カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 お使い物や県外からの客呼びの時などに、我が家で(奥様が)選んでいるのが、松本『桜家』の“うなぎの笹蒸し”です。

 「桜家」は大正年間創業という松本でも老舗の割烹で、“うなぎ割烹”と称し、地元では会席などで使われる高級割烹です。
場所は、大名町のNTTの角を東に入った、仏蘭西料理「鯛萬」の斜め対面。
車だと、L字形の駐車場の片面が一方通行で、大名町からですと、店を目の前にしながら、そちら側の台数の多い駐車場には侵入禁止でアクセスできませんので、念のため、L字形の駐車場のどちらにもアクセス可能な上土(あげつち)側から(マサムラ本店前を通る一方通行を)行った方が無難です。
 “うなぎの笹蒸し”は桜家の名物料理で、蒲焼の鰻を芯にもち米で太巻きのようにして、笹で包んで蒸し上げたもの。笹の清々しい香りがほんのりと効いていて、1本1100円(税抜)。冷凍保存されていて、店頭で購入することや、送っていただくことも可能です(笹寿司のような小型タイプもあり)。

 個人的には、「鰻はやっぱり鰻重でしょ!」という“信念”で、昔接待で使った時も然程の感激も無く、今でも「何も鰻をわざわざもち米で巻いて、笹で包んで蒸さなくてもイイジャン!」と思っていますが、あに図らんや。
数年前の県外からの客呼びの時に、「何か松本らしいモノを・・・」と悩む家内に、「あまりお薦めはしないけど・・・」と言って買って来て家で蒸して供したところ、皆さんからは大絶賛!
「えっ、うっそう・・・?」。我が家の家族を含め、特に女性の方からの評判が良いようです。「ふ~ん、そうかなぁ?でも鰻はやっぱり・・・」と一人蚊帳の外。
 気に入られた奥様は、その後も時々お使い物(サカタのおやき同様に)や、県外からお客様が来られた時の食事用などにご指名買いをされています。

 今回も、県外に暮らす従弟夫婦の来訪時に購入。奥さまの手料理と合せて食卓へ。