦(1680円)、それに「地粉や」は大盛りがありませんので、その代わりでそれぞれ追加蕎麦(580円)と追加蕎麦ハーフ(380円)も。それと、残念ながらビールもお酒も頼めませんが、写真を見ていたらとても美味しそうだったので、季節限定メニューという筍とワラビの煮物(650円)もお願いしました。因みに、家内に依るとメニューの一品の中にもくるみだれがあって、ざるそばにこれを追加しても値段は一緒とのことでした。
前回はここ「地粉や」で次女一家と夕食を食べ、そして追分の「きこり」では、次女一家をアウトレットに送って行った帰りに通ったらたまたま駐車場が空いていたので、急いで家内と二人で行ってランチに蕎麦を食べたのですが、個人的には「きこり」の二八の方が好みの様に感じました。
というのも、その時の「地粉や」の二八は少しコワイ(固い)感じがしたのですが、茹で方なのか若しくは捏ねの水の分量なのか、いずれにしても二回目のこの日は前回と食感が違っていて私にはちょうど良く、モチモチして美味しく感じました。
また前回もそうだったのですが、「地粉や」の応対で特に素晴らしいのは、その接客です。
最初から大盛りや二枚を同時に持って来るのではなく、追加蕎麦は一枚目が終わる頃を見計らって茹でたての追加蕎麦を持って来てくれること。しかもそれ用にそばつゆと薬味も新しいのを改めてサーブしてくれるのです。そして、更にその薬味もですが、松本の某有名店の様な小指の頭大の“申し訳程度”ではなく、その何倍もの“半端ない量”の卸した生わさびがこれまた多目の刻みネギと共にしっかりと載っているのです。更に天かすもサービスで一皿持って来てくださいます(我々は天プラの油でソバツユの味が変わってしまうのがイヤで使いません。因みに、最近は天つゆを別に出してくれる処もあるのでその場合は良いのですが、天ぷらそばも同様の理由で頼みません)。
(「スバラシイ!!蕎麦屋はこうでなくっちゃ!!」と心の中で拍手喝采)
蕎麦自体の美味しさは勿論ですが、一度その評判を聞いて食べに来れば、今度はその接客ぶりにも感激して必ずリピートするであろうことが容易に想像出来るのでした。
  「ごちそうさまでした。また来ます!」
 それから軽井沢のアウトレットに向かい、奥さまの行きたかった店に行き、品定めの後は、ワンコOKのツリーモールでワンコたちも芝生の上をノンビリ散歩。コユキはドッグカートの中にいることも多いのですが、クルミは足先の感触が気持良いのか、曲がらない後ろ脚も気にせずに嬉しそうに歩いていました。
前回来た時はこのエリアには来なかったのですが、以前来た時に工事していたキッズパークも既に完成していて、小さな子供たちが楽しそうに遊んでいました。今度孫たちと来たら、次女夫婦のショッピングの間は、ジジババがここで孫たちのお相手をすることになりそうです(対象は12歳以下の子供で、30分700円、追加の30分は500円とのこと)。
その後雲行きが少し怪しくなってきて、天気予報通りに多少雨もパラついてきたので、ミカドコーヒーで持ち帰りの珈琲を買って駐車場へ戻り、早目に松本へ帰ることにしました。疲れたのか、はたまた安心したのか、道中ワンコ2+1がすやすやと寝息を立てていました。

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