カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 部品交換が必要な製品には(その交換が必要な)部品ごとに品番が付けられていて、製品の型番ではなく、その部品の番号で注文すれば良いことになります。製品がモデルチェンジしても、使われている部品の中には、コストダウンや性能がある程度限界(そのモデルでの限界コスト内)まで到達していれば、次モデルでもそのまま継続して使われるモノも少なくありません。

 今回、新築以来使ってきた24時間風呂が故障し、結果エコキュートに変更したのは既にご紹介(第○話)した通りです。
その後。今度は浴槽の排水の栓(ゴム栓)から漏れるようになったため、ゴム栓を交換することになった次第。
浴槽は東陶製ですが、ゴム栓には品番や型番が記されておらず、設計図面等、記載されていたアルファベットや数値を片っ端からTOTO(旧東陶機器株式会社)の浴槽の部品交換のフリーダイアルで申し上げたところ、
 「その浴槽だと、52㎜と55㎜の二種類のゴム栓がありますので、ノギスで直径を計測してください」
一般の家庭では普通ノギスなどありませんので、その旨申し上げたところ、コンパスで52㎜と55㎜の二種類の円を描いて切り取り、それをゴム栓に当てて判定するようにとのこと。
子供が小中学生の頃ならいざ知らず、コンパスも無かったので、苦労して物差しやメジャーや計測し、注文して届いた結果、結局不一致。改めて違う品番でオーダーせざるを得ませんでした。
想うに、そんな微妙な判定/判断をユーザーに委ねるのではなく、ゴム栓なりに型番や品番さえ分かるように記録さえしておけば良いだけのこと!!!では無いのでしょうか?????(もし、それが命に関わる薬品番号等だったら、それこそ訴訟沙汰でしょう)
 「結構、間違える方が多いんです!」
会社として分かっている(お客様相談窓口の担当者は、少なくとも認識している)なら、改善すれば良いだけのことではないのでしょうか!
「部品交換で儲けよう」などという、そんなセコイ商売の会社ではないでしょうに!(バスタブの栓は、頻繁に交換される消耗品ではない)
 「もし(間違えるユーザーが多いと)分かっているなら何とかせぇや!」
何か、会社の姿勢としておかしくないのかなぁ・・・と大いに疑問を感じた次第。

 そして、それをメールでお客様相談窓口に申し上げたところ、まず最初にメールで返信されて来たのは、取って付けた様な「ご迷惑をお掛けした」という“修飾語”の様な前文の後に主題として説明されていたのは、電話窓口の担当が「間違える方が多い」などと発言した記録は一切確認出来なかった・・・云々との回答でした。当方は、そんな調査や回答を期待した訳ではありません。ましてや担当者を特定する必要もありません(会社としては指導や査定上意味があるのかもしれませんが・・・)
もしかすると、「悪質クレーマーに言質を取られたくない」と思われての対応策だったのかもしれませんが、会社として先ず対応すべき、考えるべきは全然違うんじゃないかなぁ・・・と正直呆れた次第です。いやぁ、本当に違うんじゃないかなぁ!?
(そのため、定年後のヒマな中高年クレーマーが増えていることも重々承知した上で、敢えて会社名を特定し記載させていただきます)