カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 ツアーに参加するために朝一番のスーパーあずさで新宿経由羽田に移動。
6時10頃の始発で行っても、6時51分発のスーパーあずさで行っても、新宿到着は12分しか変わらず、乗り換えで空港の集合時間には十分間に合うことから、12月23日に投入された新型のE353系に乗車することにしました。
大晦日に帰京した娘が乗るE353系を松本駅で出迎えたばかりでしたが、今度は自身も乗車することが出来ました。

 旅行用のスーツケースを持っていたため、座席の後ろに置けるように最後部の座席を予約済みです。新型のE353系は、JR東海のしなのやNEX同様に、全車両ではありませんが荷物置き場が設けられている車両もあるので、どの車両か分かれば、最後部の座席でなくても大型の荷物を格納することが出来ます。
入線を待って荷物を置いてから、まだ10分ほど出発までに時間があったので、先頭車両(乗車する車両の関係で最後尾)の写真を取って来ました。LEDライトがカッコイイですね。そして、当然ではありますが、デビューしたばかりの新型車両ですのでキレイな事。特に白色が、従来のスーパーあずさのE351系や現役のあずさとかいじに使われているE257系に比べて純白に近く、雪に覆われた北アルプスを想わせます。
 定刻に滑る様に発車。E351系やE257系に比べ、実に静かです。山梨県内には急カーブが多く、また都内の中央線の混雑(要複々々?線化)のため、今のままでは時間短縮は不可能な状況(時に特急が貨物列車の通過待ちをする上諏訪~下諏訪間の単線区間は、もう笑って諦めるしかありません)なことから、乗り心地改善等の快適性向上を狙ったと云う通り、これまでと比べて静粛性も格段に高く、カーブになっても揺れも少ない感じです。1993年に登場したE351系は、カーブでの減速を避けるために振り子式が採用されていましたが、乗り心地はあまり評判良くありませんでした。新型のE353系は、カーブでの減速を避けるために、旧型の振り子式ではなく新幹線で使われている空気バネ方式が在来線特急として初めて採用されたのだとか。確かに、ナルホドという静かさと快適な乗り心地でした。
また座席や洗面所なども新型車両故に当然ですが、どこもかしこも新しくて快適です。各座席には可動式枕が一般車両にも採用されていて(新宿と松本駅の清掃係の方々は大変でしょうが)、便利になりました。中央線にトンネルが多いためかWi-Fiは採用されていませんが、ビジネス客も多い路線ですのでノートPC用等に各座席に電源コンセントも設けられました。
 12月23日にスーパーあずさ8往復の半分に新型のE353系が投入され、3月のダイヤ改正でスーパーあずさ全てがE353系に置き換えられるそうです。
残りは・・・早さはリニアに任せて(松本は関係ありませんので上田から北陸新幹線に乗るか)、C62やD51などのSLをノンビリ走らせた方が観光的には良いかも・・・何しろ「日本一美しいJR線」(第50話参照)ですから。
“ゆっくり走ろう 信濃路を”

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