カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 前回(第877話)の懐かしかった空芯菜(カンコン)に触発されたのか、今度はシンガポール・チキンライス(海南鶏飯=ハイナンチーファン。中国海南島からの移民たちが広めたと云われるローカルフード)が無性に食べたくなりました。
東京に行けば、最近では何店舗か「シンガポール料理」(実際には、現地にシンガポール料理というジャンルがある訳ではありません)として提供しているレストランがありますが、田舎では無理なので、自分で作るしかありません。でも、松本でタイ米買えるのかなぁ・・・?(少なくとも、いつものスーパーの米売り場にはありませんでした)。

 ということで、私メの誕生日に、何と奥さまが作ってくれることになりました(ウルウル・・・。寿司や焼肉に比べれば、食材としては高くはありませんが、ま、イイか)。
 そこで、ネット検索でレシピを調べて、鶏のモモ肉と胸肉を、生姜とネギを入れて煮て、その茹で汁を使ってご飯を炊きます。タレは、家にあった李錦記のスイートチリと、ナンプラーをベースにレモン汁とすり卸した生姜を入れてみました。早速試食。ウーン、何となくタレが違うなぁ・・・。ナンプラーじゃないのでしょうか?
中華用の醤油じゃないとダメかもしれません。また、ご飯もとりあえずジャポニカ米を強(こわ)目に炊いてもらいました。うーん、タイ米でないと、あの香りとパサツキが出ませんね。チキンも、胸肉はパサパサして、モモ肉だけの方が良いようです。ただ、それらしい味にはなりました(掲載した写真は、この時のチキンライスです)。

 やっぱり、タイ米でないとアジアンフードらしくありません。そこで調べてみると、松本市内にもタイ食材店がありました。同様に、中華食材も、村井に、松本エリア唯一の中華食材店があるようです。ここなら、中国醤油が買えるでしょうか?
その後、何度か電話をしてみても、両店とも応答が無かったとのこと。やはり、田舎ではニーズが無いのか、残念ながら閉店してしまったのかもしれません。

 新盆で、帰省して来る娘たちや妹一家が揃うので、その時にシンガポール・チキンライスを一品として出したいとのこと。それまでに食材や調味料を何とか調達しておかないといけません。家内が娘に聞いたら、東京なら、成城石井で“普通に”に売っているそうです。
やっぱり、都会は便利だなぁ・・・。
・・・ということで、先日家内が娘の所に上京した際に、タイ米(ジャスミン米)は紀ノ国屋で買ってきましたが、中国醤油は無かったらしく、羽田周辺にも見当たらなかったそうです(都会でも、どこでも買えるようではないらしい・・・)。

 新盆本番の食卓では、チキンライスは生姜ダレとスイートチリソースでいただきました。一緒に、ベトナム風生春巻きも。
久し振りのタイ米(ジャスミン米)がとにかく美味しかった。たまたまスーパーに入荷していたコリアンダー(香菜)も、日本産(茨城)とは思えぬほど、あの独特の香りがあって、併せて東南アジアテイスト満載でした
更に、奥さまが焼いたローストビーフに、ハーブガーデンから摘んできたルッコラとクレソン満載のサラダとピザも並びました。チキンライスも好評で何より。

 味を占めて、今度はネットでタイ米と中国醤油も注文して、また自宅で試してみるそうです。

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