カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 東京へ行ったついでに、今回は一泊したので、翌日早朝の散歩を兼ねて「羽田神社」へお参りに行って来ました。

 京急大鳥居駅から環八の大鳥居交差点を左折し、通称産業道路に沿って川崎方面へ歩いて5分ちょっと行った橋の手前。因みに地名の「大鳥居」は、この羽田神社のことではなく、嘗て穴守稲荷の鳥居があったことに由来とか。
この地区一帯の氏神様は穴守稲荷かと思ったら、そうではなく羽田神社(祭神は須佐之男命と稲田姫命)とのこと。
何でも、羽田に空港が開港して以来、「航空安全」祈願の神様として航空業界関係者の信仰を集めているのだそうで、下の娘も羽田空港で航空会社勤務ですので、住まわせていただいている糀谷を含めた地域一帯の氏神さまへのご挨拶を兼ねて、一度参拝をしようと思っていました。奥さまは、既に参拝済みですので、一人朝の散歩替わりです。

 思いの外狭い境内でしたが、境内には戦災で焼け出されたり、戦後の道路拡幅で移転せざるを得なくなったりして合祀を願い、羽田神社に移設されて境内社となったという4社のお稲荷さんのお社と、富士山信仰(富士講)の富士塚(従って、山頂の祠は富士山の浅間神社)もあり、また境内の絵馬には、如何にも航空関係の神社らしく、航空業界への就職祈願や業界関係者の安全祈願などの絵馬がたくさん掛けられていました。
娘の希望が叶うようにと、陰ながら色々な寺社にお参りをしてきた(それしか出来なかった)私たちは、お陰さまでお礼参りをすることが出来ましたが、決して他人事とは思えず、絵馬に書かれたそれぞれの願い事が成就するようにと願うばかりでした。
 まだ朝7時前でしたので社務所は開いておらず、お守りなどを購入することは出来ませんでしたが、必要ならまた奥さまが来れば良いと、本殿にしっかりとお参りをして羽田神社を後にしました。