カネヤマ果樹園 雑記帳<三代目のブログ>

 10月中旬、13日と14日の土日の週末。里山も色付いて来ましたので、早朝ウォーキングでトレーニングを兼ねて急坂を登ってのアルプス公園と、久し振りの松本城へ行ってみました。市街地の松本城へは、我が家のある高台の沢村からの行きは下りですが、帰りは結構な上り坂になります。

 土曜日のアルプス公園へは母をデイサービスに送り出してから。
我が家から一番の急坂を登るコースで、裏山から蟻ヶ崎台を経て旧道からアルプス公園へ向かいます。既に10時過ぎでしたので、マレットゴルフに興ずる高齢の方々のグループが何組もプレーされていて、ボールを打つ音が響いています。ここはかなりアップダウンがあるので、河川敷よりも遥かに面白いのでしょう。人気コースです。

子供広場にはもう小さなお子さんを連れた家族連れがたくさん来られていて、遊具で思い思いに遊んでいます。ここはドリームコースターと「山と自然博物館」以外は全て無料なのが家族連れにとっては有難いですよね。小動物園(小鳥と小動物の森)もありますし、市街地からから車で僅か10分足らずの所に位置する71haという都市公園としては異例なほど広大な公園ですので、子供たちが自然の中で走り回るのには最高だと思います。しかも北アルプスの峰々の展望の良い高原風の公園なので、観光客の方々にもお薦め。この日も県外車が何台も駐車していました。
残念なのは、ピクニック広場からの安曇野越しの北アルプスの絶景が、伸びた木々の枝に遮られて、以前に比べると半分ほどしか展望出来なくなってしまったこと。多少でも枝を伐採して落とせば、晴れていれば白馬などの後立山連峰まで見えて、もっと景観が良くなるのに残念です。
ここに限らず、予算が厳しいのか、或いは指定管理者制度により(自治体が管理するのと比べ、どうしても利益優先にならざるを得ないため)隅々まで管理が行き届かないのか、以前に比べて少々荒れて来ているのが地元民としては些か気掛かりです(かと言って、入園料を徴収しては本末転倒ですが)。
廃業した「まきば山荘」の基礎をそのまま活用して整備された「展望広場」も、確かに北アルプスと松本平の景観は素晴らしいのですが、殺風景でナントも勿体ない気がします。全て不要とは云いませんが、過去の“箱モノ”建設に投じられた税収からの建設費の百分の一でも回せたら、もっとちゃんと整備が出来るだろうに・・・。
 翌日は松本城へ。そば祭りは既に終了しましたが、日曜日ですので朝早くからインバウンドを含めたくさんの観光客の方々が来られていました。
この日は曇り気味で、残念ながら北アルプスは厚い雲の中。
城内の木々はもう紅葉が始まっています。ただ今年の猛暑の影響か、お堀端の桂や桜の木々は既に葉が枯れたり落ちてしまったりしていて、いつもの秋に比べて些か寂しそうです。
この後、街路樹のナナカマドの実が赤く色付き始めていた大名街を通って、縄手通りから四柱神社に参拝。境内には、最近では珍しい神社での神前結婚式があるのか、正装し着飾った集団がおられました。
 「どうぞお幸せに!」
 我々も、娘たちの幸せを願って、お手水で清めてから本殿にお参りし、再び松本城の二の丸御殿跡を通り、お城を抜けて帰路に着きました。
二の丸御殿跡の大きな楓が天守閣が隠れる程に葉を拡げていて、こちらは見事な紅葉を見せ始めていました。今日は雲の中ですが、里の紅葉越しに、北アルプスの峰々が白くなるのも間も無くです。

 身近な“小さな秋”を楽しめた、信州松本の早朝ウォーキングでした。

コメント

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

トラックバック