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今日のJーCASTニュースに書かれていたTVのワイドショー”スッキリ”で取り上げられたニュースの話です。

~30匹「放し飼い犬」が子供を襲う それでも飼い続ける「自由」~
放し飼いの『迷惑犬』。小学校の通学路まで変更を余儀なくされた山口県田布施町。30匹の放し飼いの犬に困りはてている話を取り上げた。


記事によると、30匹以上の犬達が飼い主の家を24時間出入り自由の放し飼いにされているそうです。

近所の方々からは、
「乾かしておいた運動靴を加えて持っていかれた。」
「子供とみると犬たちが吠えながら追いかけてくる。中には咬みつかれたこともある。」
「鳴き声がうるさい」
などの声があり、この状況は十数年続いているそうです。

近くに小中学校があり、学校では飼い主の家の前の通学路を『危険箇所』に指定し、別な道を通学するよう保護者に呼び掛け、町にも改善を求めてきたりもしているそうです。

田布施町では、放し飼いを禁止している県条例をもとに、飼い主に檻に入れて飼うとか係留するよう口頭や文書で求めてきたが、強制力がなく埒があかず、遂に町では放し飼いの犬の「捕獲作戦」を断行。2007年には34匹、08年は21匹を捕獲したが、飼い主がお金を払って連れ戻してしまったそうです。

さて、この飼主は当然ダメ飼主なのですが、果たして犬の捕獲作戦が本当に解決策になるでしょうか?

まず、これだけの犬の狂犬病予防接種について調査してるのでしょうか?
予防接種を受けてなければ当然然るべき対処をする必要がありますからねえ。

次に、近隣住民の皆様は、例えば、民法718条(動物の占有者の責任)や動物愛護管理法7条を根拠に損害賠償請求等をこれまで一度も考えたことは無いのでしょうか?

本当に「咬みつかれた」のであれば、その辺のことは充分可能であると思うのですが・・・。

もちろん、飼主の方がこの状況を本気で改善しようと考えていなければなりませんが、もう少し違ったやり方があるような気がするんですがねえ。

ところで、J-CASTニュースによると、番組中で東大教授のロバート・キャンベル氏は「犬は10匹20匹だと主人が誰か分からなくなってきて、野犬化する。」と言っていたそうですが、これってホント?


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