カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 米国留学で娘が行ったのは、世田谷区と同じ広さのキャンパスという、サンノゼにある大学。NYのように地下鉄がある訳でもないので、車無しでの生活は難しそうです。
学生時代に取得をいくら勧めても、我が家の娘たちは「信州には戻らないから不要!」と自動車免許を持っていません。しかし、事前のキャンパスビジットでの情報で、「嘗て免許を持たずに済ませた留学生は最早伝説となった女性一人だけ・・・」と聞いた娘は、突如「伝説になりたくナイ。免許取る!」。
 「だからぁ、言っただろ~!」
(「親の意見と冷酒は・・・」)
そこで、免許も無いのに、留学を終了して帰国する方から10年落ちの日本車を購入してしまいました。そのため、先ずは買い出し等のセットアップのために、家内が(国際免許を取って)同行。その間、言葉はネイティブ並故、一発で学科は合格し、(免許を持つ)現地在住の方(が同乗するのがルールとか)に教えていただいて、いきなり路上での実技試験に臨むことになりました(・・・だそうです)。その間(授業が始まる前)、左ハンドル車が初めての家内が運転し、いきなりハイウェイを走ってサンフランシスコを一日だけ観光し、有名なケーブルカーやどこかの橋(一瞬、「えっ、色塗り替えたの?」と思った金門橋ではなく、ベイブリッジとやら)、フィシャーマンズワーフ(クラムチャウダーが名物とか。大昔、ちょうど脱皮の時期だったのか、ソフトシェルクラブを食べた記憶が・・・)などに行った際の写真をLINEで送ってきました。

 「しかし、二人共無謀だなぁ・・・」と、一人日本で冷や汗を掻いておりましたが、居ても立ってもいられずに、こちらの唯一出来ること・・・毎度親バカながら、いつもの生島足島さまに合格と安全祈願のお詣りをすることにしました。
 朝、いつもより早めに出勤し、途中神社に立ち寄って参拝。
7時半過ぎ、まだ誰も居ない境内には、普段は本殿の建つ神島を囲む神池にいる筈の鴨さんたちが陸に上がっていて、マガモが一羽、参橋を渡って一緒にお詣りをしてくれました。きっと神様の使いなのでしょう。これで、更にご利益ありそうです。
 また、「大祓え」という「茅の輪くぐり」が境内に据えられていて、こちらも潜ってお詣りを済ませましたので、益々ご利益があるかも・・・。
この「大祓え」(おおはらえ)というのは、案内書きに由ると、半年ごとの6月と12月の晦日に行われる神道の行事で、茅(かや)で作った輪を潜ることで、半年間の疫病や罪穢が祓われるというもの。この内、6月30日に行われる「夏越しの大祓え」が「茅の輪くぐり」なのだそうです。
そういえば、先日のタウン紙で、松本の四柱神社での茅の輪潜りの様子が報じられていましたっけ。