カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 6月下旬。長女がMBA留学で渡米するため、成田空港まで見送りに行って来ました。今回は、免許を持っていない娘に代わって、現地でのセットアップのための買い出し等のために運転する奥さまも同行されますので、行きは三人ですが、帰路は一人ぼっちの日帰り行です。

 朝慌ただしく5時過ぎの高速バスに乗車。「バスタ新宿」利用は初めて。それに伴い、休憩場所が双葉SAから談合坂SAに変更とのこと(因みに、帰路は従来通り双葉SAでした)。

 ちょうど首都高が通勤時間帯のため、30分弱の遅れで「バスタ新宿」へ到着。娘の前日からのリクエスト、
「朝食は、新宿に着いてから、バスタで寿司モーニングだからね!」
ということで、朝食をNEWoMANのフードコート内にある「SUSHITOKYO天」での“すしモーニング”。こちらは西麻布にある人気店の由。朝は7時からモーニングメニュー(1種類のみ)として「すしまぶし」(税抜1000円)が提供されています。ひつまぶし風に具材が細かく切られたちらし寿司を、最初そのまま食べ、途中でお願いすると、熱い出し汁を掛けてもらってお茶漬け風にして二度楽しむことが出来ます。出汁と一緒に供される薬味のワサビの葉の漬物を一緒にまぶすと、辛味が良いアクセントになりました。また見た目より量も多く、女性陣は全部食べ切れませんでした。
フードコート内には、他に軽井沢の人気ベーカリー「SAWAMURA」なども出店していましたが、個人的には懐かしのタイガービールが並んでいたシンガポールの「オイスターバー」とやらが気になりました。
朝食の後、ここで各々の予定に分れ、私は娘から仰せつかった本の受け取りで紀伊國屋へ。開店までにまだ時間があったので、久し振りに東口の「ベルク」へ寄って暫し休憩。朝から混んでいました。
ネット注文の本を受け取ってから、次女の所へ松本から持参したお届け物をする前に、紀ノ国屋の隣のビルに在る「ディスクユニオン」のクラシック専門館へ行ってみることに。以前タワーレコードにネット注文したCDが、結局在庫が見つからなかったので、もし中古であったらと思った次第。こちらはディスクユニオンのクラシック専門店で、その在庫7万枚という最大規模の店舗とか。ところが11時開店とのことで、まだ小一時間もあることから、また次回と泣く泣く諦めて次女の所へ。

 お届け物を済ませてから、成田空港へ向かいます。
両空港間のアクセス改善で、羽田と成田を結ぶアクセス快特に乗るのが一番早いとのことから、始発の羽田空港へ。出発までに30分程時間があったので、次女の勤務する“職場”の空気を味わい、展望デッキから滑走路(国内線ですが)を眺めてから乗車。この電車は、京急~地下鉄都営浅草線~京成と経由し、押上からはそのまま京成線アクセス特急になって、乗り換えなしの1時間半で成田空港へ到着。確かに途中乗り換えが無く直通なので、私の様な田舎者や外国の方とかには分り易くて便利でしょう。
日本橋から乗車した娘と一緒に、空港で先着していた奥さまとも合流。事前に送ってあったスーツケースを受け取り、早速チェックインカウンターへ。次女のお陰で、奥さまも同じサンノゼ直行便に席が取れ、二人一緒にセキュリティーチェックへ入って行きました。
 「気を付けて行ってらしゃーい!」
 一方こちらは時間が無くなったので、新型(AE形)になってから初めてスカイライナーに乗車し、日暮里経由で新宿へ向かいました。
新型スカイライナー(と言ってもデビューは5年程前)はスッキリと紺と白に塗られた流線型で、当時話題となった山本寛斎氏のデザイン。今回の往復共、次女が成田に住んでいた時には乗らなかった、京成の成田空港線(スカイアクセス)経由です。スカイライナーは(印旛沼~空港間で)、新幹線を除いて国内最速の時速160㎞で走るのだとか。確かに早くて、また座席の前後の間隔も広くて快適でした。直線的に結ぶスカイアクセス効果もあって、一時間程で成田から新宿へ到着。
(あずさもこの位で走ってくれれば、もっと新宿が近くなるのに・・・山梨県内のカーブ区間が改善されないと、高速化は「夢のまた夢」だそうです)